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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 39
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倉見隊員は日向隊員の手にグローブをしたままの手で軽くタッチ。握手ではなく、タッチしたのです。
「よろしく」
倉見隊員はそう言うと、180度振り返り、自動ドアを開け、出て行きました。日向隊員は愕然としてしまいました。隊長はそんな日向隊員を見て、
「あいつはあんなぶっきら棒なやつだ。気にすんな」
けど、日向隊員は沈んでしまいました。
倉見隊員が即退室した理由ですが・・・
倉見隊員は日向愛こと金目ひなたがテレストリアルガードに来ることを知ってました。その金目ひなたの陰湿なイジメのせいで、1人の少女が自殺したことも知ってました。
そんな悪党の首から下は、亡き海老名隊員の肉体。倉見隊員も海老名隊員は良き仲間だったと思ってます。
特に倉見隊員は、海老名隊員に特別な思い入れがありました。海老名隊員は死の縁から自分をすくい上げ、さらに視力も回復させてくれた命の恩人なのです。
それゆえ倉見隊員の思いも複雑でした。あまり考えたくない・・・ それで足早に部屋を出て行ったのです。
隊長と女神隊員のアニメの視聴が続きます。日向隊員も見てますが、さっきの倉見隊員の行為に少し心を痛めてしまったようです。
と、ここでまた自動ドアが開きました。今度は隊員服姿の寒川隊員が現れました。日向隊員はそれにいち早く気づき、さっと立ち上がり、上ずった声で深く会釈しました。
「お、お帰りなさい!」
隊長も立ち上がり、
「あ、寒川、お帰り!」
そして日向隊員を横目で見ながら、
「紹介すんよ。今度新たにテレストリアルガードの隊員になった日向愛だ」
「よ、よろしくお願いします!」
日向隊員は再び深く会釈すると、右手を差し出しました。今回も握手を求めたようです。
けど、寒川隊員はそれを一べつして振り返り、部屋を出て行ってしまいました。寒川隊員は一言も口をきかずに消えたのです。
え、なんで?・・・ 日向隊員の眼に急激に涙があふれ、そのままほおを流れ落ちました。隊長はそれに気づき、
「お、おい、こんなことで傷つくなよ!」
日向隊員は応えません。いや、応えることができません。隊長は言葉を続けます。
「あいつが出て行った原因はオレだ。お前には何1つ関係ないことだ。気にすんな!」
正にその通り。寒川隊員は1ケ月後すみれ隊員と初コンサートを予定してます。その宣伝のために毎日毎日街角に立ってストリートライヴをする気でいました。なのにすみれ隊員の身柄はメガヒューマノイド改造手術に取られてしまったのです。
隊長にその責任はいっさいないのですが、それ以来隊長と寒川隊員の関係はぎくしゃくするようになってしまいました。寒川隊員は書面で一度は隊長に謝罪しましたが、どうも隊長と一緒にいたくないようです。
ちなみに、寒川隊員がサブオペレーションルームに入ってきたのは、帰基地を伝えるためでした。外にいた理由は、1人でストリートライヴをしてたのです。
なお、寒川隊員は日向隊員の正体に気づいてないようです。けど、日向隊員は自分のせいで寒川隊員が出て行ってしまったと思い込んでしまいました。嗚咽、日向隊員は泣き崩れてしまいました。隊長はそれを見て、
「困ったな・・・
どうだ。自分がやった悪事を全部ここで話してみないか? 正直何があったのかだいたい知ってるが、胸の奥に閉じ込めておいた嫌なことを全部吐き出しちまうと、かなり楽になるぞ」
日向隊員はぽつりと応えました。
「はい・・・」
奥のオペレーションルームにいた上溝隊員は一瞬嫌な顔をすると、おもむろに立ち上がり、自動ドアの方に歩き始めました。
「よろしく」
倉見隊員はそう言うと、180度振り返り、自動ドアを開け、出て行きました。日向隊員は愕然としてしまいました。隊長はそんな日向隊員を見て、
「あいつはあんなぶっきら棒なやつだ。気にすんな」
けど、日向隊員は沈んでしまいました。
倉見隊員が即退室した理由ですが・・・
倉見隊員は日向愛こと金目ひなたがテレストリアルガードに来ることを知ってました。その金目ひなたの陰湿なイジメのせいで、1人の少女が自殺したことも知ってました。
そんな悪党の首から下は、亡き海老名隊員の肉体。倉見隊員も海老名隊員は良き仲間だったと思ってます。
特に倉見隊員は、海老名隊員に特別な思い入れがありました。海老名隊員は死の縁から自分をすくい上げ、さらに視力も回復させてくれた命の恩人なのです。
それゆえ倉見隊員の思いも複雑でした。あまり考えたくない・・・ それで足早に部屋を出て行ったのです。
隊長と女神隊員のアニメの視聴が続きます。日向隊員も見てますが、さっきの倉見隊員の行為に少し心を痛めてしまったようです。
と、ここでまた自動ドアが開きました。今度は隊員服姿の寒川隊員が現れました。日向隊員はそれにいち早く気づき、さっと立ち上がり、上ずった声で深く会釈しました。
「お、お帰りなさい!」
隊長も立ち上がり、
「あ、寒川、お帰り!」
そして日向隊員を横目で見ながら、
「紹介すんよ。今度新たにテレストリアルガードの隊員になった日向愛だ」
「よ、よろしくお願いします!」
日向隊員は再び深く会釈すると、右手を差し出しました。今回も握手を求めたようです。
けど、寒川隊員はそれを一べつして振り返り、部屋を出て行ってしまいました。寒川隊員は一言も口をきかずに消えたのです。
え、なんで?・・・ 日向隊員の眼に急激に涙があふれ、そのままほおを流れ落ちました。隊長はそれに気づき、
「お、おい、こんなことで傷つくなよ!」
日向隊員は応えません。いや、応えることができません。隊長は言葉を続けます。
「あいつが出て行った原因はオレだ。お前には何1つ関係ないことだ。気にすんな!」
正にその通り。寒川隊員は1ケ月後すみれ隊員と初コンサートを予定してます。その宣伝のために毎日毎日街角に立ってストリートライヴをする気でいました。なのにすみれ隊員の身柄はメガヒューマノイド改造手術に取られてしまったのです。
隊長にその責任はいっさいないのですが、それ以来隊長と寒川隊員の関係はぎくしゃくするようになってしまいました。寒川隊員は書面で一度は隊長に謝罪しましたが、どうも隊長と一緒にいたくないようです。
ちなみに、寒川隊員がサブオペレーションルームに入ってきたのは、帰基地を伝えるためでした。外にいた理由は、1人でストリートライヴをしてたのです。
なお、寒川隊員は日向隊員の正体に気づいてないようです。けど、日向隊員は自分のせいで寒川隊員が出て行ってしまったと思い込んでしまいました。嗚咽、日向隊員は泣き崩れてしまいました。隊長はそれを見て、
「困ったな・・・
どうだ。自分がやった悪事を全部ここで話してみないか? 正直何があったのかだいたい知ってるが、胸の奥に閉じ込めておいた嫌なことを全部吐き出しちまうと、かなり楽になるぞ」
日向隊員はぽつりと応えました。
「はい・・・」
奥のオペレーションルームにいた上溝隊員は一瞬嫌な顔をすると、おもむろに立ち上がり、自動ドアの方に歩き始めました。
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