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番外編
いい夫婦の日企画
しおりを挟むアルシェとシルが生まれる前のお話だと思ってくださると助かります。
ご都合主義です。
作者がサボり過ぎて、書き方をわすれてしまってたりします。
違和感等があっても見捨てないでやってください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「アルー?」
いつものように、執務室で仕事をしていると、ドアから、シエンがひょこっと顔をのぞかせた。
あまりの可愛さに、すぐさま抱きしめ寝室に連れて行きたくなるのを我慢し、抱きしめるだけにとどめる。
「きゃっ!?」
「どうしたのかな?」
「あ、ア、アル?」
「ん?」
「な、なにも瞬間移動を使わなくても…」
「なんか言った?」
「ううん!何も言ってないわ!」
「そっか、空間魔法はシエン専用だからね一瞬でも早く会いたかったからね」
「聞こえてたんですね!?」
「シエンが言う言葉を俺が聞き逃すわけないじゃないか」
「え、あっ…はい…」
「照れてて可愛いよ、シエン」
「揶揄わないでくださいぃ…」
「ふふ、それでどうしたの?」
「あ、あのですね!」
「うん」
「今日は、今日はっ…」
「うん」
「11/22なんです!」
「うん?そうだね」
「……」
「……そ、それでですね、あの…あの…」
「……」
「一緒にでかけませんか!?」
「うん?」
***
「うわぁぁぁあ…懐かしいっ」
「ははっ、久しぶりの城下だからね」
「まずは屋台ねっ!!腹が減っては…よ!」
「我が愛しの妻は戦争にでも行くのかな??」
「行かないわよ?」
「瞬殺して、速攻で戻ってきそうだね」
「行かないってば!」
「ごめんごめん、ほらあれ食べよう?」
さされた先にあるのは、一軒の屋台。
売ってあるのは、クレープだ。
ぜひ食べたい。
私が、お出かけに誘ったのには訳がある。
今日は11/22。そう、11/22!!
我が夫は気づいてないようだが、いい夫婦の日!
この日を満喫しないでどうする!
メニューを眺めて行くと、
1番上には、本日おすすめ!!という見出しのクレープが。
クレープの生地にイチゴがたっぷりとのっかり、スポンジやチョコ、生クリームと至ってシンプルだが、とても美味しそうだ。
他と違うとするなら、ハート型のチョコがこれでもかと堂々と乗せられているところだろうか…
「…夫婦限定商品??」
「っ!!」
「おおっと、旦那さん!よく目をつけてくれました!!そうなんです!本日限定!夫婦限定!何故なら、11/22だから!」
「…今日の日付に何が関係してるんだ?」
「おおっと、旦那さん、ご存じない!?お、奥さんは気づいてらっしゃる!赤くしちゃって!初々しいねぇ!」
「見るな、俺のだ」
「っ!?」
「これは失礼!旦那は執着深くていらっしゃる!」
「うるさいな、で、何が関係してるんだ?」
「おおっと、これまた失礼!説明し忘れてやした!!今日は11/22!つまり、いい夫婦の日!!」
「いい夫婦??」
「そう!一年に一度のこの日!これからも夫婦揃って末永くお幸せに!!…まぁ、旦那は奥さんのこと見るからに溺愛していらっしゃるから、毎日がそうかもしれやせんねぇ…」
「…まぁな」
「っ!!」
「このクレープを一つもらおう」
「まいどあり!!…一つでいいので?」
「2人で食べたいのでな」
「お熱いことでっ!!少々お待ちをっ!」
顔が赤くなっているのが自分でもわかる。
そして、熱でもあるんじゃないかというくらい、熱くなってきた。
隠していた訳じゃないけれど、バレてしまった。これは…恥ずかしすぎる。
「シエン」
「何も言わないで…」
「シエン」
「恥ずかしいから、そんな目で見ないで…」
「シエン」
「………なんですか」
しずしずと、アルフレッドの方に顔を向ける。
とても優しげで、情欲のこもった瞳が私を捕らえる。
「可愛すぎ」
するりと腰に手を回し、顎を取られ、軽く唇を掠め取られる。そう、軽めのキスだ。
公衆の面前で。
「っ!?!?…あ、あああ、こここ」
アル!?ここ外!
