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第八章〜少女はそれでも手を伸ばす〜
4.久しぶりの依頼
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リクラブリアの一件からおよそ一月ほど。特に一風変わる事もない、言ってしまえば何もない生活を送っていた。
「取り敢えずはこれで、休憩にしておくか。」
俺がそう区切ると、対面にて座っている天野は息を吐き、そして体を伸ばす。
一月の間にしっかり健康と言える状態まで天野は回復し、今では普通に歩いたり走れたりするぐらいには回復した。となれば、この世界で生きる為にもレイシア語を教えていたタイミングである。
相手の言っている事は分かると言っても、一言語の習得である。単語や文法のルールなどを習得するには、とてもじゃないが一月じゃ足りない。
「……疲れたッス。」
「そりゃ、お前が早く習得したいって言うから、滅茶苦茶詰め込んでるしな。」
「使用人の人と身振り手振りで話すのはめんどくさいッスからね。できる事なら、楽して早くが理想ッス。」
「それは分かるわ。俺も言語覚えるのは大変だった。」
特に俺の時は、当然ながら分かりやすいヒントはくれなかった。周りの言っている事を全力で真似て試して、それで違うって言われたら修正する。それを何度も繰り返した。
今じゃ滞りなく話せているのだから、結局は慣れとしか言いようのない事である。
「……そう言えば、今日は人が来るんスよね。」
「ああ、そうだな。昨日も言ったが、俺の雇い主というか、主君というかそういう人だ。高位の貴族の令嬢でもあるから、粗相のないようにな。」
「しようにも話せないからできないッスよ。」
無気力に天野はそう返す。相当に疲れているらしい。
ここ最近は単語やら熟語も、受験生みたいにずっと睨めっこして覚えていた。そんなに無理をする必要はないとは言ったのだが、本の一つも読めないんじゃ不便だと、結局ずっと勉強している。
天野は真面目だ。そして愛嬌もある。だから前世から可愛がられていたし、性格の捻くれた俺でも仲が良かった。たまたま教育担当になった、というのも大きいのだろうけど。
「時間的にはそろそろ来るはずなんだが……」
「邪魔するわよ。」
噂をすればなんとやら。ノックもせずに人が入ってきた。
その赤い髪も、そこらの悪人なら素足で逃げ出すような存在感も、全てが相変わらずである。
「久しぶりね、アルス。そっちは初めましてかしら。」
天野は何も言わずに俺の後ろに移動する。
お嬢様は少し不服そうに俺を見るが、俺に何ができるわけでもないし、首を横に振ることしかできない。
実際、お嬢様は怖いから天野の反応が当然だと思う。初めて会った時からずっと、底知れぬオーラを感じるのだ。
「久しぶりですね。今日はすみません。わざわざ出向いてもらって。」
「構わないわ。それが一番効率が良いもの。元々、アースには用があったところだし。」
当然の事だが、俺があちこち行っている間にも、お嬢様は色々とやっていたらしい。
お嬢様の行動は、基本的に目先ではなく遥か未来を見据えて動いている。それを人に話す事も、相談する事もないから、基本的に何をしているのかすらよく分からないのだけど。
「確か、話せないだけで聞き取れるのよね。名前を聞いてもいいかしら。」
お嬢様が天野にそう尋ねると、天野は驚いて体をはねさせる。
俺も天野の方へ視線を向けると、天野は意を決して、俺の体の後ろから少し体を出した。
「天野光……いや、ヒカリ・アマノ、です。」
「ヒカリと言うのね。私はフィルラーナ・フォン・リラーティナと言うわ。そいつの主人よ。」
お嬢様がそう言って、俺を指さした。天野は必死に何度も頭を縦に振る。
天野が話したのは日本語であったが、名前を名乗ったぐらいであればお嬢様も聞き取れる。お嬢様は一度頷き、そして再び俺へと視線を向ける。
「アースから聞いているわ、アルス。賢神になれたのね。実績はちょっと、表に出しにくいものだから、まだゼロに近しいけども、」
「まあ、これからですよ。卒業してから更に、強くなってますからね。機会さえあれば実績は積めます。」
「だけど、私はあなたが勝ってるのを碌に見た事がないのだけど?」
「……勝てるようになりますよ。少なくとも、名も無き組織と戦えるぐらいには。」
俺の戦歴は頗る悪い。というより相手が悪い。俺が戦うのはいつも世界でも指折りの実力者ばかりだ。そこに肩を並べるには、俺にはまだ足りないものが多過ぎる。
「その威勢は認めるわ。というわけで、依頼を持ってきたわよ。」
「え、天野の面倒を見てる間は依頼はないんじゃないんですか?」
「私の考えている事をうまくいかせるためにも、あなたにはいち早く実績を積み立ててもらわなくちゃいけないわ。一月も休みがあれば十分でしょう?」
