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伝言ゲームか!?!4
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あ、リヨルド猊下は、全体的に父様にそっくりなの。
父様よりは少し背が小さいけど、顔が本当にそっくりなのよ?
父様よりは短い黒髪を、耳より少し高めの位置でポニーテールにしてから緩く3つ編みにしてて、同じように垂れた切れ長の翠の瞳なの。
そんなリヨルド猊下は、中性的な美貌を持ってるからって理由で王妃様に女装させられたことがあるんだってー。
で、あれよあれよという間に、王妃様の兄君にエスコートされて夜会に出させられてしまってかなり慌てたんだけど、皆コロッと騙されたらしいの。
身体付きは特に弄ってなかったから胸とか無かった筈なんだけど、誰にもバレなかったんだって。
この国、大丈夫かな?
「アリー、一緒にお庭のお散歩しよっか。」
「うん!ヴえるしゃまちょ、いっちょにおしゃんぽちゅるー!」
「はい、僕のお手々をちゃんと握ってね?」
「はーい!おちぇちぇちゅなぐにょ!」
歩きたくて足をパタパタさせてたら、それを察したらしいヴェル様が優しく降ろしてくれて、手を繋ごうと差し出しながら腰を屈めてくれる。
ヴェル様はかなり歩きづらいだろうに、優しいなぁ。
「ハルク様はこちらなのでしょう??
のらりくらりとした無意味な言い訳は結構ですから、さっさと取り次ぎなさい!!」
「チッ!」
舌打ちした?!
ヴェル様が、心底忌々しそうに顔を歪めながら舌打ちしましたのですよ?
あれ?言葉がおかしくなってる...?
女性の声を聞いた途端に不機嫌になったヴェル様に抱っこされて、お庭をズンズンと進んでいき...全体的に水色の精緻な彫刻が成された東屋にたどり着くと、私を膝に乗せて抱き締めてくる。
あー、あのキンキンと甲高く喚くばかりの声の女性に会いたくないのね?
で、ここで時間が過ぎるのを待つと、そういうことかな?
「ヴえるしゃま?ぎゅーって、ちないの?」
「今、心の赴くままにアリーをぎゅーってしたら、きっとアリーが痛い思いをしてしまうから...今は、このくらいで我慢するの。」
「じゃあ、わたちが、ぎゅー。」
「アリー...。」
あー、なんとなくだけど分かったかも?
あの声の女性って、ヴェル様の婚約者候補だった人かー...面倒だなー。
ほら、本当に盟約の娘が生まれるかなんて分からないでしょ?
だから、ヴェル様が20歳になるまでは猶予をってことになって、生まれなかったときに備えて一応婚約者候補を5人程立ててたんだって。
盟約の娘のことも含めてきちんと公表はされてるらしいの。
婚約者候補の皆さんはヴェル様と5歳差らしいから...今は12歳かな?
ほらほら、ヴェル様が20歳になったときに15歳になるから、結婚適齢期入りたてでしょ?
もしも盟約の娘が生まれたとして、候補から外されても次の嫁ぎ先を見付けやすいようにって配慮らしいよ?
それで、私が生まれたことで婚約者候補になっていた5人はお役御免になって、既に3人は新たな婚約者を見付けたみたいなんだけどね。
残りの2人に関しては、私が幼いこともあってかお披露目をしてないから、自分達が未だに婚約者候補だって思い込んでるみたいでちょくちょくこうして特攻を仕掛けてくるの。
本当に婚約者候補ならば、ちょくちょく交流を持つのは大事なことなんだけどね?
でも、もう正式な婚約者が決まって候補からは外されてるんだから...簡単に会える筈無いんだけど。
*
父様よりは少し背が小さいけど、顔が本当にそっくりなのよ?
父様よりは短い黒髪を、耳より少し高めの位置でポニーテールにしてから緩く3つ編みにしてて、同じように垂れた切れ長の翠の瞳なの。
そんなリヨルド猊下は、中性的な美貌を持ってるからって理由で王妃様に女装させられたことがあるんだってー。
で、あれよあれよという間に、王妃様の兄君にエスコートされて夜会に出させられてしまってかなり慌てたんだけど、皆コロッと騙されたらしいの。
身体付きは特に弄ってなかったから胸とか無かった筈なんだけど、誰にもバレなかったんだって。
この国、大丈夫かな?
「アリー、一緒にお庭のお散歩しよっか。」
「うん!ヴえるしゃまちょ、いっちょにおしゃんぽちゅるー!」
「はい、僕のお手々をちゃんと握ってね?」
「はーい!おちぇちぇちゅなぐにょ!」
歩きたくて足をパタパタさせてたら、それを察したらしいヴェル様が優しく降ろしてくれて、手を繋ごうと差し出しながら腰を屈めてくれる。
ヴェル様はかなり歩きづらいだろうに、優しいなぁ。
「ハルク様はこちらなのでしょう??
のらりくらりとした無意味な言い訳は結構ですから、さっさと取り次ぎなさい!!」
「チッ!」
舌打ちした?!
ヴェル様が、心底忌々しそうに顔を歪めながら舌打ちしましたのですよ?
あれ?言葉がおかしくなってる...?
女性の声を聞いた途端に不機嫌になったヴェル様に抱っこされて、お庭をズンズンと進んでいき...全体的に水色の精緻な彫刻が成された東屋にたどり着くと、私を膝に乗せて抱き締めてくる。
あー、あのキンキンと甲高く喚くばかりの声の女性に会いたくないのね?
で、ここで時間が過ぎるのを待つと、そういうことかな?
「ヴえるしゃま?ぎゅーって、ちないの?」
「今、心の赴くままにアリーをぎゅーってしたら、きっとアリーが痛い思いをしてしまうから...今は、このくらいで我慢するの。」
「じゃあ、わたちが、ぎゅー。」
「アリー...。」
あー、なんとなくだけど分かったかも?
あの声の女性って、ヴェル様の婚約者候補だった人かー...面倒だなー。
ほら、本当に盟約の娘が生まれるかなんて分からないでしょ?
だから、ヴェル様が20歳になるまでは猶予をってことになって、生まれなかったときに備えて一応婚約者候補を5人程立ててたんだって。
盟約の娘のことも含めてきちんと公表はされてるらしいの。
婚約者候補の皆さんはヴェル様と5歳差らしいから...今は12歳かな?
ほらほら、ヴェル様が20歳になったときに15歳になるから、結婚適齢期入りたてでしょ?
もしも盟約の娘が生まれたとして、候補から外されても次の嫁ぎ先を見付けやすいようにって配慮らしいよ?
それで、私が生まれたことで婚約者候補になっていた5人はお役御免になって、既に3人は新たな婚約者を見付けたみたいなんだけどね。
残りの2人に関しては、私が幼いこともあってかお披露目をしてないから、自分達が未だに婚約者候補だって思い込んでるみたいでちょくちょくこうして特攻を仕掛けてくるの。
本当に婚約者候補ならば、ちょくちょく交流を持つのは大事なことなんだけどね?
でも、もう正式な婚約者が決まって候補からは外されてるんだから...簡単に会える筈無いんだけど。
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