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勇者召喚(クラス単位)に巻き込まれましたが...1
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「ようこそ!お出でくださりました!
私は、この国の王をしております、シュトラウス・ビビンド・ルードレビルス・ヤチャナンカ・ヌレーヴェル・ドミムジーと申します。
なかなかに長いので、シュトラウス・ドミムジーと、最低限覚えてくださっていれば結構ですよ。
あ、ドミムジーとはこの国の名前ですので、お忘れなく!」
私達よりも4段くらい上から声をかけてきて、体を存分に活用して両手を広げたり手を振ってみたりとお茶目に振る舞うおじさん...国王らしいけど、なんかちっちゃい。
そりゃあ、踏み台が必要だよ。
私の肩くらいなんじゃないかな?
150前半の私の肩だから...140あるのかな?ってくらいなのよ。
ね、結構ちっちゃいよね。
「可愛い...。」
あらあら、本音が漏れちゃってる。
あ、私ではありませんよ?
可愛いと口走ったのは、私の隣に立ってるクラスメイトです。
170はあった筈の長身スレンダーな美人さんで、弓道部に所属してた筈。
朱縁寺 楓さんと言って、皆からは楓様とか楓お姉様と呼ばれてたかな。
何故か暇なときに私をギュッと抱きしめて頬ずりしてくるので、ファンの方々からは睨み付けられてたんだけど、ジタバタともがいてみても放してもらえず...今では生暖かく見守られるようになったんだよねー。
あ、今もぬいぐるみよろしく抱きしめられてますよ?
隣にいた筈なのに、いつの間に背後に来てたんだろうか?
いやぁ、不思議な方だよね。
「あの王様、持って帰りたい...スリスリしたい。」
「コラ!どんなにオモチャみたいに可愛くても、そういうのは拉致若しくは誘拐という犯罪です!」
「えぇー...絶対癒しなのにぃー。」
「あんたに、人1人養うことが出来るの?
手間もかかるけど、お金はもっとかかるのよ?」
「うーん、1人くらいならなんとかなるよ?
お金は無駄にあるし、お手伝いさん増やせば大丈夫じゃない?」
「お金で全てをなんとかしようとするな!!
倫理観がうまく育たなかった金持ちめ!!」
「えぇー...だって1人は寂しいしぃ、お手伝いさんはお金払わないとお喋りもしてくれないしさぁ?」
「そもそも、そこがおかしいのよ!
なんで別途でお金を払わないとお喋りが出来ないのよ?!
そのお手伝いさんに、あんた騙されてんのよ!」
「うーん、そうかなぁ?
じゃあ、朱音っちが慰めてぇー!」
「触れるな変態!!」
「ひっどぉいぃー!!
良いじゃーん!スリスリパフパフするくらいさぁ?
クラスの男子達にも嫌がられて、頼めるの朱音っちくらいなのぉー!」
「あんたの触り方がキモいからでしょ?!
それを改めれば男子達とて嫌がらんわ!!」
「えぇー、無理無理無理ぃ!!
スリスリパフパフクンカクンカしたいのぉ!!」
「あぁもう!話が進まないから隅っこで黙っとけ!!」
あー、黄次郎君がのほほんと変態発言かましてる...スリスリしたいって発言の後、王様青褪めちゃったよ?
周囲を囲んでいるあちらの国の皆さん、めちゃくちゃ警戒してるじゃん。
そんで、やっぱり朱音ちゃんが嗜めるのね?
この2人、いつもこんな感じで掛け合いしてるよねー。
そして、男子達はスススッと逃げる。
黄次郎君、彼らに何をしたんだろ?
何処に隠してたのか分からないけど朱音ちゃんが持っていた縄で縛られた黄次郎君が、荒ぶる朱音ちゃんによって隅っこに蹴り出されたので、そこの隅っこから離れて...さ、お話し聞けますよ?
楓ちゃん、頭の匂いを嗅ぐのやめてくれる?くすぐったいから...あ、もう!なんで私の頭の上で笑うの?
