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う、うん。はあ~。眠ったあ。とてもぐっすりと眠れた。眼を覚ますと知らない天井が見えた。
そうだ、丹羽さんの家だ。ポメラニアンになって、保護してもらって、元に戻って。なんて長い一日だったんだろう。さて、目が覚めたが今は何時?丹羽さんは?
隣に寝ていた丹羽さんの姿はない。でもまだ布団の中はほんのり暖かい。丹羽さん。起きて直ぐかな?僕も起きてリビングに行ってみよう。
「あ、丹羽さん。おはようございます。ゆっくり眠れました。ありがとうございました」
「おはよう。良く眠れて良かったよ」
「今、何時でしょう?」
「10時過ぎだよ」
「そんなに?随分眠ったと思いました」
「ブランチの時間だね。今、何が作れるか考えていた。一緒に作ってくれる?」
「はい。お手伝いします」
「いや。主戦力は君だよ。申し訳ないけど、お願い」
「はい」
冷蔵庫を開けて、食材でサラダとスープを作り、ベーコンエッグとトースト。ヨーグルトを器に入れて、ジャムを置くと簡単なブランチの出来上がりだ。
コーヒーは、一杯ずつドリップ出来るパックがあったので、それで淹れる。残念ながらバターは無かった。全てをダイニングテーブルに並べて、椅子にかけたら
「「いただきます」」
「美味しい。ホテルの朝食みたいにきれいだ」
「ありがとうございます」
「お礼に、夕食はご馳走させてよ」
「お礼なんて。僕が泊めて頂いたお礼をしないと」
「いや。何もしてないのに、こんなに立派な食事を作ってもらって、助かったよ。昨日の夜食も美味しかった」
「そうですか?でも、今日は自宅に帰ろうかと」
「え?何か喫緊の用事でなければ、このまま明日までいて欲しい」
「用事はありませんが」
「なら、午後は買い物して、外食しよう?」
「はい…」
そんなに色々してもらって良いのかな?でも、丹羽さんが嬉しそうな顔をしたから、断れない。喜んでくれるなら、食事をしたいかも。
食器を食洗機に任せて洗面したり、その後は丹羽さんの服を借りたが大きい物ばかりで、裾を折っても様になりそうな服から選んで貰った。
二人で繁華街のデパートに行くと、行きつけだと言う紳士服ブランドで僕にスーツやワイシャツ、ネクタイといったビジネス用品一式とカバン、靴を買ってくれた。
「君のスーツとリュックサックも良いけど、こういうのも似合うと思うよ」
「いえ、こんなお高い物。頂けません」
「お礼と謝罪だから。是非受け取って欲しい」
「謝罪?何にもありませんよ?」
「業務過多だった。反省してる」
「そこは、大丈夫でしたから」
言い争うのも迷惑だしね、と言いくるめられて、あれこれと会計されてしまう。
「あと1ヵ所」
もう一つ、普段着の店で丹羽さんのインナーと共に僕にもインナーと、僕のルームウェアまで。有無を言わさず、さっと払ってくださる。
「こんなに。すみません」
「いや。私の希望だから。嬉しいんだ」
確かにニコニコして、会社で見るのとは違う顔だ。大荷物になったがそれを抱えてまた移動する。
最後に連れて行かれたのは雰囲気の良いレストラン。個室に通され、好みを聞かれた。
「苦手な物や食べられない物は?」
「ありません」
「肉と魚とどっちが好き?」
「肉のほうかと」
「スパイシーな物や香草は?」
「大丈夫です」
「そうしたら、コースでおまかせしてしまおう。ワインもマリアージュを考えて選んで貰うね」
「はい」
食にこだわりが無いのかと思ったら、とても美味しい物をご存知の様子だ。丹羽さんにはいろんな面があって、この二日驚くことばかり。
「わあ、すごく美味しいです」
「そうだね。繊細で、豊かな味付けで、全て美味しい」
「はい。ワインも美味しいです」
すっかり食べ終わり、大満足。ワインも飲んで心地よい。ふわふわしている。
「タクシーを呼んである」
手を引かれて、店の前に停まったタクシーに乗せられた。大きな荷物はトランクに載せ、隣に丹羽さんが座った。
「楽しかったね。付き合ってくれてありがとう」
「こちらこそ。ありがとうございました」
「今日もこのまま泊まってくれるね?」
「はい、丹羽さんが良ければ」
「ふふ。嬉しいな。亮くん。和樹って呼んで欲しい」
「か、和樹さん?ですか?」