言いたいのに、口が回らない。
「へいお待ち!」
ずいっと、大きめで美味しそうなクレープが目の前に差し出される。
「ありがとう、ほらいくよ」
ぽん、と頭を撫でられ、空いている手で手を絡め取られる。そんなところが好きだと思う自分は重症だろう。
「~~~っ!!もうっ!」
「いっ…」
自分だけ、振り回されている感じがして、片方の手で腕をつねる。
「!」
そして、腕を絡めた。
**
クレープを食べ終わった後、街中を歩き回り、適度に休憩しながら過ごした。
くいっと組んでいる腕を引かれた。
「ん?」
「アル!あれ、行かない?」
差した先にあるのは、観劇。流行りの恋愛モノのようだ。
「いいよ、行こっか」
会場へむけて、歩きだした。
*
「あぁ、貴方が好き。私、やっとわかったの!やっと気づけたの!」
「アナ…」
「貴方がいない人生なんて、考えられないわ…お願い、どこにも行かないでよ…」
「僕もだよ、君のいない人生なんて、生きられない。僕は君の隣に居るから。」
「フィリ様…」
「僕は君を愛してる」
舞台は丁度、クライマックスといったところだろうか。劇とはいえ、人の恋路にはあまり興味をそそられない。
劇を横目に、シエンを眺める。
ドキドキと胸を高鳴らせ、頬を染めている。
「これは…」
ムカつくな…
…その視線が俺に向いていないのが嫌だった
俺だけを見ていて欲しい。
劇とはいえ、他の男を見るなんて…
腕を伸ばし、するりと手を撫でる。
「っ!?」
顔を紅くしたまま、俺を見た。
「…俺だけを見てよ」
「あ、アル!?な、何を言ってるの…?」
「よそ見しないで?」
「劇が…っむ…」
「…余所見はダメだって」
すかさず引き寄せ、唇を合わせられる。
どうしてこうなったの!?
余所見!?嫉妬?え、嫉妬なの!?
頭の中でパニックになりながら冷静に考えている自分がいる。
まって…ここ外よね?
「ふあっ…」
「安心して、みんな劇に集中してるから、俺たちの事は誰も見てないよ」
「そ、そういう問題じゃ…」
「シエン」
頭を抱え込み、深いモノに変えようと身体をずらすのが分かる。
流石にそれは、これ以上は恥ずかしすぎる!
「ま、まって…ここは嫌なの…」
「…」
「お願い…アル…続きは、部屋、」
「!」
最後まで言い終わる前に景色が変わった
そう、王城の、私たちの部屋だ。
空間魔法_転移
展開がはやいっ!行動がはやいっ!
まだ、夕方過ぎくらいじゃ…
「シエン、考え事?」
「…アルのことしか考えてないわ」
「ふーん…」
「あの、アル?」
「ん?」
「なにをしようとしてるの?」
「んー…続きを?」
「あ、アル、仕事が…」
「片付けてきたよ。今日していたのは、明日の分。緊急のはなかったから大丈夫。」
「王妃様とのお茶会が明日…」
「昼までに起きれるように調節…できるかな?」
「そこは頑張って!」
「無理、限界。これでも俺超我慢してる」
「!!?」
「いつも可愛いんだけど、今日は一段と可愛くて何度その場で襲おうと思ったか…」
「っ!?」
「大丈夫。母上には俺から伝えとくさ」
「安心できな…」
「シエン、今日はいい夫婦の日なんだって。愛し合わないと…ね?」
「昨日も一昨日もその前もしない日はまだなかったような…」
「シエン相手に俺が我慢できる訳ないだろう?…シエン、愛してる」
「~っ!!」
夕方まで起きれなかったことについては言及すべきなのだろうか…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
皆様!お久しぶりでございます!!
違和感ありまくりでしたら、申し訳ございませんっ!精進させていただきます!!
少しでも、いちゃいちゃぶりと、アルフレッドの独占欲が伝わっていただけたら幸いです!
何とか間に合った!!
遅くなりましたが、いい夫婦の日です!!
学生の身の私からすれば、だからどうしたという話になる訳ですが…←
一向に某ウイルスが治まりませんが、皆さま健康等にお気をつけてお過ごしください!!
作者は最近、読専になってます!!
楽しみにしていただいている方(1人くらいいてくれるといいな)申し訳ないです!!
書きたい精神が旅から戻ってくるまで暫く気長にお待ちください!!
読んでくださり、ありがとうございました!
引き続きよろしくお願いします!
PS
最近、ファンタジーで新しい話書き始めました。今度こそ、ざまあの主人公最強系をかけたらいいな!!
*読んでくださると、もれなく、作者が感激で咽び泣きます。
感想、誤字脱字報告、お気に入り登録、
ありがとうございます!
増える度、嬉しみの舞踊ってます()
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