地球防衛チームテレストリアルガードの都合!? 10章

のどか

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第10章 侵略者を撃つな!

侵略者を撃つな! 23

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 父親は金目ひなたに応えました。
「いいか、ひなた。ひなたっていう名前は、いつもいつも陽の当たる場所にいて欲しいという意味でつけたんだよ」
「あは、やっぱり・・・」
「なんだ、知ってたのか? ま、この名前じゃ、そうとしか解釈できないよな。
 なあ、ひなた、おまえ、絶体悪いことするなよな。お天道様が当たらないような場所に絶対行っちゃだめだぞ!」
「あは、私、そんな悪い女の子に見える?」
「ああ、そうだよな。信じてるぞ。これは約束だ!」

「は!?」
 金目ひなたは突然眼を開けました。ここはテレストリアルガードの研究所ラボの研究室。
 宙に浮いてる金目ひなたの頭部。その両側頭部にはヘッドホンのような器具があり、その器具によって天井からぶら下がってる状態になってます。首の切断面にはふたがあり、そこから数本のコードやホースが飛び出してます。
 なお、前回は水槽の中の水中にいましたが、今回は水のない水槽の中にいました。
「ん、電気ショックが訊いたな」
 それは金目ひなたの眼の前に立ってる南原主管の発言でした。その横にはテレストリアルガードの隊員服ユニホームを着た隊長がいます。隊長と南原主管の周りには、複数の研究者がいます。
 隊長のあいさつ。
「おはよう、ひなた。また会ったな」
「おはようございます!」
 金目ひなたのニコッと笑って、あいさつを返しました。頭部だけなのに声を発することができるようです。隊長はその声を聞いて、
「ふふ、思ったより元気な声だ!」
 金目ひなたの眼が左右に動きます。
「ここはテレストリアルガードですか?」
 その金目ひなたの発言を聞いて、研究員たちが騒めきます。なんでこのはここがテレストリアルガード(の研究所ラボ)だとわかる? けど、隊長はその発言に心当たりがありました。
 隊長は周りの研究員に呼びかけました。
「それじゃ、みなさん、こっから先は機密事項が含まれますので・・・」
 南原主管が代表して応えます。
「わかりました」
 南原主管は部屋にいる研究員たちに声をかけました。
「じゃ、みんな、外に出るぞ!」
 研究者たちがドアを開け、ぞろぞろと部屋を出て行きます。部屋には隊長と金目ひなただけが取り残されました。金目ひなたがぽつりと口を開きました。
「あなたが香川隊長?・・・」
「ふ、やっぱオレの名前を知ってたな。あんた、えびちゃん・・・ 海老名隊員に会ったな、夢か何かで?」
 ほんとうのことを言われ、金目ひなたはびっくり。
「ええ、なんで知ってるんですか?・・・」
「ふ、オレだからわかるのさ。なんでここにいるのかも、わかってんな?」
「ええ。飛行機事故で身体がバラバラになるほどの大ケガを負った。ほかの病院では治療は不可能だった。だからここに運ばれた」
「そう、まさにその通り。それもえびちゃんに教えてもらったな?」
「はい。その飛行機事故の死者は320人ですね。生き残ったのは私1人。それも海老名さんから教えてもらいました」
「そっか、そこまで教えてもらっていたのか?・・・
 えびちゃん、他になんか言ってなかったか?」
「香川隊長を守って、て・・・」
 隊長は苦笑い。
「あは、そっか。あいつらしい。
 しかし・・・ 人払いして正解だったようだな」
「人払い?・・・ そう言えばさっき人払いしましたよね? どうして人払いしたんですか?」
他人ひとに聞かれたくなかったからだよ」
「え?」
「えびちゃんは超能力者だった。それはオレとあいつだけの秘密だった。ほかの人には知られたくなかったんだ。あいつが死んだ今でもな」
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