57 / 240
3章ー邪種編ー
57.歪んだ空間
しおりを挟む
サニイは、望の術中に掛り、動きが制限された。
サニイ「ぐっ…飛行が出来ない…。」
望「この世界では俺がルールなのさ。折角の絶叫体験ギミックを無視されたくないからね。」
狭く、動く足場で今彼らは戦っている。
望「君は俺に近づけるのかな!」
そう言うと、邪力球を前方車両から、後方車両にいるサニイに放った。
しかし、サニイは全て弾き壊した。
望「駄目か。まぁ…こんなの序章さ!」
すると、マグマが噴き出し始め、その中をジェットコースターが駆け抜ける構図となった。
望「そのマグマは、触れた者を焼き尽くす!
君の武器を完全に無力化してあげるよ。」
サニイ「あまり舐めるな。」
サニイは、槍に強い太陽光を纏い、魔力を凝縮させた。
サニイ「槍術:炎傘」
太陽光を纏った槍を縦に振り降ろし、斬撃波を発生させると、強い魔力の圧力でマグマが相殺された。
その斬撃波は、前方車両にいる望に届き、致命傷を負わせた。
望「…へぇ。君は人の理想を否定する奴なんだなぁぁ。……絶対に手を降す。」
怒りで本気になった望は、邪力を練りながら、身体と空間全体に纏った。
望「妄想の恐ろしさをその身で受けてみろ。
遊びは終了だ。邪術:解体メリーゴーランド」
すると、レールが途切れて、サニイ含むゴンドラは、地上へと降ろされた。
その地上では、全身が刃物で出来た馬が大量に待ち構えていた。
サニイ「なんて量だ。飛行さえ出来れば、敵ですら無いのに。」
そう言いつつも、槍に溜めた魔力を斬撃波として放ち、処理していった。
望「…君はギミック無視ばかりだね。つまらん。プラン通りの体験じゃ、君を破滅させられそうに無い。もういい。」
望は身体に集めた邪力を解き放ち、大量の触手を生やした。
望「何もギミック処刑が全てじゃない。実力行使といこうか。」
すると、凄いスピードで、触手がサニイに伸びていったが、サニイは冷静に、斬った。
サニイ「…槍術:炎傘」
大量に迫る触手を一気に切り払ったが、触手は次々に再生し、襲い掛かってきた。
サニイ「再生速度が異常に速い…。痛覚どうなっているんだよ…。」
疲れと油断で動きが鈍り始めたサニイは、背後から馬に刺された。
サニイ「ッッ!」
すると、望がゆっくりと近づいてきた。
望「これが“妄想”の力さ。限界なんて無い。俺は自身の力は弱く、邪力の回復も遅いが、この能力によって、相手をここまで弄べる。軽いコスパでな?現実では君の圧勝かもしれないが、術中に掛かった時点で、君はひたすらエネルギーを消耗するだけさ。さて、高みの見物としようかな…!」
そう言い終えると、トラックを、反動で硬直したサニイの上に召喚し、落とした。
サニイ「…!槍術:日戦慄」
危機一髪の所でトラックを受け止めたが、刺された事で、パワーが弱まり、破壊出来なかった。
その隙を狙い、触手の先端を刃物にして、伸ばしてきた。
サニイ「ぐはっ!」
望「……じっくり制裁してやるよ。非現実を否定する奴はな…。」
廃人形をダウンさせた俺は、溺の言葉を一切無視して、とにかく最上階を目指した。
曖人「こういうのは、最上階に何かあるのがよくある事だ…。」
こちらから攻撃を仕掛ける事を放棄して、飛び交う攻撃を回避しながら、走り続けた。
そして、3階に繋がる階段が目に入ったので、一直線で駆け抜けた。
溺「邪術:通行センサーパルス」
すると、階段の方から、無数のパルスが飛んできた。
曖人「あれは斬れないな。」
躱す以外の選択肢が無かったので、近くのアイス屋に逃げ込んだ。
外のパルスは止む様子が無い。
曖人「マジか…囲まれたな…。」
一応、エレベーターとだけは繋がっているが、あんなの絶対落としてくるから、乗る気は起きなかった。
溺「(…急に気配が消えた…。索敵が出来なくなった。…パルスでやられたか?)」
溺は触覚や監視カメラで索敵しているようで、俺はそれに気づいたので、若干飛行している。
厨房の方に行くと、貼り紙を見つけた。
曖人「何々?倉庫にいる保存食が枯渇した?