相変わらずのスパルタ式だ。いつも通りなら、はい喜んでかイエスマムの二者択一の状況ではあるが、今回は些か厳しいものがある。
「それじゃあ、天野はどうするんですか?まさか連れて行けるわけじゃないでしょうし。」
「そのまさかよ。確かに国としてもヒカリの対応には困っているけれども、それはあなたという人材を腐らせる理由にはなり得ないわ。」
「……依頼場所はどこですか。流石に国内ですよね?」
国内であれば融通はききやすい。だが、国外であれば天野が邪険に扱われる可能性も当然高くなる。
俺個人の感情ではあるが、天野はグレゼリオンの王城から極力動かしたくない。ここ以上に安全な場所はあまりないからだ。
「いえ、国外よ。ヴァルバーン連合王国からの依頼だわ。」
「それは流石に……」
「あなたの考えることは分かるわ。だけど、指名依頼であれば断る口実が必要だもの。断れないでしょう?」
「また指名依頼、ですか。」
今のところ指名の依頼しか受けていない。一つ目は縁があったケラケルウスから、二つ目は血縁があるストルトスから。
三つ目は一体誰であろうか。流石に今回は、俺に縁のある人物ではないとは思うところだが、否定ができないのが恐ろしい話である。
「……拒否はできませんよね。依頼はいつからですか?」
「一週間後には出てもらうわ。危険度は高くない依頼だから安心なさい。」
そう言われて、俺は首を傾げる。
賢神ほどの魔法使いであれば、その使用用途は複雑なものになる。ただの魔法使いができる事を任せるのはコスパが悪い。
研究所のタイプであれば結界の構築やら色々と出来る事もあろうが、俺は戦闘力から賢神になった。危険が常であると考えるのが普通であるはずだ。
「ヒカリもそれで大丈夫かしら?」
そう問われて、再び天野は大きく首を縦に振る。
「それなら依頼概要を手早く説明するわね。」
俺はお嬢様の方をしっかりと見て、口を閉ざす。
この依頼内容によって、俺の行動はいくらか変わってくる。流石にお嬢様が持ってきたのだから、そこまで無理な依頼ではないはずだ。
しかし結局は推測の域を出ない。お嬢様の言葉を俺は、大人しく待った。
「依頼主はヴァルバーン連合王国のオルゼイ領の国王からよ。依頼内容は、魔法の教師。」
「教師、ですか?」
思わず聞き返す。そもそも俺はまだ師匠から色々と教わっている最中だ。確かに最近は会う事も少ないが、それでも会えば様々な事を教えてもらっている。
更に言うなれば、俺の魔法は特殊だ。人に教えるのには向いてない。
「12歳の平民に、魔法を教えるだけの仕事よ。」
その言葉の意味をしっかり噛み砕き、そしてしっかりと理解した後でも、俺の頭の中は疑問符で埋まっていた。
「取り敢えずはこれで、休憩にしておくか。」
俺がそう区切ると、対面にて座っている天野は息を吐き、そして体を伸ばす。
一月の間にしっかり健康と言える状態まで天野は回復し、今では普通に歩いたり走れたりするぐらいには回復した。となれば、この世界で生きる為にもレイシア語を教えていたタイミングである。
相手の言っている事は分かると言っても、一言語の習得である。単語や文法のルールなどを習得するには、とてもじゃないが一月じゃ足りない。
「……疲れたッス。」
「そりゃ、お前が早く習得したいって言うから、滅茶苦茶詰め込んでるしな。」
「使用人の人と身振り手振りで話すのはめんどくさいッスからね。できる事なら、楽して早くが理想ッス。」
「それは分かるわ。俺も言語覚えるのは大変だった。」
特に俺の時は、当然ながら分かりやすいヒントはくれなかった。周りの言っている事を全力で真似て試して、それで違うって言われたら修正する。それを何度も繰り返した。
今じゃ滞りなく話せているのだから、結局は慣れとしか言いようのない事である。
「……そう言えば、今日は人が来るんスよね。」
「ああ、そうだな。昨日も言ったが、俺の雇い主というか、主君というかそういう人だ。高位の貴族の令嬢でもあるから、粗相のないようにな。」
「しようにも話せないからできないッスよ。」
無気力に天野はそう返す。相当に疲れているらしい。
ここ最近は単語やら熟語も、受験生みたいにずっと睨めっこして覚えていた。そんなに無理をする必要はないとは言ったのだが、本の一つも読めないんじゃ不便だと、結局ずっと勉強している。
天野は真面目だ。そして愛嬌もある。だから前世から可愛がられていたし、性格の捻くれた俺でも仲が良かった。たまたま教育担当になった、というのも大きいのだろうけど。
「時間的にはそろそろ来るはずなんだが……」
「邪魔するわよ。」
噂をすればなんとやら。ノックもせずに人が入ってきた。
その赤い髪も、そこらの悪人なら素足で逃げ出すような存在感も、全てが相変わらずである。
「久しぶりね、アルス。そっちは初めましてかしら。」
天野は何も言わずに俺の後ろに移動する。
