シャルロット姫の食卓外交〜おかん姫と騎士息子の詰め所ごはん

ムギ・オブ・アレキサンドリア

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火の精霊ウェスタと素敵な社員食堂〜封印を解かれた幻狼グレイとシャルロットの暗殺計画?

クレープよりも甘い夜

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「うふふふ」

 右隣にはクロウのご満悦な顔。

「…………」

 左隣にはグレース皇子の仏頂面。
 走り出した王家専用の馬車の中、二人の間に挟まれ苦笑しているシャルロットの姿があった。
 馬車の周りを馬に乗り護衛する騎士のアダムやキャロルを窓から見て、グレース皇子はため息をついた。

「護衛は要らないんだけどな」

 不満を漏らす。

「仕方ありませんわ、規則ですもの」

「久しぶりに姫と……デートなのに」

(出会ったばかりの頃はデートも嫌がっていたのに…、こんな風に仲良くなれて良かったわ)

 先日のストーカー騒動がきっかけで第一騎士団に話したら余計に護衛を強化されてしまった。
 たとえお渡りの日であっても騎士も部屋の中で護衛をしている。グレース皇子はそれが不満らしい。

(あれ以来物がなくなる事も無くなったけれど……)

 やがて馬車は城下にある宝飾品店の前に着いた。
 グレース皇子にエスコートされて馬車を降りると、もう片方の手をクロウに取られた。

「早く中へ入ろうよ」

「こら、走るな!」

「行こうよ~シャルロット~」

 楽しげなクロウがグイッとシャルロットの手を引っ張った。

「きゃあっ」

 凍てついた地面に足が滑って倒れそうになった。
 それをとっさにグレース皇子が支える。

「わ~ごめんね~シャルロット~」

「姫、大丈夫か?クロウ、お前はもう少し落ち着け」

   グレース皇子に叱られてクロウはしゅんと落ち込んだ。
 まるで大きい犬とご主人様ね。
 シャルロットはおかしくて笑った。

 宝飾品店の主人に迎えられ、三人はソファーに腰掛けた。
 口髭にタヌキのような顔をした中年くらいの主人はニコニコ笑いながら机にアクセサリーを並べた。

 クロウはシャルロットと左手を取り大きなカラットのついた重たい指輪をはめた。

「これがいいんじゃない?キラキラしてて綺麗」

「こんな大きな石のついた指輪……重いし、料理の邪魔になるわ」

「じゃあこっちは?スタールビーの指輪」

「ゴージャス過ぎるわ」

 六条ラインが入った真っ赤な大振りのルビーに派手な形状の金のリング、実用的じゃない美術品のようだ。
 シャルロットの痩せて水仕事で荒れた貧相な青白い手にはめると指輪だけが浮いて見える。

「姫、これはどうだ?」

 グレース皇子が選んだのはささやかな星屑のような宝石がついてミル打ちされた細身のシルバーリングだった。

「あら、素敵」

 クロウは拗ねてシャルロット腕に抱き着きむくれている。

「え~地味だよ?」

「可愛いし実用的で素敵よ。これにするわ」

 嬉しそうな顔をするグレース皇子をクロウはムムムっとジト目で見ていた。


 *

「ありがとうございます、指輪なんて買ってもらって悪いわね」

「婚約者なのだから当然だろう。この前のダンジョンで稼いだ金だ、気にするな」

「私もシャルロットに何かプレゼントしたい~グレースばっかりずるい!」


 クロウが駄々をこねはじめた。
 シャルロットは苦笑し、彼の頭を撫でてあげる。

「私、何か甘いものが食べたいわ。クロウ、ご馳走してくれる?グレース様たちの分も」

「うん!それじゃ美味しいところに連れてってあげる~!」

 単純なクロウのご機嫌はすっかり直った。
 宝飾品店を出ると外に控えていた騎士と合流して徒歩で次の店へと向かった。

 お洒落な外観の一階建ての屋敷には流行りのドレスを着たうら若き令嬢たちが多く集まっていた。
 シャルロット達を見るなり店員の女性が慌てて駆け寄り丁寧にお出迎えしてくれた。

