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第42話 彼らの存在
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(早く……早く、教えてほしい)
どうして、花屋さんやジャック。そして……時計屋さんは、消えてしまったのか。
聞いたところで、素直に納得はできないかもしれない。それでも、早く理由を知りたい。
「では……まず、騎士について説明しよう」
騎士――ジャックの役割は、私の中にある『誰かを好きだと思う純粋な感情』そのものなのだとエースは言う。
(それで、私は……)
思い返せば、ジャックが消えるまで私は住民に対して「大切な人」と思ったことはあれど、「好き」だと感じる事が一度も無かった。
いや……違う。その言葉も、気持ちも、まるで“最初から知らなかった”事のように認識していたのだ。
(そういえば、イカレウサギも)
イカレウサギが「愛している」と言った時も、同じ現象が起きていたことに気がつく。
「アリスの内面から故意的に失われていたのだから、知らなくて『当然』だ。そうでなければおかしいんだよ」
しかし、人に対する『好意』はジャックが自らスイッチを押し、私がはっきりと思い出した事で彼は消えてしまった。
そこまで話して、エースは一度言葉を途切れさせ大きく深呼吸する。
「……あの時、騎士に対して叫んでいただろう?」
やや苦笑するように呟いたエースを見て、ジャックが消える寸前の出来事を思い出した。
彼が「俺の大好きなキング」と口走った瞬間、急激に湧き上がった怒りや悔しさ……好きだと想う心。
「花屋が消えた理由はいたってシンプルだ。彼の存在……役割は、アリスの『他人を一途に信じる気持ち』……花屋はまだ消えていないと、何の根拠も無いまま確信し、彼の元へ走り出した時には……もう、アリスは“それ”を取り戻していたんだよ」
「そん、な……」
――……だから、消えてしまっただなんて。
「……最後に、時計屋。あいつは、アリスの持つ『感情』ではない」
それじゃあどうして?と聞きたいのに、こみ上げた異物感で喉が詰まって声が出ない。
それを察したらしいエースは身軽な動きで地に足を着き、どこか悲しげに微笑んで説明を続けた。
「時計屋という存在は……時間。主に、アリスの“捨てた時間”だよ」
(そんな、こと……)
時間なんて、捨てた覚えはないわ。そもそも、その方法すら私は知らないもの。
「……いいや、アリスは捨てているんだよ。過去の辛かった記憶、悲しかった記憶……アリスが『忘れたい』と願った“過去の時間”は全て、捨てる事で時計屋に委ねていた」
「――!!」
「その証拠に、今のアリスには昔の記憶がない……そうだろう?」
寒くもないというのに体が小さく震え始め、背筋に一瞬何かが駆ける。
否定できなかった。だって、
「時計屋の側にいると、居心地の良さを覚えただろう……当たり前だ。彼はいつでも、アリスが願えば『嫌な事』を捨てさせてくれる、無かったことにしてくれる……便利なゴミ箱なのだから」
そんな言い方をしないでと怒りたいのに、私にはその資格が無いように思えて、声を出すことを体が拒絶した。
「捨てた記憶は、時計屋も見る事ができる。知る事ができる。アリスは勘違いしていたようだが……あいつは、『優しい』わけじゃない。ただ……この国で、他の誰よりも“アリスの痛みを理解できていた”だけなんだよ」
彼のその言葉は、どこかで聞いた覚えがある。
『大丈夫。いいよ、俺は一番わかってる』
ああ、そうだ……時計屋さんと出会ったばかりの頃に、そう言われたんだった。
「時計屋は私と違って役割の軸が決まっている。他の住民が捨てた記憶も抱えているが、彼が存在を維持するために必要不可欠なのは『アリス』のものだ」
私が「捨てたい」と願った記憶が無ければ、時計屋さんは存在を保てないらしい。
それなのに、
「記憶は『忘れたい』と願えば時計屋に移動するだけで、何も本当に『無かったこと』に変わるわけではない。忘れたことを『思い出したい』と願えば、もう一度本人の元へ戻すのはとても簡単だ……そう。アリスが願えば、いつでも」
(そんな……私、私は……そんなつもりで、)
