思想で溢れたメモリー

やみくも

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5.5章ー分裂編ー

118.進展を目指して

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 朝一に付近を散歩していると、雷鳴と共にコードが姿を現した。

曖人「どうした?」

コード「少し話があってな。今すぐとは言わないが、今日中に時間をくれないか?」

曖人「……わかった。正午に巨大樹の上集合で。大事な内容なんだろ?」

コード「……ああ。」

 返答すると、コードはラピスラズリ海岸の方角に飛んで行った。

 俺は朝日が昇り始めたのを確認して、ラピスラズリ本部へと帰還した。








チェイン「不穏だな。ラピスラズリに悪い話じゃないといいが…。」

 現在、ラピスラズリの重要人物を集めて、これからについて話し合っていた。どんな話を持ってきたか分からないが、コードの言う大事は重みが人一倍違うはずだ。彼の話した生い立ちから見るにも…。

ファーマ「バブル脱退も考えられるな。」

曖人「いや、その線は薄い。人手が必要だとサニイはずっと言ってきてるから。」

深雅「どうなろうとも、活動は続ける事に変わりはないのだろ?」

曖人「それは勿論だ。」

 この後も話し合いを続け、約束の時間となった。







 今日はやけに風が静かだ。そう思って待っていると、コードも風のように到着した。

コード「まず安心してくれ。バブル追放や罰がある訳では無い。これからきっと奴らの侵攻は勢いを増す。迎撃以外にもやる事は山積みだ。そこで、バブルを2つに分裂させる。」

曖人「内容を聞かせて欲しい。」

コード「これからはA,Bに分かれる。Aは曖人を中心としたグループにする。やる事はシンプル。旅をする事だ。」

曖人「旅?」

コード「ああ。目的は戦力の拡大と成長。曖人、お前は強大なポテンシャルを秘めている。世界には強い能力者がわんさか居る。彼らとの戦いを通してお前は強くなる。そして出来れば仲間として迎え入れてくれ。期間は3年。3年後の今日、再びこの巨大樹で集合しよう。俺達Bグループは侵攻防衛、情報収集など表部隊で奴らと対立する。収集した情報のいくつかを定期的にお前に送信する。敵勢力の拠点の襲撃も出来ればお願いしたい。」

曖人「……悪い話じゃないな。本格的に始まったもんな。未来を賭けた戦いが。よし、乗ろう。」

コード「後、大人数での旅は多分きつい。ラピスラズリの管理は誰かに任せた方が良いかもな。」

曖人「分かった。もう候補はいるけどな。」

コード「今夜、またここに集合だ。引き連れてきたい人がおるものでな。」 

 言い終えるとコードはゲートを使って、どこかに行ってしまった。








 俺は本部に戻り、幹部格を集合させた。

曖人「これからラピスラズリの動きは二手に別れる。決戦に向けて仲間探しも兼ねた成長の旅に出る人と、ここでドルフィオンと共に表舞台に出る人でだ。割り振りは決めさせてもらった。俺、ファーマ、チェイン、心明、深雅、萌愛、李朱樹が旅部隊。それ以外はここでラピスラズリとして動いてくれ。詳しい説明はフュエルに聞いてくれ。では、解散!」

 会議室から徐々に散っていった頃、フュエルがこちらに来た。

曖人「俺の居ない間、ラピスラズリを、皆を任せたぞ。」

フュエル「分かった。任された。」

 フュエルが去ると、入れ替わりでリダクテッドさんとミィルが来た。

リダクテッド「青年。強くなったな。ワシも誇らしく思う。次は世界の英雄になる為に精進するのじゃぞ。」

ミィル「次会った時は、沢山の仲間を連れて生きていてほしいよ。」

曖人「分かった。必ず戦果を得る。」

 その後も色々な人と話し、約束の時間となったので、巨大樹の上へと向かった。







 そこには、3人のリヴォリーターが集結していた。

コード「来たか。曖人。」

曖人「ああ。俺達は必ず戦力を底上げして、この場所に帰ってくる。」

サニイ「その意気だ。君が来てから、奴らはかなり焦り始めた。まさにイレギュラーだったのだろう。俺達も目的を果たす為、戦い続ける。」

レイズ「実は僕も少しフラつくつもりだ。旅先で会うかもね。その時は宜しく。」

コード「曖人。お前は可能性の塊だ。また3年後、ここで会える事を待ち望む。現地での本戦は俺達に任せろ。」

曖人「…了解。ラピスラズリトップ威風曖人。この戦いを勝利に導く為に、3年間の旅に出る。では、行ってきます。」

 俺は飛び上がり、他の旅組が乗るジェット機に飛び乗った。

 下を見下げると、ラピスラズリのメンバーやその他の組織のメンバーが、集結していた。

 彼らに見送られながら、俺達は進展に向けて飛び立った。








心明「面白い事になってきたね!」

深雅「そうだな。」

曖人「よし……新フェーズを記しに行くぞ。」










Nv-213「初戦は惨敗か。だが、これからだ。な?DN-468/a?」

DN-468/a「ああ。俺は襲撃に既に出向かせた。」

Nv-213「仕事が速いな。俺は入念に準備している最中だ。」

DN-468/a「そうなのか。それは楽しみだな。貴様如きがどんな計画を用意出来るのかが。」

Nv-213「何とでも言え。」

 会話を終え、彼らは別方向に歩み進めた。





   5.5章 分裂編  完

次回 6章―A 心別編
           個別開幕
   6章―B 夢園編
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