「これはグレース皇子、ようこそお越しいただきました」

   まさか王族が来店するとは思っていなかったようで慌てている。

「突然で申し訳ないな。ここで食事をしたいのだが、席は空いてるのか?」

 店内を見渡すが席は全部埋まっているようだし、空席待ちの令嬢達が店の入り口のソファーに座っている。
 どうやら人気店のようだ。

「店の奥に貸切用のVIPルームが空いております。ご案内いたします」

 グレース皇子はシャルロットの肩を抱き店内の奥へ進んだ。
 その後をクロウや騎士達が続く。
 店中の令嬢達が熱い眼差しで見てくるのが背を向けていても分かる。

 通されたVIPルームは広くてかなり豪奢だ。
 高そうなデザイン重視のソファーやテーブル、壁には絵画、大きな暖炉。
 清潔感があり、居心地の良い空間だ。

「あの、キャロルさん達も一緒に食べませんか?」

「いえ、自分達は仕事中ですから……」

「遠慮するな、お前達も座れ」

 グレース皇子の命令には逆らえないと、騎士達はおずおずとソファーに腰掛けた。

「この店のクレープは美味しいんだよ~!この前 ユハと一緒に食べにきたの~」

 クロウが注文してくれたクレープが紅茶と共に運ばれてきた。
 白くて平たい皿にはホイップを包むように折りたたまれたクレープの皮、ベリー系のソースにチョコレートソース、砕いたナッツがトッピングされている。
 他にも紅茶の葉の入ったクレープの皮に蜂蜜と溶かしたバターがトッピングされたものもある。

 甘いものが大好きな騎士のキャロルは目を輝かせていた。

「美味しいわ」

 程よい甘味に笑顔を見せたシャルロットを見てクロウは嬉しそうに笑った。

「シャルロットのも食べてみたいな~、一口ちょうだい」

「ふふ」

 前世からのクロウの癖だ。
 人が食べてるものが美味しく見えるのか『一口ちょうだい』とねだるのだ。

 一口どころか半分も食べてしまって小さい息子のユーシンに怒られていたっけ。
 懐かしい記憶を思い出して、シャルロットはつい笑ってしまった。


「どうぞ」

 クレープを一口 クロウの口に運んだ。
 クロウは満足そうにモグモグと口を動かし美味しそうに食べている。

 その様子をジッとグレース皇子が見ていた。


「グレース様も食べますか?」

 シャルロットは一口に切り分けたクレープをフォークの腹に乗せ、グレース皇子の顔の前に差し出した。

「え?…ああ!」

 グレース皇子は拍子抜けみたいな顔をしたが、差し出したそれを食べた。
 はにかんでいる顔が可愛かった。

 そんなグレース皇子を微笑ましそうに騎士のアダムは見ていた。
 隣のキャロルは大好物の甘味に夢中のようだ。

 クレープ店を出た後も新しいドレスにヘアアクセサリー、靴を買うため仕立て屋をハシゴした。

「たまには直接店に買いに行くのも楽しいものだな」

 普段は仕立て屋が直接お城にやって来てオートクチュールで作ってもらっている。
 店内の色々な生地やレースが見れて楽しかった、とシャルロットも笑った。

「あの、でも、良いのかしら?こんなに買ってもらっちゃって、悪いわ」

「良いんだ。受け取ってくれ。結婚すれば、皇太子妃として社交の場へ出ることも増えるんだから、必要になるだろう」

 グレース皇子は珍しくニコニコと笑っていた。
 シャルロットに何かを買い与えるのが楽しいようだ。

「本当に今日は楽しかったわ。お料理の道具も買えたし、ユハやアルも喜ぶわ。クープナイフ、お城にあるものはだいぶ古くなっていたからアルが困っていたのよね」

「……」

 グレース皇子はどうしてか不機嫌になって、ムッと唇を一文字に結んだ。

「アルハンゲル公とは随分仲が良いんだな」

「へ?」

「……いや、すまない。いつも姫と一緒にいるから、その……つまらない嫉妬だ。俺は料理のことなどわからないから姫の力にもなれないし、でも彼はいつもでも側にいて姫をサポートできるだろう」

「そんなことないわ。グレース様は食堂経営について陛下に口添えしてくださったり、いつも応援してくれますわ。とても心強いわよ」

「姫……」


 やがて太陽が沈み、辺りがどんよりと暗くなって来た。
 今夜は雪でも降りそうだ。

「グレース様、そろそろ城に戻りましょう」

 大広場に停まっていた馬車がシャルロット達の前までやって来た。
 騎士はそれぞれ馬に乗り、シャルロットとの念願のデートに満足したクロウは狼の姿に変化し馬車の中に飛び乗ってひょっこりと扉から顔を出してこちらを見ている。

「早く帰ろ~~!」

「ええ……、グレース様?」

 馬車に向かって歩き出したシャルロットの手首をグレース皇子は無言で掴んだ。
 シャルロットが振り返るとグレース皇子はいたずらっぽく笑い、シャルロットを横抱きにした。

