思想で溢れたメモリー

やみくも

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6章―B ー夢園編ー

154.次元違い

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グラッシェ「……そうか!一か八かに掛けるがやる価値はある。」
 
 俺はバリアを解除してガントレットにエネルギーをチャージしながら跳び上がった。

バロン「無茶苦茶な事やろうとしてないか?いいぜ乗ってやるよ。」

 するとバロンとルゥリムも攻撃態勢に入った。

マリナリィ「コントロールシャワーを弾いている?!原因はあの身体に纏われたエネルギー…。打ち砕け。」

 そう命令すると、地上からは大量の触手が、空からは矢の雨と共に謎の飛行生命体が襲い掛かってきた。…バロンに。

マリナリィ「な!あの手が機械化してる奴を狙いなさい!」

 マリナリィは生物にそう指示するが、奴らは聞く耳を持たず、バロンに集中した。

バロン「俺の意識集中は周りの音位簡単に遮断できる。まとめて狩るぞルゥリム。刃術:連鎖擦」

ルゥリム「聖術:風唄」

 バロンが一箇所に固まった生物に傷を入れ、ルゥリムが傷口に神聖魔力の風を流し込み、生物は浄化された。

バロン「楽勝。」

マリナリィ「なっ!…そんな……ふざけないでよね!魔術:アロー・エクスティンク」

 マリナリィは莫大な魔力を矢に凝縮させて放ったが、俺はガントレットからバリアを展開し防いだ。
 バリアが少し割れたが、ダメージは全てカットしきれており、チャージ完了した。

マリナリィ「な……慈悲の天使。失踪自体が戦略だなんて。バブルはどれだけ…。」

グラッシェ「レイズ様から教わった技術。その身に焼き付けてみな。異術:アナザーキャノン」

 超至近距離でガントレットを向け、チャージしたエネルギーを撃ち出した。
 すると大爆発を起こし、マリナリィは地上に落下して気を失った。それと同時に触手や飛行生命体はどこかに逃げてしまった。

バロン「こいつまだ生きてるぞ。トドメを刺すか?」

 俺は地上に降り立って武装を解除した。

グラッシェ「その必要は無い。教祖さえやられれば再起は難しいだろうし。更生の余地を与えてやらないとだし。」

バロン「レイズ様に似てきたな。そういう事なら一旦保護だな。」

 こうして、入口前の戦闘は幕を閉じた。作戦開始から2時間。他は大丈夫なのだろうか。







ヴェレライン「思術:廃人の叫び」

 植物に思想エネルギーがチャージされ音波が放たれたが、俺は回避した。
 そのまま俊敏性を高めナイフに電気を纏って距離を詰めた。

コード「聖術:電撃牢」

ヴェレライン「そんな軟な電気噛み砕いてやる!」

 すると周囲を漂う植物が牙を向け、電撃を吸収相殺した。
 しかし俺は隙かさず空波を飛ばして、植物をダウンさせた。

コード「狡猾ではあるが戦闘は苦手か?降参を推奨する。」 

ヴェレライン「そんな挑発効くわけが無いだろ。それにまだ俺は様子を伺っているだけだ。」

コード「なるほどな。なら……一気に形勢逆転不能に持ってくまでだ。」

 大量のゲートを出現させ、俺はナイフを投げ入れた。ゲート内でナイフの速度は最大に達し、電気を帯び始めた。

コード「先手必勝。聖術:ゲート・プラズマスタン」

 するとナイフが連鎖的にゲート行き来を繰り返し、室内の電圧が急上昇していったが、ヴェレラインは一切焦っている様子が無い。

コード「あぁ…。流石は襲撃民族。対策済みか。」

 恐らくは筋肉に纏わりついている植物が電気を相殺しているのだろう。思想エネルギーによって改造された彼らのようなマインダーの配下は、どの種族にも該当しない戦闘のためだけにある肉体構造をしているケースが多い。
 言うて俺も脚を戦闘の中で頻繁に使用するため、脚力だけは天使の平均を遥かに超えている。

ヴェレライン「そろそろ反撃の時間だ。思術:ブルームファング」
  
 すると、ダウンしていた植物が再起し、牙にオーラを纏って一斉に囲んで襲撃してきた。

コード「クッ。聖術:電撃牢」

 自分を囲うように電気を張り巡らせ、植物から防御したが、奴らは音波をチャージしてきた。

ラーシャル「私に任せて!拳術:プリズンメテオ」

 ラーシャルが拳に宇宙エネルギーを纏い、チャージ中の植物を殴り飛ばした。

ヴェレライン「邪魔が入ったか。リヴォリーター2人同時相手か…。全て壊滅させてやる!」

 俺は電撃牢を解除して臨戦態勢を整え直した。









 僕とオリジンの拳が交わり、周囲の気圧が急上昇した。

オリジン「一線から退いていたとは思えませんよ。……化け物め。」

レイズ「リヴォリーターに引けを取らない君も相当なものだ。さて、ウォーミングアップはこれで終わり。」

オリジン「そうですか。なら、こちらから。」

 オリジンは腕から結晶の棒を生成して、燃やした。

オリジン「いかせてもらおうか。」
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