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第1章 邂逅編
桃から生まれた考察
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「桃から人がッ!?」
「いやいや……、桃から人が出てくるわけ無いじゃない。ボケが始まってんのよ」
恭弥が色々考えこんでいる間、お爺さんとお婆さんしか居なかった空間に、10歳いくかいかないかの若い娘さんが部屋に来ていたのだった。
まだまだ子供なのだが、年齢の割りにはしっかりしていそうで、とても活発そうな印象を受けた。
服装は如何にも子供といったもので、下にスカートを履いている。
「異議を唱える、ツキ。ちょうどビデオで動画をしていたのだから証拠はあるわよ」
「えー?」
「桃から人がッ!?」
ツキと呼ばれた子供が来たせいでなんか蚊帳の外になってきた恭弥。
ーーさっきから爺さんは『桃から人がッ!?』botになっているし、気まずいな……。
すっぽんぽんだし、いたたまれなくなってくる。
「ギャー、桃に人が監禁されてたー!?」
「だべ?ツキも驚愕するべ?」
「桃から人がッ!?」
となんで桃切るのに、録画してるんだ?インスタ映え?と疑問が尽きない恭弥。
すると、横から声を掛けられた。
「あ、あんた親は!?」
「親?親は居ないよ……」
「桃から人がッ!?」
娘からの質問にサラッと答えた。
彼は実際に、孤児院で育った人生であった……。
親を知らない。
名前も知らないので、知人に貰った名前であった。
ーー俺の人生、それが後々に伏線だなんて中二の頃には思い込んでいたが、特に何もなく30歳を越したものである。
まさか、死んで転生して、桃から出る羽目になるとは……。
親が桃なのかな……、前世含めて……。
デカイ桃だな、改めて……。
小さい身体の俺だが、それでも子供1人中に入る桃って時点で確かに規格外な桃の大きさだ。
「ん?なんだこの桃?」
疑問に思った恭弥が桃に触れてみると魔術の残り火らしき残照があった。
その正体は逆行の魔術。
逆行の魔術とは、対象物を過去に逆らっていくという高等魔術。
こんな高等魔術を扱えるのは、前世では数える程度だったくらい扱いが難し過ぎるシロモノ。
人間が扱って良い範疇を越えてしまうくらいにヤバい代物である。
概念や物質を巻き戻すという時間に干渉する魔術。
何故そんな脅威をもたらす魔術が桃に……?
恭弥が何故前世の記憶を思い出したのかを考察すると、この逆行の魔術が掛かった桃に封印されたせいで、『今世の恭弥』の記憶を消させるつもりが逆行させ過ぎて前世の記憶を思い出させてしまったのだろう。
逆行の魔術はそもそも、狙い通りの時間まで巻き戻す行為がとても難しい。
偶然巻き戻し過ぎたから恭弥の記憶が戻ったのか、狙って恭弥の記憶が戻ったかによってこの魔術の使用者のランクが大きく変わる。
ーーどうでもいいや。
恭弥は考えるのを止めた。
つまり恭弥の思考をまとめると、桃で運ばれていると気付いた瞬間が(棺と勘違いしていたが……)、今世の記憶が消されて、前世の記憶を思い出した境目だったのだろう。
ーー何してんだよガキの俺!?意図的に記憶消されるって相当だぞ!?
あぁ、こんな魔術を使える時点で、桃に恭弥を詰めた存在は彼と同レベルくらいの魔術師か魔法師か……。
逆行と対になる順行の魔術というのも存在するが、多分使ったところで恭弥の記憶は戻らない。
何故なのかと例を出すなら、1分後に落ちて割れるツボに逆行の魔術を掛けてツボを復元させたとする。
しかし、1分後に『落とす』という因果と原因を発生させなければツボは割れない。
逆行という魔術の厄介な点は、『落とす』という因果と原因も取り除いてしまう。
つまり、意図的にツボを落とさない限り1分後に割れる筈だったツボは、10分経っても壊れない。
もう恭弥の記憶は、何があっても今世の記憶は取り戻せない。
「そっか……、君……親が居ないということは帰るところも……?」
「別に……」
遠慮がちに娘から問われるが、別に同情されてもされなくてもどっちでも良いやってくらいには悲観してない。
「ならお前さんもウチの子におなりよ。なーに、子供が1人増えたところで構わんよ」
お婆さんが優しい顔を向ける。
そんな暖かい表情を向けてくれた孤児院のシスターと重なり、ちょっとしんみりした30歳。
「ねぇ、お爺さん」
「桃から人がッ!?」
「まだ言ってたのかよ!?」
桃に人が入ってたのに余程驚いた爺さん。
むしろ魔力の籠った桃に詰められた恭弥の方が驚かなければならないところであるが……。
