35 / 35
番外編 二回目の夜 02 ※
初めての時より気持ちいい。
深い部分を一定のリズムで抜き差しされて、ネージュははあはあと喘いだ。
かと思ったらぐっと奥に先端を押し付けられ、「んっ!」と変な声が漏れてしまう。
「ネージュ、気持ちいいですか……?」
「はい、っ、きもちい、です」
荒い息をつきながら返事をすると、唇が重なってきた。
舌が口腔内に侵入し、性器と連動してネージュを乱してくる。
上も下も繋がっているなんて、あまりにも卑猥だ。
だけどそれがすごく幸せで、ネージュはアリスティードの首に回した手に力を込めた。
特別なたった一人と、特別な場所で繋がって、気持ちよすぎて訳がわからなくなるのは少し怖いけど、温かな体温がその不安を和らげてくれる。
奥を早く小突かれるのも、抜けそうなくらい引き抜かれてから一気に突き込まれるのも、根元までしっかりと受け入れて、奥に先端を押し付けた状態で揺すぶられるのも、何もかもが気持ちいい。
今回は前回と違って奥だけではなくて、つい先ほど指で暴かれた弱点も一緒に責められる。
浅い場所を擦られて、油断したら奥を穿たれて、他にもネージュの弱点がないか、探るように膣内を掻き回される。
男性器の凸凹がネージュの中の敏感な部分を刺激してくると、そのたびに腰が跳ね、みだらな体はきゅうっとアリスティードを締め付けてしまう。
異性と体を重ねるのが、こんなにも気持ちいいと思わなかった。
「んっ、……んぅっ」
唇を封じられているから、呻くような変な声が出てしまう。
時折聞こえる互いの唾液が混ざり合う音が、下肢からの水音が、ネージュを少しずつ追い詰めていく。
そうこうするうちに、アリスティードの動きが変わった。
ひときわ激しく、強く、膣内を穿ってくる。
だめ、くる――。
膣内を激しく穿たれ、訳が分からなくなる。
頭の中が真っ白になって快楽が弾け、全身が痙攣する。
『いく』というのだと初めての時に教えてもらった。
「ん――――!」
キスで言葉を封じられているから、呻くことしかできない。
腰を跳ねさせ、全身でアリスティードにしがみつき、ネージュは達した。
同時に中の彼のものが脈打った。
一番奥に男性器の先端を強く押し付けられ、そこから熱いものが迸るのを感じる。
びゅく、どぷ……。
精液が注がれている。それが嬉しい。
アリスティードのものの脈動が落ち着くと、唇を解放された。
「またあまり気遣えなくて、申し訳ありませんでした……」
アリスティードはネージュの頬に触れると謝ってきた。
「大丈夫、です。すごく、気持ち良かった……」
ネージュは荒い息をつきながら、自分に出来る精一杯の笑みをアリスティードに向けた。
すると、彼のものが膣内でピクンと反応する。
「あの、今……」
「……ネージュのせいです」
「え……?」
「そういう風に言われると、またしたくなってしまいます」
どこか切なげな声に、ネージュは目を見張った。
「いいですよ」
と告げると、アリスティードの体が硬直した。
「たくさん赤ちゃんのもとを注いで頂いた方がいいと思うので……」
今度はネージュの体が勝手に反応し、きゅうっと収縮して膣内の彼を締め付けた。
「許して下さるのなら、また犯しますよ」
囁きと共に、ズンっと彼のものがネージュの最奥を穿った。
「俺のでぐちゃぐちゃのドロドロにして、追加で種付けしますけど、いいんですか……?」
アリスティードを身を起こすと、ネージュのお腹に手の平を当ててきた。
「たねつけ……ですか……?」
馬のそれが頭の中に思い浮かんだ。
『犯す』とか『種付け』とか、どこか下品な言葉遣いが背徳的でドキドキする。
「はい。ここにたくさん注ぎます。子宮の中も膣にも擦り込んで、溢れるくらいに」
「……いいですよ。私を『犯して』、『種付け』して下さい」
卑猥な言葉の応酬に、また膣が収縮した。
体の反応は当然アリスティードに伝わっているはずだ。それは恥ずかしい。
ネージュは目を伏せると、そっと彼の手に自分の手を重ねる。
すると、「あなたは……」と、どこか脱力した様子のつぶやきが聞こえた。
その直後である。ずるりと彼のものが引き抜かれた。
そして、戸惑うネージュの体が、強引にひっくり返される。
(なに……?)