「ああ。良いね、かわいい」
タクシーの後部座席でそう耳元で告げられた。耳に吐息が触れてとてもくすぐったい。アルコールも相まって顔が火照る。
和樹さんの指が、繋いだままの僕の手の甲を滑る。するすると撫でられると変な気持ちになりそう。
「あ」
「ごめん」
今度は手を恋人繋ぎにして、きゅっと握られた。わ。恋人みたい。どうしよう。ドキドキしてきた。
「着いたね」
マンションの前に着いて、降りる。荷物を手分けして持ち、エントランスへ。初めて来たときは抱っこされてとても広く感じていたが、人間の身体でもここは広いなと思う。
最上階専用エレベーターで上がる。それほど高層マンションではないが、それだけ高級な感じがする。
「とても高級なお宅ですね」
「まあまあだね。私は学生時代から仕事や投資をしていて、それを頭金にしたんだ」
「そうなんですか。課長ってお給料とても良いのかと」
「もちろん、わが社は良い方だと思うよ」
「そうですよね。僕達も、友人に聞くと他社より良いみたいです」
部屋に入ると、手洗いして買ってきた物を整理した。といっても僕のスーツなどをかけておくくらい。
「まだ早めだから、サブスクで何か見る?」
「はい。酔いざましに良いですね」
ソファーに並んで座ると、和樹さんがお茶を淹れてくれた。
「カフェイン無しのハーブティーだよ」
「ありがとうございます」
動画を見ながら、お茶を飲む。和樹さんが僕の頭を撫でたり、背中を撫でたり、手をさすったり握ったりする。
「またポメラニアンにならないように、寂しくならないようにね」
「あ。すみません」
「いや。楽しんでるよ。スキンシップって、気持ちいいものだね。亮くんはどう?不快ではない?」
「はい。気持ちいいです」
「抱っこしていい?」
僕を抱き上げて、膝に乗せると頭をなでなで。前に腕がまわって、ぎゅってしてくれる。恋人みたいだ。
「私は、以前から亮くんが可愛いと思っていた。性格も仕事も好ましい、外見もタイプだ」
「えっ?」
「好きだ。付き合って欲しい」
「ええっ」
抱き締められた後ろから、和樹さんの声が耳に囁かれた。それと共に、僕のお腹の前で組まれた和樹さんの指先にきゅっと力が入るのが見えた。真剣に言ってくれている。
僕も和樹さんにはずっと憧れていたし、この二日を一緒に過ごしただけで新たな面が見えてドキドキしっぱなしだ。
「は、はい。僕も和樹さんが好きです」
「亮くん!ありがとう」
後ろを振り替えると和樹さんが笑顔になった。僕も嬉しくて微笑んだら、和樹さんの指が僕の顎に触れて顔が近づく。眼を閉じてみると、そっと唇に柔らかな感触が触れた。
「これからは、恋人としてもよろしくね」
「はい。是非お願いします」
「亮くんが寂しくないように、連絡を密にするし、時間を作るように努めるよ」
「無理しないでくださいね」
「いや、私が会いたいんだ」
和樹さんの方に体を向き合ってぎゅって抱き締め合うとまた幸福感が高まった。もう、ポメラニアンになることは無いだろう。
それから、順に浴室を使い、就寝の準備をすると一緒にベッドに入った。今日から恋人かと思うとちょっとドキドキする。
「出来れば一緒に住みたい。早めにここに引っ越して来てくれないかな?」
「同居ですか?」
「うん。同棲。お互いに忙しいから、外で会うより同じ家に帰って来た方が時間が出来る」
「それはそうです」
いきなり同棲ですか。嬉しいけれど、お別れしちゃったりしたら戻る部屋が無いのは大変だし…僕が逡巡していると
「また考えて置いてね。私から君に出ていってと言うことはないし、一緒に住めば君の家賃や光熱費もかからないよ?」
「はい。考えます」
魅力的なお誘いだ。ここは会社から歩ける程近く、環境も良い。お風呂も大きくてつかれるし、生活費が節約出来ると良いことずくめだ。
僕は大学を奨学金で出たから、学生時代からのアパートに住み続けて返済している。繰り上げ返済をして、早く返し終わることを目標にしているのだ。
和樹さんが僕をそっと抱きしめながら眠りについた。寝顔がまたまつげも長くて格好良い。僕もその後直ぐに眠れて、またゆっくりと休息を取ることが出来た。
そうだ、丹羽さんの家だ。ポメラニアンになって、保護してもらって、元に戻って。なんて長い一日だったんだろう。さて、目が覚めたが今は何時?丹羽さんは?
