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ゆけ!サイバー高校デジタル野球部!(後編)
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♢♢
闘え! サイバー高校デジタル野球部!
ついに迎えたバーチャル甲子園大会予選一回戦。
相手は無名の公立高校。
しかし、ヨコハマ学院サイバー高校はいきなり苦境に立たされていた!
試合は7回裏が終わって2対7。
ヨコハマ学院が守備についた1回表、エース・カワカミが先頭打者から先制アーチを浴びる。
その動揺からか、カワカミが崩れて初回4失点。
ノーマークの無名校の予想外の強さに面を食らったまま、あれよあれよと試合は進んだ。
5回にキャプテン・タカハシのタイムリーでなんとか2点返したが、その後も失点を許し5点差を付けられていた。
そして、9回表。
先頭打者のヒット、二人目はフルカウントの末のフォアボールでノーアウト1・2塁のピンチを迎えていた。
タイムをとり、内野陣がマウンドに集まる。
「すまん、オレが不甲斐ないばっかりに」
カワカミが他のナインに謝罪を述べた。
「謝るな、カワカミ。ノーマークだったが、この相手は強豪校に劣らない強敵だ。ここから逆転しよう!」
タカハシがカワカミを励ました。
「そうですよ、カワカミさん! ここからです!」
二塁を守るアラキがタカハシに続いた。
「まずはなんとしてもこのピンチを乗り切ろう!」
全員が守備位置に戻る。
カワカミは気合を入れ直した様子だ。
セットポジションから1球目。
直球が外角いっぱい決まる。「ストライーーク」と審判AIのよく通る声が響く。
そして、2球目。
カワカミの指にかかったボールは、バーチャル空間の裏で働くマグヌス効果の演算処理の結果として、バッターの手前で深く沈み込む。
バッターは腰砕けになりながら、なんとかバットの先端でボールを捉えた。
よし、外野フライだ!
タカハシはボールの行方を見つめながら、一先ず安堵した。
しかし! バットの先に引っ掛けただけのボールはみるみる伸びていき、なんとスタンドインしてしまった!
スリーランホームラン。
タカハシは硬直した。
これで2-10、9回表で8点差。それはほとんどトドメを刺されたと言ってよい点差だ。
打者がダイヤモンドを一周してホームベースを踏んだ。
だが、タカハシはボールがアーチを描いていった先を茫然と見つめていた。
と、そのとき、塁審を務める審判AIたちが主審AIのもとへ突如として集まりだした。
そして、何故か試合がいったん中断となった。
審判たちが何かを審議しているらしい。
しばらくすると、主審AIが声を上げた。
「ただいまのプレーにおいて、ドーピング・パッチの動作が検出されました。よって、本ゲームを無効試合とし、ヨコハマ学院サイバー高校の不戦勝とします!」
タカハシのアバターは驚きで目を見開いた。
なんと相手校の選手が、大会規定で禁止されているアバターの身体能力を向上させるドーピング・パッチを使用していたのだ!
頭がついていかないまま、一回戦の終了がコールされた。
何はともあれ、ヨコハマ学院高校の1回戦突破が決まった!
♢♢
煌めけ! サイバー高校デジタル野球部!
1校につき1日2試合、さらに平日にも試合が行われるバーチャル甲子園大会予選の大会期間は短い。
波乱の1回戦から3日、我らがヨコハマ学院サイバー高校は激戦を勝ち抜き、ついに決勝戦を迎えようとしていた!
相手はこの予選の第1シードにして、優勝候補筆頭の私立ストロングサイバー高校。
この試合に買った方がバーチャル甲子園への切符を手にする。
試合は投手戦の様相を呈した。
ヨコハマ学院高校のエース・カワカミは連戦での登板にも関わらず、今までで一番のピッチングを見せる。
デジタル野球では試合での蓄積疲労やケガなどはもちろんない。
だから、この時代のアナログ甲子園で導入されているような球数制限や連投制限は存在しない。
といっても、1試合ごとの疲労パラメータはあるので、当然無限に走り続けられるわけではないが。
カワカミの奮闘に加え、タカハシら野手陣の好守もあり、強力な埼京打線をなんと7回まで0点に抑えていた。
しかし強豪・ストロング高校のエースであるウツミは盤石の安定感で譲らなかった。
7回まで0-0で試合は進んだ。
試合が動いたのは8回表。
ストロング高校の4番である留学生のゴンザレスが、甘く入ったカーブを真芯で捉えた。
ボールはスタンドイン。ついに均衡は崩れた。
なんとか後続を打ち取った後の8回裏の攻撃だったが、ここまでウツミに、ノーヒットに抑え込まれたヨコハマ学院打線はこの回もなす術なく、三者凡退に切ってとられた。
0-1のまま、ついに試合は9回に突入する。
ヨコハマ学院ナインは円陣を組んだ。
「みんな! ここまでオレたちは優勝候補のストロング高校に食らいつけている! この回を抑えて裏で追いつくんだ!」
「おー!!」
タカハシの言葉にチームメイトたちが応える。
ベンチではマネージャーのミナミがギュッと手を組んで、チームの勝利を祈っていた。
泣いても笑っても最終回だ!