「腰を上げてください」
「えっ……?」
「『種付け』して欲しいんですよね。知らないんですか、馬の種付けは、こういう姿勢でやるんですよ」
アリスティードはネージュの腰に手を添えると、膝を立てるように促してくる。
「人もこんな姿勢でできるんですか……?」
指示に従い、四つん這いの姿勢になったら、中に放たれたばかりものがどろりと出てきた。
「あっ、やだ……」
「後ろからは嫌ですか?」
アリスティードは、尋ねながら女性器の入口に自身をあてがってきた。
「そうではなくて、せっかく中に注いで頂いたものが……」
「ああ……。戻さないといけないですね」
囁きと同時に、先端が膣口に潜り込んできた。
「っ!」
(はいってくる……)
こんな姿勢でも、ネージュのそこは、アリスティードのものを少しずつ受け入れていく。
「痛くないですか?」
「はい。でもこれ、当たり方がちがう……」
前後が反転しているのだから当然だが、前から受け入れる時とは違う場所がアリスティードのもので刺激される。
「こっち、からも、きもちい……です」
はあはあと息をつきながら告げると、「クソっ」と小さな悪態が聞こえた。
何か失敗したのだろうか。
不安になって振り返ろうとすると、どちゅん、と一番奥を穿たれた。
「――――っ!」
気持ちいい。パチパチと頭の中で火花が弾ける。
かと思ったら、ずるりと引き抜かれ、指で暴かれた弱点を男性器が掻きむしるように刺激してくる。
「すごい……絡みついてくる……」
背後から陶酔したような囁きが聞こえた。
緩やかなグラインドは、徐々に早くなっていき、ネージュを少しずつ追い詰めていく。
「あっ……、ん……、んぅっ……」
「辛くないですか?」
「はい。きもちい、です……っ」
「まだ二回目なのに……」
アリスティードはつぶやくと、胸を両手で鷲掴みにしてきた。
「やあっ!」
頂を指先で弄られ、ネージュは悲鳴を上げながらベッドに崩れ落ちた。
上半身は崩れ落ち、腰だけを高く上げて貫かれる。
「むね、だめっ……! へんに、やだぁっ!」
「なって下さい」
胸の先端に爪を立てられ、最奥を穿たれた。
そのまま性器は抉るように、指先も連動し、ネージュを追い詰める。
快感を逃がしたいのに、がっちりと後ろから押さえつけられているから身動きが取れない。
また頭の中が真っ白になった。
膣が収縮を繰り返し、中のものをぎゅうっと締め付ける。
「っ、は、俺も、そろそろ……」
「あぁっ!」
強く突き上げられ、ネージュは悲鳴をあげた。
まだ絶頂している最中なのに。
敏感になっている体に、更なる快楽を叩き込まれ、目の前をパチパチ火花が弾けた。
射精の直前のアリスティードは乱暴になる。
だけど、その一番激しい動きがこちらも一番気持ちいい。
最奥をめちゃくちゃに突き回されて、最大限に硬く大きくなった性器の先端を押し付けられると、ネージュは快楽の波に翻弄される。
「くそ、出るっ……」
子宮口に先端がディープキスをするように押し付けられた。
直後、小さな呻き声が聞こえ、彼のものが膣内で大きく痙攣する。
――出てる。
白く粘ついた精液が。こぼれ落ちた一回目の白濁を補うように、新鮮なものが現在進行形で注ぎ込まれている。
中で存分に欲を吐き出す男性器の脈動に引き摺られ、達きっぱなしだったネージュの膣内は、再び大きく絶頂した。
『種付け』されている。
獣の交尾のような体勢のせいで、それをより強く意識する。
子作りは神聖な行為のはずなのに、背徳的に感じるのはこの姿勢のせいだろうか。
性器の痙攣が落ち着いたら、後ろから項に口付けられた。
「ネージュ、好きです」
「私も……」
ネージュは後ろを振り返りながら気持ちを返す。
すると、アリスティードはわずかに身動ぎしたあと、ネージュの体を抱き締める腕に力を込めた。