こうして、なりゆきで恭弥はお爺さんとお婆さんと若い子供の居る家へ引き取られることとなったのである。
「いやいや……、桃から人が出てくるわけ無いじゃない。ボケが始まってんのよ」
恭弥が色々考えこんでいる間、お爺さんとお婆さんしか居なかった空間に、10歳いくかいかないかの若い娘さんが部屋に来ていたのだった。
まだまだ子供なのだが、年齢の割りにはしっかりしていそうで、とても活発そうな印象を受けた。
服装は如何にも子供といったもので、下にスカートを履いている。
「異議を唱える、ツキ。ちょうどビデオで動画をしていたのだから証拠はあるわよ」
「えー?」
「桃から人がッ!?」
ツキと呼ばれた子供が来たせいでなんか蚊帳の外になってきた恭弥。
ーーさっきから爺さんは『桃から人がッ!?』botになっているし、気まずいな……。
すっぽんぽんだし、いたたまれなくなってくる。
「ギャー、桃に人が監禁されてたー!?」
「だべ?ツキも驚愕するべ?」
「桃から人がッ!?」
となんで桃切るのに、録画してるんだ?インスタ映え?と疑問が尽きない恭弥。
すると、横から声を掛けられた。
「あ、あんた親は!?」
「親?親は居ないよ……」
「桃から人がッ!?」
娘からの質問にサラッと答えた。
彼は実際に、孤児院で育った人生であった……。
親を知らない。
名前も知らないので、知人に貰った名前であった。
ーー俺の人生、それが後々に伏線だなんて中二の頃には思い込んでいたが、特に何もなく30歳を越したものである。
まさか、死んで転生して、桃から出る羽目になるとは……。
親が桃なのかな……、前世含めて……。
デカイ桃だな、改めて……。
小さい身体の俺だが、それでも子供1人中に入る桃って時点で確かに規格外な桃の大きさだ。
「ん?なんだこの桃?」
疑問に思った恭弥が桃に触れてみると魔術の残り火らしき残照があった。
その正体は逆行の魔術。
逆行の魔術とは、対象物を過去に逆らっていくという高等魔術。
こんな高等魔術を扱えるのは、前世では数える程度だったくらい扱いが難し過ぎるシロモノ。
人間が扱って良い範疇を越えてしまうくらいにヤバい代物である。
概念や物質を巻き戻すという時間に干渉する魔術。
何故そんな脅威をもたらす魔術が桃に……?
恭弥が何故前世の記憶を思い出したのかを考察すると、この逆行の魔術が掛かった桃に封印されたせいで、『今世の恭弥』の記憶を消させるつもりが逆行させ過ぎて前世の記憶を思い出させてしまったのだろう。
逆行の魔術はそもそも、狙い通りの時間まで巻き戻す行為がとても難しい。
偶然巻き戻し過ぎたから恭弥の記憶が戻ったのか、狙って恭弥の記憶が戻ったかによってこの魔術の使用者のランクが大きく変わる。
ーーどうでもいいや。
恭弥は考えるのを止めた。
つまり恭弥の思考をまとめると、桃で運ばれていると気付いた瞬間が(棺と勘違いしていたが……)、今世の記憶が消されて、前世の記憶を思い出した境目だったのだろう。
ーー何してんだよガキの俺!?意図的に記憶消されるって相当だぞ!?
あぁ、こんな魔術を使える時点で、桃に恭弥を詰めた存在は彼と同レベルくらいの魔術師か魔法師か……。
逆行と対になる順行の魔術というのも存在するが、多分使ったところで恭弥の記憶は戻らない。
何故なのかと例を出すなら、1分後に落ちて割れるツボに逆行の魔術を掛けてツボを復元させたとする。
しかし、1分後に『落とす』という因果と原因を発生させなければツボは割れない。
逆行という魔術の厄介な点は、『落とす』という因果と原因も取り除いてしまう。
つまり、意図的にツボを落とさない限り1分後に割れる筈だったツボは、10分経っても壊れない。
もう恭弥の記憶は、何があっても今世の記憶は取り戻せない。
「そっか……、君……親が居ないということは帰るところも……?」
「別に……」
遠慮がちに娘から問われるが、別に同情されてもされなくてもどっちでも良いやってくらいには悲観してない。
「ならお前さんもウチの子におなりよ。なーに、子供が1人増えたところで構わんよ」
お婆さんが優しい顔を向ける。
そんな暖かい表情を向けてくれた孤児院のシスターと重なり、ちょっとしんみりした30歳。
「ねぇ、お爺さん」
「桃から人がッ!?」
「まだ言ってたのかよ!?」
桃に人が入ってたのに余程驚いた爺さん。
むしろ魔力の籠った桃に詰められた恭弥の方が驚かなければならないところであるが……。
こうして、なりゆきで恭弥はお爺さんとお婆さんと若い子供の居る家へ引き取られることとなったのである。
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