地球防衛チームテレストリアルガードの都合!? 10章

のどか

文字の大きさ
107 / 131
第10章 侵略者を撃つな!

侵略者を撃つな! 107

しおりを挟む
 日向隊員は眼を廻してしまいました。空間識失調バーティゴを起こしてしまったのです。
「うわ~ 眼が、眼が廻る~!・・・」
 日向隊員は手を離してしまいました。そのまま地面に向かって急降下。
「あ、ああ~・・・」
 日向隊員の眼にフェアウェイの芝生が迫ってきました。日向隊員は悲鳴をあげます。
「うわーっ!」
 日向隊員の身体が芝生に激突、の寸前、背中のエアジェットエンジンが点火。両腕両脚のスラスターも全開。日向隊員の身体は逆放物線を描いて急上昇しました。日向隊員は急激に離れていく地面を横目で見て、
「ふー、やばかったあ・・・」
 が、日向隊員の背後からすみれ隊員がつま先を下に猛スピードで突っ込んできました。
「遅いんだよ、こののろまーっ!」
 すみれ隊員は日向隊員の後頭部にキック。日向隊員はまたもや悲鳴をあげます。
「ぐはーっ!・・・」
 日向隊員の首は胴体からすっ飛んでしまい、グリーンを転がりました。また、首を失った胴体はフェアウェイに激突。それを見て隊長が焦ります。
「日向ーっ!」
 寒川隊員も唖然。すみれが人を殺した、仲間の隊員を?・・・
 いや、日向隊員の首は過度な負荷がかかると自動的にはずれる仕組みになってます。まだ生きてる可能性が十分あるのですが、寒川隊員は日向隊員の首がはずれることは知りませんでした。

 宇宙船が複数の光線を発射。空中のすみれ隊員はその光線を巧みに避けます。
 今度はすみれ隊員が宇宙船に向けレーザーガンを発射。宇宙船は円形の小型バリアを張り、その光弾を弾きます。
 すみれ隊員はレーザーガンを次々と発射。宇宙船はそれら光弾もすべて円形の小型バリアで弾きます。しかし、このバリアを張ったせいで、宇宙船は光線を発射できなくなりました。
 このすきを利用して、すみれ隊員は視線を移しました。そこには光の昇降機で上昇中の17人のリンドブルム星人がいました。17人とも宇宙船収納まであと数秒のところ。このままだと全員逃げられてしまいます。こうなったら1人でも・・・
 すみれ隊員はリンドブルム星人の1人にレーザーガンを向けました。ターゲットにされたリンドブルム星人の顔がひきつります。
「う、うわーっ・・・」
 と、ここで大きな声が。
「やめろーっ!」
 それはユラン岡崎でした。
「おまえの父親を殺したのはこのオレだーっ!」
 それを聞いて寒川隊員はびっくり。
「ええーっ!?・・・」
「くーっ!」
 すみれ隊員は今度はユラン岡崎に銃口を向けました。寒川隊員は思いっきり叫びます。
「すみれ、やめるんだーっ! その人は・・・」
「父の仇、死ねーっ!」
 ビシューン! すみれ隊員、光弾発射。その光弾が宇宙船に収納される寸前のユラン岡崎の腹を貫通しました。それを見て寒川隊員は愕然としました。
「な、なんてことを・・・」
 ユラン岡崎の身体は後ろに押されてしまい、光の昇降機からずれてしまいました。重力に負け、そのまま地面へ急降下。
 ドサッ! ユラン岡崎の身体は芝生に激突しました。
 それ以外のリンドブルム星人16人は、宇宙船に無事収納されました。と同時に宇宙船は消滅しました。どうやら認識ステルス機能を作動させたようです。
 ユラン岡崎はなんとか意識を保ってました。
「うう・・・」
 と、何かがユラン岡崎の頭の上に降り立ちました。すみれ隊員です。すみれ隊員はユラン岡崎の顔にレーザーガンを向けました。
 隊長と一緒にユラン岡崎に向かって走ってる寒川隊員がそれに気づき、はっとします。そして叫びました。
「すみれ、やめろーっ! その人はユランさんだぞ!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

「魔物の討伐で拾われた少年――アイト・グレイモント」

(イェイソン・マヌエル・ジーン)
ファンタジー
魔物の討伐中に見つかった黄金の瞳の少年、アイト・グレイモント。 王宮で育てられながらも、本当の冒険を求める彼は7歳で旅に出る。 風の魔法を操り、師匠と幼なじみの少女リリアと共に世界を巡る中、古代の遺跡で隠された力に触れ——。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...