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しおりを挟むレノは首都ザレルの軍事情報室地下のコンピュータしか置かれていない無機質な暗い部屋の中で、悩み続けていた。
ガーソンに言われた言葉が頭から離れない。自身の感情が実はプログラムによるもので、本当は人間と同じ感情などもってはいないのではないか。ゼムリア連邦の開発した自我を持つアンドロイド。アンドロイドの電子脳の仕組みや細部に至るまでの情報、それらの事全てはレノも知っていた。知っていたし、必要な材料と環境があれば全く同じものを作り上げることも可能であった。
だが、それはあくまで推測でしかない。
彼を含めた自我を持つアンドロイドというのは全部で十三体だった。ゼムリア連邦にいるレノの友人でもあるキリア、そして残りのアンドロイド達、確かに皆自我を持ち合わせている。
設計図通りに製造すれば、間違いなく生み出されるアンドロイド。初めは人間の感情に起因する要素は全て真っ白な状態で覚醒する。その後、親のような役割を果たす人間がアンドロイドに道徳観念や人間と同じような反応を促す教育がなされるのだ。この仮定でアンドロイドは次第に自我をより強く確立させていく。
ゼムリア連邦にいた頃、完全な自我というのは自国にのみプラスになることしかしていなかった。人間と同じように自分という意識を持ちながら、疑問を抱いたとしても、結局はゼムリアの為に戦った。
全てゼムリアに有利になるようなことしかしていなかった。そのように教育を受けたのだ。
自分はもしかしたら何らかのプログラムミスによって、ゼムリア連邦に背を向けただけではないのかと思い当たる。
そもそも本当にアンドロイドに完全な自我というものが存在するのか。その根幹はあやふやなままで理論は考えられ、科学者達は次々とアンドロイドが生み出していった。自我を持たせることに成功したのは、全くの偶然であったという。
そうなのだ、レノは自身の頭の中にある電子脳の設計図を見ても、行動に関するプログラムしか見当たらない。自我が関係するという領域も全てプログラムで作り上げられている。
今、感じる喜びや怒りといった感情はプログラムによって動かされているかもしれない、という憶測を覆すことができなかった。
人間の感情の変化の原因となる考えうるほとんど全ての要素を組み込み、それらが起こった場合にそれに合わせた意識、感情を伴う。この世界に生まれてからそんなことなど分かりきっていた。理解していたし、それが意識であるということ認識し、得に疑問を抱いたりすることなどもなかった。
リンに対する愛情もまた、意識、感情の変化の原因となる何かがきっかけで作動しているに過ぎないのだとしたら?
恐怖が体中を包み込む。コンピュータに繋がれたままの状態で、閉じられていた瞼が微かに震えた。
昨日、リンに会ったことを思い出す。この世で初めて愛した人、愛するということを知ることができた人。愛という感情は他の怒りや悲しみといったものよりも電子脳の領域の中で占める箇所は極端に少ない。それは愛情というプログラムが、ゼムリア連邦にとっては邪魔になるものなのではなかったのか。
リンに対する感情は否定できないし、欲してやまないものである。そして強く愛したいと願ってはいる。だが、それはただのプログラムで作動しているだけだとしたら? ならばこの先、自身の存在はリンにとって障害になるのではないかと思い始めていた。
◇
「今帰った」
首都ザレルでの三週間の仕事を終えて、久しぶりに家に帰る。イオの町並みは相変わらずのどかで豊かな自然に囲まれていた。レノは何かぼうっとした様子で、イオの村の飛行場から真っ直ぐに自宅へと戻っていた。
「おかえりなさい」
家に帰るとすぐにリンが居間の方から玄関へとやってきた。心配していたよりもその姿は元気そうであった。