投手交代はなく、9回のマウンドもカワカミに託された。疲労に負けず全力で腕を振るい、まずは先頭を三振に切ってとる。
しかし、次の打者からクリーンナップだ。
3番・アレックスを変化球を織り交ぜながら追い込んでいく。しかし5球目に投じた低めのカットボールを右中間に運ばれ二塁打に。
そしてランナー2塁のピンチでバッターは4番・ゴンザレス。
その初球。
再びゴンザレスのバットがカワカミの直球を捉える。
痛烈な打球が三遊間へ飛ぶ。
しかし、ここで三塁・タカハシがゴンザレスのライナーを横っ飛びしてスーパーキャッチ!
スタートを切ろうとしていた2塁へ送球し、ダブルプレーを成立させた。
「ッシャァーーー!!!!!」
タカハシが吠える!
超絶美技にスタンドが沸く!
あわや2点目のピンチが、ダブルプレー。
ヨコハマ学院ナインは大きく盛り上がった!
最高の雰囲気で迎える9回裏。
打順は1番・アラキからの好打順。
「絶対オレたちでタカハシさんに繋ぐんだ!」
アラキが後ろに続く打者を鼓舞する。
初球ストライク、2球目ファールとすんなりと追い込まれてしまう。しかし、そこからアラキが執念の粘りを見せ、ファールを打ってなんとか食らいつき、13球目でついにフォアボールをもぎ取る。
続く2番が肩で息をしていたウツミの初球を難なくバントしランナー2塁。
3番もしっかりと一塁線にゴロを打ち、そのうちにアラキが3塁へ到達し、進塁打とする。
ツーアウト3塁、バッターは我らがキャプテン・タカハシ!
スタンド中が固唾を飲む。
「絶対に打つ!」
気合を入れてタカハシが打席に入る。
タカハシは初球から果敢にスイングしていく。
バットはボールを捉えるも、初球はファール。
2球目、3球目はキワドいコースを見極め、ツーワン。
3塁走者・アラキがスタートするタイミングを図る。
高まる緊張感。
4球目、ストライクゾーンの変化球をタカハシが豪快なスイングで引っ張る。打球はレフトポール際を逸れていき、惜しくもファール。
スタンドにログインしている観衆からため息が漏れる。
しかし、特大ファールに観衆の期待は高まっていた。
5球目、6球目とファールで粘り、食らいついていく。
マネージャーのミナミはベンチからタカハシを一心に見つめた。
「お願い! 打って、タカハシくん……!」
運命の第7球……。
投手の指先から放たれたボールは空中に美しい直線を描いていく。
ストレートだ!
コンマ数秒の判断、タカハシはバットを繰り出す。
バットはボールを真正面から捉えた、かに見えたがコンタクトの直前、ボールが鋭く曲がる。
ムービングファストボール。
投手・ウツミの隠し球であった。
バットはむなしく空を切る。
空振り三振。
「ストライクアウト!ゲームセット!」
審判が試合終了のコールをした。
♢♢
ヨコハマ学院サイバー高校は予選大会決勝であえなく敗退となった。
膝をつく、タカハシたちヨコハマ学院ナイン。
「くそぉ! あと一歩だったのに!」
タカハシが拳を地面に打ちつける。
タカハシにとっては夏の大会はこれで最後だ
それを見てナインも悔しさを滲ませる。
ミナミが口を開いた。
「みんな、まだまだ次があるじゃない! 次こそ甲子園よ!」
ミナミの言葉にタカハシが顔を上げる。
「そうだ! ミナミの言う通りだ! 次の大会こそ甲子園に行こう!」
「キャプテン……!」
タカハシの声でナインは前を向いた!
夏の大会は終わったが、これで全てが終わりなわけではない。
なぜなら、バーチャル甲子園予選は毎月開催されているからだ。
バーチャル化による日程短縮と負担軽減、さらに人気も相まって、大会開催ペースが増大を重ねているのだ!
伝統ある8月期予選は特に栄誉があるとされるが、9月だって10月だって甲子園には違いない!
デジタル高校球児に下を向いている暇はないのである。
「よし! 学校のグラウンドにログインし直したら早速特訓だ!」
「おー!!」
タカハシと部員たちの目はすでに前を向いていた!
燃えろ、熱血! 煌めけ、青春!
