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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 113
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発射された光弾はリンドブルム星人とリンドブルム星人の間をすり抜けていきました。
すみれ隊員に抱き付いた人影は日向隊員でした。隊長はそれを見て、
「ひ、日向!?」
日向隊員に引っ付かれたすみれ隊員はもがきます。
「くそーっ、離せーっ!」
すみれ隊員は激しくきりもみ飛行。すみれ隊員の両耳は義耳。三半規管も人工のもので、平衡感覚は常人をはるかに超えてました。
一方日向隊員の三半規管は元からあるもの。平衡感覚は常人と同じ。日向隊員は眼を廻してしまいました。空間識失調を起こしてしまったのです。
「うわ~ 眼が、眼が廻る~!・・・」
日向隊員は手を離してしまいました。
「あ、ああ~・・・」
日向隊員の身体は地面に向かってまっしぐら。ここで日向隊員は思いました。
「このあと私は、すみれさんに頭を蹴飛ばされ、頭が飛んでっちゃう。それさえ回避できれば・・・」
が、次の瞬間、日向隊員の顔がひきつりました。芝生がもうそこにあるのです。日向隊員は再び悲鳴をあげました。
「うわーっ!」
グシャーッ! 日向隊員の身体は地面に激しく激突しました。
「きゃーっ!」
日向隊員はけたたましい悲鳴をあげ、跳ね起きました。ここは日向隊員の私室、ベッドの上です。日向隊員はパジャマを着てます。日向隊員はつぶやきました。
「ええ、また夢? なんなの、夢の中でまた同じ夢を見たっていうの? そんなことあんの?・・・」
と、ここで日向隊員ははっとしました。ベッドの脇のサイドチェストの上のティーカップがカタカタと音を立てて鳴ってるのです。さらに部屋にはグオーンという重低音が響いてます。日向隊員は唖然とします。
「ええ~?・・・ これって格納庫の扉の音?・・・ これも夢なの?」
日向隊員は自分のほおをつねりました。すると、
「いたっ!
夢じゃない?・・・」
日向隊員は誰かに導かれるようにベッドを降り、スニーカーをはき、自動ドアを開け、部屋を出て行きました。
テレストリアルガード基地内の地下廊下。パジャマのままで歩く日向隊員。と、日向隊員の進行方向にすみれ隊員が現れました。
「またここですみれさんと会った・・・」
日向隊員はさっと物陰に隠れました。すみれ隊員は廊下の角を曲がり、奥へ歩いていきます。服装は隊員服。日向隊員は反射的にすみれ隊員を尾行し始めました。
滑走路では今クレイン号がすーっと垂直離陸を始めました。いつもの通り反重力エンジンを使ってるので無音です。
これを地上から見ている人影があります。すみれ隊員です。すみれ隊員は3階建てのビルの陰からクレイン号を見てました。
すみれ隊員の顔を見ると、かなりけわしい眼をしてます。すみれ隊員は数時間前の寒川隊員の発言を思い出してます。
「今朝早くリンドブルム星人は母星に帰ったよ、5人とも」
続けて心の中で叫びます。
「あれは絶対うそ! リンドブルム星人、まだ地球にいる!?」
すみれ隊員はクレイン号を見て、
「あの飛行機を辿っていけば、リンドブルム星人に会えるはず!?」
このすみれ隊員の背後、ちょっと離れた箇所に日向隊員がいます。日向隊員は格納庫の巨大な扉を見ました。扉は閉じてる途中です。かなり重低音の異音が出てます。
「また・・・ また扉から騒音が出てる・・・」
クレイン号が空中停止。ジェットエンジン始動。クレイン号は今度は水平に動き始めました。
それを確認したすみれ隊員は振り返り、走り出しました。日向隊員はそのすみれ隊員を眼で追いかけます。
すみれ隊員に抱き付いた人影は日向隊員でした。隊長はそれを見て、
「ひ、日向!?」
日向隊員に引っ付かれたすみれ隊員はもがきます。
「くそーっ、離せーっ!」
すみれ隊員は激しくきりもみ飛行。すみれ隊員の両耳は義耳。三半規管も人工のもので、平衡感覚は常人をはるかに超えてました。
一方日向隊員の三半規管は元からあるもの。平衡感覚は常人と同じ。日向隊員は眼を廻してしまいました。空間識失調を起こしてしまったのです。
「うわ~ 眼が、眼が廻る~!・・・」
日向隊員は手を離してしまいました。
「あ、ああ~・・・」
日向隊員の身体は地面に向かってまっしぐら。ここで日向隊員は思いました。
「このあと私は、すみれさんに頭を蹴飛ばされ、頭が飛んでっちゃう。それさえ回避できれば・・・」
が、次の瞬間、日向隊員の顔がひきつりました。芝生がもうそこにあるのです。日向隊員は再び悲鳴をあげました。
「うわーっ!」
グシャーッ! 日向隊員の身体は地面に激しく激突しました。
「きゃーっ!」
日向隊員はけたたましい悲鳴をあげ、跳ね起きました。ここは日向隊員の私室、ベッドの上です。日向隊員はパジャマを着てます。日向隊員はつぶやきました。
「ええ、また夢? なんなの、夢の中でまた同じ夢を見たっていうの? そんなことあんの?・・・」
と、ここで日向隊員ははっとしました。ベッドの脇のサイドチェストの上のティーカップがカタカタと音を立てて鳴ってるのです。さらに部屋にはグオーンという重低音が響いてます。日向隊員は唖然とします。
「ええ~?・・・ これって格納庫の扉の音?・・・ これも夢なの?」
日向隊員は自分のほおをつねりました。すると、
「いたっ!
夢じゃない?・・・」
日向隊員は誰かに導かれるようにベッドを降り、スニーカーをはき、自動ドアを開け、部屋を出て行きました。
テレストリアルガード基地内の地下廊下。パジャマのままで歩く日向隊員。と、日向隊員の進行方向にすみれ隊員が現れました。
「またここですみれさんと会った・・・」
日向隊員はさっと物陰に隠れました。すみれ隊員は廊下の角を曲がり、奥へ歩いていきます。服装は隊員服。日向隊員は反射的にすみれ隊員を尾行し始めました。
滑走路では今クレイン号がすーっと垂直離陸を始めました。いつもの通り反重力エンジンを使ってるので無音です。
これを地上から見ている人影があります。すみれ隊員です。すみれ隊員は3階建てのビルの陰からクレイン号を見てました。
すみれ隊員の顔を見ると、かなりけわしい眼をしてます。すみれ隊員は数時間前の寒川隊員の発言を思い出してます。
「今朝早くリンドブルム星人は母星に帰ったよ、5人とも」
続けて心の中で叫びます。
「あれは絶対うそ! リンドブルム星人、まだ地球にいる!?」
すみれ隊員はクレイン号を見て、
「あの飛行機を辿っていけば、リンドブルム星人に会えるはず!?」
このすみれ隊員の背後、ちょっと離れた箇所に日向隊員がいます。日向隊員は格納庫の巨大な扉を見ました。扉は閉じてる途中です。かなり重低音の異音が出てます。
「また・・・ また扉から騒音が出てる・・・」
クレイン号が空中停止。ジェットエンジン始動。クレイン号は今度は水平に動き始めました。
それを確認したすみれ隊員は振り返り、走り出しました。日向隊員はそのすみれ隊員を眼で追いかけます。
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