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第2章 始まりの出会い
Ⅴ
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シンジは一瞬たじろいでしまった。
「血の涙だなんて」
彼女がどれほど辛い過去を背負っているのかそれを見ただけでも想像がつく、いやつく訳がない。
シンジはそんな辛い思いをした事が無い。
だから簡単に判るなんて言えなかった。
でも、想像もつかないほど辛いのだろうとは判る。
それも自分と同じ人族のせいでだ。
それを思うだけでシンジの心に罪悪感が募って行った。
「シンジ!相手に引っ張られないで! そのままでは、貴方の感情まで取り込まれて行くわよ!」
突然、シンジの頭の中にエレノアールの声が響く。
シンジは自分の心が彼女に同情して取り込まれそうになっていた。
それをエレノアールが感じて止めてくれたのだ。
「ご、ごめん!ありがとう母様!」
改めて向き直ると大きく深呼吸して今度はしっかりと彼女と相対する。
「えっと、は、始めまして僕、シンジって言います!」
「お。お嬢さん!僕とお友達になって頂けませんか?」
と言って、思いっきりお辞儀するシンジ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「何やってんの!シンジ! 学校の新学期じゃ無いんだから真剣にしなさい!」
レアイアがシンジの大ボケぶりにツッコミを入れる。
「えー、でも歳の近い女の子なんか初めてだし、どうやって話したら良いか分かんないだもん!」
真面目に言い返してくるシンジに何も言えないレアイアと、ちょっと自信が無くなってきたエレノアールだった。
「そうだった。シンジって案外天然なところ在ったんだっけ。もう、後には引けないんだから、とにかく話してみなさい!」
「判ったやってみる。」
シンジは再々度、女の子に向き直り真っ直ぐに見る。
レアイアとのやり取りの間も何もせずこちらを見続けていた少女だったがシンジが向き直ると頭を上げ右手をシンジに向け出した。
「お、ま、えは、ひと、ぞく、だ、な?」
鬼の女の子は身構えながら、シンジに聞いてきた。
もちろん、シンジは首を縦に振り肯定すると、地面に付いた手足に力を入れシンジを睨め付けてきた。
悪寒の走ったシンジも身構えると同時に、鬼の女の子が物凄い突進力でシンジ目掛けて飛ぶように突っ込んで来る。
「!!!」
彼女の右手がシンジの首を狙って突き出される!
来る事が判っていたシンジは、しっかりと女の子の右手に合わせ、身体を捻り攻撃をかわす、はずだった。
しかし、女の子は突き出す右手を強引に左に曲げシンジの捻った先の身体に向かって再度突き出してきた。
それを寸での所で刀の背でかわし、数歩横へ逃げ態勢を整える。
「あっぶなー、確かにもの凄い身体能力だね。」
そう良いながらも顔は少しも動揺している様には見えなかった。
「ちょっとだけでもお話しを聞いてもらえませんか?」
あれ? なんか、僕の言葉が判るのかな?
シンジが言葉をかけると彼女の動作が一時的に止まっているようだ。
僕の言葉は聞こえているみたいだな。
でも、どうしたら良いんだ?
シンジが考えてる間も、彼女からの攻撃は続き、それを紙一重でかわしながら、どうやってこの怨念のような感情を押さえられるか考え続ける。
しかしその間も彼女の攻撃は必要に続く。
「これはまともに考えてる余裕なんかないぞ!?」
とにかくシンジはかわし続ける。
本当は何撃か、彼女に攻撃を打ち込むチャンスはあったのだが、どうしても攻撃を入れる事が出来なかった。
怒り狂うその表情でも瞳は泣いていたからだ。
「本当はこの子は心の優しい子なんだろう」
シンジはこの子の悲しい瞳が気になってしょうがなかった。
「とにかくこの攻撃をなんとかしないと」
今は目の前の女の子に話しかける切っ掛けが欲しかった。
鬼人族は普通でも身体能力が高く、人族が3、4人か嘗てやっと対等に戦えるといった感じなのだ。身体はやせ細って筋肉が小さくなっているのも関わらず、突進力や腕力が半端なかった
シンジは魔法を念じる。身体強化、反射強化、耐衝撃強化。念じる度に、身体が淡く光り消えていく。
「出し惜しみは無しだ!」
彼女もシンジが力を蓄えているのが判ったのか、片足を後ろに下げ身構えた。
「ドッ!!」
大きな音がし今までシンジが居たところの地面が大きくえぐれ、一瞬にして彼女の目の前まで迫っていた。
しかし彼女も身構えた状態から、迫るシンジの顔面目掛けて右手で掌底を放つ。それを寸でで下へかわすと、さらに近くへと前に出る。
