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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 48
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真田希望が山際怜子に話しかけます。
「な、なんだ、真田ちゃんか・・・」
「山際ちゃん、安心して。全部先生に話してきたよ」
「え?・・・」
「もう日向たちに恐喝されることないよ!」
すると山際怜子は急に血相を変え、怒鳴りました。
「もう、なんてことすんのよ!」
すると今度は、真田希望が顔色を変えました。
「なんで!? 全部山際ちゃんのためにやったことじゃん! なんで嫌がってんの!?
山際ちゃん、あいつらに何か秘密を握られてるみたいだけど、これはいくらなんでもひどいよ! あんなやつらのいいなりになっちゃ、だめじゃん!」
山際怜子は黙ってしまいました。真田希望は言葉を続けます。
「いくらひなたたちでも、先生が注意したらもう絶対恐喝しないって!」
山際怜子は応えません。真田希望はじれてきました。
「ああ~ もう!・・・ わかった! じゃ、今日から一緒に帰ろ!」
山際怜子はびっくり。
「ええ?・・・」
「私が山際ちゃんを守るよ!」
「そ、そんなあ・・・ 私の家と真田ちゃん家、ぜんぜん方向が逆じゃん。そんなの絶体ムリだって!」
「ふふ、私はやると言ったら絶対やるよ!」
山際怜子は焦った顔を見せました。が、それは表面上。実は内心ほっとしてました。山際怜子の資金が完全に底をついてたからです。
山際怜子は毎日毎日金目ひなたたち4人に5,000円ずつ恐喝され、お小遣いはすぐに底をつき、しかたなく自分に託された預金通帳からお金をおろしてました。
しかしです、所詮は小学生の通帳。そのお金もすぐに底をついてしまいました。山際怜子は今日払う5,000円もないのです。
どうしようかと迷ってるときの真田希望の決断。山際怜子は土壇場で救われたようです。
けど、相手は4人組。特にリーダー格の金目ひなたのバックには国の省庁があります。正直真田希望も心の中でびびってました。
1時限目、2時限目、3時限目と時間が過ぎ、給食の時間になり、昼休みになり、午後の授業になり、いよいよ下校の時刻となりました。
校舎から真田希望と彼女に先導された山際怜子が出てきました。
山際怜子は早くもびびってます。真田希望も内心びびってますが、表面上は平常を保ってました。彼女もびびってたら、形がありません。
2人の眼の前に校門が見えてきました。金目ひなたたち4人はいつもこの門のすぐ外で待ち伏せてます。
門を通り過ぎる2人。ドクン! ドクン! 自然と鼓動が早くなります。
はたして金目ひなたたち4人は・・・ そこにいませんでした。山際怜子と真田希望はふーっと息を吐きました。
真田希望は先生を思い浮かべ、心の中でつぶやきました。
「あは、あの先生、頼りないこと言ってたけど、ちゃんとひなたたちに注意を与えたんだ」
もちろんそんなことはありません。真田希望の完全な思い違いです。
真田希望が山際怜子を見ると、彼女もほっとしてました。
山際怜子と真田希望はこのまましばらく一緒に歩きました。が、山際怜子は別のことでそわそわし始めました。
まさか真田ちゃん、うちまでついてくんの? クラスメイトにお兄ちゃんを逢わすことはできないよ。たとえ大親友の真田ちゃんでも・・・
兄のことに関しいつも両親からきつく言われてる山際怜子からしたら、これは大問題です。どうしよう?・・・
「な、なんだ、真田ちゃんか・・・」
「山際ちゃん、安心して。全部先生に話してきたよ」
「え?・・・」
「もう日向たちに恐喝されることないよ!」
すると山際怜子は急に血相を変え、怒鳴りました。
「もう、なんてことすんのよ!」
すると今度は、真田希望が顔色を変えました。
「なんで!? 全部山際ちゃんのためにやったことじゃん! なんで嫌がってんの!?
山際ちゃん、あいつらに何か秘密を握られてるみたいだけど、これはいくらなんでもひどいよ! あんなやつらのいいなりになっちゃ、だめじゃん!」
山際怜子は黙ってしまいました。真田希望は言葉を続けます。
「いくらひなたたちでも、先生が注意したらもう絶対恐喝しないって!」
山際怜子は応えません。真田希望はじれてきました。
「ああ~ もう!・・・ わかった! じゃ、今日から一緒に帰ろ!」
山際怜子はびっくり。
「ええ?・・・」
「私が山際ちゃんを守るよ!」
「そ、そんなあ・・・ 私の家と真田ちゃん家、ぜんぜん方向が逆じゃん。そんなの絶体ムリだって!」
「ふふ、私はやると言ったら絶対やるよ!」
山際怜子は焦った顔を見せました。が、それは表面上。実は内心ほっとしてました。山際怜子の資金が完全に底をついてたからです。
山際怜子は毎日毎日金目ひなたたち4人に5,000円ずつ恐喝され、お小遣いはすぐに底をつき、しかたなく自分に託された預金通帳からお金をおろしてました。
しかしです、所詮は小学生の通帳。そのお金もすぐに底をついてしまいました。山際怜子は今日払う5,000円もないのです。
どうしようかと迷ってるときの真田希望の決断。山際怜子は土壇場で救われたようです。
けど、相手は4人組。特にリーダー格の金目ひなたのバックには国の省庁があります。正直真田希望も心の中でびびってました。
1時限目、2時限目、3時限目と時間が過ぎ、給食の時間になり、昼休みになり、午後の授業になり、いよいよ下校の時刻となりました。
校舎から真田希望と彼女に先導された山際怜子が出てきました。
山際怜子は早くもびびってます。真田希望も内心びびってますが、表面上は平常を保ってました。彼女もびびってたら、形がありません。
2人の眼の前に校門が見えてきました。金目ひなたたち4人はいつもこの門のすぐ外で待ち伏せてます。
門を通り過ぎる2人。ドクン! ドクン! 自然と鼓動が早くなります。
はたして金目ひなたたち4人は・・・ そこにいませんでした。山際怜子と真田希望はふーっと息を吐きました。
真田希望は先生を思い浮かべ、心の中でつぶやきました。
「あは、あの先生、頼りないこと言ってたけど、ちゃんとひなたたちに注意を与えたんだ」
もちろんそんなことはありません。真田希望の完全な思い違いです。
真田希望が山際怜子を見ると、彼女もほっとしてました。
山際怜子と真田希望はこのまましばらく一緒に歩きました。が、山際怜子は別のことでそわそわし始めました。
まさか真田ちゃん、うちまでついてくんの? クラスメイトにお兄ちゃんを逢わすことはできないよ。たとえ大親友の真田ちゃんでも・・・
兄のことに関しいつも両親からきつく言われてる山際怜子からしたら、これは大問題です。どうしよう?・・・
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