【R18】氷の悪女の契約結婚~愛さない宣言されましたが、すぐに出て行って差し上げますのでご安心下さい

吉川一巳

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番外編 二回目の夜 02 ※

 初めての時より気持ちいい。
 深い部分を一定のリズムで抜き差しされて、ネージュははあはあと喘いだ。
 かと思ったらぐっと奥に先端を押し付けられ、「んっ!」と変な声が漏れてしまう。

「ネージュ、気持ちいいですか……?」

「はい、っ、きもちい、です」

 荒い息をつきながら返事をすると、唇が重なってきた。
 舌が口腔内に侵入し、性器と連動してネージュを乱してくる。
 上も下も繋がっているなんて、あまりにも卑猥だ。
 だけどそれがすごく幸せで、ネージュはアリスティードの首に回した手に力を込めた。

 特別なたった一人と、特別な場所で繋がって、気持ちよすぎて訳がわからなくなるのは少し怖いけど、温かな体温がその不安を和らげてくれる。

 奥を早く小突かれるのも、抜けそうなくらい引き抜かれてから一気に突き込まれるのも、根元までしっかりと受け入れて、奥に先端を押し付けた状態で揺すぶられるのも、何もかもが気持ちいい。

 今回は前回と違って奥だけではなくて、つい先ほど指で暴かれた弱点も一緒に責められる。

 浅い場所を擦られて、油断したら奥を穿たれて、他にもネージュの弱点がないか、探るように膣内なかを掻き回される。

 男性器の凸凹がネージュの中の敏感な部分を刺激してくると、そのたびに腰が跳ね、みだらな体はきゅうっとアリスティードを締め付けてしまう。
 異性と体を重ねるのが、こんなにも気持ちいいと思わなかった。

「んっ、……んぅっ」

 唇を封じられているから、呻くような変な声が出てしまう。

 時折聞こえる互いの唾液が混ざり合う音が、下肢からの水音が、ネージュを少しずつ追い詰めていく。

 そうこうするうちに、アリスティードの動きが変わった。
 ひときわ激しく、強く、膣内を穿ってくる。

 だめ、くる――。

 膣内なかを激しく穿たれ、訳が分からなくなる。
 頭の中が真っ白になって快楽が弾け、全身が痙攣する。

 『いく』というのだと初めての時に教えてもらった。

「ん――――!」

 キスで言葉を封じられているから、呻くことしかできない。
 腰を跳ねさせ、全身でアリスティードにしがみつき、ネージュは達した。
 同時に中の彼のものが脈打った。
 一番奥に男性器の先端を強く押し付けられ、そこから熱いものが迸るのを感じる。

 びゅく、どぷ……。

 精液が注がれている。それが嬉しい。



 アリスティードのものの脈動が落ち着くと、唇を解放された。

「またあまり気遣えなくて、申し訳ありませんでした……」

 アリスティードはネージュの頬に触れると謝ってきた。

「大丈夫、です。すごく、気持ち良かった……」

 ネージュは荒い息をつきながら、自分に出来る精一杯の笑みをアリスティードに向けた。
 すると、彼のものが膣内でピクンと反応する。

「あの、今……」
「……ネージュのせいです」
「え……?」
「そういう風に言われると、またしたくなってしまいます」

 どこか切なげな声に、ネージュは目を見張った。

「いいですよ」

 と告げると、アリスティードの体が硬直した。

「たくさん赤ちゃんのもとを注いで頂いた方がいいと思うので……」

 今度はネージュの体が勝手に反応し、きゅうっと収縮して膣内の彼を締め付けた。

「許して下さるのなら、また犯しますよ」

 囁きと共に、ズンっと彼のものがネージュの最奥を穿った。

「俺のでぐちゃぐちゃのドロドロにして、追加で種付けしますけど、いいんですか……?」

 アリスティードを身を起こすと、ネージュのお腹に手の平を当ててきた。

「たねつけ……ですか……?」

 馬のそれが頭の中に思い浮かんだ。
 『犯す』とか『種付け』とか、どこか下品な言葉遣いが背徳的でドキドキする。

「はい。ここにたくさん注ぎます。子宮の中も膣にも擦り込んで、溢れるくらいに」

「……いいですよ。私を『犯して』、『種付け』して下さい」

 卑猥な言葉の応酬に、また膣が収縮した。
 体の反応は当然アリスティードに伝わっているはずだ。それは恥ずかしい。

 ネージュは目を伏せると、そっと彼の手に自分の手を重ねる。
 すると、「あなたは……」と、どこか脱力した様子のつぶやきが聞こえた。

 その直後である。ずるりと彼のものが引き抜かれた。
 そして、戸惑うネージュの体が、強引にひっくり返される。

(なに……?)

