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第九章 黒の主、魔導王国に立つ
210:王都ツェッペルンド到着
しおりを挟む■ジイナ 鉱人族 女
■19歳 セイヤの奴隷
カオテッドを発ってから十一日目の昼過ぎ、私たちを乗せた馬車五台は魔導王国の王都ツェッペルンドへと到着した。
さすがに王都に入るのに御者が侍女というわけにもいかず、五台とも御者は【魔導の宝珠】の面々にお任せしている。
私もここへ来るまでに何度か御者を体験させてもらい、ある程度は動かせるようになったと思う。改めて得難い経験をさせてもらったと感謝している。
王都ツェッペルンドの城壁は高く、そして長い。
さすがは魔法工学の集結する都だと感心する。
高さや複雑な造りを見れば、カオテッド以上ではないかと、それは王都なのだから当然なのかもしれないが、少なくとも私が今までに見たことのない建築様式だと感じた。
馬車で城門の列に並ぶような事はしない。それはここまでの街でも同じだ。
街には馬車専用の受付があり、殿下が乗っていると話を通せば検問もせずに通してくれる。
王都は貴族専用の通用門がある。そこを通るだけで良い。
おそらく馬車の紋章を見てメルクリオ殿下だと判断しているのだろう。敬礼を持って迎えられた。
「うわ~! すご~い!」
「ティナ、はしゃいじゃダメよ。落ち着いて眺めるだけにしておきなさい」
一緒に座るティナちゃんが感嘆の声を上げ、ヒイノさんが窘めている。
私たちが田舎者のような反応をすればご主人様が侮られるから平然としていなくてはいけない。エメリーさんにも言われている。
もっとも王都の人たちからすれば、私たちは″殿下のメイド″と見られるのだろうが。それでも同じ事だ。
しかしティナちゃんの気持ちはよく分かる。
私も窓に顔を近づけ、じっくり見たい景色だ。
カオテッドの四地区でもそうだが、国によって建築や街並みはかなり異なる。
魔導王国は全体的に暗い。グレーやくすんだ青・緑といった色合いの建屋が多い。
そしてその建屋が狭く高く、綺麗に並んで区画を埋めていく。
敷地面積を広げるより、三階、四階と高くするようなイメージだ。
おそらく一定の基準に従って建てられているのであろう、そうした建物が並ぶと、窮屈に感じる反面、整頓されて綺麗にも感じるのだ。
それを美しく思うのは私が鉱人族だからなのか、それとも鉱人族として異端なのかは分からないが。
そして暗い街並みを彩るのは特徴的な街灯など、様々な魔道具。
これもまた魔導王国ならでは。明らかに他の国よりも多いし立派なものだ。
一見すると無意味に思えるモニュメントがあったり、それをわざわざ光で照らしていたり、見ていて飽きない。
そうした大通りをゆっくりと馬車は進む。
何事かと立ち止まる人たちはメルクリオ殿下に気付いて声を上げていた。
どうやら窓から手を振っているらしい。王子様も大変だ。
街行く人は当然ながら導珠族が多い。額の宝珠がカラフルだ。
他にも多眼族が目立つし、白亜族、陶甲族などカオテッドではあまり見ない種族もいる。
改めて″異国″に来ているのだと実感した。
やがて着いたのは王都の中心。王城だ。
『うわぁ~~~』
誰からともなく声を上げる。さすがにティナちゃんに注意する事も出来ない。私も声を上げたから。
一言で言えば″塔の集合体″。これが王城だと言われれば確かに一番高い建物なのだが、私のイメージする″王城″とはまるで違う。
なんとも象徴的でなんとも独創的な城。
どうやらいくつかある塔の一つが例の魔導研究所らしい。
王城と同じ敷地にあるのだから、なるほど国の権威なのだろう。
私たちが向かうのは中央の塔。いや、″何本か束ねられた塔″と言ったほうが良いか、とにかくそこが王城らしい。
「ここからは侍女としてきちんと振る舞いなさい。部屋に入るまで姿勢は崩さずに。キョロキョロするのも禁止です。いいですね?」
『はい』
エメリーさんから小声で改めて皆に通達された。
武器も全てマジックバッグに入れてある。
ここからは完全に″ご主人様の侍女″として恥ずかしくない行動をとらなければならない。
皆、姿勢を正し、顎を引いて胸を張る。手は臍の下で組む、いつもの姿勢だ。
さすがにティナちゃんやマルちゃんも慣れたもの。
ユアさんが……若干不安だけど。すっごい怯えてるし。小声でずっと「ひぃぃぃ」って言ってる。
「ではまた後でな」
「はっ」
メルクリオ殿下はここから別行動らしい。ご主人様が軽い敬礼で返した。
どうやら『第三王子と組合員』という立場でいくらしい。「はっ」とか返事するご主人様にすごい違和感を覚える。
まぁさすがに王城の衆目の中でタメ口は無理ですよね。
私たちを案内するのも殿下自らやるわけがないし。
どうやら【魔導の宝珠】の中のお二人と、王城に居た侍女さんが案内してくれるらしい。
おお、魔導王国の王城勤めの侍女……! 本物ってやつを見せてもらいましょう!