「アリスが『忘れていたい』と願い続けなければ、時計屋は存在を保てない。意味を無くしたものは、消えて当然だ」
言葉が、出なかった。
つまり時計屋さんは……いいえ、彼だけではない。みんな、みんな……私のせいで、消えてしまったのだ。
それなのに、私は必死に「なぜ?」「どうして?」と周りに問いかけて……なんて、滑稽なのだろうか。
「……アリス、あまり自分を責めないでくれ。私が『そういうルール』にしたんだ」
「……ルール?」
自己嫌悪で涙すら出ない瞳にエースを映すと、彼は一度深く頷いて見せる。
「偽物ジョーカーになりうる住民が多いということは、それだけ『アリスの死ぬ確率』が高まるという事……役割持ち全員には、最初からハンデとして『自身の存在をアリスが取り戻す、または思い出したいと願った時、対象はアリス本人に復し消滅する』というルールを定めていた……良かれと思って決めた事で、アリスを傷つける意図はなかったんだ。すまない」
何度目になるだろう……彼の、泣き出しそうな顔を見るのは。
私の勘でしかないけれど……エースははじめからずっと、何かとてつもなく大きな罪悪感を抱えているように見えた。
「時計屋は、アリスが過去を思い出すための重要な存在――所謂『鍵』だ。そして……鍵穴と呼べる者は、」
エースはそこで一旦言葉を切り、先ほどからずっと静かに私たちの会話を聞いていたサタンの方を向き、彼に片手を差し出す。
サタンは一度まばたきをしてからエースに目をやり、彼の意図に気づいた様子でその手を取った。
瞬間、ロウソクの火を消すかのようにサタンの姿が消えてしまう。
「……あ、っ!」
「安心するといい、アリス。ジョーカーは消えてしまったわけじゃない。鍵を開けるんだよ」
そう言って、エースは……なぜか、ひどく悲しそうな顔をした。
かと思えば、
「……ああ、そうだ」
思い出したような顔で私に近寄り、にこりと笑顔を浮かべるエース。
「私の役割は『記憶』と『現実』だよ」
「記憶……? 現実……?」
「そう」
彼は小さく頷き、指先で空中に文字を書くような仕草をする。
「リティリア」
突然、自身の名前を声にしたエースに驚いて、ぽかんと間抜けに口を開けたまま彼の顔を見ていると、それに気づいたエースは「ははっ」と愉快そうに笑った。
「リティリア。文字を並べ替えてごらん」
言われた通り、頭の中で一文字ずつ分解してから色々と組み合わせてみる。
(リ、ティ、リ、ア……リリアティ……あっ!)
――……リアリティ。
「そう……現実、だよ。ははっ……いささか安直すぎると私も思うが、昔アリスが考えてくれた名前だ。大切にしなければね」
ふっと優しく微笑んだエースを見て、何度も繰り返し伝えられた言葉を思い出す。
目の前で起きた出来事から逃避しかけた時、夢だと決めつけようとした時――彼は、いつも私に告げた。
『これは現実だよ』
そう。暗示のように、何度も。
「現実。そして、記憶。アリスが主ではあるものの、この国の住民……ランク持ちもそれ以外も、全員の『記憶』によって私は今ここに存在している……『現実』はどれだけ逃れようとしても、生きている限り必ず目の前にある。アリスやこの国に住む全ての者が一斉に記憶を失いつつ命を落としでもしない限り、私は消えたりしないよ」
消えたりしない。
子守歌のような優しい声に、涙がこぼれ落ちそうだった。
「それと……一つ、訂正しておかなければならない事がある」
「……? なあに?」
「アリスはずっと勘違いしているが……私は、正しく言うと『人の心を読める』わけではない。私が見聞きできるのは『記憶』だけだ」
でも確かに心を、と言いかけた時。私が“そう”反論するとあらかじめわかっていたかのように、彼は人差し指を立てながら付け加える。
「時間と言うものは、コンマ一秒でも過ぎてしまえば過去の『記憶』に置き換わる。その時に抱いていた感情、脳裏によぎった思考も全てだ。私はただ、そのコンマ一秒前の記憶を読み取っていただけで、心を読んでいたわけではないよ」
コンマ一秒前に考えていたことを読み取っただけだと彼は簡単そうに言ってのけたが、そんな芸当ができない私からすれば十分「すごいこと」に違いなかった。
「そう、だったのね……」
いまいち理解が追いつかないまま返事をすると、エースは仕切り直すように「さて」と言って両手をぱんと合わせる。