「腰を上げてください」

「えっ……?」

「『種付け』して欲しいんですよね。知らないんですか、馬の種付けは、こういう姿勢でやるんですよ」

 アリスティードはネージュの腰に手を添えると、膝を立てるように促してくる。

「人もこんな姿勢でできるんですか……?」

 指示に従い、四つん這いの姿勢になったら、中に放たれたばかりものがどろりと出てきた。

「あっ、やだ……」
「後ろからは嫌ですか?」

 アリスティードは、尋ねながら女性器の入口に自身をあてがってきた。

「そうではなくて、せっかく中に注いで頂いたものが……」
「ああ……。戻さないといけないですね」

 囁きと同時に、先端が膣口に潜り込んできた。

「っ!」

(はいってくる……)

 こんな姿勢でも、ネージュのそこは、アリスティードのものを少しずつ受け入れていく。

「痛くないですか?」
「はい。でもこれ、当たり方がちがう……」

 前後が反転しているのだから当然だが、前から受け入れる時とは違う場所がアリスティードのもので刺激される。

「こっち、からも、きもちい……です」

 はあはあと息をつきながら告げると、「クソっ」と小さな悪態が聞こえた。

 何か失敗したのだろうか。
 不安になって振り返ろうとすると、どちゅん、と一番奥を穿たれた。

「――――っ!」

 気持ちいい。パチパチと頭の中で火花が弾ける。
 かと思ったら、ずるりと引き抜かれ、指で暴かれた弱点を男性器が掻きむしるように刺激してくる。

「すごい……絡みついてくる……」

 背後から陶酔したような囁きが聞こえた。
 緩やかなグラインドは、徐々に早くなっていき、ネージュを少しずつ追い詰めていく。

「あっ……、ん……、んぅっ……」
「辛くないですか?」
「はい。きもちい、です……っ」
「まだ二回目なのに……」

 アリスティードはつぶやくと、胸を両手で鷲掴みにしてきた。

「やあっ!」

 いただきを指先で弄られ、ネージュは悲鳴を上げながらベッドに崩れ落ちた。
 上半身は崩れ落ち、腰だけを高く上げて貫かれる。

「むね、だめっ……! へんに、やだぁっ!」
「なって下さい」

 胸の先端に爪を立てられ、最奥を穿たれた。
 そのまま性器はくじるように、指先も連動し、ネージュを追い詰める。
 快感を逃がしたいのに、がっちりと後ろから押さえつけられているから身動きが取れない。

 また頭の中が真っ白になった。
 膣が収縮を繰り返し、中のものをぎゅうっと締め付ける。

「っ、は、俺も、そろそろ……」
「あぁっ!」

 強く突き上げられ、ネージュは悲鳴をあげた。
 まだ絶頂している最中なのに。

 敏感になっている体に、更なる快楽を叩き込まれ、目の前をパチパチ火花が弾けた。

 射精の直前のアリスティードは乱暴になる。
 だけど、その一番激しい動きがこちらも一番気持ちいい。

 最奥をめちゃくちゃに突き回されて、最大限に硬く大きくなった性器の先端を押し付けられると、ネージュは快楽の波に翻弄される。

「くそ、出るっ……」

 子宮口に先端がディープキスをするように押し付けられた。
 直後、小さな呻き声が聞こえ、彼のものが膣内で大きく痙攣する。

 ――出てる。
 白く粘ついた精液が。こぼれ落ちた一回目の白濁を補うように、新鮮なものが現在進行形で注ぎ込まれている。

 中で存分に欲を吐き出す男性器の脈動に引き摺られ、きっぱなしだったネージュの膣内は、再び大きく絶頂した。

 『種付け』されている。
 獣の交尾のような体勢のせいで、それをより強く意識する。
 子作りは神聖な行為のはずなのに、背徳的に感じるのはこの姿勢のせいだろうか。

 性器の痙攣が落ち着いたら、後ろからうなじに口付けられた。

「ネージュ、好きです」

「私も……」

 ネージュは後ろを振り返りながら気持ちを返す。
 すると、アリスティードはわずかに身動みじろぎしたあと、ネージュの体を抱き締める腕に力を込めた。
感想 21

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みんなの感想(21件)

知風
2024.03.09 知風
ネタバレ含む
2024.03.09 吉川一巳

面白かったと仰って頂いて嬉しいです!

最近人気の初手「愛さない」宣言しつつ恋人を連れてくるヒーローと契約的な結婚をしたヒロインを、誰もが納得する形で引っ付けようと思ったら、その恋人役は偽の関係でないと許されないだろうな、と思った所からこの話が生まれました。

ブローチはあのタイミングのアリスの心情を考えると「返してこい」とは言わないかな…。
ということで、ご意見は頂いたのですがそのままにしております。

まだ両片思いっぽい状態なので、本当の意味で結ばれる感じの続編を、少しずつ書き溜めています。

お披露目する時は一気に完結なりキリのいい所まで書き上げてから追記致しますので、読んでいただけましたら嬉しいです。

番外ももう一つ書きたいお話があるので、完成したらお披露目する予定です。

解除
知風
2024.03.07 知風

楽しく読ませて頂いております。

誤字かと思われる箇所の報告のため、承認不要です。
お時間のある時にでも確認頂ければと思います。

プロローグ03 終盤
【最低限の財産分与だけして頂いて、別荘か別荘に移されるのが妥当(略)】
別荘か別荘→別荘か別邸、などでしょうか?

悪女との結婚式01 誓いのキスのシーン
【「あんなみたいな穢らわしい女には触りたくない」】
あんな→あんた

視察04 序盤
【そして、馬の手網に目を付ける。】
手網(てあみ)→手綱(たづな)

2024.03.07 吉川一巳

取り急ぎご指摘の箇所は修正いたしました。

他サイトでもいっぱい誤字報告いただいてまして、どこかで全面修正しようかと考えております。
ご報告ありがとうございました。

解除
2024.02.29 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

2024.02.29 吉川一巳

屋敷の使用人全員が可愛いお嬢様が!みたいな気持ちに誰もがなっているかと思います…!
皆に筒抜けになるというのもどうかとは思いますが…

解除

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