リンがザレルに来た時、まだ一緒に過ごせる時間はあったにも関わらず、自身の悩みのせいで途中で逃げ出してしまっていた。そのことに対する罪悪感がチクリとレノの胸を刺す。
「一人の暮らしはどうだった? 何も問題はなかったか?」
「大丈夫、一人でも十分に生活できたよ」
問題はなかったかと聞かれて、リンはごく当たり前のように返事をすると、そのまま居間のほうへと入る。そういえばリンは幼い頃から過酷な生活を強いられてきた。
一人で過ごすというのはリンにとっては別段、変わったことではないということか。ならばその生活がもう少し伸びたとしても、さほど問題はないとレノは考えた。
これからリンに言わなければならないことも、それほど口にするのは辛くはないかもしれない。
「そうか。すまないが、これから図書館に行ってくる」
「…なんで? いま帰ってきたばかりなのに。食事の支度もしておいたんだよ? 今日じゃないと駄目なの?」
台所のコンロの上にある鍋の様子を見に行ったリンが驚いていた。それもそのはずだ。三週間もの間、イオの村から遠く離れた首都ザレルでの仕事を終えて、たった今自宅へと戻ってきた。普通ならば一日位の休みはあって当然だった。それにもう、陽は落ちて外は暗くなりはじめている。
「あぁ、少し急ぎの用事があって、すぐに図書館に行かなければならない」
この言葉に嘘はなかった。本当に直前になって、本来の勤め先である図書館から呼び出されたのであった。イオの飛行場についてすぐのことであった。どうして呼ばれたのか、おおよその見当はついていた。
「ご飯くらい、食べていったら?」
「私はアンドロイドだ。食べる必要なない」
「知ってるけど…」
冷たい口調だったかもしれない。けれども今はこうしてリンのそばにいるだけで、苦痛で仕方なかった。帰ってすぐに見せていた嬉しそうなリンの表情はもう完全に消えている。悲しませるようなことはしたくない、けれどもそうせざるを得なかった。
リンに対する後ろめたさが加速していくような感覚だ。それきりリンは何も言わなくなり、ただ悲しそうに目を伏せて、次にどんな言葉を言えばいいのか分からないといったような感じであった。
「行ってくる。帰りは遅くなるだろうから先に寝てなさい」
レノもまたこれ以上、リンになんと言えばいいのか分からなくなり、そう言うとすぐに踵を返していた。
「…いってらっしゃい」
背中からリンの小さな声が聞こえた。レノは眉を強く寄せると、振り返ることなくそのまま再び家を出て行った。
嫌われてしまったのでは、そこまで考えてリンはたった今浮かんできた考えを強く否定した。レノが帰ってくる日、その日を心待ちにしていた。朝からなぜか心が弾んで、授業を受けている間もずっとレノの事を考えていた。
戻ってきたら一緒に夕食をとって、レノがいない間にあったいろいろな出来事の話しをして、レノの仕事のこともいろいろと聞きたいと思っていた。
また前のように楽しい日々を過ごせる。リンはレノが戻ってくるのを本当に心待ちにしていた。首都ザレルに行った時は、なにかレノは疲れているようにも見えて、少しだけ不安を感じたりもした。その不安も打ち消したかった。
それなのにレノはやっと自宅に帰ってきたと思ったら、またすぐに家を出て行ってしまった。
一体どんな用事があったのだろうか。三週間も仕事で首都ザレルにいって、戻ってまたすぐに仕事に行かなければならない。レノのしている仕事の内容は詳しく分からない。それが余計に心配を大きくさせた。だけどそれ以上に、リンは違う部分でレノに不安を抱き始めていた。
今までであれば、二人だけの時はレノの方からキスをしてきて、最近などは人がいる場所でもその人目を盗んでしてくることもあった。リンにしてみればレノとこうやって触れ合うことは好きであったし、抵抗はなかった。ただ、その先の延長上にある行為までに至るのは拒絶反応が出てしまうだけなのだ。けれどもレノにキスされるのは好きだった。当然だ、大好きな人とキスをするのは嬉しい。
