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9章ー総力決戦編ー
217.幻式炸裂
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先日一戦交えた相手、傲慢のヴェレラインだ。
コード「待たせて悪いなヴェレライン。…ダラダラと戦闘する気はない。最初から本気でいかせてもらう。」
そう言って俺は三次覚醒を解放し、神聖魔力を活性化させた。
ヴェレライン「見たことの無い力だ。本当に貴様は手の内を明かし切らないな。」
コード「覚醒に覚醒を重ね、なおかつ制御できる人がどれだけ居るかという話。ようやく安定して使える状態になっただけだ。」
ヴェレライン「面白い。だが俺も進化した!貴様が強くなろうが、俺がそれを上回れば済む話!」
ヴェレラインは、周りを浮遊しているマンドラゴラを一点に集めた。
するとマンドラゴラが赤色に変色して、毒々しい棘を生やした。
コード「上回れば…ね……。何年もの時を経て積み上げてきた我々の“とっておき”を、お前には味わってもらう。遅れを取るつもりは一切無い。…幻化神聖魔力アクティブ。」
俺は白雷を身に纏い、ヴェレラインを囲い込むように複数のゲートを展開した。
コード「聖術・幻式:ボルトチェイニング」
そしてゲートを用いた連鎖攻撃を仕掛け、マンドラゴラを一瞬で無力化した。
ヴェレライン「そんな馬鹿な!俺の火傷毒バリアを無傷で破っただと?そんな芸当誰にもできるはずがない!」
コード「俺とカミリの編み出した戦技幻式は、言わば実体の無い魔力への変換…それを纏っていると考えて見れば。」
ヴェレライン「何を言ってるのかさっぱり分からんな…まぁいい。なにも策は一つじゃないからな!」
するとヴェレラインはツタも同じように赤く変色させ、部屋に張り巡らした。
ヴェレライン「思術:燈辛茂。貴様に安息の場はない!」
ツタの棘が怪しく光り、ツタと浮遊植物が一気に襲い掛かってきた。
時は少し遡り、カミリはギガントを追い詰めていた。しかし、何度破壊してもギガントは自己修復して元通りになっていた。
カミリ「あれだけボロボロにしても、すぐ元通りか。…必ず何か裏があるはず…」
考える隙も与えず、ギガントはエネルギー弾を連射するが、カミリはそれを容易く躱して、斬撃波を飛ばして牽制した。
だが、斬撃波はギガントにほとんどダメージが入っておらず、足止め程度にしかなっていない。
カミリ「…胴体のガードが硬いな。コアが機能の全てを司っていると考えるのが妥当か。」
ギガントの剣撃を跳んで躱し、カミリは斧を構えながらオーラを漲らせた。神聖魔力を幻化させたのだ。
その状態で試しに放たれた斬撃波はギガントの大剣を切断し、焦げ跡を残した。
カミリ「実体化させた斬撃波は効くという事は、魔法攻撃は受けつけないという事か。……弱点が見えてきた。」
大剣が折れたギガントは、もう片方の腕に装備されたガトリングガンを連射した。
しかしカミリは危なげなく回避して、そのままギガントに突っ込んだ。
カミリ「聖術・幻式:冥土の火鯱鉾」
鯱鉾を模した斬撃は、特に頑丈だったギガントの胸部装甲を裂き、コアを露出させた。しかし…。
ギガント『Rollback.』
カミリ「……また修復したか。」
胸部装甲はすぐに元通りになり、再びガトリングガンを連射してきた。
また同じように回避し、斬撃波でコアのある胸部装甲を連続して攻撃した。
幻化させた斬撃波は装甲を貫通してコアに傷を負わせたが、コアの素早い持続回復に追いつかず、結果的に効かなかった。
すると今度は大剣と盾が再生し、ギガントは完全体に戻った。
カミリ「残された道はコアを一撃で破壊するしか。…仮にコアが破壊されようとも、修復機能が止まらないなら、抑え続けるだけの事。奴のパターンとギミックは既に解読済み…いける。」
手探りの状況で戦っていたカミリだったが、ギガントを討ち破るロードマップが完成したようで、確信を持って動き始めた。
カミリは地を蹴って跳び上がり、斬撃波でガトリングガンを破壊しながら、背後に回った。
するとギガントは大剣にオーラを纏いながら振り向く。
カミリ「聖術:神冥誓葬」
斧に炎を纏わせて、振り被る大剣を防いだ。
カミリ「幻化、幽体性。聖術・幻式:豊燃上筒」
そして炎を幻化させ、大剣を押し退けながら斧を振り下ろし、渾身の斬撃波を放った。
ギガントはすぐに盾を構えるが、斬撃波は盾を容易く貫き、装甲の奥に隠れるコアまで届いた。
カミリ「天へ爆ぜよ。幽体性解除。」
するとギガントの破損箇所から火が吹き出し、空中へ打ち上げられて爆散した。
残骸が床へとボロボロと崩れ落ちて、エネルギー供給が停止された。
カミリ「…幻式を一切使わずに戦いでもすれば、純粋に手こずりそうな奴だった。」
一時的に臨戦態勢を解いたカミリは、情報部と通信を繫げた。
マーリン『情報部のマーリンです。』
カミリ「カミリです。ギガントの一体は片付きました。どうやら奴は、コアを破壊しない限り回復するようだ。」
マーリン『情報ありがとうございます。皆さんに伝えておきますね。』
カミリ「頼んだ。それと、戦力が足りてないところは何処だ?」
そう尋ねると、マーリンは座標を送った。