……と、食い入るように見るのは私だけではないようだ。
みんな自分たち以外の侍女を知らないから、他の侍女がどういうものか興味津々らしい。
足の運びを見るに、どうやら戦いはしないようだ。
姿勢も若干悪い。歩き方もどこかぎこちない。体幹がなってないんじゃないかと。
……勝ったな。ふふふ。
そんなんじゃ迷宮に入れませんよ、王城の侍女さん?
「こちらの床に乗って下さい。そのまま上の階へと上がりますので」
「ええっ、エレベーターあるのかよ(小声)」
どういう事かと思いつつ護衛の方の指示に従って、四角い床に全員が乗ると、ゆっくりと床が浮き始めた。
『うわっ!』『ゆ、床が!』
皆が侍女としてあるまじき驚きをしてしまうのも無理からぬ事だろう。少なくとも私には無理だった。
こちらの反応の大きさに王城の侍女さんが若干のドヤ顔を見せる。
おのれ……っ! 小癪な真似を……っ!
唯一、平然としていたご主人様が護衛の方と話している。
「なるほど、塔のような王城だからこそ、こうした魔道具が必要なわけですか」
「一応は階段もございますが、最上階は十二階にもなりますので。ご案内するのは八階ですがご足労頂くわけにもいかず」
「ちなみに魔力はどうやって籠めているんです?」
「各階に可動床専門の魔法使いを配備しています。その者が今これを動かしているわけです」
「人力ですか……魔力が切れたら落ちるのかな……」
こ、怖いこと言わないで下さいよ、ご主人様!
何とか平静を取り戻した私たちは八階で降り、また城内を歩く。
そうして着いた一室は広々とした部屋。ソファー席とテーブル席があり、私たちの人数でも十分に座れる。
「ひとまずこちらでお寛ぎください。夕食や寝室への案内はまた後程参ります」
護衛の人が退室し、侍女さんが私たちへと給仕を行う。
私たちもお手伝いするべきか、それともお客様としていれば良いのか悩むところだ。
ちらりとエメリーさんを見る。……うん、動かないらしい。
そりゃ王城の侍女さんのお仕事を奪うわけにもいかないか。
「御用がございましたらそちらのベルをお鳴らし下さい。失礼いたします」
侍女さんも退室。これでようやく肩の力が抜けた。
なんかもうドッと疲れたなぁ……お風呂入りたい。あ、ここお風呂あるのかな?
「よーし、みんなお疲れ。ネネ、どうだ?」
「二」
「まぁそりゃそうか。一先ずお言葉に甘えてゆっくりしよう。お茶でもしててくれ」
『はい』
事前に言われていた事だ。おそらく私たちには監視がつく。
だから私たちしか居ない部屋であっても、ご主人様の素性や能力に関しては口に出してはいけないと。
そしてどうやらその危惧は正しいらしい。二人の監視の目がある。
しかし監視に気付いていると知られるわけにはいかない。誰の手の者なのかも分からないから。
あくまで自然体で喋る内容にだけ注意するようにと言われた。
見られていると分かっていて自然体って言うのも難しいのだが……まぁ変な事しなければいいか。
そんな空気を察してか、ご主人様からみんなに話を振ってきた。
「しっかしすごい城だな。十二階だってさ。上るの大変だなーとは思ってたけど、まさかあんなのがあるとは思わなかったよ」
「便利ではありますけど少し怖いですね」
「『不死城』とかに欲しいよな。五階から一階の螺旋階段が辛いし」
「その場合、魔力の供給を行う者がおりませんが」
「……そりゃ当然リッチじゃないか?」
『ハハハハ』
一笑いあってみんなの緊張も少しほぐれた。さすがご主人様。
すぐに話を合わせたエメリーさんもすごいけど。
そうしてしばらくは普通に話をしていた。
屋敷のサロンを思わせる寛ぎの会話。
半分演技かもしれないが、私から見ても本当に寛いでいるように見える。
しかしそんな雰囲気も、思いもかけず、すぐにぶち破られる事になった。
やっと紅茶を一杯飲み終わった頃だろうか、意外と早くに部屋がノックされたのだ。
ご主人様が「どうぞ」と返事をし、私たちがすぐに席を立つ。
メルクリオ殿下ならば座ったままでもいいだろうが、そうでなければ私たちは侍女として居なくてはならない。
「失礼する」
太い声と共に扉を開け、入って来たのはがっしりとした体形の導珠族の男性。
スキンヘッドと口元には立派な髭。額の宝玉は黄色だ。
そして見るからに高貴なローブ……この人まさか……!
ご主人様も席を立った。
ただ一人で部屋に入って来たその男性に対し、礼をする―――前に、男性はご主人様に膝をついたのだ。
私たちはどうすればいい!? 傅くべきか、立ったままでいるべきか!?
混乱する私たちを余所に男性は言った。
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