「……!グレース様?」

 キャロルやクロウが呆然としている。

「お前達は先に帰ってくれ」

 グレース皇子が淡々とした口調でそう言うと、足元に金色に光る魔法陣が現れた。

「グレース様!?」

 騎士達の驚く声がフェードアウトする。
 宙を舞う光の粒が一瞬で視界を覆い尽くし、瞬く間に景色が変わった。

「グレース様?ここはどこ?」

 周りは真っ白でーー上下左右何もない無空間。
 キラキラ光る、幻想的な無数の金色の蝶が宙を漂っていた。

「俺が魔法で作った亜空間だ、ここなら誰にも邪魔されないだろう。もともと今夜はお渡りの日だから問題ないだろう」

「でも、帰らなきゃ……キャロルさん達が困ってますわ」

「……帰りたくない……」

 甘えるような声色でグレース皇子は呟き、後ろからシャルロットを抱きしめた。
 唐突の甘い雰囲気にシャルロットは戸惑う。

「置いてくなんて酷い!」

 亜空間の一部が一瞬歪み、白い壁から狼姿のクロウが半泣きで飛び出して来た。

「クロウ……」

 クロウはオオカミから人間の姿に変化し、シャルロットの前に跪くと小さな手を拾いその甲にキスをした。

「グレースばっかり独り占めさせないよ」

「……クロウ」

 背後に立つグレース皇子はシャルロットの柔らかな金髪を手に取りそっとキスをした。
   シャルロットが驚いて振り返ると、今度は唇に軽くキスをされた。

   グレース皇子は照れたように笑っている。

「えっ?」

 シャルロットは顔を赤らめながら思わず二人から身体を離して距離を取った。
   今度はクロウに背中から抱きしめられキスをされた。

「逃げないで、姫」

「……だ、だって」

「シャルロット、顔真っ赤だよ~可愛い」

「もっもう…からかわないで」

 クロウはシャルロットの耳を甘く噛んだ、いつものおちゃらけた雰囲気とは違う魅惑的な低音ボイスで囁かれて心臓が高鳴って目眩を覚えた。


   二人から求められて恥ずかしさと混乱でどうにかなってしまいそうだ。
   シャルロットはぎゅっと目を閉じて、彼らに身を任せたーー。

*

 胸に熱い光の粒子が流れてきて、どこからか歌が耳に入って来た。

 コミカルな曲調の愉快で可愛らしい童謡。
 甘い甘いお菓子の歌。

 鈴のような美しい女性の声と男の子の幼い声だ。

 ぼやけていた視界がクリアになると、目の間には乙女椿宮の部屋で美味しそうなシフォンケーキを切り分けている美しい王妃カメリアと小さなグレース皇子、ロッキングチェアに座って読書をするウェスタ、夏の爽やかな風が吹き抜ける窓辺の床に伏せてうたた寝している幻狼のクロウの姿があった。

 やがてその和やかな風景の中に護衛の騎士と幻狼コボルトを連れた一人の男性が現れた。
 若き日のクライシア王だ。

『お帰りなさい、お父様!』

 幼いグレース皇子は嬉しそうな笑顔で王に駆け寄り、その胸に飛び込んだ。

『あのね、お母様と一緒にお父様が大好きなシフォンケーキを焼いたの』

『それは嬉しいなあ』

 愛おしそうに息子や妻を見つめる王。

『しばらく暇を貰ったからグレースに魔法を教えよう』

『まあ、よかったわね、グレース』

『お父様が遠くにお仕事に行ってる間に僕、風の魔法が使えるようになったんだよ!竜巻作れるんだよ!クロウに教えてもらったの』

『すごいじゃないか、さすが私の子だ、魔法の天才だな』

 おぼろげに見える温かな光景
 その風景を舞台の外で見ていたシャルロットは何故だか泣きたくなった。

*

   ブツ切りで景色は切り替わり、夜明け前で真っ暗な寝室が目に入った。
 バッと勢いよく身体を起こすと隣には半裸のグレース皇子が眠っていた。

  シャルロット自身も生まれたままの姿で服を纏っていなかったことに遅れて気付き赤面した。
   慌てて脱ぎ散らかしていた衣服を着て、そして乱れた髪を手でパパッと直しベッドから降りる。

   身体は怠いし、二人に強引に拓かれた部分がまだ熱くてズキズキと痛んでいる。

「グレース様の記憶?」

 魔人と肉体的な接触した時に、波長が合うと相手の感情や記憶や魔力をもらってしまうことがあるらしい、以前読んだ本に書いてあった。
 グレース皇子から流れてきた魔力なのか、身体のーー胸の奥がポカポカして心地良い、力が溢れてくるようだ。

(接触……)


   昨夜のことを思い出して、恥ずかしくなり顔をブンブンと横に振った。
   天蓋ベッドの下の柔らかなマットの上には幻狼姿に戻っているクロウが寝息を立ててスヤスヤ眠っていた。


