地球防衛チームテレストリアルガードの都合!? 10章

のどか

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第10章 侵略者を撃つな!

侵略者を撃つな! 42

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 片岡愛美はかなりハイになってます。
「きゃははは、愉快愉快! こんなに簡単に財布が見つかるなんて!」
 一方広川雫は神妙な顔つきになってます。片岡愛美はそれに気づき、
「なんだよ、広川ひろちゃん、そのしけた顔は? せっかくいい財布が見つかったのに・・・」
 広川雫はぽつりと、
「あの~・・・ これって犯罪だよね」
 片岡愛美は苦笑い。
「あは? 何を言うかと思ったら・・・ 私たちは小学生だよ。たとえあいつを殺したって、捕まるはずないじゃん!」
 金目ひなたはさっき自分がやった行為にずーっと疑問を感じてましたが、この片岡愛美のセリフが銃爪ひきがねになり、ぽつりと口を開きました。
「いや、犯罪は犯罪だよ。バレたら親に迷惑がかかるよ」
 それを聞いて片岡愛美はびっくり。
「ええ~? なんでそんなこと言うの? あいつから金を巻き上げよって言い出したの、あんたじゃん!
 あは、そっか。怖くなったんだ。ひなたのお父さんてお役人だもんね。娘がこんなことしてるのがバレたら、クビだもんね!」
 それを聞いて今度は飯島莉桜りおが強く反応。
片岡まなちゃん、それは言い過ぎだよ! 私もこれは間違ってると思う。やり過ぎだって!」
 片岡愛美はしらけた顔を見せ、
「な、なんだよ、みんな・・・」
 広川雫が提案。
「ねぇ、みんな、山際れいちゃんに謝ろ! お金返そうよ!」
 金目ひなたは眼の前にちらかってるハンバーガーやポテトを見て、
「あは、あのお金、使っちゃったからなあ・・・」
 すると今度は飯島莉桜りおが発案します。
「じゃ、こうしよっか。お金は返さない」
 それを聞いて広川雫は残念そう。
「え?・・・」
 飯島莉桜りおは言葉を続けます。
「でも、謝るのも悔しいから、これからは山際あいつをガン無視する!」
 金目ひなた。
「うん、賛成!」
 けど、片岡愛美はあまりおもしろい顔してません。広川雫も別の意味で納得してないようです。
 雰囲気が悪くなた・・・ 金目ひなたはそう感じ取ると、解散を発案し、4人はそれぞれ帰路につきました。

「おはよう!」
「おはよう!」
 翌日ここは小学校。教室で山際怜子と真田希望のぞみがあいさつを交わしました。
 山際怜子の表情はいつもと変わりありませんが、ちょっと何かが違うようです。真田希望のぞみはその異変に気づき、質問しました。
「あれ、何かあったの? ちょっと変だよ?」
 山際怜子は苦笑して、
「ううん、なんでもないよ」
 真田希望のぞみはとりあえずその言葉を信じました。一方教室の片隅には金目ひなたたち4人組が集まってました。4人は山際怜子と真田希望のぞみをチラ見してました。

 授業中、山際怜子の席は窓側最前列。真田希望のぞみの席は中央3番目。それに対し金目ひなたたち4人は後ろの方に座ってます。
 真田希望のぞみから見た山際怜子は、何か変。どうも後方を気にしてるようです。真田希望のぞみはその行動に気づき不審に思いましたが、その原因が金目ひなたたち4人にあるとは知りません。
 1時限目が終わると真田希望のぞみは山際怜子のところへ行って、質問してみました。
怜子れいちゃん、どうしたの? ずーっと後ろを気にしてたけど?」
「ううん、なんでもないよ」
 山際怜子は笑いました。が、笑顔が何かイマイチ。真田希望のぞみは言葉を続けます。
「もし何か気になることがあるんなら、私に言ってよ」
「あ、ありがと」
 山際怜子は何かのらりくらりしてます。真田希望のぞみは再び不審に思いましたが、もう2時限目が始まる時刻。
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