深い部分を一定のリズムで抜き差しされて、ネージュははあはあと喘いだ。
かと思ったらぐっと奥に先端を押し付けられ、「んっ!」と変な声が漏れてしまう。
「ネージュ、気持ちいいですか……?」
「はい、っ、きもちい、です」
荒い息をつきながら返事をすると、唇が重なってきた。
舌が口腔内に侵入し、性器と連動してネージュを乱してくる。
上も下も繋がっているなんて、あまりにも卑猥だ。
だけどそれがすごく幸せで、ネージュはアリスティードの首に回した手に力を込めた。
特別なたった一人と、特別な場所で繋がって、気持ちよすぎて訳がわからなくなるのは少し怖いけど、温かな体温がその不安を和らげてくれる。
奥を早く小突かれるのも、抜けそうなくらい引き抜かれてから一気に突き込まれるのも、根元までしっかりと受け入れて、奥に先端を押し付けた状態で揺すぶられるのも、何もかもが気持ちいい。
今回は前回と違って奥だけではなくて、つい先ほど指で暴かれた弱点も一緒に責められる。
浅い場所を擦られて、油断したら奥を穿たれて、他にもネージュの弱点がないか、探るように膣内を掻き回される。
男性器の凸凹がネージュの中の敏感な部分を刺激してくると、そのたびに腰が跳ね、みだらな体はきゅうっとアリスティードを締め付けてしまう。
異性と体を重ねるのが、こんなにも気持ちいいと思わなかった。
「んっ、……んぅっ」
唇を封じられているから、呻くような変な声が出てしまう。
時折聞こえる互いの唾液が混ざり合う音が、下肢からの水音が、ネージュを少しずつ追い詰めていく。
そうこうするうちに、アリスティードの動きが変わった。
ひときわ激しく、強く、膣内を穿ってくる。
だめ、くる――。
膣内を激しく穿たれ、訳が分からなくなる。
頭の中が真っ白になって快楽が弾け、全身が痙攣する。
『いく』というのだと初めての時に教えてもらった。
「ん――――!」
キスで言葉を封じられているから、呻くことしかできない。
腰を跳ねさせ、全身でアリスティードにしがみつき、ネージュは達した。
同時に中の彼のものが脈打った。
一番奥に男性器の先端を強く押し付けられ、そこから熱いものが迸るのを感じる。
びゅく、どぷ……。
精液が注がれている。それが嬉しい。
アリスティードのものの脈動が落ち着くと、唇を解放された。
「またあまり気遣えなくて、申し訳ありませんでした……」
アリスティードはネージュの頬に触れると謝ってきた。
「大丈夫、です。すごく、気持ち良かった……」
ネージュは荒い息をつきながら、自分に出来る精一杯の笑みをアリスティードに向けた。
すると、彼のものが膣内でピクンと反応する。
「あの、今……」
「……ネージュのせいです」
「え……?」
「そういう風に言われると、またしたくなってしまいます」
どこか切なげな声に、ネージュは目を見張った。
「いいですよ」
と告げると、アリスティードの体が硬直した。
「たくさん赤ちゃんのもとを注いで頂いた方がいいと思うので……」
今度はネージュの体が勝手に反応し、きゅうっと収縮して膣内の彼を締め付けた。
「許して下さるのなら、また犯しますよ」
囁きと共に、ズンっと彼のものがネージュの最奥を穿った。
「俺のでぐちゃぐちゃのドロドロにして、追加で種付けしますけど、いいんですか……?」
アリスティードを身を起こすと、ネージュのお腹に手の平を当ててきた。
「たねつけ……ですか……?」
馬のそれが頭の中に思い浮かんだ。
『犯す』とか『種付け』とか、どこか下品な言葉遣いが背徳的でドキドキする。
「はい。ここにたくさん注ぎます。子宮の中も膣にも擦り込んで、溢れるくらいに」
「……いいですよ。私を『犯して』、『種付け』して下さい」
