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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 68
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ワンセグテレビには2人ぶんの少女の足が映ってました。そして2人分の加工された声が。
「私たちもいつもあの女にカツアゲされてました」
「私たちから取れるお金がなくなったら、今度は山際ちゃんからカツアゲしようて言い出して・・・ しかたないから私たちもカツアゲを手伝ったんです」
「私たち、本当にあの女が怖かったんです」
それを聞いて金目ひなたはぽつりと漏らしました。
「片岡愛美・・・ 飯島莉桜・・・」
そう、この2人は金目ひなたの大の親友だったはずの片岡愛美と飯島莉桜なのです。金目ひなたはこの2人から金を巻き上げたことは1度もありません。逆に何度も気前よくおごってました。
山際怜子を恐喝したことだって、たしかに主導したのは金目ひなたですが、この2人もかなり積極的に恐喝してました。
今のこの2人の発言は明かなウソ。どうやら片岡愛美と飯島莉桜は保身のためにウソをついたようです。
弟を殺され、自分と両親はとことん追い詰められてるというのに、あいつら、なんの責任も負わない気? 金目ひなたの脳裏に言いしれぬ怒りがこみあげてきました。
さらに広川雫。金目ひなたはいつもひとりぼっちだった広川雫を哀れに思い、仲間に引き入れました。なのにこの仕打ち。なんなの、これ? 私になにか恨みでもあるっていうわけ?
片岡愛美、飯島莉桜、広川雫。さらに私を告発した真田希望・・・ こいつら、絶対許せない! この恨み、どう晴らしてやろうか?
けど、今恨みを晴らす術は何1つありません。いっそうのこと自殺して幽霊になって恨みを晴らてやろうか? そんなことを考えるまで、金目ひなたは追い込まれてました。
しかし、金目ひなたは今のところ自殺する勇気はありません。ただ悔しくって涙を流すだけでした。
太陽は西に傾き、そして沈み、夜になりました。金目家の豪邸の道路沿いは、いつの間にか民間の警備会社の警備員がびっしりと隙間なく並んでました。隣地からの侵入に備えてか、庭にも警備員の姿がありました。
マスコミやテレビ局のカメラクルーややじ馬たちは、まったく近寄れない状況になってました。遠巻きに見てるだけ。
路上を埋め尽くしていたマスコミややじ馬たちの車両もすべて撤去されてました。警察が路上駐車してるという理由で強制的に撤去したのです。ちなみに、近くにコインパーキングはありません。
ま、中にはまったく無関係な人の家の駐車場に勝手に駐めたり、月極駐車場に無断駐車する猛者もいましたが、当然それらの車両もすべて撤去されました。
バイクも駐車禁止を理由にすべて撤去。ただしバイクに関しては、いろいろと隠しておける場所があるようです。
さらに夜は更け、3時となりました。もう深夜ではなく、未明と言った方がいい時刻。
金目家の駐車場内の小さなドアがカチャッと開きました。中から3人の人影が現れました。けど、照明は何1つついてません。ほぼ暗闇。誰だか確認できない状況です。
3つの人影がそれぞれアッパーミドルクラスの高級車のドアを開けました。ドアが開いたせいでクルマの室内灯がつきました。その光でようやく3人の正体がわかりました。
運転席に座ったのは金目ひなたの父親、助手席に座ったのは同母親、後部座席に座ったのは当の金目ひなたでした。
エンジン始動。駐車場のシャッターが開くと同時にライトオン、ハイビーム。警備員に導かれ、クルマが路上に出ました。
ざわつくマスコミ関係者ややじ馬たち。
「私たちもいつもあの女にカツアゲされてました」
「私たちから取れるお金がなくなったら、今度は山際ちゃんからカツアゲしようて言い出して・・・ しかたないから私たちもカツアゲを手伝ったんです」
「私たち、本当にあの女が怖かったんです」
それを聞いて金目ひなたはぽつりと漏らしました。
「片岡愛美・・・ 飯島莉桜・・・」
そう、この2人は金目ひなたの大の親友だったはずの片岡愛美と飯島莉桜なのです。金目ひなたはこの2人から金を巻き上げたことは1度もありません。逆に何度も気前よくおごってました。
山際怜子を恐喝したことだって、たしかに主導したのは金目ひなたですが、この2人もかなり積極的に恐喝してました。
今のこの2人の発言は明かなウソ。どうやら片岡愛美と飯島莉桜は保身のためにウソをついたようです。
弟を殺され、自分と両親はとことん追い詰められてるというのに、あいつら、なんの責任も負わない気? 金目ひなたの脳裏に言いしれぬ怒りがこみあげてきました。
さらに広川雫。金目ひなたはいつもひとりぼっちだった広川雫を哀れに思い、仲間に引き入れました。なのにこの仕打ち。なんなの、これ? 私になにか恨みでもあるっていうわけ?
片岡愛美、飯島莉桜、広川雫。さらに私を告発した真田希望・・・ こいつら、絶対許せない! この恨み、どう晴らしてやろうか?
けど、今恨みを晴らす術は何1つありません。いっそうのこと自殺して幽霊になって恨みを晴らてやろうか? そんなことを考えるまで、金目ひなたは追い込まれてました。
しかし、金目ひなたは今のところ自殺する勇気はありません。ただ悔しくって涙を流すだけでした。
太陽は西に傾き、そして沈み、夜になりました。金目家の豪邸の道路沿いは、いつの間にか民間の警備会社の警備員がびっしりと隙間なく並んでました。隣地からの侵入に備えてか、庭にも警備員の姿がありました。
マスコミやテレビ局のカメラクルーややじ馬たちは、まったく近寄れない状況になってました。遠巻きに見てるだけ。
路上を埋め尽くしていたマスコミややじ馬たちの車両もすべて撤去されてました。警察が路上駐車してるという理由で強制的に撤去したのです。ちなみに、近くにコインパーキングはありません。
ま、中にはまったく無関係な人の家の駐車場に勝手に駐めたり、月極駐車場に無断駐車する猛者もいましたが、当然それらの車両もすべて撤去されました。
バイクも駐車禁止を理由にすべて撤去。ただしバイクに関しては、いろいろと隠しておける場所があるようです。
さらに夜は更け、3時となりました。もう深夜ではなく、未明と言った方がいい時刻。
金目家の駐車場内の小さなドアがカチャッと開きました。中から3人の人影が現れました。けど、照明は何1つついてません。ほぼ暗闇。誰だか確認できない状況です。
3つの人影がそれぞれアッパーミドルクラスの高級車のドアを開けました。ドアが開いたせいでクルマの室内灯がつきました。その光でようやく3人の正体がわかりました。
運転席に座ったのは金目ひなたの父親、助手席に座ったのは同母親、後部座席に座ったのは当の金目ひなたでした。
エンジン始動。駐車場のシャッターが開くと同時にライトオン、ハイビーム。警備員に導かれ、クルマが路上に出ました。
ざわつくマスコミ関係者ややじ馬たち。
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