今度は彼女がそれに合わすかのように左足の膝をシンジの横顔に向けて蹴り上げてきた。
「クッ!!」
シンジはその足を右手で上にかわし、更に下へと潜り込んで前へ出た。
「!!!!!」
シンジの瞳がその瞬間大きく開き、驚いた顔になったかと思ったら、急に突進を止めバックステップで後方に一旦下がる。
「どうしたの?シンジ!」
エレノアールが突然前進するのを止めて下がったシンジに対して、何かあったのかと心配になる。
「あ、その、母様」
「どうしたの?」
「あの娘、履いてなかった。」
シンジは顔を赤くしてボソッと呟いた。
そんな息子にアラアラと微笑ましく思ってしまうエレノアールに対してレアイアは頭を抱えてしまう。
「何馬鹿な事言ってんの!! そんなもん、エレノアール様の見馴れてるでしょうが!」
今度はエレノアールが赤くなる。
「え?でも、その、無かったよ?」
今度はレアイアも赤くなってしまった。
「だあ!!とにかく彼女に後で謝れば良いから、ここは我慢なさい!!」
「う、うん。頑張る」
弱々しくもなんとか返事をするシンジ。
態勢を整え直し、深呼吸をして気持ちを落ちつかせる。
「ふう、良し!今度こそ!」
シンジは再び、地を蹴ると一直線に女の子に迫る。
彼女も身構える。
しかし彼女の顔は鬼気迫る形相だが、瞳は悲しさをたたえている。シンジはこの子の悲しい瞳が気になってしょうがなかった。
戦いの最中にそんな風に思ってしまった事が、次のシンジの動作にほんの一瞬隙を作ってしまった。
鬼の女の子はその一瞬を逃さない。
接近していたのを良いことに、鬼の女の子は自分の額にある角を武器にシンジの顔目掛けて突き出してくる。
あまりに接近していた為、手足では攻撃が入りにくく、防御する事も出来ない状態で、唯一の攻撃手段として鬼の女の子の額にある角が彼女を優位な立場に立たせてしまった。
「?!!しまっ!」
シンジは完全に出遅れた。
あまりにも懐に入りすぎた事を反省するが、今はそれどころではない。シンジは自分の反射神経と身体能力をフルに使って、顔に飛んで来る角をかわそうとする。
しかし、女の子の突進が鋭く、もう口の先数ミリに角が迫る!身体を後ろへ重心を変え少しでも到達を遅らせようとするが、角の方が少しばかり早かった。
「ガッキッ!!」
物凄い音が、森の中に響き渡った。
「血の涙だなんて」
彼女がどれほど辛い過去を背負っているのかそれを見ただけでも想像がつく、いやつく訳がない。
シンジはそんな辛い思いをした事が無い。
だから簡単に判るなんて言えなかった。
でも、想像もつかないほど辛いのだろうとは判る。
それも自分と同じ人族のせいでだ。
それを思うだけでシンジの心に罪悪感が募って行った。
「シンジ!相手に引っ張られないで! そのままでは、貴方の感情まで取り込まれて行くわよ!」
突然、シンジの頭の中にエレノアールの声が響く。
シンジは自分の心が彼女に同情して取り込まれそうになっていた。
それをエレノアールが感じて止めてくれたのだ。
「ご、ごめん!ありがとう母様!」
改めて向き直ると大きく深呼吸して今度はしっかりと彼女と相対する。
「えっと、は、始めまして僕、シンジって言います!」
「お。お嬢さん!僕とお友達になって頂けませんか?」
と言って、思いっきりお辞儀するシンジ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「何やってんの!シンジ! 学校の新学期じゃ無いんだから真剣にしなさい!」
レアイアがシンジの大ボケぶりにツッコミを入れる。
「えー、でも歳の近い女の子なんか初めてだし、どうやって話したら良いか分かんないだもん!」
真面目に言い返してくるシンジに何も言えないレアイアと、ちょっと自信が無くなってきたエレノアールだった。
「そうだった。シンジって案外天然なところ在ったんだっけ。もう、後には引けないんだから、とにかく話してみなさい!」
「判ったやってみる。」
シンジは再々度、女の子に向き直り真っ直ぐに見る。
レアイアとのやり取りの間も何もせずこちらを見続けていた少女だったがシンジが向き直ると頭を上げ右手をシンジに向け出した。
「お、ま、えは、ひと、ぞく、だ、な?」
鬼の女の子は身構えながら、シンジに聞いてきた。
もちろん、シンジは首を縦に振り肯定すると、地面に付いた手足に力を入れシンジを睨め付けてきた。
悪寒の走ったシンジも身構えると同時に、鬼の女の子が物凄い突進力でシンジ目掛けて飛ぶように突っ込んで来る。
「!!!」
彼女の右手がシンジの首を狙って突き出される!
