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ダブルブッキング!1
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「あのぉ、そこで何をしているんですか?」
「あ?ここは俺の家だが?」
「え?!私の家ですよ?!だって、ここはバラの2号室ですよね??これ、私の契約書です!!ほら、ここにバラの2号室って書いてるでしょう??!」
「...ちょっと待て。」
母の独断により無理矢理に決められた私の引っ越し先に、何故か見知らぬ男がいました。あれ?私、さっき不動産屋さんから鍵貰ったばかりなんだけどなぁ??と疑問に思いながらも、一応聞いておこう。まさか部屋を間違えたのでは?と、4回も確認したけど間違えてはいないみたいだし、この人も今引っ越してきたっぽいから、もしかしたらこの人の間違いかもしれないもんね。あれれ?この人の家がここなの?やっぱり私が間違えたの?!でも、ここ、バラの2号室だよね?あれ?!ほら、契約書にも書いてるよね?!私間違えてないじゃん!!
「これ、俺の契約書。ここ見てみろ。」
「バラの2号室?...まさか!」
「「ダブルブッキング」」
「嘘でしょう??」
「不動産屋に連絡してみろ。俺もする。」
「あ、荷物を置きたいので部屋に入っても?」
「あぁ、さっき知らない荷物が届いたのだがお前のだったのか...。一応この部屋の住所だったから、受け取ってその横の部屋に入れてある。確認してくれ。」
「はい!ありがとうございます。では、失礼します。」
「あぁ。」
本当に全部の荷物をここに集めてある!一応受け取って部屋に運んでてくれるなんて、ありがたいよ!!知らない荷物だからと受け取り許否とかされてたら、私の荷物行方不明になってたかもしれないもんね!!この人、無表情だけど優しいんだなぁ。あ、不動産屋さんに念話しないと!!
「............あ、すみません、先程鍵を受け取りに行ったファリアですけど...」
[あぁ、ファリアさん、どうされました?]
「えっと、多分、ダブルブッキングです。」
[え?まさかぁ!ちゃんと、大家さんには確認してありますよ?]
「それが、部屋に引っ越してきたばかりの男の人がいたんです。」
[え?!マジですか?!]
「私と同じ契約書も持ってて、ちゃんと大家さんの署名もありました。」
[直ぐに行きます!!大家さんにも連絡してみますから、少し待っててください!!]
「分かりました!待ってますね。」
[はい!では!]
ふぅ、かなり慌ててたけど、来てくれるなら安心かな?さてさて、あの人の方はどうなったんだろ?多分、居間にいるかな?
「あのぉ、私の方は連絡が付きました。大家さんに連絡して、直ぐにこちらに来るそうです。」
「そうか、こっちは出ない。今はここを離れない方が良いだろうから、友人に不動産屋に向かってもらってる。」
「そうですか。
はぁ、ここを契約したのは母だったので...鍵を受け取りに行った以外には詳しく知らないんです。すみません。」
「母親が契約したのか?」
「はい、私の名前で勝手に...。一人暮らしの予定だったのでここでは広すぎるんですけど...再来年には妹がこっちに出てくるんだからって言われて...そうなったら2人で一緒に住めば良いとか言い始めたんです。ここ、部屋の広さに比例して家賃高いのに、勝手に決めて!そのくせ家賃の補助もしてくれないし...。」
「親とは勝手なもんだな。俺は、職場に近いからここにしただけだが...。」
*
「あ?ここは俺の家だが?」
「え?!私の家ですよ?!だって、ここはバラの2号室ですよね??これ、私の契約書です!!ほら、ここにバラの2号室って書いてるでしょう??!」
「...ちょっと待て。」
母の独断により無理矢理に決められた私の引っ越し先に、何故か見知らぬ男がいました。あれ?私、さっき不動産屋さんから鍵貰ったばかりなんだけどなぁ??と疑問に思いながらも、一応聞いておこう。まさか部屋を間違えたのでは?と、4回も確認したけど間違えてはいないみたいだし、この人も今引っ越してきたっぽいから、もしかしたらこの人の間違いかもしれないもんね。あれれ?この人の家がここなの?やっぱり私が間違えたの?!でも、ここ、バラの2号室だよね?あれ?!ほら、契約書にも書いてるよね?!私間違えてないじゃん!!
「これ、俺の契約書。ここ見てみろ。」
「バラの2号室?...まさか!」
「「ダブルブッキング」」
「嘘でしょう??」
「不動産屋に連絡してみろ。俺もする。」
「あ、荷物を置きたいので部屋に入っても?」
「あぁ、さっき知らない荷物が届いたのだがお前のだったのか...。一応この部屋の住所だったから、受け取ってその横の部屋に入れてある。確認してくれ。」
「はい!ありがとうございます。では、失礼します。」
「あぁ。」
本当に全部の荷物をここに集めてある!一応受け取って部屋に運んでてくれるなんて、ありがたいよ!!知らない荷物だからと受け取り許否とかされてたら、私の荷物行方不明になってたかもしれないもんね!!この人、無表情だけど優しいんだなぁ。あ、不動産屋さんに念話しないと!!
「............あ、すみません、先程鍵を受け取りに行ったファリアですけど...」
[あぁ、ファリアさん、どうされました?]
「えっと、多分、ダブルブッキングです。」
[え?まさかぁ!ちゃんと、大家さんには確認してありますよ?]
「それが、部屋に引っ越してきたばかりの男の人がいたんです。」
[え?!マジですか?!]
「私と同じ契約書も持ってて、ちゃんと大家さんの署名もありました。」
[直ぐに行きます!!大家さんにも連絡してみますから、少し待っててください!!]
「分かりました!待ってますね。」
[はい!では!]
ふぅ、かなり慌ててたけど、来てくれるなら安心かな?さてさて、あの人の方はどうなったんだろ?多分、居間にいるかな?
「あのぉ、私の方は連絡が付きました。大家さんに連絡して、直ぐにこちらに来るそうです。」
「そうか、こっちは出ない。今はここを離れない方が良いだろうから、友人に不動産屋に向かってもらってる。」
「そうですか。
はぁ、ここを契約したのは母だったので...鍵を受け取りに行った以外には詳しく知らないんです。すみません。」
「母親が契約したのか?」
「はい、私の名前で勝手に...。一人暮らしの予定だったのでここでは広すぎるんですけど...再来年には妹がこっちに出てくるんだからって言われて...そうなったら2人で一緒に住めば良いとか言い始めたんです。ここ、部屋の広さに比例して家賃高いのに、勝手に決めて!そのくせ家賃の補助もしてくれないし...。」
「親とは勝手なもんだな。俺は、職場に近いからここにしただけだが...。」
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