121 / 240
6章―A ー心別編ー
121.墜ちた海底都市
しおりを挟む
ギルム「ここが客室。んじゃあな。」
そう言ってギルムは去って行った。
道中を見た感じ、深雅の予想通り地底がかなり広そうだ。炭鉱への入口がいくつか確認できた。
曖人「しばらくは停泊だな。今後どうするかは決めてないけど。」
心明「また島を出たら考えよ。」
その日はもう疲れていたので、俺達は寝た。
部屋はそれなりに広いが、収容所のような押し込まれ方をされていた。広いのが不幸中の幸いだが。
ギルム「おい。」
ギルムが何か言いながら扉を叩いてきたので、俺とチェイン、深雅は起きた。
チェイン「何か用か?」
ギルム「あ、起きたか。朝食は飯屋に行け。朝食後、姫様からそこの弓の悪魔とお前がお呼び出しが掛かってるから絶対行け。」
そう言ってギルムは去って行った。
曖人「……お前ら早く起きろよ。」
萌愛「なんかまともな料理久々に食べたかも!」
あの後、全員起こして朝食を食いに行っていた。ずっと水上に居たためしばらくの間は非常食しか食っていなかったため、身に沁みる。
それまでも狩猟やら釣りだったので、ただ焼いただけの物しか食べていなかった。
ファーマ「てか俺達呼ばれているんだよな?何なんだろ。」
曖人「改めての挨拶とかだろ。」
早めに切り上げて、俺とファーマはギルムの案内の元、長の部屋に向かった。
クリス「昨日ぶりですね。朝早くからすいません。」
曖人「結構ですよ。何か用事ですか?」
クリス「私は貴方達がバブルだという事を認識しています。そしてバブルの目的も知っています。なので貴方達に行き先を提案したいと思いまして。」
バブル及びマインダーは暗躍する存在だとコードが話していたが、俺達を知っているようすらしい。しかし、レジスターが加入してるという事は聞いたことが無い。
クリス「驚きますよね。バブルの名を知ってるなんて、貴方達にとっては警戒すべき事ですから。ギルム。詳しい説明を…。」
するとギルムが語り始めた。
ギルム「俺はこの周囲に巣くうレジスターの最大都市「ラグーン」で騎士団長をしていた。実は死んだ王の隠し子で、王座を再び取り返そうと考えていたが、俺の代で実行するつもりは無い。なぜなら現王座は幼馴染みである「セギン」だからだ。だが今のラグーンは失われた。変わっちまったんだ。セギンが。突如「ホウキ教」を名乗り、ラグーンから信者以外のレジスターが余儀なく追放され、城が教会そのものとなった。七代思想宗派の一つホウキ教。あいつは人格が一気に変わった。裏があるのは明白だ。俺はあいつの目を覚まさせる為に準備を進めていた。お前達は七代思想宗派と因縁があるのだろう?協力を求めてもよいか。」
クリス「お願いします。ギルムが誰かを頼る事は滅多に無いんです。」
この提案は俺達にとって超有益だ。そもそもこの旅の目的はより強くなり、対人力を身に付ける事だ。今のところ宛もないし、恐らく大罪人であろうセギンを無力化出来れば、コード達の負担も減る。ラグーンの奪還に成功すれば、戦いに参加してくれる可能性もある。
曖人「ありがとうギルム。奴らの拠点の一つを無力化出来るのはメリットしかない。共にラグーンを奪還し、セギンの目を覚ますぞ。」
ギルム「感謝する。その……」
曖人「曖人だ。」
ギルム「曖人。協力感謝する。燃料の補充が終わり次第、すぐに出発したい。」
曖人「了解。問題無いな?ファーマ。」
ファーマは頷き、了承は得れた。
クリス「それでは宜しくお願いします。ここでの勝ち星は、今後の戦況に大きく影響するでしょう。」
俺とファーマは客室に戻り、早速情報を共有した。
チェイン「これまでは迎撃することしか出来なかったが、遂にこちらから仕掛けるのか。」
曖人「ああ。大事な一戦になるだろうな。」
李朱樹「ようやく本格的な戦闘となるか。気分が高揚するぜ!」
それから、しばらく敷居が上がった状態で、戦闘訓練や模擬戦をした。
そう言ってギルムは去って行った。