日付が変わり、結局昨日の夜の間にレノは家に戻ってくることはなかった。レノがいない間も毎日行っていた自宅での勉強にも手がつかなかった。首都ザレルに行った際に持っていったバッグもそのままダイニングテーブルに置かれたままで、リンはそのバッグに触れるとそれをレノの部屋へは戻さず、また手を離した。誰もいない家から朝も食べずにいつものように学校へと向かった。前の日の夜も結局レノが出て行ってしまった為、作った料理に手をつける事はなかった。
それでも学校に行けばリンは普段通りに振舞った。テス達からレノが戻って嬉しいだろうと聞かれて、普通に返事をしていた。レノがまた仕事に行ってしまったということは誰にも気づかれることはなかった。
午後の授業も終えて、家へと戻ろうとした時だった。家に帰る前に図書館で今日出された宿題に関する調べものでもしようかと思ったが、そうすることは出来ず家に戻る為にバスに乗り込んだ。
バスを降りて自宅まで歩いていくと、家の前に一台の黄色い車が止まっていた。家の玄関の前にある女性の姿が視界に入る。女性は家に誰もいないのかと、しきりに家の周囲を見渡していた。リンは誰だろうと思いながら歩く速度を速めた。
「え…、でもなんで?」
やっとその女性の顔が見える距離まで近づくとリンは驚いた。以前に一度だけ会ったことがあった。家の前まで来ていた女性は図書館の館長であるノーマ・ジラルディエールという中年の女性だった。レノの勤めている図書館の上司である。
リンはノーマを家の中へと招き入れると、茶を出した後に信じられない言葉をこの女性から聞くこととなった。信じられずに、リンは問い返す。
「ごめんなさいね。私も詳しいことは分からないのだけど、政府からまたレノにお呼びがかかってね。それもかなり急な用件で。だからしばらくレノは戻れないと思うの」
眼鏡をかけて、いかにも上品な暮らしをしているような服装に身を包み、リンから出された茶に口をつけるとノーマはカップの縁についた口紅を指で取りながら静かに言った。
彼女の言っていることがどうしても理解できなかった。上司であるノーマでさえもよく分からない仕事をレノが政府から請け負った。それも昨日、この村に戻った直後に打診されて、その為にレノは図書館に行き上司であるノーマにそのことを直接報告したということである。
リンはそこまでのレノの行動は理解できた、あまり納得のいかないものであはるが。けれどもその後のレノの行動が理解できなかった。政府から再び仕事の依頼が飛び込んできて、レノは上司であるノーマに報告するまではいい。
だけどなぜその後、また家に戻ってこなかったのだろうか。
かなり急いでいたにしても、リンに連絡を取ることは簡単にできたはずだった。理解できないのはどうしてレノは何も言わずに首都ザレルに行ったのか、どうしてその事を図書館の館長であるノーマがわざわざ知らせにくるのか、不可解だった。
「でも、どうして家に帰らないままザレルに行ったんですか? おかしいです、どうしてレノは僕に何も言わないでまたザレルに行ってしまったんですか?」
「…多分ね、これは私の予想でしかないんだけど、……レノはコロニーに向かったと思うの」
「意味が分からないです。コロニーってリースの衛星都市のことですか?」
「えぇ」
コロニーとは惑星の軌道上を周回するスペースコロニーのことだった。
惑星リースのコロニーには地上よりも、遥かに高度な科学施設が置かれることが多く、町もあり多くの人が居住している。当然、政府関連の施設もたくさんあるだろうが、そのコロニーになぜレノが行ったのか分からなかった。
「どうしてそんなところに?」
「最近、コロニーで暴動が起きたのは知ってるでしょう?」
「はい…」
ここ数週間前からニュースでよく見かける記事を思い出す。惑星リースは戦争とは無縁な場所ではあるが、実際には小さな子競り合いが惑星以外の宇宙空間で起こっているのはリンも承知していた。
