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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 76
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日向隊員は思い出しました。山際怜子から5,000円を巻き上げてる金目ひなた・片岡愛美・飯島莉桜。5,000円を手にしてあざけ笑う3人。その背後、うつむき加減の山際怜子。
日向隊員は心の中で吐露します。
「あんなことした私はサイテーの人間。絶体、絶対優しくなんかないよ・・・」
日向隊員は持っていた傘と花束を落としました。そしてその場に崩れるようにしゃがみ込みました。車いすの男性はびっくり。
「ど、どうしました?」
涙声の日向隊員。
「ご、ごめんなさい!」
日向隊員はすくっと立ちあがると、今来た方向に一目散に駆け出しました。途中嗚咽なのか、大声をあげました。
「うわーっ!」
日向隊員はそのまま山門の外へ。その場で待っていた隊長にいきなり抱き付きました。大号泣、涙がほとばしってます。
「私は・・・ 私は、とてつもなく悪いことをした女! こんな女は死んじまえばいいのよーっ!・・・」
隊長はその日向隊員の頭を優しく撫でました。
「そっか・・・」
隊長は感じました。こいつ、ようやく自分がしでかした事の重大性に気づいたか? その一方で、頭の中でこんなこともつぶやきました。
「ま、ここで死なれたらテレストリアルガードは困るんだけどね。君の身体にはびっくりするほどの大金がかかってるんだ」
隊長は日向隊員の両肩を掴み、彼女の身体を引き離しました。
「さあ、涙を拭いて! 行こっか!」
日向隊員は幼児のように両手で涙を拭き、そして隊長の顔を見て応えます。
「はい」
隊長はスマホを取り出し、それに話しかけました。
「倉見、リフトアップ頼む!」
すると上空から一筋の淡い光がサーチライトのように降り注いできました。隊長と日向隊員がその光の中に入ると、2人の身体はゆっくり浮上し始めました。そのまま2人の身体は上空に舞い上がっていきます。
実は2人の頭上には、認識ステルス機能を作動させたクレイン号が浮いてました。
認識ステルス機能とは、すべての人の肉眼からその存在を消してしまう機能です。レーダーからも消滅します。現在クレイン号は可視できない状態になってるのです。
クレイン号機内。コックピット。隊員服に着替えた隊長が副操縦席に座りました。また後部座席には、やはり隊員服に着替えた日向隊員が座りました。
操縦席に座ってた倉見隊員が、横に座った隊長に話しかけます。
「いいんですか、こんなところで光の昇降機を使っちゃって? 誰かに見られてたら、東〇ポ1面ものですよ」
隊長は笑って応えます。
「あは、いいさ。東〇ポの1面じゃ、誰も信じちゃくれないだろって」
隊長はスマホを取り出し、その液晶画面に表示された時計を見ました。
「例のデモンストレーションまで、あと2時間以上もあんのか?・・・」
隊長は考え、つぶやきました。
「あれ、まだ用意できてないかなあ?・・・」
そして倉見隊員を見ました。
「なあ、倉見、今日はジェットエンジンで帰ってみないか?」
「いいんですか、ジェット燃料を過剰に使って?」
「基地まで10分もかからんだろ。たまには空中散歩を楽しまないか?」
「ふ、わかりました!」
クレイン号外観。クレイン号のジェットエンジンが起動しました。
クレイン号機内。窓から見える眼下の墓地が遠ざかって行きます。日向隊員はそれを見ています。
クレイン号がテレストリアルガード基地の滑走路の上空に到着。なお、この時点で認識ステルス機能はすでに解除してあります。誰にも見える状態。また、天候は曇りとなってました。
クレイン号は反重力エンジンを使ってゆっくり降下を始めました。もちろん無音です。
日向隊員は心の中で吐露します。
「あんなことした私はサイテーの人間。絶体、絶対優しくなんかないよ・・・」
日向隊員は持っていた傘と花束を落としました。そしてその場に崩れるようにしゃがみ込みました。車いすの男性はびっくり。
「ど、どうしました?」
涙声の日向隊員。
「ご、ごめんなさい!」
日向隊員はすくっと立ちあがると、今来た方向に一目散に駆け出しました。途中嗚咽なのか、大声をあげました。
「うわーっ!」
日向隊員はそのまま山門の外へ。その場で待っていた隊長にいきなり抱き付きました。大号泣、涙がほとばしってます。
「私は・・・ 私は、とてつもなく悪いことをした女! こんな女は死んじまえばいいのよーっ!・・・」
隊長はその日向隊員の頭を優しく撫でました。
「そっか・・・」
隊長は感じました。こいつ、ようやく自分がしでかした事の重大性に気づいたか? その一方で、頭の中でこんなこともつぶやきました。
「ま、ここで死なれたらテレストリアルガードは困るんだけどね。君の身体にはびっくりするほどの大金がかかってるんだ」
隊長は日向隊員の両肩を掴み、彼女の身体を引き離しました。
「さあ、涙を拭いて! 行こっか!」
日向隊員は幼児のように両手で涙を拭き、そして隊長の顔を見て応えます。
「はい」
隊長はスマホを取り出し、それに話しかけました。
「倉見、リフトアップ頼む!」
すると上空から一筋の淡い光がサーチライトのように降り注いできました。隊長と日向隊員がその光の中に入ると、2人の身体はゆっくり浮上し始めました。そのまま2人の身体は上空に舞い上がっていきます。
実は2人の頭上には、認識ステルス機能を作動させたクレイン号が浮いてました。
認識ステルス機能とは、すべての人の肉眼からその存在を消してしまう機能です。レーダーからも消滅します。現在クレイン号は可視できない状態になってるのです。
クレイン号機内。コックピット。隊員服に着替えた隊長が副操縦席に座りました。また後部座席には、やはり隊員服に着替えた日向隊員が座りました。
操縦席に座ってた倉見隊員が、横に座った隊長に話しかけます。
「いいんですか、こんなところで光の昇降機を使っちゃって? 誰かに見られてたら、東〇ポ1面ものですよ」
隊長は笑って応えます。
「あは、いいさ。東〇ポの1面じゃ、誰も信じちゃくれないだろって」
隊長はスマホを取り出し、その液晶画面に表示された時計を見ました。
「例のデモンストレーションまで、あと2時間以上もあんのか?・・・」
隊長は考え、つぶやきました。
「あれ、まだ用意できてないかなあ?・・・」
そして倉見隊員を見ました。
「なあ、倉見、今日はジェットエンジンで帰ってみないか?」
「いいんですか、ジェット燃料を過剰に使って?」
「基地まで10分もかからんだろ。たまには空中散歩を楽しまないか?」
「ふ、わかりました!」
クレイン号外観。クレイン号のジェットエンジンが起動しました。
クレイン号機内。窓から見える眼下の墓地が遠ざかって行きます。日向隊員はそれを見ています。
クレイン号がテレストリアルガード基地の滑走路の上空に到着。なお、この時点で認識ステルス機能はすでに解除してあります。誰にも見える状態。また、天候は曇りとなってました。
クレイン号は反重力エンジンを使ってゆっくり降下を始めました。もちろん無音です。
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