ゆけ! サイバー高校デジタル野球部!
闘え! サイバー高校デジタル野球部!
ついに迎えたバーチャル甲子園大会予選一回戦。
相手は無名の公立高校。
しかし、ヨコハマ学院サイバー高校はいきなり苦境に立たされていた!
試合は7回裏が終わって2対7。
ヨコハマ学院が守備についた1回表、エース・カワカミが先頭打者から先制アーチを浴びる。
その動揺からか、カワカミが崩れて初回4失点。
ノーマークの無名校の予想外の強さに面を食らったまま、あれよあれよと試合は進んだ。
5回にキャプテン・タカハシのタイムリーでなんとか2点返したが、その後も失点を許し5点差を付けられていた。
そして、9回表。
先頭打者のヒット、二人目はフルカウントの末のフォアボールでノーアウト1・2塁のピンチを迎えていた。
タイムをとり、内野陣がマウンドに集まる。
「すまん、オレが不甲斐ないばっかりに」
カワカミが他のナインに謝罪を述べた。
「謝るな、カワカミ。ノーマークだったが、この相手は強豪校に劣らない強敵だ。ここから逆転しよう!」
タカハシがカワカミを励ました。
「そうですよ、カワカミさん! ここからです!」
二塁を守るアラキがタカハシに続いた。
「まずはなんとしてもこのピンチを乗り切ろう!」
全員が守備位置に戻る。
カワカミは気合を入れ直した様子だ。
セットポジションから1球目。
直球が外角いっぱい決まる。「ストライーーク」と審判AIのよく通る声が響く。
そして、2球目。
カワカミの指にかかったボールは、バーチャル空間の裏で働くマグヌス効果の演算処理の結果として、バッターの手前で深く沈み込む。
バッターは腰砕けになりながら、なんとかバットの先端でボールを捉えた。
よし、外野フライだ!
タカハシはボールの行方を見つめながら、一先ず安堵した。
しかし! バットの先に引っ掛けただけのボールはみるみる伸びていき、なんとスタンドインしてしまった!
スリーランホームラン。
タカハシは硬直した。
これで2-10、9回表で8点差。それはほとんどトドメを刺されたと言ってよい点差だ。
打者がダイヤモンドを一周してホームベースを踏んだ。
だが、タカハシはボールがアーチを描いていった先を茫然と見つめていた。
と、そのとき、塁審を務める審判AIたちが主審AIのもとへ突如として集まりだした。
そして、何故か試合がいったん中断となった。
審判たちが何かを審議しているらしい。
しばらくすると、主審AIが声を上げた。
「ただいまのプレーにおいて、ドーピング・パッチの動作が検出されました。よって、本ゲームを無効試合とし、ヨコハマ学院サイバー高校の不戦勝とします!」
タカハシのアバターは驚きで目を見開いた。
なんと相手校の選手が、大会規定で禁止されているアバターの身体能力を向上させるドーピング・パッチを使用していたのだ!
頭がついていかないまま、一回戦の終了がコールされた。
何はともあれ、ヨコハマ学院高校の1回戦突破が決まった!
♢♢
煌めけ! サイバー高校デジタル野球部!
1校につき1日2試合、さらに平日にも試合が行われるバーチャル甲子園大会予選の大会期間は短い。
波乱の1回戦から3日、我らがヨコハマ学院サイバー高校は激戦を勝ち抜き、ついに決勝戦を迎えようとしていた!
相手はこの予選の第1シードにして、優勝候補筆頭の私立ストロングサイバー高校。
この試合に買った方がバーチャル甲子園への切符を手にする。
試合は投手戦の様相を呈した。
ヨコハマ学院高校のエース・カワカミは連戦での登板にも関わらず、今までで一番のピッチングを見せる。
デジタル野球では試合での蓄積疲労やケガなどはもちろんない。
だから、この時代のアナログ甲子園で導入されているような球数制限や連投制限は存在しない。
といっても、1試合ごとの疲労パラメータはあるので、当然無限に走り続けられるわけではないが。
カワカミの奮闘に加え、タカハシら野手陣の好守もあり、強力な埼京打線をなんと7回まで0点に抑えていた。
しかし強豪・ストロング高校のエースであるウツミは盤石の安定感で譲らなかった。
7回まで0-0で試合は進んだ。
試合が動いたのは8回表。
ストロング高校の4番である留学生のゴンザレスが、甘く入ったカーブを真芯で捉えた。
ボールはスタンドイン。ついに均衡は崩れた。
なんとか後続を打ち取った後の8回裏の攻撃だったが、ここまでウツミに、ノーヒットに抑え込まれたヨコハマ学院打線はこの回もなす術なく、三者凡退に切ってとられた。
0-1のまま、ついに試合は9回に突入する。
ヨコハマ学院ナインは円陣を組んだ。
「みんな! ここまでオレたちは優勝候補のストロング高校に食らいつけている! この回を抑えて裏で追いつくんだ!」
「おー!!」
タカハシの言葉にチームメイトたちが応える。
ベンチではマネージャーのミナミがギュッと手を組んで、チームの勝利を祈っていた。
泣いても笑っても最終回だ!
