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0歳!異世界ライフ始まるよ!
お父さん、遊びましょう!3
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「...おぉーぅ。」
「あ、急に呼び出してごめんなさいね?
リーンちゃん、これはただの夢ではないわよ?
話しておかないといけないことがあって...少しだけ干渉しているの。
実害は無いから安心してちょうだい。」
「どぉーた?」
「あ、心を読むから大丈夫よ?」
あ、そうですか?助かります。
夢だけど、赤ん坊である私は何故か喋れないのよね。
これは不便だわ...。
「ごめんなさいね?
滞在時間の関係で、そこまでは干渉していないから...。
それでね?転生させるときに、ちょっと力加減を間違えてしまっったり...そちらの世界を実質的に運営している神の中で、貴女を気に入った神の加護とか...まぁ諸々あったんだけどね?
所謂、貴女って、愛し子になるのよねぇ。」
は?え、聖女様だーとか、英雄だーとかなるの?嫌だよ?
そういうのって、超面倒臭いじゃんか。
何してくれてんのよ、もう。
「あ、そういうのは大丈夫だと思うわ。
だって、******だもの。
あ、まだ言えないんだった。
2歳になったら分かるから、その時に確認してね?」
えぇー、言えないの?
スッゴい気になるんですけどー。
えぇー!なんだろ?このままだと寝れないよ!!
「大丈夫、身体は今寝てるから。
それに、貴女も好きな部類だと思うわ。
だから、楽しみにしててね?」
え...本当に教えてくれないの?
「教えられないのよねぇ。
だって、聞こえなかったでしょ?」
うん、多分誰かが耳元でキーンって言ってた。
声的に男の人だったと思うよ?
別にわぁわぁ言っても良かっただろうに、キーンを選んだのは何でなんだろ?
「止めてあげて?
凄く恥ずかしそうにしているから...。」
え?だって、あーー!でも良かったのに、キーンって言ってたんだよ?
謎をそのままにするのは、気になって気になって何も手に付かない状態になるから、嫌なの。
「...主神が...バラしそう..になったら......キーンって言えって......。」
あ、こんにちは。
貴方が私の耳元でキーンって言ってたのね。
おネェさんには似てないよね。
線の細い、根暗そうな神様ですね。
濃い深緑色の髪はボサボサのロングだし、眠そうに半開きになってるこちらも濃い深緑色の目元には濃い隈がクッキリとあるし、ヒョロヒョロだし...ねぇ?
ちゃんと陽の光に当たってます?
「......ん、夜の神だから...陽の光は厳禁。」
「そうなの。
因みに、ワタシは死の神よ?」
え、おネェさんって、死神なの?!スゴーい!
初めて見た!骸骨じゃ無いんだねぇ。
「......そこ?」
「リーンちゃん、夜のが寂しそうよ?」
「...大丈夫、ボクは......慣れてるから。」
あ、ごめんなさーい。
陽の光を当ててみたいなぁ...とか思ったら、怖がられるかな?って、黙ってたのよ。
「...そんなこと......思ってたの?!...え、怖い.........。」
あ、やっぱり?
ごめんなさい、思うだけで実際にはやりませんよ?
ほら、言うのはタダでしょ?
やったら駄目なことくらい分かります。
だから、怯えないで?さ、おネェさんの影から出ておいで?
「...ホントに?......しない?...の?」
うん、しないよ?
私を怒らせない限りは...ね?
「......!うん、怒らせたり、しない...。」
可愛いなぁ。
舌っ足らずな喋り方とかが幼い子供みたいで...。
「じゃあ、そろそろ時間だから。
これからも楽しんでね?」
うん、楽しむよー。
凄く気になるけど、2歳になったら絶対に分かるんでしょ?
ワクワクしながら待つことにするよ。
「...ボクも、あげる......ね?」
え?ちょ!言い逃げかい!
どこ行ったのよ!
「あらら、夜の加護が付いてるわね。
これは教えてあげられるわ。」
何何何???
「まずは、悪夢を見なくなるのよ。
それと、夜目が利くようになるわ。」
便利だね。そして、面倒にはならなそう。
夜の神様に、加護をありがとうございますって伝えてください。
「えぇ、ちゃんと伝えておくわ。
それじゃあね?」
バイバーイ!