振動がくるし、頭に風を感じるんだよねー。
*
私は、この国の王をしております、シュトラウス・ビビンド・ルードレビルス・ヤチャナンカ・ヌレーヴェル・ドミムジーと申します。
なかなかに長いので、シュトラウス・ドミムジーと、最低限覚えてくださっていれば結構ですよ。
あ、ドミムジーとはこの国の名前ですので、お忘れなく!」
私達よりも4段くらい上から声をかけてきて、体を存分に活用して両手を広げたり手を振ってみたりとお茶目に振る舞うおじさん...国王らしいけど、なんかちっちゃい。
そりゃあ、踏み台が必要だよ。
私の肩くらいなんじゃないかな?
150前半の私の肩だから...140あるのかな?ってくらいなのよ。
ね、結構ちっちゃいよね。
「可愛い...。」
あらあら、本音が漏れちゃってる。
あ、私ではありませんよ?
可愛いと口走ったのは、私の隣に立ってるクラスメイトです。
170はあった筈の長身スレンダーな美人さんで、弓道部に所属してた筈。
朱縁寺 楓さんと言って、皆からは楓様とか楓お姉様と呼ばれてたかな。
何故か暇なときに私をギュッと抱きしめて頬ずりしてくるので、ファンの方々からは睨み付けられてたんだけど、ジタバタともがいてみても放してもらえず...今では生暖かく見守られるようになったんだよねー。
あ、今もぬいぐるみよろしく抱きしめられてますよ?
隣にいた筈なのに、いつの間に背後に来てたんだろうか?
いやぁ、不思議な方だよね。
「あの王様、持って帰りたい...スリスリしたい。」
「コラ!どんなにオモチャみたいに可愛くても、そういうのは拉致若しくは誘拐という犯罪です!」
「えぇー...絶対癒しなのにぃー。」
「あんたに、人1人養うことが出来るの?
手間もかかるけど、お金はもっとかかるのよ?」
「うーん、1人くらいならなんとかなるよ?
お金は無駄にあるし、お手伝いさん増やせば大丈夫じゃない?」
「お金で全てをなんとかしようとするな!!
倫理観がうまく育たなかった金持ちめ!!」
「えぇー...だって1人は寂しいしぃ、お手伝いさんはお金払わないとお喋りもしてくれないしさぁ?」
「そもそも、そこがおかしいのよ!
なんで別途でお金を払わないとお喋りが出来ないのよ?!
そのお手伝いさんに、あんた騙されてんのよ!」
「うーん、そうかなぁ?
じゃあ、朱音っちが慰めてぇー!」
「触れるな変態!!」
「ひっどぉいぃー!!
良いじゃーん!スリスリパフパフするくらいさぁ?
クラスの男子達にも嫌がられて、頼めるの朱音っちくらいなのぉー!」
「あんたの触り方がキモいからでしょ?!
それを改めれば男子達とて嫌がらんわ!!」
「えぇー、無理無理無理ぃ!!
スリスリパフパフクンカクンカしたいのぉ!!」
「あぁもう!話が進まないから隅っこで黙っとけ!!」
あー、黄次郎君がのほほんと変態発言かましてる...スリスリしたいって発言の後、王様青褪めちゃったよ?
周囲を囲んでいるあちらの国の皆さん、めちゃくちゃ警戒してるじゃん。
そんで、やっぱり朱音ちゃんが嗜めるのね?
この2人、いつもこんな感じで掛け合いしてるよねー。
そして、男子達はスススッと逃げる。
黄次郎君、彼らに何をしたんだろ?
何処に隠してたのか分からないけど朱音ちゃんが持っていた縄で縛られた黄次郎君が、荒ぶる朱音ちゃんによって隅っこに蹴り出されたので、そこの隅っこから離れて...さ、お話し聞けますよ?
楓ちゃん、頭の匂いを嗅ぐのやめてくれる?くすぐったいから...あ、もう!なんで私の頭の上で笑うの?
振動がくるし、頭に風を感じるんだよねー。
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