「少し……昔話を、してあげよう」
どうして、花屋さんやジャック。そして……時計屋さんは、消えてしまったのか。
聞いたところで、素直に納得はできないかもしれない。それでも、早く理由を知りたい。
「では……まず、騎士について説明しよう」
騎士――ジャックの役割は、私の中にある『誰かを好きだと思う純粋な感情』そのものなのだとエースは言う。
(それで、私は……)
思い返せば、ジャックが消えるまで私は住民に対して「大切な人」と思ったことはあれど、「好き」だと感じる事が一度も無かった。
いや……違う。その言葉も、気持ちも、まるで“最初から知らなかった”事のように認識していたのだ。
(そういえば、イカレウサギも)
イカレウサギが「愛している」と言った時も、同じ現象が起きていたことに気がつく。
「アリスの内面から故意的に失われていたのだから、知らなくて『当然』だ。そうでなければおかしいんだよ」
しかし、人に対する『好意』はジャックが自らスイッチを押し、私がはっきりと思い出した事で彼は消えてしまった。
そこまで話して、エースは一度言葉を途切れさせ大きく深呼吸する。
「……あの時、騎士に対して叫んでいただろう?」
やや苦笑するように呟いたエースを見て、ジャックが消える寸前の出来事を思い出した。
彼が「俺の大好きなキング」と口走った瞬間、急激に湧き上がった怒りや悔しさ……好きだと想う心。
「花屋が消えた理由はいたってシンプルだ。彼の存在……役割は、アリスの『他人を一途に信じる気持ち』……花屋はまだ消えていないと、何の根拠も無いまま確信し、彼の元へ走り出した時には……もう、アリスは“それ”を取り戻していたんだよ」
「そん、な……」
――……だから、消えてしまっただなんて。
「……最後に、時計屋。あいつは、アリスの持つ『感情』ではない」
それじゃあどうして?と聞きたいのに、こみ上げた異物感で喉が詰まって声が出ない。
それを察したらしいエースは身軽な動きで地に足を着き、どこか悲しげに微笑んで説明を続けた。
「時計屋という存在は……時間。主に、アリスの“捨てた時間”だよ」
(そんな、こと……)
時間なんて、捨てた覚えはないわ。そもそも、その方法すら私は知らないもの。
「……いいや、アリスは捨てているんだよ。過去の辛かった記憶、悲しかった記憶……アリスが『忘れたい』と願った“過去の時間”は全て、捨てる事で時計屋に委ねていた」
「――!!」
「その証拠に、今のアリスには昔の記憶がない……そうだろう?」
寒くもないというのに体が小さく震え始め、背筋に一瞬何かが駆ける。
否定できなかった。だって、
「時計屋の側にいると、居心地の良さを覚えただろう……当たり前だ。彼はいつでも、アリスが願えば『嫌な事』を捨てさせてくれる、無かったことにしてくれる……便利なゴミ箱なのだから」
そんな言い方をしないでと怒りたいのに、私にはその資格が無いように思えて、声を出すことを体が拒絶した。
「捨てた記憶は、時計屋も見る事ができる。知る事ができる。アリスは勘違いしていたようだが……あいつは、『優しい』わけじゃない。ただ……この国で、他の誰よりも“アリスの痛みを理解できていた”だけなんだよ」
彼のその言葉は、どこかで聞いた覚えがある。
『大丈夫。いいよ、俺は一番わかってる』
ああ、そうだ……時計屋さんと出会ったばかりの頃に、そう言われたんだった。
「時計屋は私と違って役割の軸が決まっている。他の住民が捨てた記憶も抱えているが、彼が存在を維持するために必要不可欠なのは『アリス』のものだ」
私が「捨てたい」と願った記憶が無ければ、時計屋さんは存在を保てないらしい。
それなのに、
「記憶は『忘れたい』と願えば時計屋に移動するだけで、何も本当に『無かったこと』に変わるわけではない。忘れたことを『思い出したい』と願えば、もう一度本人の元へ戻すのはとても簡単だ……そう。アリスが願えば、いつでも」
(そんな……私、私は……そんなつもりで、)
「アリスが『忘れていたい』と願い続けなければ、時計屋は存在を保てない。意味を無くしたものは、消えて当然だ」
言葉が、出なかった。
つまり時計屋さんは……いいえ、彼だけではない。みんな、みんな……私のせいで、消えてしまったのだ。