卑猥な言葉の応酬に、また膣が収縮した。
体の反応は当然アリスティードに伝わっているはずだ。それは恥ずかしい。
ネージュは目を伏せると、そっと彼の手に自分の手を重ねる。
すると、「あなたは……」と、どこか脱力した様子のつぶやきが聞こえた。
その直後である。ずるりと彼のものが引き抜かれた。
そして、戸惑うネージュの体が、強引にひっくり返される。
(なに……?)
「腰を上げてください」
「えっ……?」
「『種付け』して欲しいんですよね。知らないんですか、馬の種付けは、こういう姿勢でやるんですよ」
アリスティードはネージュの腰に手を添えると、膝を立てるように促してくる。
「人もこんな姿勢でできるんですか……?」
指示に従い、四つん這いの姿勢になったら、中に放たれたばかりものがどろりと出てきた。
「あっ、やだ……」
「後ろからは嫌ですか?」
アリスティードは、尋ねながら女性器の入口に自身をあてがってきた。
「そうではなくて、せっかく中に注いで頂いたものが……」
「ああ……。戻さないといけないですね」
囁きと同時に、先端が膣口に潜り込んできた。
「っ!」
(はいってくる……)
こんな姿勢でも、ネージュのそこは、アリスティードのものを少しずつ受け入れていく。
「痛くないですか?」
「はい。でもこれ、当たり方がちがう……」
前後が反転しているのだから当然だが、前から受け入れる時とは違う場所がアリスティードのもので刺激される。
「こっち、からも、きもちい……です」
はあはあと息をつきながら告げると、「クソっ」と小さな悪態が聞こえた。
何か失敗したのだろうか。
不安になって振り返ろうとすると、どちゅん、と一番奥を穿たれた。
「――――っ!」
気持ちいい。パチパチと頭の中で火花が弾ける。
かと思ったら、ずるりと引き抜かれ、指で暴かれた弱点を男性器が掻きむしるように刺激してくる。
「すごい……絡みついてくる……」
背後から陶酔したような囁きが聞こえた。
緩やかなグラインドは、徐々に早くなっていき、ネージュを少しずつ追い詰めていく。
「あっ……、ん……、んぅっ……」
「辛くないですか?」
「はい。きもちい、です……っ」
「まだ二回目なのに……」
アリスティードはつぶやくと、胸を両手で鷲掴みにしてきた。
「やあっ!」
頂を指先で弄られ、ネージュは悲鳴を上げながらベッドに崩れ落ちた。
上半身は崩れ落ち、腰だけを高く上げて貫かれる。
「むね、だめっ……! へんに、やだぁっ!」
「なって下さい」
胸の先端に爪を立てられ、最奥を穿たれた。
そのまま性器は抉るように、指先も連動し、ネージュを追い詰める。
快感を逃がしたいのに、がっちりと後ろから押さえつけられているから身動きが取れない。
また頭の中が真っ白になった。
膣が収縮を繰り返し、中のものをぎゅうっと締め付ける。
「っ、は、俺も、そろそろ……」
「あぁっ!」
強く突き上げられ、ネージュは悲鳴をあげた。
まだ絶頂している最中なのに。
敏感になっている体に、更なる快楽を叩き込まれ、目の前をパチパチ火花が弾けた。
射精の直前のアリスティードは乱暴になる。
だけど、その一番激しい動きがこちらも一番気持ちいい。
最奥をめちゃくちゃに突き回されて、最大限に硬く大きくなった性器の先端を押し付けられると、ネージュは快楽の波に翻弄される。
「くそ、出るっ……」
子宮口に先端がディープキスをするように押し付けられた。
直後、小さな呻き声が聞こえ、彼のものが膣内で大きく痙攣する。
――出てる。
白く粘ついた精液が。こぼれ落ちた一回目の白濁を補うように、新鮮なものが現在進行形で注ぎ込まれている。
中で存分に欲を吐き出す男性器の脈動に引き摺られ、達きっぱなしだったネージュの膣内は、再び大きく絶頂した。
