これがホントの第２の人生。

０歳！異世界ライフ始まるよ！

さぁ、遊びましょう！！6

｢わぅ！わぉーぅうわぉ？
[弟！ちゃんと洗ってきたのか？]｣

｢にゅぁん！にゃぉーぅん！にゃあ！
[洗われた！僕のお兄ちゃん！初めて！]｣

｢わぅ！あぐっ
[おいで！]｣

｢にゃん！
[はーい！]｣

フェンちゃんがお父さんに突進していくと、お父さんがしゃがんで小虎を見えるようにします。
陽の光が当たると金色に見える小虎が、腕から解放されようとモゾモゾしてます。
そこからは、わうわうにゃんにゃんと可愛い光景が繰り広げられてます。
と、唐突に、フェンちゃんが小虎の首裏をはむっと噛んで、兄様達の方にトトトッと近付いていきます。
何するんだろう？

｢あぉう？わぉ？
[名前何？決めんのか？]｣

｢にゅぁあん！にゃーお？
[僕の名前は忌み子！だったよ？]｣

｢わーぇーてーよし！
[それは忘れてヨロシイ！]

なーみぇーおーしゅー？
[名前はどうしようかな？]｣

はいはい、テンプレですね。
お母さん虎さん？忌み子とか、名前じゃないからね？
自分で産んだんだから、大人になるまで責任もてや？？！あぁん？？
色が違うとか、迫害の理由になるか！！呆け！！
おっとっと...失礼しました。
ふーっ、冷静に...名前考えましょうか。

｢...名前か。｣

｢レイ！リーンは何だって？｣

｢...小虎の名前どうするのか？って。｣

｢お母さん？お父さんも。こっちに来て、皆でお名前を考えましょう？
私達が候補を出すから、その中からリーンが決めるのよ？良い？｣

｢あぃ！！｣

｢金色の虎さんですもの、悩みますわねぇ。｣

｢あぁ、金虎きんことは思わなかったよ。
あんなに汚れるくらい、ずっと放浪してたんだろうか。｣

｢にゃぉん！！
[わーい！！]｣

フェンちゃんの隣で皆を見上げながらクルクル回ってる小虎って、...女の子みたいに可愛い顔をしてるのよねぇ。
これでオスなのよね？男の娘とかにならないかしら？
獣型だけど、スカートとか穿かせて女装とかさせてみる？
癖になるかもしれないよねぇ...。

｢うにゃっ？！
[なんか悪寒が？！]｣

｢わぅっわぅわぅぅー。
[それは止めたげてー。]｣

｢しゃーぃにゃー。
[仕方ないなぁー。女の子の従魔探すよー。]｣

｢...頑張ろうな？｣

ムフフ。
私の視線に気付いて、ぷるぷるしてる小虎ったら可愛いんだ･か･ら！
仕方ないから、着飾っても嫌がらない女の子の従魔を探しますよーだ！！
兄様方や姉様の従魔を着飾らせても楽しそうだしね！
お父さんやお母さんって従魔いたっけ？後で確認しておこう。
その前に、小虎の名前を付けないとね？
そうだ！！名前だけでも可愛いのにしよぉーっと！！...嫌がるだろうけどね。





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