お嬢様は少し不服そうに俺を見るが、俺に何ができるわけでもないし、首を横に振ることしかできない。
実際、お嬢様は怖いから天野の反応が当然だと思う。初めて会った時からずっと、底知れぬオーラを感じるのだ。
「久しぶりですね。今日はすみません。わざわざ出向いてもらって。」
「構わないわ。それが一番効率が良いもの。元々、アースには用があったところだし。」
当然の事だが、俺があちこち行っている間にも、お嬢様は色々とやっていたらしい。
お嬢様の行動は、基本的に目先ではなく遥か未来を見据えて動いている。それを人に話す事も、相談する事もないから、基本的に何をしているのかすらよく分からないのだけど。
「確か、話せないだけで聞き取れるのよね。名前を聞いてもいいかしら。」
お嬢様が天野にそう尋ねると、天野は驚いて体をはねさせる。
俺も天野の方へ視線を向けると、天野は意を決して、俺の体の後ろから少し体を出した。
「天野光……いや、ヒカリ・アマノ、です。」
「ヒカリと言うのね。私はフィルラーナ・フォン・リラーティナと言うわ。そいつの主人よ。」
お嬢様がそう言って、俺を指さした。天野は必死に何度も頭を縦に振る。
天野が話したのは日本語であったが、名前を名乗ったぐらいであればお嬢様も聞き取れる。お嬢様は一度頷き、そして再び俺へと視線を向ける。
「アースから聞いているわ、アルス。賢神になれたのね。実績はちょっと、表に出しにくいものだから、まだゼロに近しいけども、」
「まあ、これからですよ。卒業してから更に、強くなってますからね。機会さえあれば実績は積めます。」
「だけど、私はあなたが勝ってるのを碌に見た事がないのだけど?」
「……勝てるようになりますよ。少なくとも、名も無き組織と戦えるぐらいには。」
俺の戦歴は頗る悪い。というより相手が悪い。俺が戦うのはいつも世界でも指折りの実力者ばかりだ。そこに肩を並べるには、俺にはまだ足りないものが多過ぎる。
「その威勢は認めるわ。というわけで、依頼を持ってきたわよ。」
「え、天野の面倒を見てる間は依頼はないんじゃないんですか?」
「私の考えている事をうまくいかせるためにも、あなたにはいち早く実績を積み立ててもらわなくちゃいけないわ。一月も休みがあれば十分でしょう?」
相変わらずのスパルタ式だ。いつも通りなら、はい喜んでかイエスマムの二者択一の状況ではあるが、今回は些か厳しいものがある。
「それじゃあ、天野はどうするんですか?まさか連れて行けるわけじゃないでしょうし。」
「そのまさかよ。確かに国としてもヒカリの対応には困っているけれども、それはあなたという人材を腐らせる理由にはなり得ないわ。」
「……依頼場所はどこですか。流石に国内ですよね?」
国内であれば融通はききやすい。だが、国外であれば天野が邪険に扱われる可能性も当然高くなる。
俺個人の感情ではあるが、天野はグレゼリオンの王城から極力動かしたくない。ここ以上に安全な場所はあまりないからだ。
「いえ、国外よ。ヴァルバーン連合王国からの依頼だわ。」
「それは流石に……」
「あなたの考えることは分かるわ。だけど、指名依頼であれば断る口実が必要だもの。断れないでしょう?」
「また指名依頼、ですか。」
今のところ指名の依頼しか受けていない。一つ目は縁があったケラケルウスから、二つ目は血縁があるストルトスから。
三つ目は一体誰であろうか。流石に今回は、俺に縁のある人物ではないとは思うところだが、否定ができないのが恐ろしい話である。
「……拒否はできませんよね。依頼はいつからですか?」
「一週間後には出てもらうわ。危険度は高くない依頼だから安心なさい。」
そう言われて、俺は首を傾げる。
賢神ほどの魔法使いであれば、その使用用途は複雑なものになる。ただの魔法使いができる事を任せるのはコスパが悪い。
研究所のタイプであれば結界の構築やら色々と出来る事もあろうが、俺は戦闘力から賢神になった。危険が常であると考えるのが普通であるはずだ。
「ヒカリもそれで大丈夫かしら?」
そう問われて、再び天野は大きく首を縦に振る。
「それなら依頼概要を手早く説明するわね。」
俺はお嬢様の方をしっかりと見て、口を閉ざす。
この依頼内容によって、俺の行動はいくらか変わってくる。流石にお嬢様が持ってきたのだから、そこまで無理な依頼ではないはずだ。
しかし結局は推測の域を出ない。お嬢様の言葉を俺は、大人しく待った。
「依頼主はヴァルバーン連合王国のオルゼイ領の国王からよ。依頼内容は、魔法の教師。」
「教師、ですか?」
思わず聞き返す。そもそも俺はまだ師匠から色々と教わっている最中だ。確かに最近は会う事も少ないが、それでも会えば様々な事を教えてもらっている。
更に言うなれば、俺の魔法は特殊だ。人に教えるのには向いてない。
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