ビーチバレー部の新子先生

ジョージ高津

文字の大きさ
15 / 19

14 部室で

しおりを挟む
無事?バレー部に復帰した新城は片付けをしていた。
すると、水野先輩が近づいてきて

「あとで部室紹介するから、ついてきてね」
と話しかけてくれる。

実際のところ、まだ面と向かっては顔を合わせられない。
先日の水着姿が脳裏に焼き付いて離れないのだ、家でも思い出してしまい紋々とする。

「咲~!」
向こうから近藤先輩が呼んでいる。
「私先生に呼ばれたからー職員室行ってくるねー」
「うん、わかったーーまってるねーー」
と大きく手を振る先輩。

さ、行こうか!!と部室へ移動した。

部室にははロッカーが5つと椅子が何個か並んでいる。清掃をよくしているのか、埃っぽかったりはしなかった。

「シャワー浴びに行こう!」
とジャージ姿で連れて行かれ、着替えの制服を持っていく。シャワーは水しか出ないが砂がついてしまうビーチバレーでは必要だなと感じた。
身体をタオルで拭き、頭を少し濡らしながら部室へ戻る。

部室へ戻ると先輩達が髪の毛を乾かしていた。
「おかえりーー」
笑ってくれる先輩達、笑顔がまぶしい。ドライヤーの風がいい匂いを運んでくれいていそうだ。

部室の椅子に座り、かえって良いものか先輩達の準備が終わるのを待つ。
すると、水野先輩と南先輩が何かこそこそ話している。

「そうなんだって、だから南ちゃんも手伝って?」
「ええっそんなことするんですか?」
「大丈夫見せるだけだから」

見せる?とってなんだ??
とふと考える。

「新城くんちょっといいかな?」
すると水野先輩が正面に椅子を置いて話しかけてきた。南先輩も隣に座る。
「新城くんって女の子に慣れてないってホント?」

「ふぇ!なんですか?」
「いや、具合悪くした理由が女の子に緊張しちゃったからだってちょっと聞いたからさ」
「え、えそんな、、」
顔が紅潮する。恥ずかしい、辱めだ、、こんな面と向かって言わなくてもいいじゃないか、、、

「いや、悪いとか言わないよ、、別に変じゃないし、、」
「でもね、一緒にプレーしていくのに慣れてないと問題だよね、、」
と真面目顔をして、水野先輩が話し続ける。
自分としても慣れたいのは、山々だがそれを高校生に求めるのは酷ではないか、、

「は、はい、、中学まで男子校だったのであんまり話す機会も」
「じゃさ、私達で慣れていったらいいよ。どぎまぎしても。緊張してもいいからさ」
「これから、仲間になるんだから、ね!仲良くしよ!」
と笑いかけてくれる。天使だ、、ふと思ってしまった。こんなかわいい先輩が仲良くなろっていってくれている。
僕はなんて幸運なんだ、、と恥ずかしさがふっとんだ。
「わたしも協力するから!」と南先輩

「あ、ありがとうございます!よろしくお願いします!」
バレー部はいってよかったーーー。さっきと、うってかわって自分の幸福を噛みしめる。

「でさぁ、新城くんおっぱいみると具合悪くなるの?」
ときょとんとした顔で水野先輩が言った。



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

処理中です...