それなのに、私は必死に「なぜ?」「どうして?」と周りに問いかけて……なんて、滑稽なのだろうか。
「……アリス、あまり自分を責めないでくれ。私が『そういうルール』にしたんだ」
「……ルール?」
自己嫌悪で涙すら出ない瞳にエースを映すと、彼は一度深く頷いて見せる。
「偽物ジョーカーになりうる住民が多いということは、それだけ『アリスの死ぬ確率』が高まるという事……役割持ち全員には、最初からハンデとして『自身の存在をアリスが取り戻す、または思い出したいと願った時、対象はアリス本人に復し消滅する』というルールを定めていた……良かれと思って決めた事で、アリスを傷つける意図はなかったんだ。すまない」
何度目になるだろう……彼の、泣き出しそうな顔を見るのは。
私の勘でしかないけれど……エースははじめからずっと、何かとてつもなく大きな罪悪感を抱えているように見えた。
「時計屋は、アリスが過去を思い出すための重要な存在――所謂『鍵』だ。そして……鍵穴と呼べる者は、」
エースはそこで一旦言葉を切り、先ほどからずっと静かに私たちの会話を聞いていたサタンの方を向き、彼に片手を差し出す。
サタンは一度まばたきをしてからエースに目をやり、彼の意図に気づいた様子でその手を取った。
瞬間、ロウソクの火を消すかのようにサタンの姿が消えてしまう。
「……あ、っ!」
「安心するといい、アリス。ジョーカーは消えてしまったわけじゃない。鍵を開けるんだよ」
そう言って、エースは……なぜか、ひどく悲しそうな顔をした。
かと思えば、
「……ああ、そうだ」
思い出したような顔で私に近寄り、にこりと笑顔を浮かべるエース。
「私の役割は『記憶』と『現実』だよ」
「記憶……? 現実……?」
「そう」
彼は小さく頷き、指先で空中に文字を書くような仕草をする。
「リティリア」
突然、自身の名前を声にしたエースに驚いて、ぽかんと間抜けに口を開けたまま彼の顔を見ていると、それに気づいたエースは「ははっ」と愉快そうに笑った。
「リティリア。文字を並べ替えてごらん」
言われた通り、頭の中で一文字ずつ分解してから色々と組み合わせてみる。
(リ、ティ、リ、ア……リリアティ……あっ!)
――……リアリティ。
「そう……現実、だよ。ははっ……いささか安直すぎると私も思うが、昔アリスが考えてくれた名前だ。大切にしなければね」
ふっと優しく微笑んだエースを見て、何度も繰り返し伝えられた言葉を思い出す。
目の前で起きた出来事から逃避しかけた時、夢だと決めつけようとした時――彼は、いつも私に告げた。
『これは現実だよ』
そう。暗示のように、何度も。
「現実。そして、記憶。アリスが主ではあるものの、この国の住民……ランク持ちもそれ以外も、全員の『記憶』によって私は今ここに存在している……『現実』はどれだけ逃れようとしても、生きている限り必ず目の前にある。アリスやこの国に住む全ての者が一斉に記憶を失いつつ命を落としでもしない限り、私は消えたりしないよ」
消えたりしない。
子守歌のような優しい声に、涙がこぼれ落ちそうだった。
「それと……一つ、訂正しておかなければならない事がある」
「……? なあに?」
「アリスはずっと勘違いしているが……私は、正しく言うと『人の心を読める』わけではない。私が見聞きできるのは『記憶』だけだ」
でも確かに心を、と言いかけた時。私が“そう”反論するとあらかじめわかっていたかのように、彼は人差し指を立てながら付け加える。
「時間と言うものは、コンマ一秒でも過ぎてしまえば過去の『記憶』に置き換わる。その時に抱いていた感情、脳裏によぎった思考も全てだ。私はただ、そのコンマ一秒前の記憶を読み取っていただけで、心を読んでいたわけではないよ」
コンマ一秒前に考えていたことを読み取っただけだと彼は簡単そうに言ってのけたが、そんな芸当ができない私からすれば十分「すごいこと」に違いなかった。
「そう、だったのね……」
いまいち理解が追いつかないまま返事をすると、エースは仕切り直すように「さて」と言って両手をぱんと合わせる。
「少し……昔話を、してあげよう」
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