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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 81
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当の日向隊員は何がなんだかわからないまま、口をぽかーんと開けたままになってしまいました。
「あ、あれ? 私、浮いてる?・・・」
南原主管。
「ふふ、それは開発したばかりの小型空中浮遊ユニットだ。前に進んでごらん」
「ええ?」
「前に進めと念じればいいんだよ」
「あ、はい・・・」
日向隊員はぶつぶつと小声でつぶやきます。
「前に進め、前に進め、前に進め・・・」
すると日向隊員の首は、すーっと音もなく前進しました。日向隊員は歓喜。
「あは、すっごーい!」
南原主管。
「今度は後退!」
「はい!」
日向隊員は眼をつぶります。ぶつぶつと動く唇。すると彼女の首は、今度はすーっと後退。日向隊員はまたもや歓喜。
「あはは、こりゃあすごいやーっ!」
日向隊員の首は自らの意志でくるくると円を描き始めました。日向隊員はもう笑うしかありません。
「きゃははは~!」
南原主管はその日向隊員に説明します。
「君の首に取り付けたユニットの中には、超小型の反重力エンジンが入ってるんだ。高性能の人工心肺ユニットも入ってるから、食事を無視すれば、ずーっとその状態で生きていけるぞ!」
が、日向隊員は説明を聞いてません。ともかく好き勝手に飛び回ってます。南原主管は再び呼びかけます。
「どうだ、テレストリアルガードの最新技術は?」
「あはは、首だけになってんのに、こんなにすいすい飛べるなんて、すごいです!」
が、そんな日向隊員を見てる隊長の眼はしらけてます。こんなことを思ってました。
「なにが最新技術だ、ただの安っぽいオカルトだろ、これ?・・・」
女神隊員と倉見隊員はただ苦笑いしてました。
さて、気持ちよさそうに飛んでる日向隊員ですが、実は今頭の中でよからぬ企てが湧いてきました。それは復讐。日向隊員はまだまだ困ったちゃんのようです。
クレイン号が浮上を開始しました。通常のジェット機ならジェットエンジンの音が響くところですが、クレイン号は反重力エンジンを使ってるせいか、まったくの無音です。
クレイン号コックピット。操縦席に倉見隊員と隊長が座ってます。
隊長はコンソールのモニターを見てます。モニターには草原に佇み、こちらに手を振ってる南原主管が映ってます。
隊長は宙に浮く首だけで空中に浮いてる日向隊員を思い出し、つぶやきました。
「まったく、気持ちの悪いもの作りやがって。どんなオツムしてるんだ、あいつ?・・・」
機長席に座ってる倉見隊員。
「瞬間移動します!」
副機長席の隊長が応えます。
「いや、また通常飛行で帰ろう。たまにはジェットエンジンを使わなきゃ、ストーク号のジェットエンジンがグレちまうだろ?」
倉見隊員は苦笑い。
「あは、了解!」
クレイン号のジェットエンジンが点火。クレイン号は横に進み始めました。
副機長席の隊長が5点式シートベルトをはずし、立ち上がり、後ろの席に向かいました。
隊長が向かった席には、女神隊員と日向隊員が座ってます。5点式シートベルトの中、日向隊員は眠りこけてました。隊長はその日向隊員を見て、
「ふ、もう寝ちまったか。今日はいろいろとあったからなあ、疲れちまったんだろうな?・・・」
隊長は女神隊員を見て、
「あんた、この娘、どう思う?」
「さあ・・・ やっぱクラスメイトをイジメて殺したって、重罪ですよね」
「まあな・・・ でもなあ、この娘にはどうしても働いてもらわないと困るんだ、テレストリアルガードとしては・・・」
隊長は振り返り、倉見隊員の方を見て、再び女神隊員を見ました。ここから隊長の発言は小声になります。
「あんたも聞いたろ。えびちゃんの最後の予言を」
「あ、あれ? 私、浮いてる?・・・」
南原主管。
「ふふ、それは開発したばかりの小型空中浮遊ユニットだ。前に進んでごらん」
「ええ?」
「前に進めと念じればいいんだよ」
「あ、はい・・・」
日向隊員はぶつぶつと小声でつぶやきます。
「前に進め、前に進め、前に進め・・・」
すると日向隊員の首は、すーっと音もなく前進しました。日向隊員は歓喜。
「あは、すっごーい!」
南原主管。
「今度は後退!」
「はい!」
日向隊員は眼をつぶります。ぶつぶつと動く唇。すると彼女の首は、今度はすーっと後退。日向隊員はまたもや歓喜。
「あはは、こりゃあすごいやーっ!」
日向隊員の首は自らの意志でくるくると円を描き始めました。日向隊員はもう笑うしかありません。
「きゃははは~!」
南原主管はその日向隊員に説明します。
「君の首に取り付けたユニットの中には、超小型の反重力エンジンが入ってるんだ。高性能の人工心肺ユニットも入ってるから、食事を無視すれば、ずーっとその状態で生きていけるぞ!」
が、日向隊員は説明を聞いてません。ともかく好き勝手に飛び回ってます。南原主管は再び呼びかけます。
「どうだ、テレストリアルガードの最新技術は?」
「あはは、首だけになってんのに、こんなにすいすい飛べるなんて、すごいです!」
が、そんな日向隊員を見てる隊長の眼はしらけてます。こんなことを思ってました。
「なにが最新技術だ、ただの安っぽいオカルトだろ、これ?・・・」
女神隊員と倉見隊員はただ苦笑いしてました。
さて、気持ちよさそうに飛んでる日向隊員ですが、実は今頭の中でよからぬ企てが湧いてきました。それは復讐。日向隊員はまだまだ困ったちゃんのようです。
クレイン号が浮上を開始しました。通常のジェット機ならジェットエンジンの音が響くところですが、クレイン号は反重力エンジンを使ってるせいか、まったくの無音です。
クレイン号コックピット。操縦席に倉見隊員と隊長が座ってます。
隊長はコンソールのモニターを見てます。モニターには草原に佇み、こちらに手を振ってる南原主管が映ってます。
隊長は宙に浮く首だけで空中に浮いてる日向隊員を思い出し、つぶやきました。
「まったく、気持ちの悪いもの作りやがって。どんなオツムしてるんだ、あいつ?・・・」
機長席に座ってる倉見隊員。
「瞬間移動します!」
副機長席の隊長が応えます。
「いや、また通常飛行で帰ろう。たまにはジェットエンジンを使わなきゃ、ストーク号のジェットエンジンがグレちまうだろ?」
倉見隊員は苦笑い。
「あは、了解!」
クレイン号のジェットエンジンが点火。クレイン号は横に進み始めました。
副機長席の隊長が5点式シートベルトをはずし、立ち上がり、後ろの席に向かいました。
隊長が向かった席には、女神隊員と日向隊員が座ってます。5点式シートベルトの中、日向隊員は眠りこけてました。隊長はその日向隊員を見て、
「ふ、もう寝ちまったか。今日はいろいろとあったからなあ、疲れちまったんだろうな?・・・」
隊長は女神隊員を見て、
「あんた、この娘、どう思う?」
「さあ・・・ やっぱクラスメイトをイジメて殺したって、重罪ですよね」
「まあな・・・ でもなあ、この娘にはどうしても働いてもらわないと困るんだ、テレストリアルガードとしては・・・」
隊長は振り返り、倉見隊員の方を見て、再び女神隊員を見ました。ここから隊長の発言は小声になります。
「あんたも聞いたろ。えびちゃんの最後の予言を」
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