『種付け』されている。
獣の交尾のような体勢のせいで、それをより強く意識する。
子作りは神聖な行為のはずなのに、背徳的に感じるのはこの姿勢のせいだろうか。
性器の痙攣が落ち着いたら、後ろから項に口付けられた。
「ネージュ、好きです」
「私も……」
ネージュは後ろを振り返りながら気持ちを返す。
すると、アリスティードはわずかに身動ぎしたあと、ネージュの体を抱き締める腕に力を込めた。
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(21件)
あなたにおすすめの小説
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
あなたへの愛を捨てた日
柴田はつみ
恋愛
公爵夫人エステルは、冷徹な夫レオニスを心から愛していた。彼の好みを調べ、帰宅を待ちわび、献身的に尽くす毎日。
しかし、ある夜会の回廊で、エステルは残酷な真実を知る。
レオニスが、未亡人クラリスの手を取り囁いていたのだ。
「君のような(自立した)女性が、私の隣にいるべきだった」
エステルは悟る。自分の愛は彼にとって「重荷」であり、自分という人間は彼にとって「不足」だったのだと。その瞬間、彼女の中で何かが音を立てて砕け散る。
婚約破棄のあと、あなたのことだけ思い出せない
柴田はつみ
恋愛
伯爵令嬢セシリアは、王宮の舞踏会で王太子レイヴンから公開の場で婚約破棄を言い渡され、その場で倒れた。
目覚めた彼女は、礼儀も常識も覚えているのに――ただ一つ、レイヴンだけを思い出せない。
「あなたは、どなたですか?」
その一言に、彼の瞳は壊れた。
けれどレイヴンは何も語らず、セシリアを遠ざける。彼女を守るために、あの日婚約を捨てたのだと告げられないまま。
セシリアは過去を断ち切り、王宮の侍女として新しい生活を始める。
優しく手を差し伸べる護衛騎士アデルと心を通わせていくほど、レイヴンの胸は嫉妬と後悔で焼けていった。
――守るために捨てたはずなのに。忘れられたまま、他の男に笑う彼女を見ていられない。
一方、王宮では“偽聖女”の陰謀と、セシリアの血に眠る秘密が動き出す。
記憶を取り戻せば、彼女は狙われる。取り戻さなければ、二人は永遠に届かない。
これは、忘れてしまった令嬢と、忘れられてなお愛を捨てられない王太子が、もう一度“選び直す”恋の物語。
二年間の花嫁
柴田はつみ
恋愛
名門公爵家との政略結婚――それは、彼にとっても、私にとっても期間限定の約束だった。
公爵アランにはすでに将来を誓い合った女性がいる。私はただ、その日までの“仮の妻”でしかない。
二年後、契約が終われば彼の元を去らなければならないと分かっていた。
それでも構わなかった。
たとえ短い時間でも、ずっと想い続けてきた彼のそばにいられるなら――。
けれど、私の知らないところで、アランは密かに策略を巡らせていた。
この結婚は、ただの義務でも慈悲でもない。
彼にとっても、私を手放すつもりなど初めからなかったのだ。
やがて二人の距離は少しずつ近づき、契約という鎖が、甘く熱い絆へと変わっていく。
期限が迫る中、真実の愛がすべてを覆す。
――これは、嘘から始まった恋が、永遠へと変わる物語。
夫が運命の番と出会いました
重田いの
恋愛
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。
だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。
しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?
