Falling tears2

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3.新年

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 宇宙暦三百八十四年一月、惑星リースにある人口二千人程しかいないとても小さな町、イオは新しい年を迎えて、町の中心地にある"雪の広場"は多いに賑っていた。広場には年末から町の住民達が広場の出店に足を運び、新しい年を迎える為の食料や生活必需品などの買い物をしたり、家族や親しい友人達と過ごす為の年越し用パーティーグッズなどを求めた。そして年が明けると、次は新しい年を祝う為に広場はお祭り会場に変わる。人々は皆、新しい年も平和に過ごせるようにと願いを込めて、広場中央にある町のシンボル、小麦の穂を両手持つ女性の像を囲うようにして酒や温かい食事を食べながら、楽器隊による演奏を聞き入ったり、大勢で楽しそうに踊ったりしていた。お祭りは年が明けてから三日間続き、普段は勤勉で仕事熱心な住民達だがこの時だけは皆仕事をせず、ただひたすらに大騒ぎをして、知人や友人、普段あまり接点のない人との親交を深めていた。

「アル! あんまり遠くにいっちゃだめよ!」
「はーい!」

 お祭りの最終日、年の暮れに息子アルヴィを連れてイオの実家に帰省していたマリーは出店で買った飲み物や肉料理を両手で持ちながら、広場を楽しそうに走り回る息子に大きな声で注意していた。

「おばさん、俺が持ってくよ。貸して」
「テス、ありがとう。じゃあこれらをおじいさん達の所へ運んでくれる? 私ちょっとあの子をみてくるわ。ほんといつも返事はするけど、すぐどっか行っちゃうんだから」
「しょうがないよ、まだ五歳なんだから」
「他の子より落ち着きがなくて、大変よ。…アル! そっちいっちゃだめ! テス、お願いねっ」

 マリーは死んだ兄の息子である茶色い髪の少年に自分の持っていた飲み物と肉料理をいそいそと手渡すと、遠くに行ってしまったアルを呼びながら、歩きづらい雪の地面を走っていった。その様子を見ていたテスは屈託のない笑顔を見せると、手渡された物を持って、祖父達の待つテーブルの方へ向かって慎重に歩いていった。

「お待たせっ、チキンとシュガー入りのホットミルクとあと何かな? とりあえず持ってきたよ」
「おぉ、ありがとう。ワシのはどれじゃ? これか?」
「これは私のですよ、おじいさん。ほらこれじゃないかい? ホットチョコなんだから色を見ればすぐ分かるでしょうよ」
「あれ、キニスさんは?」

 テスはおじいさん達のいるテーブルの空いている席に座りながら、今日一緒に広場に来ていたキニスがいないことを聞いた。

「あぁ、キニスならトイレに行ったぞ。あいつはすぐにもよおすからなぁ」
「ふーん、おしっこならどっかその辺ですればいいのに」
「テス、そんな事してはいけませんよ。ちゃんとトイレでしないといけません」
「俺はしないよ、ちゃんとトイレでしてるさ」
「それならいいけど。ほらテス、チキン食べなさい。マリーは? あとアルはどこに行ったんだい?」
「アルが走って遠くに行っちゃったんで、おばさんが呼びに行ったよ。もうすぐ来るんじゃないかな…、あっ来た来た」

 出来立てのまだ湯気の立ち上っているこんがり焼きあがったチキンをかじりながら、テスはマリーが走っていった方向を見た。すると遠くからアルを脇に抱えて大股でやってくるマリーの姿が視界に入ってきた。

「もうほんとにアルはすぐどっかいっちゃうんだからっ、一瞬足りとも気が抜けないわっ」
「元気な証拠じゃよ、お前も小さな頃はそうだったぞ」
「私の事はいいわよ、今はアルの事を話しているんですから。ほらアル、座りなさい」

 マリーはテスの隣の椅子にアルを座らせると、やれやれといった様子で自分も椅子に座り、まだ湯気の立っている飲み物を手にした。すると、広場の外れのほうから、たくさんの人々をぬうようにしてテス達のほうへと近づいてくる四十代位の男性がいた。