隣に寝ていた丹羽さんの姿はない。でもまだ布団の中はほんのり暖かい。丹羽さん。起きて直ぐかな?僕も起きてリビングに行ってみよう。
「あ、丹羽さん。おはようございます。ゆっくり眠れました。ありがとうございました」
「おはよう。良く眠れて良かったよ」
「今、何時でしょう?」
「10時過ぎだよ」
「そんなに?随分眠ったと思いました」
「ブランチの時間だね。今、何が作れるか考えていた。一緒に作ってくれる?」
「はい。お手伝いします」
「いや。主戦力は君だよ。申し訳ないけど、お願い」
「はい」
冷蔵庫を開けて、食材でサラダとスープを作り、ベーコンエッグとトースト。ヨーグルトを器に入れて、ジャムを置くと簡単なブランチの出来上がりだ。
コーヒーは、一杯ずつドリップ出来るパックがあったので、それで淹れる。残念ながらバターは無かった。全てをダイニングテーブルに並べて、椅子にかけたら
「「いただきます」」
「美味しい。ホテルの朝食みたいにきれいだ」
「ありがとうございます」
「お礼に、夕食はご馳走させてよ」
「お礼なんて。僕が泊めて頂いたお礼をしないと」
「いや。何もしてないのに、こんなに立派な食事を作ってもらって、助かったよ。昨日の夜食も美味しかった」
「そうですか?でも、今日は自宅に帰ろうかと」
「え?何か喫緊の用事でなければ、このまま明日までいて欲しい」
「用事はありませんが」
「なら、午後は買い物して、外食しよう?」
「はい…」
そんなに色々してもらって良いのかな?でも、丹羽さんが嬉しそうな顔をしたから、断れない。喜んでくれるなら、食事をしたいかも。
食器を食洗機に任せて洗面したり、その後は丹羽さんの服を借りたが大きい物ばかりで、裾を折っても様になりそうな服から選んで貰った。
二人で繁華街のデパートに行くと、行きつけだと言う紳士服ブランドで僕にスーツやワイシャツ、ネクタイといったビジネス用品一式とカバン、靴を買ってくれた。
「君のスーツとリュックサックも良いけど、こういうのも似合うと思うよ」
「いえ、こんなお高い物。頂けません」
「お礼と謝罪だから。是非受け取って欲しい」
「謝罪?何にもありませんよ?」
「業務過多だった。反省してる」
「そこは、大丈夫でしたから」
言い争うのも迷惑だしね、と言いくるめられて、あれこれと会計されてしまう。
「あと1ヵ所」
もう一つ、普段着の店で丹羽さんのインナーと共に僕にもインナーと、僕のルームウェアまで。有無を言わさず、さっと払ってくださる。
「こんなに。すみません」
「いや。私の希望だから。嬉しいんだ」
確かにニコニコして、会社で見るのとは違う顔だ。大荷物になったがそれを抱えてまた移動する。
最後に連れて行かれたのは雰囲気の良いレストラン。個室に通され、好みを聞かれた。
「苦手な物や食べられない物は?」
「ありません」
「肉と魚とどっちが好き?」
「肉のほうかと」
「スパイシーな物や香草は?」
「大丈夫です」
「そうしたら、コースでおまかせしてしまおう。ワインもマリアージュを考えて選んで貰うね」
「はい」
食にこだわりが無いのかと思ったら、とても美味しい物をご存知の様子だ。丹羽さんにはいろんな面があって、この二日驚くことばかり。
「わあ、すごく美味しいです」
「そうだね。繊細で、豊かな味付けで、全て美味しい」
「はい。ワインも美味しいです」
すっかり食べ終わり、大満足。ワインも飲んで心地よい。ふわふわしている。
「タクシーを呼んである」
手を引かれて、店の前に停まったタクシーに乗せられた。大きな荷物はトランクに載せ、隣に丹羽さんが座った。
「楽しかったね。付き合ってくれてありがとう」
「こちらこそ。ありがとうございました」
「今日もこのまま泊まってくれるね?」
「はい、丹羽さんが良ければ」
「ふふ。嬉しいな。亮くん。和樹って呼んで欲しい」
「か、和樹さん?ですか?」
「ああ。良いね、かわいい」
タクシーの後部座席でそう耳元で告げられた。耳に吐息が触れてとてもくすぐったい。アルコールも相まって顔が火照る。
和樹さんの指が、繋いだままの僕の手の甲を滑る。するすると撫でられると変な気持ちになりそう。
「あ」
「ごめん」
今度は手を恋人繋ぎにして、きゅっと握られた。わ。恋人みたい。どうしよう。ドキドキしてきた。
「着いたね」
マンションの前に着いて、降りる。荷物を手分けして持ち、エントランスへ。初めて来たときは抱っこされてとても広く感じていたが、人間の身体でもここは広いなと思う。
最上階専用エレベーターで上がる。それほど高層マンションではないが、それだけ高級な感じがする。
「とても高級なお宅ですね」
「まあまあだね。私は学生時代から仕事や投資をしていて、それを頭金にしたんだ」
「そうなんですか。課長ってお給料とても良いのかと」
「もちろん、わが社は良い方だと思うよ」
「そうですよね。僕達も、友人に聞くと他社より良いみたいです」
部屋に入ると、手洗いして買ってきた物を整理した。といっても僕のスーツなどをかけておくくらい。
「まだ早めだから、サブスクで何か見る?」
「はい。酔いざましに良いですね」
ソファーに並んで座ると、和樹さんがお茶を淹れてくれた。
「カフェイン無しのハーブティーだよ」
「ありがとうございます」
動画を見ながら、お茶を飲む。和樹さんが僕の頭を撫でたり、背中を撫でたり、手をさすったり握ったりする。
「またポメラニアンにならないように、寂しくならないようにね」
「あ。すみません」
「いや。楽しんでるよ。スキンシップって、気持ちいいものだね。亮くんはどう?不快ではない?」
「はい。気持ちいいです」
「抱っこしていい?」
僕を抱き上げて、膝に乗せると頭をなでなで。前に腕がまわって、ぎゅってしてくれる。恋人みたいだ。
「私は、以前から亮くんが可愛いと思っていた。性格も仕事も好ましい、外見もタイプだ」
「えっ?」
「好きだ。付き合って欲しい」
「ええっ」
抱き締められた後ろから、和樹さんの声が耳に囁かれた。それと共に、僕のお腹の前で組まれた和樹さんの指先にきゅっと力が入るのが見えた。真剣に言ってくれている。
僕も和樹さんにはずっと憧れていたし、この二日を一緒に過ごしただけで新たな面が見えてドキドキしっぱなしだ。
「は、はい。僕も和樹さんが好きです」
「亮くん!ありがとう」
後ろを振り替えると和樹さんが笑顔になった。僕も嬉しくて微笑んだら、和樹さんの指が僕の顎に触れて顔が近づく。眼を閉じてみると、そっと唇に柔らかな感触が触れた。
「これからは、恋人としてもよろしくね」
「はい。是非お願いします」
「亮くんが寂しくないように、連絡を密にするし、時間を作るように努めるよ」
「無理しないでくださいね」
「いや、私が会いたいんだ」
和樹さんの方に体を向き合ってぎゅって抱き締め合うとまた幸福感が高まった。もう、ポメラニアンになることは無いだろう。
それから、順に浴室を使い、就寝の準備をすると一緒にベッドに入った。今日から恋人かと思うとちょっとドキドキする。
「出来れば一緒に住みたい。早めにここに引っ越して来てくれないかな?」
「同居ですか?」
「うん。同棲。お互いに忙しいから、外で会うより同じ家に帰って来た方が時間が出来る」
「それはそうです」
いきなり同棲ですか。嬉しいけれど、お別れしちゃったりしたら戻る部屋が無いのは大変だし…僕が逡巡していると
「また考えて置いてね。私から君に出ていってと言うことはないし、一緒に住めば君の家賃や光熱費もかからないよ?」
「はい。考えます」
魅力的なお誘いだ。ここは会社から歩ける程近く、環境も良い。お風呂も大きくてつかれるし、生活費が節約出来ると良いことずくめだ。
僕は大学を奨学金で出たから、学生時代からのアパートに住み続けて返済している。繰り上げ返済をして、早く返し終わることを目標にしているのだ。
和樹さんが僕をそっと抱きしめながら眠りについた。寝顔がまたまつげも長くて格好良い。僕もその後直ぐに眠れて、またゆっくりと休息を取ることが出来た。
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