投手交代はなく、9回のマウンドもカワカミに託された。疲労に負けず全力で腕を振るい、まずは先頭を三振に切ってとる。
しかし、次の打者からクリーンナップだ。
3番・アレックスを変化球を織り交ぜながら追い込んでいく。しかし5球目に投じた低めのカットボールを右中間に運ばれ二塁打に。
そしてランナー2塁のピンチでバッターは4番・ゴンザレス。
その初球。
再びゴンザレスのバットがカワカミの直球を捉える。
痛烈な打球が三遊間へ飛ぶ。
しかし、ここで三塁・タカハシがゴンザレスのライナーを横っ飛びしてスーパーキャッチ!
スタートを切ろうとしていた2塁へ送球し、ダブルプレーを成立させた。
「ッシャァーーー!!!!!」
タカハシが吠える!
超絶美技にスタンドが沸く!
あわや2点目のピンチが、ダブルプレー。
ヨコハマ学院ナインは大きく盛り上がった!
最高の雰囲気で迎える9回裏。
打順は1番・アラキからの好打順。
「絶対オレたちでタカハシさんに繋ぐんだ!」
アラキが後ろに続く打者を鼓舞する。
初球ストライク、2球目ファールとすんなりと追い込まれてしまう。しかし、そこからアラキが執念の粘りを見せ、ファールを打ってなんとか食らいつき、13球目でついにフォアボールをもぎ取る。
続く2番が肩で息をしていたウツミの初球を難なくバントしランナー2塁。
3番もしっかりと一塁線にゴロを打ち、そのうちにアラキが3塁へ到達し、進塁打とする。
ツーアウト3塁、バッターは我らがキャプテン・タカハシ!
スタンド中が固唾を飲む。
「絶対に打つ!」
気合を入れてタカハシが打席に入る。
タカハシは初球から果敢にスイングしていく。
バットはボールを捉えるも、初球はファール。
2球目、3球目はキワドいコースを見極め、ツーワン。
3塁走者・アラキがスタートするタイミングを図る。
高まる緊張感。
4球目、ストライクゾーンの変化球をタカハシが豪快なスイングで引っ張る。打球はレフトポール際を逸れていき、惜しくもファール。
スタンドにログインしている観衆からため息が漏れる。
しかし、特大ファールに観衆の期待は高まっていた。
5球目、6球目とファールで粘り、食らいついていく。
マネージャーのミナミはベンチからタカハシを一心に見つめた。
「お願い! 打って、タカハシくん……!」
運命の第7球……。
投手の指先から放たれたボールは空中に美しい直線を描いていく。
ストレートだ!
コンマ数秒の判断、タカハシはバットを繰り出す。
バットはボールを真正面から捉えた、かに見えたがコンタクトの直前、ボールが鋭く曲がる。
ムービングファストボール。
投手・ウツミの隠し球であった。
バットはむなしく空を切る。
空振り三振。
「ストライクアウト!ゲームセット!」
審判が試合終了のコールをした。
♢♢
ヨコハマ学院サイバー高校は予選大会決勝であえなく敗退となった。
膝をつく、タカハシたちヨコハマ学院ナイン。
「くそぉ! あと一歩だったのに!」
タカハシが拳を地面に打ちつける。
タカハシにとっては夏の大会はこれで最後だ
それを見てナインも悔しさを滲ませる。
ミナミが口を開いた。
「みんな、まだまだ次があるじゃない! 次こそ甲子園よ!」
ミナミの言葉にタカハシが顔を上げる。
「そうだ! ミナミの言う通りだ! 次の大会こそ甲子園に行こう!」
「キャプテン……!」
タカハシの声でナインは前を向いた!
夏の大会は終わったが、これで全てが終わりなわけではない。
なぜなら、バーチャル甲子園予選は毎月開催されているからだ。
バーチャル化による日程短縮と負担軽減、さらに人気も相まって、大会開催ペースが増大を重ねているのだ!
伝統ある8月期予選は特に栄誉があるとされるが、9月だって10月だって甲子園には違いない!
デジタル高校球児に下を向いている暇はないのである。
「よし! 学校のグラウンドにログインし直したら早速特訓だ!」
「おー!!」
タカハシと部員たちの目はすでに前を向いていた!
燃えろ、熱血! 煌めけ、青春!
ゆけ! サイバー高校デジタル野球部!
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