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8章ー静夜の駆け引き編ー
191.決戦前の日常
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巨大樹に着いたものの、誰もいる気配はなかった。
コード「日数は……結界の中にいたから分からないな。想像以上に経ってそうだ。」
そうこう考えていると、レイズがちょうど近くを通りかかり、こちらに気付いて方向転換してきた。
レイズ「終わったみたいだね。」
コード「ああ。残念ながら首は取り損ねたが、目標であったゼノンの救出と基地の解体には成功している。牽制程度にはなったんじゃないか。」
レイズ「無事で何より。」
コード「こんなところで散るかよ。…ちなみになんだが……」
現在の日数について尋ねようとしたところ、レイズはそれを察して先に答えた。
レイズ「曖人なら帰ってきたよ。八日の遅刻だね。ちょうど入れ違いだったから仕方がないけど…」
コード「まぁ復活したヴェレラインが指揮する基地をたった8日で潰せたなら相当早い方だろ。それじゃ、俺は曖人に顔を見せに行ってくるから。情報整理はまた後日ってことで。」
そう言い残し、俺はラピスラズリ本部に向かって飛び立った。
レイズ「…コード、サラッと気になる発言したね……ゼノンに聞き込みだな。」
するとレイズはゼノン達がいるであろうドルフィオンに向かった。
情報や研究的なことはサニイ達が行ってくれているため、今日も今日とで俺は実力を磨くために修行をしていた。
長い旅で培った経験を活かして、俺は欠点の補強を着実に行っていた。
チェイン「曖人。今時間いいか?」
すると、そこにチェインが訪ねてきた。
曖人「ん?どうしたチェイン?」
チェイン「村の人達から聞いたのだが、決戦前に互いを鼓舞するための催し物を行うそうだ。」
曖人「前夜祭みたいなものか。何だか近づいてるって感じがするな…」
チェイン「実際、両者睨みを効かせている状態だ。相互に監視している以上、明日いきなり始まったって何らおかしくない。そこで提案なんだが……」
途中で間を置き、彼は魔力を身体に纏って鎖を畝らせた。
チェイン「決戦前に一発……俺と戦わないか!」
曖人「そういう提案か……」
思えば、俺がこの世界で最初に対峙した奴はチェインだった。今じゃファーマと並んで相棒に近い関係だが、二人とも出会いは敵としてだった。
俺が成長しているように、彼らもまた成長している。人格、技術、思念の強さが。手を交え、互いの成長を実感することも大事だろうと思い、俺はその提案を受けることに決めた。
曖人「乗った。成長した力の……全力をぶつけ合おう。」
チェイン「ああ。」
そうして俺達は派手に暴れても大丈夫そうな開けた草原へと向かった。
コード「日数は……結界の中にいたから分からないな。想像以上に経ってそうだ。」
そうこう考えていると、レイズがちょうど近くを通りかかり、こちらに気付いて方向転換してきた。
レイズ「終わったみたいだね。」
コード「ああ。残念ながら首は取り損ねたが、目標であったゼノンの救出と基地の解体には成功している。牽制程度にはなったんじゃないか。」
レイズ「無事で何より。」
コード「こんなところで散るかよ。…ちなみになんだが……」
現在の日数について尋ねようとしたところ、レイズはそれを察して先に答えた。
レイズ「曖人なら帰ってきたよ。八日の遅刻だね。ちょうど入れ違いだったから仕方がないけど…」
コード「まぁ復活したヴェレラインが指揮する基地をたった8日で潰せたなら相当早い方だろ。それじゃ、俺は曖人に顔を見せに行ってくるから。情報整理はまた後日ってことで。」
そう言い残し、俺はラピスラズリ本部に向かって飛び立った。
レイズ「…コード、サラッと気になる発言したね……ゼノンに聞き込みだな。」
するとレイズはゼノン達がいるであろうドルフィオンに向かった。
情報や研究的なことはサニイ達が行ってくれているため、今日も今日とで俺は実力を磨くために修行をしていた。
長い旅で培った経験を活かして、俺は欠点の補強を着実に行っていた。
チェイン「曖人。今時間いいか?」
すると、そこにチェインが訪ねてきた。
曖人「ん?どうしたチェイン?」
チェイン「村の人達から聞いたのだが、決戦前に互いを鼓舞するための催し物を行うそうだ。」
曖人「前夜祭みたいなものか。何だか近づいてるって感じがするな…」
チェイン「実際、両者睨みを効かせている状態だ。相互に監視している以上、明日いきなり始まったって何らおかしくない。そこで提案なんだが……」
途中で間を置き、彼は魔力を身体に纏って鎖を畝らせた。
チェイン「決戦前に一発……俺と戦わないか!」
曖人「そういう提案か……」
思えば、俺がこの世界で最初に対峙した奴はチェインだった。今じゃファーマと並んで相棒に近い関係だが、二人とも出会いは敵としてだった。
俺が成長しているように、彼らもまた成長している。人格、技術、思念の強さが。手を交え、互いの成長を実感することも大事だろうと思い、俺はその提案を受けることに決めた。
曖人「乗った。成長した力の……全力をぶつけ合おう。」
チェイン「ああ。」
そうして俺達は派手に暴れても大丈夫そうな開けた草原へと向かった。
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