電力の周りが悪い?ッ!」
俺は何かを察して、フロアの地図を見た。
曖人「なるほど…。位置関係を完全に把握した。役割を持つ部屋の配置が器官と一致している。つまり、脳にあたる設備、コンピュータールームに全ての情報があるはずだ。コンピュータールームの位置は……ビンゴだ。」
俺は、アイス屋から抜け出し、4階のコンピュータールームを目指した。
溺「ッッ!勘づいたか…。まぁでも…行かせないからね♡」
サニイ「ぐっ…飛行が出来ない…。」
望「この世界では俺がルールなのさ。折角の絶叫体験ギミックを無視されたくないからね。」
狭く、動く足場で今彼らは戦っている。
望「君は俺に近づけるのかな!」
そう言うと、邪力球を前方車両から、後方車両にいるサニイに放った。
しかし、サニイは全て弾き壊した。
望「駄目か。まぁ…こんなの序章さ!」
すると、マグマが噴き出し始め、その中をジェットコースターが駆け抜ける構図となった。
望「そのマグマは、触れた者を焼き尽くす!
君の武器を完全に無力化してあげるよ。」
サニイ「あまり舐めるな。」
サニイは、槍に強い太陽光を纏い、魔力を凝縮させた。
サニイ「槍術:炎傘」
太陽光を纏った槍を縦に振り降ろし、斬撃波を発生させると、強い魔力の圧力でマグマが相殺された。
その斬撃波は、前方車両にいる望に届き、致命傷を負わせた。
望「…へぇ。君は人の理想を否定する奴なんだなぁぁ。……絶対に手を降す。」
怒りで本気になった望は、邪力を練りながら、身体と空間全体に纏った。
望「妄想の恐ろしさをその身で受けてみろ。
遊びは終了だ。邪術:解体メリーゴーランド」
すると、レールが途切れて、サニイ含むゴンドラは、地上へと降ろされた。
その地上では、全身が刃物で出来た馬が大量に待ち構えていた。
サニイ「なんて量だ。飛行さえ出来れば、敵ですら無いのに。」
そう言いつつも、槍に溜めた魔力を斬撃波として放ち、処理していった。
望「…君はギミック無視ばかりだね。つまらん。プラン通りの体験じゃ、君を破滅させられそうに無い。もういい。」
望は身体に集めた邪力を解き放ち、大量の触手を生やした。
望「何もギミック処刑が全てじゃない。実力行使といこうか。」
すると、凄いスピードで、触手がサニイに伸びていったが、サニイは冷静に、斬った。
サニイ「…槍術:炎傘」
大量に迫る触手を一気に切り払ったが、触手は次々に再生し、襲い掛かってきた。
サニイ「再生速度が異常に速い…。痛覚どうなっているんだよ…。」
疲れと油断で動きが鈍り始めたサニイは、背後から馬に刺された。
サニイ「ッッ!」
すると、望がゆっくりと近づいてきた。
望「これが“妄想”の力さ。限界なんて無い。俺は自身の力は弱く、邪力の回復も遅いが、この能力によって、相手をここまで弄べる。軽いコスパでな?現実では君の圧勝かもしれないが、術中に掛かった時点で、君はひたすらエネルギーを消耗するだけさ。さて、高みの見物としようかな…!」
そう言い終えると、トラックを、反動で硬直したサニイの上に召喚し、落とした。
サニイ「…!槍術:日戦慄」
危機一髪の所でトラックを受け止めたが、刺された事で、パワーが弱まり、破壊出来なかった。
その隙を狙い、触手の先端を刃物にして、伸ばしてきた。
サニイ「ぐはっ!」
望「……じっくり制裁してやるよ。非現実を否定する奴はな…。」
廃人形をダウンさせた俺は、溺の言葉を一切無視して、とにかく最上階を目指した。
曖人「こういうのは、最上階に何かあるのがよくある事だ…。」
こちらから攻撃を仕掛ける事を放棄して、飛び交う攻撃を回避しながら、走り続けた。
そして、3階に繋がる階段が目に入ったので、一直線で駆け抜けた。
溺「邪術:通行センサーパルス」
すると、階段の方から、無数のパルスが飛んできた。
曖人「あれは斬れないな。」
躱す以外の選択肢が無かったので、近くのアイス屋に逃げ込んだ。
外のパルスは止む様子が無い。
曖人「マジか…囲まれたな…。」
一応、エレベーターとだけは繋がっているが、あんなの絶対落としてくるから、乗る気は起きなかった。
溺「(…急に気配が消えた…。索敵が出来なくなった。…パルスでやられたか?)」
溺は触覚や監視カメラで索敵しているようで、俺はそれに気づいたので、若干飛行している。
厨房の方に行くと、貼り紙を見つけた。
曖人「何々?倉庫にいる保存食が枯渇した?
電力の周りが悪い?ッ!」
俺は何かを察して、フロアの地図を見た。
曖人「なるほど…。位置関係を完全に把握した。役割を持つ部屋の配置が器官と一致している。つまり、脳にあたる設備、コンピュータールームに全ての情報があるはずだ。コンピュータールームの位置は……ビンゴだ。」
俺は、アイス屋から抜け出し、4階のコンピュータールームを目指した。
溺「ッッ!勘づいたか…。まぁでも…行かせないからね♡」
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様を書いたストーリーです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる