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14 部室で
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無事?バレー部に復帰した新城は片付けをしていた。
すると、水野先輩が近づいてきて
「あとで部室紹介するから、ついてきてね」
と話しかけてくれる。
実際のところ、まだ面と向かっては顔を合わせられない。
先日の水着姿が脳裏に焼き付いて離れないのだ、家でも思い出してしまい紋々とする。
「咲~!」
向こうから近藤先輩が呼んでいる。
「私先生に呼ばれたからー職員室行ってくるねー」
「うん、わかったーーまってるねーー」
と大きく手を振る先輩。
さ、行こうか!!と部室へ移動した。
部室にははロッカーが5つと椅子が何個か並んでいる。清掃をよくしているのか、埃っぽかったりはしなかった。
「シャワー浴びに行こう!」
とジャージ姿で連れて行かれ、着替えの制服を持っていく。シャワーは水しか出ないが砂がついてしまうビーチバレーでは必要だなと感じた。
身体をタオルで拭き、頭を少し濡らしながら部室へ戻る。
部室へ戻ると先輩達が髪の毛を乾かしていた。
「おかえりーー」
笑ってくれる先輩達、笑顔がまぶしい。ドライヤーの風がいい匂いを運んでくれいていそうだ。
部室の椅子に座り、かえって良いものか先輩達の準備が終わるのを待つ。
すると、水野先輩と南先輩が何かこそこそ話している。
「そうなんだって、だから南ちゃんも手伝って?」
「ええっそんなことするんですか?」
「大丈夫見せるだけだから」
見せる?とってなんだ??
とふと考える。
「新城くんちょっといいかな?」
すると水野先輩が正面に椅子を置いて話しかけてきた。南先輩も隣に座る。
「新城くんって女の子に慣れてないってホント?」
「ふぇ!なんですか?」
「いや、具合悪くした理由が女の子に緊張しちゃったからだってちょっと聞いたからさ」
「え、えそんな、、」
顔が紅潮する。恥ずかしい、辱めだ、、こんな面と向かって言わなくてもいいじゃないか、、、
「いや、悪いとか言わないよ、、別に変じゃないし、、」
「でもね、一緒にプレーしていくのに慣れてないと問題だよね、、」
と真面目顔をして、水野先輩が話し続ける。
自分としても慣れたいのは、山々だがそれを高校生に求めるのは酷ではないか、、
「は、はい、、中学まで男子校だったのであんまり話す機会も」
「じゃさ、私達で慣れていったらいいよ。どぎまぎしても。緊張してもいいからさ」
「これから、仲間になるんだから、ね!仲良くしよ!」
と笑いかけてくれる。天使だ、、ふと思ってしまった。こんなかわいい先輩が仲良くなろっていってくれている。
僕はなんて幸運なんだ、、と恥ずかしさがふっとんだ。
「わたしも協力するから!」と南先輩
「あ、ありがとうございます!よろしくお願いします!」
バレー部はいってよかったーーー。さっきと、うってかわって自分の幸福を噛みしめる。
「でさぁ、新城くんおっぱいみると具合悪くなるの?」
ときょとんとした顔で水野先輩が言った。
すると、水野先輩が近づいてきて
「あとで部室紹介するから、ついてきてね」
と話しかけてくれる。
実際のところ、まだ面と向かっては顔を合わせられない。
先日の水着姿が脳裏に焼き付いて離れないのだ、家でも思い出してしまい紋々とする。
「咲~!」
向こうから近藤先輩が呼んでいる。
「私先生に呼ばれたからー職員室行ってくるねー」
「うん、わかったーーまってるねーー」
と大きく手を振る先輩。
さ、行こうか!!と部室へ移動した。
部室にははロッカーが5つと椅子が何個か並んでいる。清掃をよくしているのか、埃っぽかったりはしなかった。
「シャワー浴びに行こう!」
とジャージ姿で連れて行かれ、着替えの制服を持っていく。シャワーは水しか出ないが砂がついてしまうビーチバレーでは必要だなと感じた。
身体をタオルで拭き、頭を少し濡らしながら部室へ戻る。
部室へ戻ると先輩達が髪の毛を乾かしていた。
「おかえりーー」
笑ってくれる先輩達、笑顔がまぶしい。ドライヤーの風がいい匂いを運んでくれいていそうだ。
部室の椅子に座り、かえって良いものか先輩達の準備が終わるのを待つ。
すると、水野先輩と南先輩が何かこそこそ話している。
「そうなんだって、だから南ちゃんも手伝って?」
「ええっそんなことするんですか?」
「大丈夫見せるだけだから」
見せる?とってなんだ??
とふと考える。
「新城くんちょっといいかな?」
すると水野先輩が正面に椅子を置いて話しかけてきた。南先輩も隣に座る。
「新城くんって女の子に慣れてないってホント?」
「ふぇ!なんですか?」
「いや、具合悪くした理由が女の子に緊張しちゃったからだってちょっと聞いたからさ」
「え、えそんな、、」
顔が紅潮する。恥ずかしい、辱めだ、、こんな面と向かって言わなくてもいいじゃないか、、、
「いや、悪いとか言わないよ、、別に変じゃないし、、」
「でもね、一緒にプレーしていくのに慣れてないと問題だよね、、」
と真面目顔をして、水野先輩が話し続ける。
自分としても慣れたいのは、山々だがそれを高校生に求めるのは酷ではないか、、
「は、はい、、中学まで男子校だったのであんまり話す機会も」
「じゃさ、私達で慣れていったらいいよ。どぎまぎしても。緊張してもいいからさ」
「これから、仲間になるんだから、ね!仲良くしよ!」
と笑いかけてくれる。天使だ、、ふと思ってしまった。こんなかわいい先輩が仲良くなろっていってくれている。
僕はなんて幸運なんだ、、と恥ずかしさがふっとんだ。
「わたしも協力するから!」と南先輩
「あ、ありがとうございます!よろしくお願いします!」
バレー部はいってよかったーーー。さっきと、うってかわって自分の幸福を噛みしめる。
「でさぁ、新城くんおっぱいみると具合悪くなるの?」
ときょとんとした顔で水野先輩が言った。
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