カミリ「分かった。加勢する。」
マーリン『よろしくお願いします。』
通信が切れた。カミリはちょっとした休憩を終えて、すぐに中央階段に向かった。
コード「待たせて悪いなヴェレライン。…ダラダラと戦闘する気はない。最初から本気でいかせてもらう。」
そう言って俺は三次覚醒を解放し、神聖魔力を活性化させた。
ヴェレライン「見たことの無い力だ。本当に貴様は手の内を明かし切らないな。」
コード「覚醒に覚醒を重ね、なおかつ制御できる人がどれだけ居るかという話。ようやく安定して使える状態になっただけだ。」
ヴェレライン「面白い。だが俺も進化した!貴様が強くなろうが、俺がそれを上回れば済む話!」
ヴェレラインは、周りを浮遊しているマンドラゴラを一点に集めた。
するとマンドラゴラが赤色に変色して、毒々しい棘を生やした。
コード「上回れば…ね……。何年もの時を経て積み上げてきた我々の“とっておき”を、お前には味わってもらう。遅れを取るつもりは一切無い。…幻化神聖魔力アクティブ。」
俺は白雷を身に纏い、ヴェレラインを囲い込むように複数のゲートを展開した。
コード「聖術・幻式:ボルトチェイニング」
そしてゲートを用いた連鎖攻撃を仕掛け、マンドラゴラを一瞬で無力化した。
ヴェレライン「そんな馬鹿な!俺の火傷毒バリアを無傷で破っただと?そんな芸当誰にもできるはずがない!」
コード「俺とカミリの編み出した戦技幻式は、言わば実体の無い魔力への変換…それを纏っていると考えて見れば。」
ヴェレライン「何を言ってるのかさっぱり分からんな…まぁいい。なにも策は一つじゃないからな!」
するとヴェレラインはツタも同じように赤く変色させ、部屋に張り巡らした。
ヴェレライン「思術:燈辛茂。貴様に安息の場はない!」
ツタの棘が怪しく光り、ツタと浮遊植物が一気に襲い掛かってきた。
時は少し遡り、カミリはギガントを追い詰めていた。しかし、何度破壊してもギガントは自己修復して元通りになっていた。
カミリ「あれだけボロボロにしても、すぐ元通りか。…必ず何か裏があるはず…」
考える隙も与えず、ギガントはエネルギー弾を連射するが、カミリはそれを容易く躱して、斬撃波を飛ばして牽制した。
だが、斬撃波はギガントにほとんどダメージが入っておらず、足止め程度にしかなっていない。
カミリ「…胴体のガードが硬いな。コアが機能の全てを司っていると考えるのが妥当か。」
ギガントの剣撃を跳んで躱し、カミリは斧を構えながらオーラを漲らせた。神聖魔力を幻化させたのだ。
その状態で試しに放たれた斬撃波はギガントの大剣を切断し、焦げ跡を残した。
カミリ「実体化させた斬撃波は効くという事は、魔法攻撃は受けつけないという事か。……弱点が見えてきた。」
大剣が折れたギガントは、もう片方の腕に装備されたガトリングガンを連射した。
しかしカミリは危なげなく回避して、そのままギガントに突っ込んだ。
カミリ「聖術・幻式:冥土の火鯱鉾」
鯱鉾を模した斬撃は、特に頑丈だったギガントの胸部装甲を裂き、コアを露出させた。しかし…。
ギガント『Rollback.』
カミリ「……また修復したか。」
胸部装甲はすぐに元通りになり、再びガトリングガンを連射してきた。
また同じように回避し、斬撃波でコアのある胸部装甲を連続して攻撃した。
幻化させた斬撃波は装甲を貫通してコアに傷を負わせたが、コアの素早い持続回復に追いつかず、結果的に効かなかった。
すると今度は大剣と盾が再生し、ギガントは完全体に戻った。
カミリ「残された道はコアを一撃で破壊するしか。…仮にコアが破壊されようとも、修復機能が止まらないなら、抑え続けるだけの事。奴のパターンとギミックは既に解読済み…いける。」
手探りの状況で戦っていたカミリだったが、ギガントを討ち破るロードマップが完成したようで、確信を持って動き始めた。
カミリは地を蹴って跳び上がり、斬撃波でガトリングガンを破壊しながら、背後に回った。
するとギガントは大剣にオーラを纏いながら振り向く。
カミリ「聖術:神冥誓葬」
斧に炎を纏わせて、振り被る大剣を防いだ。
カミリ「幻化、幽体性。聖術・幻式:豊燃上筒」
そして炎を幻化させ、大剣を押し退けながら斧を振り下ろし、渾身の斬撃波を放った。
ギガントはすぐに盾を構えるが、斬撃波は盾を容易く貫き、装甲の奥に隠れるコアまで届いた。
カミリ「天へ爆ぜよ。幽体性解除。」
するとギガントの破損箇所から火が吹き出し、空中へ打ち上げられて爆散した。
残骸が床へとボロボロと崩れ落ちて、エネルギー供給が停止された。
カミリ「…幻式を一切使わずに戦いでもすれば、純粋に手こずりそうな奴だった。」
一時的に臨戦態勢を解いたカミリは、情報部と通信を繫げた。
マーリン『情報部のマーリンです。』
カミリ「カミリです。ギガントの一体は片付きました。どうやら奴は、コアを破壊しない限り回復するようだ。」
マーリン『情報ありがとうございます。皆さんに伝えておきますね。』
カミリ「頼んだ。それと、戦力が足りてないところは何処だ?」
そう尋ねると、マーリンは座標を送った。
カミリ「分かった。加勢する。」
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