冷徹公爵の誤解された花嫁
柴田はつみ
恋愛
片思いしていた冷徹公爵から求婚された令嬢。幸せの絶頂にあった彼女を打ち砕いたのは、舞踏会で耳にした「地味女…」という言葉だった。望まれぬ花嫁としての結婚に、彼女は一年だけ妻を務めた後、離縁する決意を固める。
冷たくも美しい公爵。誤解とすれ違いを繰り返す日々の中、令嬢は揺れる心を抑え込もうとするが――。
一年後、彼女が選ぶのは別れか、それとも永遠の契約か。
白い結婚のまま、旦那様は薔薇のような美人に夢中になりました
柴田はつみ
恋愛
伯爵令嬢リディアは、美貌で有名な侯爵レオンハルトに嫁いだ。
けれど結婚して二年、夫婦は一度も結ばれないまま――白い結婚だった。
それでも旦那様は優しかった。
冷たいわけではない。気づかいの言葉も、穏やかな笑顔もくれる。
だからリディアは、愛されてはいなくても、いつか少しは夫婦になれるのではないかと信じていた。
そんなある日、彼女は知ってしまう。
旦那様が薔薇の君と呼ばれる絶世の美女に心を奪われていることを。
彼が触れなかったのは私にだけだったのだと。
都合のいい奥方として、役に立っていたと悟る
静かに離縁を決意したリディアは、実家へ戻ったあと、女子学院で働き始める。
すると侯爵夫人時代には当たり前だった実務のすべてが、外では驚くほど必要とされていた。
感謝され、認められ、自分の足で立ち始めた彼女は、少しずつ見違えるほど美しくなっていく
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
面白かったと仰って頂いて嬉しいです!
最近人気の初手「愛さない」宣言しつつ恋人を連れてくるヒーローと契約的な結婚をしたヒロインを、誰もが納得する形で引っ付けようと思ったら、その恋人役は偽の関係でないと許されないだろうな、と思った所からこの話が生まれました。
ブローチはあのタイミングのアリスの心情を考えると「返してこい」とは言わないかな…。
ということで、ご意見は頂いたのですがそのままにしております。
まだ両片思いっぽい状態なので、本当の意味で結ばれる感じの続編を、少しずつ書き溜めています。
お披露目する時は一気に完結なりキリのいい所まで書き上げてから追記致しますので、読んでいただけましたら嬉しいです。
番外ももう一つ書きたいお話があるので、完成したらお披露目する予定です。
楽しく読ませて頂いております。
誤字かと思われる箇所の報告のため、承認不要です。
お時間のある時にでも確認頂ければと思います。
プロローグ03 終盤
【最低限の財産分与だけして頂いて、別荘か別荘に移されるのが妥当(略)】
別荘か別荘→別荘か別邸、などでしょうか?
悪女との結婚式01 誓いのキスのシーン
【「あんなみたいな穢らわしい女には触りたくない」】
あんな→あんた
視察04 序盤
【そして、馬の手網に目を付ける。】
手網(てあみ)→手綱(たづな)
取り急ぎご指摘の箇所は修正いたしました。
他サイトでもいっぱい誤字報告いただいてまして、どこかで全面修正しようかと考えております。
ご報告ありがとうございました。
退会済ユーザのコメントです
屋敷の使用人全員が可愛いお嬢様が!みたいな気持ちに誰もがなっているかと思います…!
皆に筒抜けになるというのもどうかとは思いますが…