「……部屋へ帰らなきゃ」

 ここはグレース皇子の部屋だ。
 クロウもグレース皇子もぐっすりと気持ちよさそうに眠っているし、起こすのは気が引けた。

「寒……」

 シャルロットは膝掛けを羽織り、グレース皇子の部屋を出た。

 しんと静まり返った真っ暗な廊下を一人歩いた。
 この本殿の中にある月守には王族しか住んでいない。シャルロットが生活する居城は本殿から離れた別棟にある。
   見回りの騎士と鉢合わせしないように辺りを警戒しつつ、人の気配を避けながら足を進めた。

 今日はやけに巡回の騎士の数が多い気がする。

 居城へ続くレンガの道を歩いていたシャルロットは視界の端ーー外壁の下に獣の影を捉えた。

 銀色の毛並みをした黄金の瞳を持つオオカミが置物のようにちょこんと座っていた。
 はらはらと降っている粉雪を全身に被っている。

 いつからそこに居るのだろう?
 シャルロットはオオカミに駆け寄り、頭に積もっていた雪を手で払った。

「あなた、どうしたの?あなたも幻狼?ここにいたら風邪をひくわ。お家はどこ?」

「……ない」

 銀色の幻狼は一言声を発した。

「まあ、怪我してるわ」

 幻狼の前脚には深い切り傷があり、赤黒い血が出ていた。
 だが、幻狼が痛がっている様子はない。

 酷く冷えきった前脚をふいに手に取ってみるが、狼は何も言わすに大人しくしている。
 シャルロットは幻狼に自分が羽織っていた膝掛けを掛けてあげた。

「私の部屋にいらっしゃい、すぐに手当てをして身体を温めないと……」

「…………」

 物静かな幻狼だ。何も言わずに素直に立ち上がり、シャルロットの後ろを付いてくる。

(捨て犬を拾った気分だわ)
 シャルロットはおかしくて笑みを漏らす。

 合い鍵は持っていた。
   居城の使用人用の入り口からこっそりと忍び込み、シャルロットの私室に到着した。

「待ってて、拭くものを……」

 部屋の暖炉の前に幻狼を座らせて、部屋の奥から慌てて持ってきた布で身体を拭いてあげた。

「あとは手当て……、あら?治ってるわ」

 前脚の傷が綺麗に消えていた。

「……」

 幻狼は無言のままペロペロと自分の前脚を舐めていた。

「よかった」

 シャルロットは笑った。
 幻狼は黙ったままだが、尻尾をパタパタと振っている。喜んでいるようでシャルロットはホッとした。
 幻狼の目の前、絨毯の上に座ったシャルロットは優しく幻狼の頭を撫でた。

 ふいに夢の中のあの歌が頭を過ぎった。

「~~♪」

 思わず、あの可愛らしくて愉快なお菓子の歌を口ずさむ。
 すると幻狼の耳がピクッと動いて驚いたように顔を上げた。

「この歌、知ってる?」

「カメリア……」

 幻狼の黄金の瞳が潤んだ。

「カメリア様を知ってるの?」

 ポロポロと幻狼の目から涙が零れ落ちた。
 シャルロットはギョッとしてハンカチで涙を拭ってあげた。

「お前はカメリアと違う匂いがするのにカメリアと同じ顔をしてる」

「似てませんわよ?」

「同じだ、手の温かさも同じ」

 すくっと幻狼は立ち上がった。
 そして顔を上げてシャルロットの額に鼻を当てると、シャルロットの部屋が白い光であふれた。

「な……に……?」

 シャルロットの目蓋がゆっくりと閉じ、意識が白い光の中に消えていく。
 やがて力尽きたように絨毯の上に倒れた。

 銀色の幻狼は言葉を発さず人の姿へと変化し、倒れたシャルロットを横抱きして寝室のベッドまで運んだ。

 銀色の柔らかな髪にタレ目がちな黄金の瞳を持つ美青年だ。

 シャルロットをベッドに寝かしつけた幻狼は再び狼の姿に戻ると、部屋の壁をすり抜けて外へ出た。

 居城を出て庭園内に入ると、一つの人影がガゼボから降りてきて幻狼の前に立った。
 そして突然、幻狼の横腹を蹴りつけた。

「この人殺しの化け物が!」

「お、お父様、やめて」

 顔面蒼白して怯える少女は幻狼に脚を向けた中年男を制止した。
 幻狼の反撃を恐れているのだろう、だが幻狼は無表情で彼らを見つめていた。

「よりによって騎士どもに見つかるなど!城内で動きにくくなったではないか!」

「……お前らが勝手に私を封印を解いたのだろう」

「ふん。ならあのまま像の中に閉じ込められていたかったか?外へ出す代わりに、こちらの要求を聞いてもらわないと」

「…………」

「聞いてるの?これは契約よ、しっかりやりなさいよね」

 親子は去っていった。

 銀色の狼は城壁に軽々と飛び乗り、城を一望しシャルロットの顔や手の温もりを思い出していた。

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