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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 69
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テレビ局のリポーターが慌ててマイクを握ります。
「あ、今例の少女の家で動きがありました!」
何人かが慌てて駆けだします。ちょっと離れた位置に駐めておいたバイクを取りに行ったのです。
夜の住宅街を走る金目家のクルマ。あとからついてる車両はありません。いや、遠くの方から眩しいヘッドライトが見えてきました。複数のバイクのヘッドライトです。先頭のライダーがぼやきます。
「くそーっ、逃がすかよ!」
ちなみに、金目ひなたの父親は警察にパトカーで先導してもらうように要請してましたが、警察車両に金目ひなたとその両親を乗せたことで警察に苦情が殺到し、今回は断られてたようです。
金目家のクルマは今谷のようになってる道路を走ってます。と、上に陸橋が見えてきました。父親はハンドルを握りながらそれを見上げます。
「あれか?」
金目家のクルマがその陸橋の下で停車。ドアを開け、降りる3人。そのままそこにあるコンクリート製の階段を駆け昇り始めました。先頭を駆ける父親が後ろの2人を横目で見て、
「急げ!」
金目家のクルマの周りにマスコミのバイクが次々と停車しました。ライダーたちが階段を駆け昇る3人を見て、
「お、おい、マジかよ!」
ライダーたちもバイクを降り、階段を駆け昇り始めました。
階段を駆け昇り、金目家の3人が陸橋の上に到達しました。
陸橋の端には大型のワンボックス車が駐まってます。エンジンは掛けっぱなし。ただし、ライトはついてません。運転席の窓が開いていて、そこに座る男が顔を出しました。
「早く!」
3人はそのワンボックス車に乗り込みます。と同時に、後続のライダーたちが陸橋の上に到達しました。ライダーたちは金目家が乗り込んだワンボックス車を見て、
「ちっ!」
ライダーは一斉にダッシュ。
「待てよーっ!」
先頭のライダーがワンボックス車のすぐ側に。手を伸ばしワンボックス車に触れようとした瞬間、ワンボックス車が急発進。悔しがるライダー。
「くそーっ!」
ちなみに、ワンボックス車は警備会社が用意した車両でした。
ワンボックス車車内。安堵の父親と母親。けど、金目ひなたは何か思うところがあるようです。隣りに座る父親に質問してみました。
「お父さん、陽一はどうすんの?」
「あいつはもういい! ともかくここから離れよう!」
東の空がだいぶ明るくなってきました。ここは巨大な空港です。
空港の建物内、8畳間くらいのVIP室。立派なソファや家具、調度品が並んでます。そこに金目ひなたと両親が座ってます。金目ひなたの右隣は母親、真向いには父親が座ってます。
3人とも無口。重たい空気。と、父親が突然口を開きました。
「オレ、仕事辞めるわ」
それを聞いて金目ひなたはびっくり。
「えっ!?}
「人殺しを育ててしまったオレが。この国の中枢にいちゃいかんだろ。
オレ、この世界に17年いた。17年もいたから、ある程度退職金が出るんじゃないか? 全部慰謝料に当てるよ、その金。
いや、それだけじゃ足りないな。家も土地も全部売ろう。今オレができる償いはこれくらいか・・・」
それは金目ひなたにとって衝撃の発言でした。自分のせいで父親は仕事を辞める。そればかりか、家も土地も全部売る気でいる・・・ 思いでの詰まったあの家を・・・
なんで、なんで私は山際怜子から金をむしり取った? あんなことしなきゃ、こんなことに・・・
けど、母親は納得してないようです。テーブルを両手でバーンと叩いて立ち上がり、逆上した声をあげました。
「ふざけたこと言わないでよ! 私はどうすればいいの!? 登記上あの土地と建物は2人のものよ! 勝手に処分させないわよ!」
「あ、今例の少女の家で動きがありました!」
何人かが慌てて駆けだします。ちょっと離れた位置に駐めておいたバイクを取りに行ったのです。
夜の住宅街を走る金目家のクルマ。あとからついてる車両はありません。いや、遠くの方から眩しいヘッドライトが見えてきました。複数のバイクのヘッドライトです。先頭のライダーがぼやきます。
「くそーっ、逃がすかよ!」
ちなみに、金目ひなたの父親は警察にパトカーで先導してもらうように要請してましたが、警察車両に金目ひなたとその両親を乗せたことで警察に苦情が殺到し、今回は断られてたようです。
金目家のクルマは今谷のようになってる道路を走ってます。と、上に陸橋が見えてきました。父親はハンドルを握りながらそれを見上げます。
「あれか?」
金目家のクルマがその陸橋の下で停車。ドアを開け、降りる3人。そのままそこにあるコンクリート製の階段を駆け昇り始めました。先頭を駆ける父親が後ろの2人を横目で見て、
「急げ!」
金目家のクルマの周りにマスコミのバイクが次々と停車しました。ライダーたちが階段を駆け昇る3人を見て、
「お、おい、マジかよ!」
ライダーたちもバイクを降り、階段を駆け昇り始めました。
階段を駆け昇り、金目家の3人が陸橋の上に到達しました。
陸橋の端には大型のワンボックス車が駐まってます。エンジンは掛けっぱなし。ただし、ライトはついてません。運転席の窓が開いていて、そこに座る男が顔を出しました。
「早く!」
3人はそのワンボックス車に乗り込みます。と同時に、後続のライダーたちが陸橋の上に到達しました。ライダーたちは金目家が乗り込んだワンボックス車を見て、
「ちっ!」
ライダーは一斉にダッシュ。
「待てよーっ!」
先頭のライダーがワンボックス車のすぐ側に。手を伸ばしワンボックス車に触れようとした瞬間、ワンボックス車が急発進。悔しがるライダー。
「くそーっ!」
ちなみに、ワンボックス車は警備会社が用意した車両でした。
ワンボックス車車内。安堵の父親と母親。けど、金目ひなたは何か思うところがあるようです。隣りに座る父親に質問してみました。
「お父さん、陽一はどうすんの?」
「あいつはもういい! ともかくここから離れよう!」
東の空がだいぶ明るくなってきました。ここは巨大な空港です。
空港の建物内、8畳間くらいのVIP室。立派なソファや家具、調度品が並んでます。そこに金目ひなたと両親が座ってます。金目ひなたの右隣は母親、真向いには父親が座ってます。
3人とも無口。重たい空気。と、父親が突然口を開きました。
「オレ、仕事辞めるわ」
それを聞いて金目ひなたはびっくり。
「えっ!?}
「人殺しを育ててしまったオレが。この国の中枢にいちゃいかんだろ。
オレ、この世界に17年いた。17年もいたから、ある程度退職金が出るんじゃないか? 全部慰謝料に当てるよ、その金。
いや、それだけじゃ足りないな。家も土地も全部売ろう。今オレができる償いはこれくらいか・・・」
それは金目ひなたにとって衝撃の発言でした。自分のせいで父親は仕事を辞める。そればかりか、家も土地も全部売る気でいる・・・ 思いでの詰まったあの家を・・・
なんで、なんで私は山際怜子から金をむしり取った? あんなことしなきゃ、こんなことに・・・
けど、母親は納得してないようです。テーブルを両手でバーンと叩いて立ち上がり、逆上した声をあげました。
「ふざけたこと言わないでよ! 私はどうすればいいの!? 登記上あの土地と建物は2人のものよ! 勝手に処分させないわよ!」
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