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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 82
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女神隊員は最後に見た故海老名隊員を思い出しました。闇夜の針葉樹林の中、巨大な幽霊となって出没した海老名隊員を。そして小声で隊長に、
「ええ、また宇宙人が攻めて来ると?・・・」
「ああ。すみれを最前線に連れていかなきゃ、地球はテレストリアルガードによって守られると言ってたな。
けど、今のテレストリアルガードの戦力じゃ、宇宙人から地球を守る能力は足りないと思うんだ。すみれも最前線に連れていかなきゃいけないと思ってる」
隊長は日向隊員の寝顔を見ました。
「えびちゃんは空飛ぶスーパーヒーローによって地球は救われると言ってたな。なんかそのスーパーヒーローはこの娘のような気がしてきたんだ」
「え? でも、空飛ぶスーパーヒーローは巨人になると言ってましたよね、たしか?・・・」
「あは、そうだな。でも、あいつの予言は100%的中してるようで、実は細かな部分はハズレが多いんだ。空飛ぶ巨大ヒーローじゃなく、空飛ぶ等身大ヒーローもしれないぞ」
「ふふ」
女神隊員は含み笑い。と、今度は女神隊員が日向隊員の寝顔を見ました。
「しかし、今日は驚きましたねぇ。この娘、まさか首がはずれるなんて。しかもその首が自由に空を飛ぶなんて・・・」
「あは、生首見たのは初めてか?」
「はい。隊長は見たことあるんですか?」
「あはは、あるわけないだろ!」
「あははは!」
2人は笑いました。が、すぐにはっとしました。2人のすぐ側では日向隊員がすやすやと眠ってます。隊長は日向隊員の寝顔を見て、
「おっといけない。眠ってるんだったな、この娘・・・ ともかく、オレたちでこの娘を矯正してやらんといけないな・・・」
翌日、テレストリアルガード基地。隊長が教科書の山を抱え、地下の廊下を歩いてます。と、ある自動ドアの前に立ち止まりました。
「おーい、日向! 開けてくれ!」
ドアの中から返事。
「はーい!」
片引きの自動ドアがすーっと開きました。そこには首のない少女が立ってました。その首は少女の胸の前で両手で保持されてました。日向隊員が首をはずし、それを胸の前で持っていたのです。
隊長はびっくり。
「ひっ!・・・」
そしておかんむり。
「お前、それやめろって言ってんだろ! わかってても気持ち悪いんだぞ、それ!」
「てへっ」
日向隊員は自分の胴体にカチッとはめ込みました。隊長。
「もう!・・・」
隊長は自分の腕の中の教科書を見て、
「教科書持ってきたぞ!」
日向隊員の顔はとたんに不機嫌顔に。
「ええ~!・・・」
「テレストリアルガードの隊員になったとはいえ、お前、まだ小6だろ? 勉強しなくっちゃいけないんじゃないのか?」
隊長は部屋に入りました。そして机の上に教科書を置きました。
「ここに置くぞ!」
日向隊員は隊長に質問しました。
「あの~ 私、いつになったら学校に行けるんですか?」
「復帰にはリハビリを含め6ケ月近くかかると言ったんだよ、南原が、あんたの改造手術が始まったときに。
なのに、実際は1ケ月もしないうちに社会復帰したろ。そのせいで小学校の入学手続き・・・ いや、この場合は転校手続きかな? それをしてなかったんだよ。中学入学までは悪いが自習だな」
日向隊員は苦笑いするしかありません。
「あはは・・・」
さて、勉強するようにと言われた日向隊員ですが、勉強しろと言われて素直に勉強する小学生はめったにいません。日向隊員は自分に与えられた部屋を出て、地下の廊下を歩き始めました。
科学の粋がちりばめられたテレストリアルガードの基地には、きっと何かものすごいものがあるはず。日向隊員は眼を輝かせて歩いて行きます。
「ええ、また宇宙人が攻めて来ると?・・・」
「ああ。すみれを最前線に連れていかなきゃ、地球はテレストリアルガードによって守られると言ってたな。
けど、今のテレストリアルガードの戦力じゃ、宇宙人から地球を守る能力は足りないと思うんだ。すみれも最前線に連れていかなきゃいけないと思ってる」
隊長は日向隊員の寝顔を見ました。
「えびちゃんは空飛ぶスーパーヒーローによって地球は救われると言ってたな。なんかそのスーパーヒーローはこの娘のような気がしてきたんだ」
「え? でも、空飛ぶスーパーヒーローは巨人になると言ってましたよね、たしか?・・・」
「あは、そうだな。でも、あいつの予言は100%的中してるようで、実は細かな部分はハズレが多いんだ。空飛ぶ巨大ヒーローじゃなく、空飛ぶ等身大ヒーローもしれないぞ」
「ふふ」
女神隊員は含み笑い。と、今度は女神隊員が日向隊員の寝顔を見ました。
「しかし、今日は驚きましたねぇ。この娘、まさか首がはずれるなんて。しかもその首が自由に空を飛ぶなんて・・・」
「あは、生首見たのは初めてか?」
「はい。隊長は見たことあるんですか?」
「あはは、あるわけないだろ!」
「あははは!」
2人は笑いました。が、すぐにはっとしました。2人のすぐ側では日向隊員がすやすやと眠ってます。隊長は日向隊員の寝顔を見て、
「おっといけない。眠ってるんだったな、この娘・・・ ともかく、オレたちでこの娘を矯正してやらんといけないな・・・」
翌日、テレストリアルガード基地。隊長が教科書の山を抱え、地下の廊下を歩いてます。と、ある自動ドアの前に立ち止まりました。
「おーい、日向! 開けてくれ!」
ドアの中から返事。
「はーい!」
片引きの自動ドアがすーっと開きました。そこには首のない少女が立ってました。その首は少女の胸の前で両手で保持されてました。日向隊員が首をはずし、それを胸の前で持っていたのです。
隊長はびっくり。
「ひっ!・・・」
そしておかんむり。
「お前、それやめろって言ってんだろ! わかってても気持ち悪いんだぞ、それ!」
「てへっ」
日向隊員は自分の胴体にカチッとはめ込みました。隊長。
「もう!・・・」
隊長は自分の腕の中の教科書を見て、
「教科書持ってきたぞ!」
日向隊員の顔はとたんに不機嫌顔に。
「ええ~!・・・」
「テレストリアルガードの隊員になったとはいえ、お前、まだ小6だろ? 勉強しなくっちゃいけないんじゃないのか?」
隊長は部屋に入りました。そして机の上に教科書を置きました。
「ここに置くぞ!」
日向隊員は隊長に質問しました。
「あの~ 私、いつになったら学校に行けるんですか?」
「復帰にはリハビリを含め6ケ月近くかかると言ったんだよ、南原が、あんたの改造手術が始まったときに。
なのに、実際は1ケ月もしないうちに社会復帰したろ。そのせいで小学校の入学手続き・・・ いや、この場合は転校手続きかな? それをしてなかったんだよ。中学入学までは悪いが自習だな」
日向隊員は苦笑いするしかありません。
「あはは・・・」
さて、勉強するようにと言われた日向隊員ですが、勉強しろと言われて素直に勉強する小学生はめったにいません。日向隊員は自分に与えられた部屋を出て、地下の廊下を歩き始めました。
科学の粋がちりばめられたテレストリアルガードの基地には、きっと何かものすごいものがあるはず。日向隊員は眼を輝かせて歩いて行きます。
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