来る事が判っていたシンジは、しっかりと女の子の右手に合わせ、身体を捻り攻撃をかわす、はずだった。
しかし、女の子は突き出す右手を強引に左に曲げシンジの捻った先の身体に向かって再度突き出してきた。
それを寸での所で刀の背でかわし、数歩横へ逃げ態勢を整える。
「あっぶなー、確かにもの凄い身体能力だね。」
そう良いながらも顔は少しも動揺している様には見えなかった。
「ちょっとだけでもお話しを聞いてもらえませんか?」
あれ? なんか、僕の言葉が判るのかな?
シンジが言葉をかけると彼女の動作が一時的に止まっているようだ。
僕の言葉は聞こえているみたいだな。
でも、どうしたら良いんだ?
シンジが考えてる間も、彼女からの攻撃は続き、それを紙一重でかわしながら、どうやってこの怨念のような感情を押さえられるか考え続ける。
しかしその間も彼女の攻撃は必要に続く。
「これはまともに考えてる余裕なんかないぞ!?」
とにかくシンジはかわし続ける。
本当は何撃か、彼女に攻撃を打ち込むチャンスはあったのだが、どうしても攻撃を入れる事が出来なかった。
怒り狂うその表情でも瞳は泣いていたからだ。
「本当はこの子は心の優しい子なんだろう」
シンジはこの子の悲しい瞳が気になってしょうがなかった。
「とにかくこの攻撃をなんとかしないと」
今は目の前の女の子に話しかける切っ掛けが欲しかった。
鬼人族は普通でも身体能力が高く、人族が3、4人か嘗てやっと対等に戦えるといった感じなのだ。身体はやせ細って筋肉が小さくなっているのも関わらず、突進力や腕力が半端なかった
シンジは魔法を念じる。身体強化、反射強化、耐衝撃強化。念じる度に、身体が淡く光り消えていく。
「出し惜しみは無しだ!」
彼女もシンジが力を蓄えているのが判ったのか、片足を後ろに下げ身構えた。
「ドッ!!」
大きな音がし今までシンジが居たところの地面が大きくえぐれ、一瞬にして彼女の目の前まで迫っていた。
しかし彼女も身構えた状態から、迫るシンジの顔面目掛けて右手で掌底を放つ。それを寸でで下へかわすと、さらに近くへと前に出る。
今度は彼女がそれに合わすかのように左足の膝をシンジの横顔に向けて蹴り上げてきた。
「クッ!!」
シンジはその足を右手で上にかわし、更に下へと潜り込んで前へ出た。
「!!!!!」
シンジの瞳がその瞬間大きく開き、驚いた顔になったかと思ったら、急に突進を止めバックステップで後方に一旦下がる。
「どうしたの?シンジ!」
エレノアールが突然前進するのを止めて下がったシンジに対して、何かあったのかと心配になる。
「あ、その、母様」
「どうしたの?」
「あの娘、履いてなかった。」
シンジは顔を赤くしてボソッと呟いた。
そんな息子にアラアラと微笑ましく思ってしまうエレノアールに対してレアイアは頭を抱えてしまう。
「何馬鹿な事言ってんの!! そんなもん、エレノアール様の見馴れてるでしょうが!」
今度はエレノアールが赤くなる。
「え?でも、その、無かったよ?」
今度はレアイアも赤くなってしまった。
「だあ!!とにかく彼女に後で謝れば良いから、ここは我慢なさい!!」
「う、うん。頑張る」
弱々しくもなんとか返事をするシンジ。
態勢を整え直し、深呼吸をして気持ちを落ちつかせる。
「ふう、良し!今度こそ!」
シンジは再び、地を蹴ると一直線に女の子に迫る。
彼女も身構える。
しかし彼女の顔は鬼気迫る形相だが、瞳は悲しさをたたえている。シンジはこの子の悲しい瞳が気になってしょうがなかった。
戦いの最中にそんな風に思ってしまった事が、次のシンジの動作にほんの一瞬隙を作ってしまった。
鬼の女の子はその一瞬を逃さない。
接近していたのを良いことに、鬼の女の子は自分の額にある角を武器にシンジの顔目掛けて突き出してくる。
あまりに接近していた為、手足では攻撃が入りにくく、防御する事も出来ない状態で、唯一の攻撃手段として鬼の女の子の額にある角が彼女を優位な立場に立たせてしまった。
「?!!しまっ!」
シンジは完全に出遅れた。
あまりにも懐に入りすぎた事を反省するが、今はそれどころではない。シンジは自分の反射神経と身体能力をフルに使って、顔に飛んで来る角をかわそうとする。
しかし、女の子の突進が鋭く、もう口の先数ミリに角が迫る!身体を後ろへ重心を変え少しでも到達を遅らせようとするが、角の方が少しばかり早かった。
「ガッキッ!!」
物凄い音が、森の中に響き渡った。
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