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やみくも

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2章ー英雄編ー(パラサイト)

24.繁茂交通機関

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 ファーマとフュエルが本部へと向かい、
門の前の道へと辿り着いた。

ファーマ「見回りがけっこういるな……。」

フュエル「あいつらは、グレインの専属部隊だ。ここ出身の悪魔ではない。」

ファーマ「なら安心だな。」

 矢を装填したファーマは魔力を貯めて、
一斉連射をした。

グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ

手下悪魔共「ぐぁぁぁぁぁ!」
バタンバタンバタンバタンバタンバタンバタンバタンバタン

ファーマ「大体片付いたか?」

フュエル「よし、潜入開始だ!まぁ凸るだけだが……。」

 2人はそれぞれ魔力を纏い、突撃の準備をした。

ファーマ「ミィルのお陰でまだ全然戦えるな!魔力も回復してきたし。」 

フュエル「他のメンバーは待たなくて良いのか?」

 ファーマは落ち着いて答えた。

ファーマ「彼らは自分のノルマを達成したら自ら合流しにくるはずだ。心配はいらない。」

フュエル「ならいいが……。」

 粗方魔力補給し終え、本題についてファーマが話を切り出した。

ファーマ「で、グレインがいるであろう場所は割れてるんだろ?」

フュエル「ああ。司令室に潜伏している。
あそこなら、ラビルロード中の監視カメラの映像が一括で管理できるから、状況把握しやすいし、指示しやすいだろう。
多分施設内は相当魔改造されているだろう。
四天王を全員駆り出せる口実が出来た今、
計画を実行してもなんら不思議じゃない。
ゼディが能力で堕ちた時点で、完全な支配体制に入ったもんだしな。」


ファーマ「司令室か……。一番奥にあるから
グレインの能力が凶悪になるな……。」

フュエル「よし、…………行くぞ!」


 2人は跳び上がり、屋根の上に登った。

フュエル「ルートは3階から4階の司令室に向かう。後から合流するであろうメンバーは、恐らく1階から攻めるはずだ。
俺たちが3階から攻める事で、同時戦闘となり、援軍が呼びにくくなるはずだ。」

ファーマ「それで問題ない。さあ、任務遂行とするか!」

 ファーマの発言と同時にフュエルがVENOMを展開し、窓を叩き割った。

手下悪魔「ん?いたぞ!一斉攻撃!」

 3階廊下を巡回していた見回りの1人が声を発すと、周囲にいた10数名程の見回りが総攻撃を仕掛けた。

フュエル「魔術:追毒の轍」
ザンッザンッ

手下悪魔共「ぐぁぁぁぁぁぁ!」

 あっさりVENOMによって轢かれた。

フュエル「数だけだな。VENOM!このまま道を切り開け!辺り一体に毒を撒くぞ!」

 思念による指示を送ると、VENOMは毒を撒き散らしながら、司令室の方へと走行した。

フュエル「かなり侵食されてんなぁ。」

ファーマ「奴も本気を出し始めたって事か。」

 廊下は司令室に近い所程、奇妙な植物によって覆われていた。





       ー正面玄関ー


 俺はドゼットを撃破して、本部に今から乗り込む気で、正面玄関の目の前に来ていた。

曖人「門番も周りにいたであろう見回りも全員倒れてるじゃないか。ファーマが先に乗り込んだんだろうな。」

 大量の悪魔が気絶している通路を通り抜け、
玄関から施設へと入った。

 施設内は緑と紫のツタが巻き付き、紅い花が咲いていた。

 更には、毒々しい花や、禍々しい果実も実っていた。

曖人「なんだここは……。居るだけで吐き気がしそうだ。元々こんな場所じゃ無い…よな?」

 あまりに異質な空間だ。

 元々の形がこれとは到底思えない。

ガサッガサガサッ

曖人「?!」

 ツタが急に動き出したので、咄嗟に剣を構えた。

 すると、紅い花が開花し、目が出てきた。

曖人「なんだ…?!」

 その花は目から一斉に魔力を溜め、魔力弾を放った。

曖人「剣術:龍巻斬」
ザンッ  パシュンッ

 全方位から放たれた魔力弾をまとめて、相殺した。

曖人「剣術:乱れ斬ドレーク海風」
ザンッザンッザンッザンッザンッザンッザンッザンッザンッ!!

 怒涛の連撃で、花を全て倒した。

 すると、閉花した。

曖人「気味の悪い場所だな…。さっさと
事情を知ってそうなファーマと合流したいな……。」




       ー司令室ー



グレイン「奴らが来たか……。チェイン!司令室前を警備しろ!」

チェイン「了解しました。」

グレイン「さぁ…カオスを始動しよーか♥」






      ー3階廊下ー



ファーマ「植物の攻撃が増えてきたな。」

 ファーマ達は、植物による攻撃を潜り抜け、
4階階段に近づいている。

フュエル「そろそろ警戒レベルが凄まじい猛攻となる4階だ…。司令室の周辺だし、隠し玉がいても不思議じゃないからな。」




  ー地底のプレデターはもう目前だー



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