「いやぁ、混んでて大変でしたよ。危うく漏らしてしまうとこでした」
「キニス! 食事中に変な事を言わないでちょうだい」
「あっ、すまんすまん」

 キニスは申し訳なさそうに謝ると席に着いて、飲みかけのビールを一気に飲み干した。その様子をジッと見ていたマリーはキニスに話しかけた。

「ところで、ファレンズさんは見かけた? 年明けから毎日ここに来ているけどまだ見かけてないの」
「私もまだここでは見かけてないな、一日にファレンズさんの家に行ったけれど、まだ越してきたばかりだし、リンという少年もいるからね。あの子は病気みたいで、一人にして外出はできないんじゃないかな」
「そうよね、あの状態のリン君を一人にはできないものね。一緒に少しの時間でもここに来られたらいいかもしれないけれど、まだそれも難しいかしら」
「難しいと思うよ、どんな病気かは知らないけどまるで人形のように一言も話さないし、動いたりもしないんだ。あれはかなりひどい病気だと思うな、何があったか知らないけどかわいそうに」
「そうね、今度私行って見ようかしら。ファレンズさんもここに慣れるまで何かと忙しいでしょうから」
「ねぇ、そのリンって子は何歳位なの? なんの病気?」

 マリーとキニスの会話を聞いていたテスは、食べかけのチキンを皿に置くと興味深そうにキニスに訪ねてきた。

「テスと同い年だったよ、十三歳だ。それにしては幼くてもっと年齢が低く見えたけどなぁ。何の病気かは私も知らんよ」
「そっかぁ、あとその子とファレンズさんって叔母さんと一緒の飛行船に乗ってきた人だよね」
「そうよ、まさか飛行場にキニスが来てるなんて知らなかったわ。あと叔母さんじゃなくてマリーと呼んでっ」
「早く教えてくれれば、ワシがわざわざ飛行場まで迎えに行く必要がなかった。なんで教えてくれなかったんじゃ? 駐車場に見覚えのある赤い車が見えておったが、あの吹雪でよくわからんかったわい。全く、分っておればキニスに任せられたというのに」
「いやいやデュリィさん、私は仕事であそこに行ってたんですよ? 仕事! 政府の大事な方とマリーとアルを一緒の車に乗せるわけにはいきませんし、それに私は年末から年が明けても、ファレンズさんの家に必要なものを届けたりして大変なんですから。今日だってこの後、衣類や食料とか持っていかなければならないんですよ」
「ふん! そんなことワシの知ったことか!」
「ねぇ、キニス。俺が今日それをファレンズさんちに持っていくよ! 届けるだけなら俺でもできるし」

 テスは少しばかり興奮したような様子で、キニスにお願いした。

「駄目だよ、これは役所の仕事のうちに入るんだし。テスには任せられない」
「あら、いいじゃない。テスに任せても。今日はまだ三日よ、仕事をしてはいけない日なんだから」
「ん~…」

 キニスは困った顔をしながら、顔を空に向けた。天候は快晴で雲ひとつない空が薄い水色を大地に向けている。

「ほら、そうなさい。ね、決まり! テス、私も一緒に行くわ」
「えっ!? いいよ、俺一人で行けるから。大丈夫だよ」
「なんで嫌がるの? 私も行ってみたいわ」
「だめ、俺一人で行くから」
「意地悪ね」
「テスもそろそろ、一人でなにかしたい年頃なんじゃから一人で行かせてやれ」
「やった、そしたらキニス、車のキーを貸して! 荷物はもう車に積んであるの?」
「おいおい、勝手に決めるなよ」
「いいから貸してよ、俺これから行ってくる!」

 キニスはマリー達に一方的に押し切られるような形で、テスに荷物を運ぶことを承諾してしまった。渋々車の鍵を渡したキニスは、嬉しそうに去っていくテスを見て激しく後悔した。

「このことがばれたらまずいぞ…」
「大丈夫よ、テスは運転上手いし、しっかりした子だからきちんとやってくれるわ」



「リン、体調はどうだ? 具合悪いところはないか?」

 イオに越してきてから毎日レノはリンの看病を続けていた。身体的にはもうどこにも異常はなく、健康とまでは言えないが少なくともレノの所見では何も問題はなかった。だが救い出して以来リンは一切話すことはなく、食事も自ら食べようとしなかった為、毎日点滴を通して身体に必要な栄養を補給させていた。まだこの家に住み始めてから九日程しか経っていなかったが、その間にリンは原因不明の熱が二回あり、夜中などはうなされて睡眠をきちんと取ることができず日中もずっとベッドの中で過ごしていた。

 午後二時過ぎ、話しかけても返事の返って来ないリンにいつものように話しかけ、少し乱れたシーツを整えるとレノはリンの髪をそっと梳いて焦点の合っていないリンの黒い瞳を見続けていた。その時、家の呼び鈴が鳴った。

「こんにちわ! 荷物を届けに来ました!」
「君は?」

 レノは、玄関モニター越しに写る茶髪の少年を見ながら怪訝な顔つきで明るい口調の少年に尋ねた。

「キニスさんの代理で来ました、テス・デュリィって言います。荷物を届けに来たんで開けてくれませんか?」

 キニスの代理と聞いて、ますます怪訝な顔つきになったレノであったが、リンと同じ位の年頃の屈託のない笑顔を見せる少年で、キニスを知っている人物であるから特に問題はないだろうと判断し、多少の警戒はしながらも玄関のドアを開けに行った。

「君は子供だろう、代理を頼むなら同じ役所の人間が来るはずだが。どうして君が来るんだ?」

 衣類や食料の詰まった大きな箱を玄関に置くと、テスは苦笑いしながら答えた。

「キニスさんちょっと疲れてるようだったから、たまたま近くにいた俺が届けるのかってでたんです。俺が、ここのお宅に興味があったってのもあるけど…、へへへ」
「興味ね…、特に興味を惹くようなものはここに何もないけどな。まぁいい、中に入ってお茶でも飲んでいきなさい」
「ありがとうございます」

 レノは床に置かれた大きな箱を持ち上げると、キッチンと繋がっている隣の部屋に運んでいった。テスは興味深そうにまだあまり家具の揃っていない部屋を見回しながら、キッチンに足を踏み入れた。

「ソファはまだないんでね、すまないがダイニングチェアに座って待っててくれるかな」
「はい、俺そういうの全然気にしないんで大丈夫ですよっ」

 キッチンと隣の部屋は壁がなく、繋がってる状態であったが壁よりも三分の一ほどの高さのハーフウォールで仕切られた隣の部屋にはベッドが置かれていた。他にチェストもあったがそれ以外は一切何もない部屋だった。だがベッドのすぐ脇に点滴のボトルが下がっており、テスはそれに目がいった。ベッドには誰もいなかったが、点滴はリンという少年は受けているのだろうと感じた。

「ファレンズさん、この家にはもうリンっていう子がいるってキニスさんから聞いたんですけど」
「リンは今二階で寝ている、体調が良くないのでね。紅茶でいいかな?」

 そう言って、レノはキッチンに置かれている紅茶の粉末の入った小さな銀色の筒を掴むと、カップに一振りして、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出すとカップに注いでレンジの中に入れた。

「はい、なんでも! 体調が悪いんですか…、学校が始る頃には良くなりますか?」
「分らない、だが良くなるのはまだまだ先になるだろう。それより、この村ではデュリィという性は多いのか?」
「あぁ、おばさんのことですね、マリー・デュリィ。俺の亡くなった父親の妹なんですけど、おばさんからもファレンズさん達の事は聞いてます」
「そうだったのか、あの人は君の親戚だったんだな」
「この町小さいでしょ? だから、何かあるとすぐに広まるんですよ。ファレンズさん達がここに越してきたって話はとっくにみんなしてますよ」

 テスはにっこり笑いながら、ぺロッと舌を出した。レンジが出来上がりの合図である音を出した。充分に熱くなったカップを手にとったレノは、それをテスの前に差し出した。

「おばさんが飛行船で一緒に来たって言っていたし、次の日には町中でスレアから越してきた人がきたってみんな話してましたよ。砂糖はこれですね?」

 差し出された紅茶にキッチンテーブルに置かれていたピンクの丸い陶器の入れ物を手にすると、砂糖を入れながらレノに続けて話し出した。

「俺はここで祖父と祖母の三人暮らしなんです。父さんは結構前に病気で死んじゃって、母さんは俺が生まれたときに死んじゃって。あ、すみません変な話したかな。でも、こんな田舎によく来ましたね、他にもっと住みやすくて環境のいいところはあるのに。ノーラ市とか」
「ここが一番自然に囲まれていて、静かで落ち着く場所のようだったからな」
「療養の為にここに移ってきたんですよね?」
「あぁ、そうだ」
「ここは療養にはいいかもしれないけど、半端なく寒いですよ? 雪も異常に多い地域だし。それなら南のほうの田舎町にすればよかったのに」
「南も初めは考えたが、どの小さな町もごちゃごちゃとしていて環境がよくないと思ってね。リースはどの地域に行っても人が密集しているところが多い。ここが一番のんびりしていると判断したので、ここに決めたんだ」
「なんかリースで一番田舎って言われたような気がしますよ…」
「そうか? ここはいいところだ、人も皆親切な人が多いと思うがね。まだ数人の住民としか接していないが」

 テスは熱い紅茶を啜りながら、自分の住む町がやはりスレアの中で最も田舎なのかと再認識していた。昔から田舎だと知っていたが、外から来た人間に真顔で一番のんびりしていると言われ、嫌がおうにもそれをはっきり受け入れるはめになった。けれどレノからいいところだとも評価されて、悪い気は起こらなかった。

「あ、あのリンって呼んでいいですか? リンはどんな病気なんです? おばさん達からは話せないとか聞いたんですけど…」
「身体的には異常はない。ただ、精神的な部分で一時的に話せなくなっているんだ」

 レノは知り合ったばかりのテスにどんな病気か聞かれて、返事に困ったが正直にテスに答えた。キニスやマリーは分っているだろうが、あえて彼らはリンの状態を聞かなかった。だが、テスはまだ子供であり、素直に疑問を感じて聞いてきたのだろうと考えたからだった。

「精神的な…、なんかショックな事でもあったんですかね…」

 テスは精神的にという言葉を聞いて、自分が馬鹿な質問をしたと感じ自分なりに言葉を選んでレノに返事を返した。

「そうだな…」

 レノがそれだけ言うと、テスも返事ができなくなり気まずい雰囲気に包まれた。何か話題を変えようと焦ったテスは必死になにか他に質問することを考えていた。そして何気なく、キッチンの隣の部屋に目を向けた時だった。視線の先に白い寝巻を着た黒髪の小さな少年が立っていた。

「リン! どうしたっ」

 テスが少年を見つけた瞬間、レノは椅子から立ち上がりその子の元に駆け寄っていった。

「この子が、リン? …小さい」

 自分と同い年のはずのリンはテスから見るととても小さく、膝下まであるワンピース型の寝巻から見える足は異常なほど細い。青白い顔に生気はなく、無雑作に伸びた黒いボサボサの髪とかさついた肌から極度に栄養状態が悪いように思われた。黒い瞳は隣の薄暗い部屋の中、異様に光って見えたがその光は無機質なガラスの輝きであり、そこから意思や感情は一切読み取れない。レノはすぐに小さなリンを抱き上げると、隣の部屋から二階へと続く真っ直ぐに伸びた階段を上がり、元いた場所へと連れて行ってしまった。困った表情を浮かべ、もう帰った方がいいと判断したテスは二階へ続く階段の下までいくと大きな声を出した。

「俺、そろそろ帰りますね! お邪魔しました!」

 テスは大声で言うと、急いで椅子にかけていたコートを羽織って家から飛び出した。そして家の前に停めてあった赤いジープに乗り込むと、ハンドルにもたれかかりながら大きなため息をついた。

「あの子がリンか、……女の子みたいだったな」

 自分よりもずっと背が低く、異様に細いリン。男には見えなかった、まるで女の子のようだった。人形のような瞳で何を思い下に降りてきたのだろう。確かにリンと目が合った。けれど、その瞳は生きた人間のものではなかった。
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