愛誌

依独傍 懐疑

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愛詩

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どうか忘れてくれるな 貴方はいま ただ寂しい


大きな孤独に包まれて 木枯らし通る秋の道


どうか忘れてくれるな 貴方は人が恐ろしい


優しさにさえ懐疑して 鬼面の影を友にみる


どうか忘れてくれるな 貴方は誰より優しい


自分の悲しさ顧みず 凍える人を温める


どうか忘れてくれるな 貴方は静かに強かだ


慟哭にいつも人気はなく 雨垂れの様に綺麗に滴る


どうか忘れてくれるな 貴方は気弱で美しい


狼狽の様もまた可憐 霙が如く柔らかい


どうか忘れてくれ給え 彼や彼女の無礼公


憂の形は違えども 奴等も凡そ酷く悲しい


良人 貴方に微笑みかけ 優愛の手が貴方を包み 一夜に続く諸涙


だからどうか忘れてくれるな 安寧はついにやってくる 急がず彼の地の遠くから


華奢な足音 貴方の元へ


今日の悲涼を忘れるな
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