ゼムリア連邦の支配下にありながら自治権を獲得した惑星リース、そのリースとゼムリア連邦の間にいろいろな衝突があるのは否めない。ゼムリア連邦という超巨大国家は星系内すべての惑星を支配しているという自負がある。その中でただ一つ、抵抗を起こして自治権を獲得してしまった惑星リースには他の惑星よりも強く目を光らせていた。
だがそれが、レノにどういう影響があるというのだろうか。コロニーで起きた暴動というのはG7解放同盟軍の人間が起こしたという説がニュースでは有力になっている。しかし実際のところ誰が、どこの組織が暴動を起こしているのかという確実な情報は伝わってはいない。
「そこに向かうんじゃないかって考えたの。レノは優秀な頭脳を買われて軍事情報室でついこの間まで三週間だけ働いていた。それにあなたは知っているでしょうけど…、彼は元軍人なんですってね。私も軍事機密の一旦は仕事でかじっているから知ることができたのだけど…、暴動鎮圧に向かう兵士達の名前の中に彼と同じ名前を見つけたの。レノ・ファレンズって名前をね」
彼女がどうしてそのような大事なことを部外者であるリンに話すのか、リンでさえも不審に感じた。
このノーマという女性が一体本当のことを話しているのかすらも疑問に感じてくる。でも、ただリンに不安を与えるためだけにこうして家まで訪れて、まだ子どもであるリンに機密に関係する話を聞かせるのは何かよほど大事なことであったのだろうか。もしかしたらレノはもう戻って来れないかもしれない、そうなればリンは家でたった一人になってしまう。
成人していないリンはまだ誰かの保護下にいなければならなかった。もしレノがいなくなれば、次にまた誰か別の大人がリンの保護者にならなければならない。そうなった時の為に、ノーマはリンにこの先起こるかもしれない出来事を暗に教えて、心の準備をさせておく為に訪れたのかもしれなかった。
「そんな…でもどうして僕に黙って行ってしまったんですか!? どうして止めてくれなかったんですか!?」
声がうわずった。一度しか会ったことのない、それも挨拶程度の会話しかしたことのない人に対してリンは感情を制御できず、レノがいなくなったのはまるでノーマが悪いのだとでも言うよな口調になってしまっていた。
「あなたの心配する顔を見たくなかったのよ、きっと。でも暴動はそんなに大きなものじゃないから、すぐに戻ってくる。だからまた一人で寂しいかもしれないけれど、彼が戻るまで待っててあげて」
すぐに戻ると言うのであれば、ここまでノーマが来た意味などない。多分この女性はリンが感情的になってしまったせいで、この場を取り繕うために薄っぺらな言い訳をしただけなのであろう。
リンは彼女の言おうとしている本当の理由を知り、そして最後に言った言葉にはなんら意味のないことであると判断すると、一時的に高ぶった感情を落ち着かせる為にソファから立ち上がり、窓のほうへと行った。
窓から見える景色はいつもと同じ草原が広がり、奥には森が見えていた。自分を落ち着かせる為に見た風景はあまりにも綺麗で、リンの心は行動とは逆に、より一層辛さがこみ上げてきた。
「…できません」
「えっ?」
小さな声を聞き取れなかったのか、ノーマは背を向けているリンに対して聞き返した。
「納得できません! レノはもう軍人に戻らないって言ったんだ、もう僕を一人にしないって言ったんだ! …だから、ここに来たのに、ずっと一緒にいるって約束したのに!」
ノーマのほうへ振り返ると同時にリンは大きな声で心に溜まっていた感情をぶちまけていた。どうにも止められなかった、止めなければならないということすらも考えられなかった。リンはここまで来てレノに関することを教えてくれたノーマにそう言うと、家を飛び出していた。
後ろでリンの名を呼ぶ声が聞こえた。だけどもうこの家にはいたくなかった。
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