道中を見た感じ、深雅の予想通り地底がかなり広そうだ。炭鉱への入口がいくつか確認できた。
曖人「しばらくは停泊だな。今後どうするかは決めてないけど。」
心明「また島を出たら考えよ。」
その日はもう疲れていたので、俺達は寝た。
部屋はそれなりに広いが、収容所のような押し込まれ方をされていた。広いのが不幸中の幸いだが。
ギルム「おい。」
ギルムが何か言いながら扉を叩いてきたので、俺とチェイン、深雅は起きた。
チェイン「何か用か?」
ギルム「あ、起きたか。朝食は飯屋に行け。朝食後、姫様からそこの弓の悪魔とお前がお呼び出しが掛かってるから絶対行け。」
そう言ってギルムは去って行った。
曖人「……お前ら早く起きろよ。」
萌愛「なんかまともな料理久々に食べたかも!」
あの後、全員起こして朝食を食いに行っていた。ずっと水上に居たためしばらくの間は非常食しか食っていなかったため、身に沁みる。
それまでも狩猟やら釣りだったので、ただ焼いただけの物しか食べていなかった。
ファーマ「てか俺達呼ばれているんだよな?何なんだろ。」
曖人「改めての挨拶とかだろ。」
早めに切り上げて、俺とファーマはギルムの案内の元、長の部屋に向かった。
クリス「昨日ぶりですね。朝早くからすいません。」
曖人「結構ですよ。何か用事ですか?」
クリス「私は貴方達がバブルだという事を認識しています。そしてバブルの目的も知っています。なので貴方達に行き先を提案したいと思いまして。」
バブル及びマインダーは暗躍する存在だとコードが話していたが、俺達を知っているようすらしい。しかし、レジスターが加入してるという事は聞いたことが無い。
クリス「驚きますよね。バブルの名を知ってるなんて、貴方達にとっては警戒すべき事ですから。ギルム。詳しい説明を…。」
するとギルムが語り始めた。
ギルム「俺はこの周囲に巣くうレジスターの最大都市「ラグーン」で騎士団長をしていた。実は死んだ王の隠し子で、王座を再び取り返そうと考えていたが、俺の代で実行するつもりは無い。なぜなら現王座は幼馴染みである「セギン」だからだ。だが今のラグーンは失われた。変わっちまったんだ。セギンが。突如「ホウキ教」を名乗り、ラグーンから信者以外のレジスターが余儀なく追放され、城が教会そのものとなった。七代思想宗派の一つホウキ教。あいつは人格が一気に変わった。裏があるのは明白だ。俺はあいつの目を覚まさせる為に準備を進めていた。お前達は七代思想宗派と因縁があるのだろう?協力を求めてもよいか。」
クリス「お願いします。ギルムが誰かを頼る事は滅多に無いんです。」
この提案は俺達にとって超有益だ。そもそもこの旅の目的はより強くなり、対人力を身に付ける事だ。今のところ宛もないし、恐らく大罪人であろうセギンを無力化出来れば、コード達の負担も減る。ラグーンの奪還に成功すれば、戦いに参加してくれる可能性もある。
曖人「ありがとうギルム。奴らの拠点の一つを無力化出来るのはメリットしかない。共にラグーンを奪還し、セギンの目を覚ますぞ。」
ギルム「感謝する。その……」
曖人「曖人だ。」
ギルム「曖人。協力感謝する。燃料の補充が終わり次第、すぐに出発したい。」
曖人「了解。問題無いな?ファーマ。」
ファーマは頷き、了承は得れた。
クリス「それでは宜しくお願いします。ここでの勝ち星は、今後の戦況に大きく影響するでしょう。」
俺とファーマは客室に戻り、早速情報を共有した。
チェイン「これまでは迎撃することしか出来なかったが、遂にこちらから仕掛けるのか。」
曖人「ああ。大事な一戦になるだろうな。」
李朱樹「ようやく本格的な戦闘となるか。気分が高揚するぜ!」
それから、しばらく敷居が上がった状態で、戦闘訓練や模擬戦をした。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様を書いたストーリーです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる