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第1章
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この季節が来るとあなたに会える気がします。きっと、また会える。
(君が、生まれてくるずっとずっと前から、僕と一緒になる運命なんだよ。たとえ、何千人、何万人いても、僕は、あなたを探し出してみせる。絶対に・・・。)
私は、あすな17才、高校3年生。そして幼なじみのハルトは、学校で1、2を争ういい男なのです。
「あすな、かえるぞ」
「うん。」
別に付き合っているわけでも無いのです。
「今日、祭りがあるけど行く?A先輩に誘われてて、ハルは、行くのかなって。ねぇ、いっしょに行こ。」
「A先輩と祭り行くんかぁ。俺は、遠慮するわ。」
「妬いてる?」
「・・・。俺、妬いてるんかなぁ?あほっ。かえるわ。」
「妬いてるんや。うそでした(笑)。千秋と。」
「えっ。あほぅ。俺も行く。あっ、教室にプリントわすれたわ。先に帰っといて。」
「じゃぁ、神社前20時、後でね。」
こんな感じの二人です。
誰もいないはずの教室に、千秋がいます。
「話したい事って何?」
ハルトが、教室の中にはいると、
「あのぅ。となりのクラスだからハルト君と、話すきっかけがなかなか無くて、あすなと、付き合っているのですか?誰か、付き合っている方がいるのですか?」
「・・・。」
あすなは、とても綺麗な容姿で、きゃしゃで肌の色が透き通るように白く、黒く大きな瞳は、いつもキラキラしていて、その瞳に、吸い込まれそうな気持ちになるのです。活発で明るく、ひとには見せない真の強く優しい性格は、僕の大好きなところでした。親同士が仲が良く子供のころから、一緒にいて当たり前の存在だったのです。
今日、A先輩から、ハルトは呼び出され、教室に来たのです。そして、教室にいてたのは、千秋。
千秋の存在は知っていました。何故かいつも目が合うのです。千秋は、少し冷たいキツそうなお姉さん風の雰囲気をもつ女性です。あすなとは、2年の時の、クラスメイトなのですが・・・。
A先輩は、地元では、知らない人がいないくらいの危ない人で、千秋ともよくつるんでいると噂で聞いた事があります。何より腹が立つのは、あすなのことが好きなのです。僕は、あすなとの17年間を振り返り、いつか、本当の僕の気持ちを、あすなに伝えることができるのか、たまに、苦しくなるのです。
「ママ、お祭りがあるから浴衣きして。」
「おばあちゃんに、言いなさい。」
おばあちゃんは、臈纈染めの美しい浴衣を、眺めながら、
「あすなっ、私が着せてやるよ。
あすなも大きくなったね。私も、あすなぐらいのころに、おじいさんと、この夏祭りでであったんだよ。プロポーズされて、一生ついて行きます。って、生きるのが大変な時代だったからね。俺に、一生ついて来れますか?っていわれたときは、しびれたね。そうだ、いい物あすなにやろっ。」
和ダンスから、小さな金のコインペンダントを私の首に、そっとつけてくれました。
「その時身につけていたペンダントなんだよ、あすなにもっていてほしい。」
「うん、大切にする。わぁ、可愛い浴衣。」
「よく似合ってるよ。もう、こんな時間。行っておいで。」
(君が、生まれてくるずっとずっと前から、僕と一緒になる運命なんだよ。たとえ、何千人、何万人いても、僕は、あなたを探し出してみせる。絶対に・・・。)
私は、あすな17才、高校3年生。そして幼なじみのハルトは、学校で1、2を争ういい男なのです。
「あすな、かえるぞ」
「うん。」
別に付き合っているわけでも無いのです。
「今日、祭りがあるけど行く?A先輩に誘われてて、ハルは、行くのかなって。ねぇ、いっしょに行こ。」
「A先輩と祭り行くんかぁ。俺は、遠慮するわ。」
「妬いてる?」
「・・・。俺、妬いてるんかなぁ?あほっ。かえるわ。」
「妬いてるんや。うそでした(笑)。千秋と。」
「えっ。あほぅ。俺も行く。あっ、教室にプリントわすれたわ。先に帰っといて。」
「じゃぁ、神社前20時、後でね。」
こんな感じの二人です。
誰もいないはずの教室に、千秋がいます。
「話したい事って何?」
ハルトが、教室の中にはいると、
「あのぅ。となりのクラスだからハルト君と、話すきっかけがなかなか無くて、あすなと、付き合っているのですか?誰か、付き合っている方がいるのですか?」
「・・・。」
あすなは、とても綺麗な容姿で、きゃしゃで肌の色が透き通るように白く、黒く大きな瞳は、いつもキラキラしていて、その瞳に、吸い込まれそうな気持ちになるのです。活発で明るく、ひとには見せない真の強く優しい性格は、僕の大好きなところでした。親同士が仲が良く子供のころから、一緒にいて当たり前の存在だったのです。
今日、A先輩から、ハルトは呼び出され、教室に来たのです。そして、教室にいてたのは、千秋。
千秋の存在は知っていました。何故かいつも目が合うのです。千秋は、少し冷たいキツそうなお姉さん風の雰囲気をもつ女性です。あすなとは、2年の時の、クラスメイトなのですが・・・。
A先輩は、地元では、知らない人がいないくらいの危ない人で、千秋ともよくつるんでいると噂で聞いた事があります。何より腹が立つのは、あすなのことが好きなのです。僕は、あすなとの17年間を振り返り、いつか、本当の僕の気持ちを、あすなに伝えることができるのか、たまに、苦しくなるのです。
「ママ、お祭りがあるから浴衣きして。」
「おばあちゃんに、言いなさい。」
おばあちゃんは、臈纈染めの美しい浴衣を、眺めながら、
「あすなっ、私が着せてやるよ。
あすなも大きくなったね。私も、あすなぐらいのころに、おじいさんと、この夏祭りでであったんだよ。プロポーズされて、一生ついて行きます。って、生きるのが大変な時代だったからね。俺に、一生ついて来れますか?っていわれたときは、しびれたね。そうだ、いい物あすなにやろっ。」
和ダンスから、小さな金のコインペンダントを私の首に、そっとつけてくれました。
「その時身につけていたペンダントなんだよ、あすなにもっていてほしい。」
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「よく似合ってるよ。もう、こんな時間。行っておいで。」
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