あ、これってどうやって戻るんだろ?.....................取り敢えず寝てみるか。
*
「あ、急に呼び出してごめんなさいね?
リーンちゃん、これはただの夢ではないわよ?
話しておかないといけないことがあって...少しだけ干渉しているの。
実害は無いから安心してちょうだい。」
「どぉーた?」
「あ、心を読むから大丈夫よ?」
あ、そうですか?助かります。
夢だけど、赤ん坊である私は何故か喋れないのよね。
これは不便だわ...。
「ごめんなさいね?
滞在時間の関係で、そこまでは干渉していないから...。
それでね?転生させるときに、ちょっと力加減を間違えてしまっったり...そちらの世界を実質的に運営している神の中で、貴女を気に入った神の加護とか...まぁ諸々あったんだけどね?
所謂、貴女って、愛し子になるのよねぇ。」
は?え、聖女様だーとか、英雄だーとかなるの?嫌だよ?
そういうのって、超面倒臭いじゃんか。
何してくれてんのよ、もう。
「あ、そういうのは大丈夫だと思うわ。
だって、******だもの。
あ、まだ言えないんだった。
2歳になったら分かるから、その時に確認してね?」
えぇー、言えないの?
スッゴい気になるんですけどー。
えぇー!なんだろ?このままだと寝れないよ!!
「大丈夫、身体は今寝てるから。
それに、貴女も好きな部類だと思うわ。
だから、楽しみにしててね?」
え...本当に教えてくれないの?
「教えられないのよねぇ。
だって、聞こえなかったでしょ?」
うん、多分誰かが耳元でキーンって言ってた。
声的に男の人だったと思うよ?
別にわぁわぁ言っても良かっただろうに、キーンを選んだのは何でなんだろ?
「止めてあげて?
凄く恥ずかしそうにしているから...。」
え?だって、あーー!でも良かったのに、キーンって言ってたんだよ?
謎をそのままにするのは、気になって気になって何も手に付かない状態になるから、嫌なの。
「...主神が...バラしそう..になったら......キーンって言えって......。」
あ、こんにちは。
貴方が私の耳元でキーンって言ってたのね。
おネェさんには似てないよね。
線の細い、根暗そうな神様ですね。
濃い深緑色の髪はボサボサのロングだし、眠そうに半開きになってるこちらも濃い深緑色の目元には濃い隈がクッキリとあるし、ヒョロヒョロだし...ねぇ?
ちゃんと陽の光に当たってます?
「......ん、夜の神だから...陽の光は厳禁。」
「そうなの。
因みに、ワタシは死の神よ?」
え、おネェさんって、死神なの?!スゴーい!
初めて見た!骸骨じゃ無いんだねぇ。
「......そこ?」
「リーンちゃん、夜のが寂しそうよ?」
「...大丈夫、ボクは......慣れてるから。」
あ、ごめんなさーい。
陽の光を当ててみたいなぁ...とか思ったら、怖がられるかな?って、黙ってたのよ。
「...そんなこと......思ってたの?!...え、怖い.........。」
あ、やっぱり?
ごめんなさい、思うだけで実際にはやりませんよ?
ほら、言うのはタダでしょ?
やったら駄目なことくらい分かります。
だから、怯えないで?さ、おネェさんの影から出ておいで?
「...ホントに?......しない?...の?」
うん、しないよ?
私を怒らせない限りは...ね?
「......!うん、怒らせたり、しない...。」
可愛いなぁ。
舌っ足らずな喋り方とかが幼い子供みたいで...。
「じゃあ、そろそろ時間だから。
これからも楽しんでね?」
うん、楽しむよー。
凄く気になるけど、2歳になったら絶対に分かるんでしょ?
ワクワクしながら待つことにするよ。
「...ボクも、あげる......ね?」
え?ちょ!言い逃げかい!
どこ行ったのよ!
「あらら、夜の加護が付いてるわね。
これは教えてあげられるわ。」
何何何???
「まずは、悪夢を見なくなるのよ。
それと、夜目が利くようになるわ。」
便利だね。そして、面倒にはならなそう。
夜の神様に、加護をありがとうございますって伝えてください。
「えぇ、ちゃんと伝えておくわ。
それじゃあね?」
バイバーイ!
あ、これってどうやって戻るんだろ?.....................取り敢えず寝てみるか。
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