【完結】異世界召喚されたのに命を狙われまくるなんて聞いてない。

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パンドラの箱が、開かれた

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   "聖魔法の結界が異世界人ミトにより新たにつくられた"という文言と共に号外が配られ、光を目撃していた数々の証言もあることから、国はあっという間にお祭り騒ぎとなった。
    これであと10年しか持たないと思われていた結界の心配はなくなり、さらに強度となった結界によりもう二度と壊されることはないだろうと人々は安堵と祝福の声をあげた。

    王宮では結界が張られた翌日、急遽パーティーが開かれることとなり、多くの人間がパーティーに参加するため王宮へと集まっていた。
    高位貴族を筆頭に官僚や中位貴族、王宮に勤めている人々、騎士や魔導師などあらゆる層の人間が集まり、俺を国の救世主だと褒め称えた。

「つ、疲れた…」
「ミトはパーティーに慣れていないからな。少し別室で休むか?」
「いや、でも一応俺が主役らしいし勝手にお暇するのも失礼だから…」
「そんな真面目なところも好きだ」

    ざわめきに混じって俺にしか聞こえていないとは言え、多くの人がいる中でさらりと甘い言葉を耳元で囁かれどぎまぎしてしまう。
    パーティー用の服装に合うからと普段はつけていない蝶ネクタイを無闇に直し、恥ずかしさを誤魔化した。

「ミトちゃん、具合でも悪いのかしら?」
「エレノア様!いえ、ちょっと疲れが出ただけです」
「あらそう?無理はしちゃダメよ。お父様も結界を張った次の日にパーティーを開くなんてよっぽど嬉しかったのでしょうけど、少しはミトちゃんの身体を労ってほしいものだわ」
「陛下もミトの体調は心配しておられましたが、国民の不安が増していたため少しでも早く朗報を届け、国民を安心させたかったのでしょう。ミトの体調は私がしっかり監視、管理していますのでご心配なく」
「アルウィン殿が言うなら間違いないわね」

    くすりと優雅な笑みを浮かべるエレノア様を前に、俺は照れ笑いをした。きっと彼女の耳にも俺とアルウィンの関係について知らされているはずだ。それでもライナス王子への配慮からか、直接聞かれることはなかった。
    今日は淡いグリーン色のすらりとしたドレスを身に纏い、花が綻ぶような笑顔を絶えさないエレノア様を見ていると、知らない方が幸せなこともあるという言葉が思い浮かぶ。
    宰相が命懸けで守り抜いた彼女の過去を、俺とアルウィン、そして弟であるライナス王子が一生心の内に秘めることでエレノア様の笑顔は守られる。

「でも本当にミトちゃんのおかげで久しぶりに国中が明るい雰囲気に包まれているわ。本当にどれほどの感謝を伝えても伝えきれないわね。きっとそのうち、ミトちゃんの銅像が前回の異世界人の隣に立つはずよ」
「そんな大袈裟な…」
「全く大袈裟なんかじゃないわ!前回の異世界人様も当時はなかった治癒魔法で多くの人を救ったけれど、ミトちゃんは国の存続がかかるほどのことを成し遂げたんだもの。各地に銅像を作るべきね。ミトちゃん専用の神殿が建ってもおかしくないわ」
「ふん!姉上、あまりこいつをつけ上がらせないで下さい。こいつの偉業には僕の協力が必要不可欠だったことをお忘れなく」
「ライナス、もちろん分かっているわよ。あなたの尽力あってこその成果だと。でも少しはミトちゃんのように謙虚に振る舞ったらどうかしら。そうすればもっと偉大な男に見えるものよ」
「謙虚など僕の魅力を霞ませるものはいりません」

    俺たちの背後から光沢のある白地に黄金の装飾がキラキラと輝くスーツを着こなし、普段は肩まで伸びているプラチナブロンドを後ろで1つにまとめた姿のライナス王子が不遜な態度で現れる。
    昨日の会話のこともあり若干気まずいが、王子は相変わらずな調子だったため、俺が気にするだけ無駄だと思い直した。

「たとえ国がお祝いムードだとしても僕にはまだこいつの命を狙った黒幕を突き止めるという重大な仕事が残っていますから。まだ浮かれるのは早いのです」
「それは確かにそうね。でもここまで調べてもなかなか尻尾さえ掴めていないそうではありませんか」
「そ、それはそうですが…!僕に不可能はありません!必ず黒幕の正体を突き止めてやります!」
「さすがライナス、その意気よ」
「ありがとう、ライナス王子。俺も聖魔法を取得できてホッとはしたけどまだ油断せずにいるよ」
「私も常にミトの周囲を警戒し、任務を怠ったりは致しません」
「頼もしい男たちばかりで国の未来は安泰ね。早速お父様に銅像の話をしないといけないわ。うちの庭にもミトちゃんの銅像が欲しいもの」
「あはは…」

    夢見る少女のような眼差しで俺の顔を見つめてくるエレノア様に乾いた笑いしか出ない。英雄を称える銅像のはずだが、俺の顔が愛玩対象な彼女にとって、ただ俺の顔を毎日見たいだけだろうなという魂胆は透けてみえた。

    銅像でふと思い出したが、結局今も妖怪や獣人が異世界人に殺意を向ける理由は分かっていない。    
    彼らに聞いても話してくれないし、話せば話した本人に何か命の危険があるようなことは言っていたから答えを強制も出来ない。
    約600年前の異世界人は、人間の間では英雄、妖怪や獣人の間では殺したいほど憎い相手。妖怪が言っていた俺を殺さなければ"大変なこと"が起こると言うが、未だにその内容も分かっていない。
    もしかして国王の結界が壊されたことが"大変なこと"に繋がるのだろうかと思い付いたところで。

「おや、みなさんお揃いで」

    ルーサー大神官の声に、一旦思考をストップした。栗毛の長い髪を斜めで1つに編み込み、清楚で神聖な雰囲気を纏う神官服に身を包んでいる。柔和な笑みを浮かべた表情を見るのは、随分と久しぶりな気がした。

「ルーサーさん、お久しぶりです」
「異世界人ミト様、今回は誠におめでとうございます。そして神につかえる国の大神官として心より感謝申し上げます。なかなか神殿から離れられずミト様の頑張られている姿を目にした回数は少なかったためどれほどの努力があったのか想像をすることしか出来ませんが、とても大変だったことでしょう」
「いえ、…まぁ、確かに大変ではありましたけど、聖魔法が芽生えてから結界を張れるまではすぐだったので安心しました」
「聞けばミト様の魔力は国王様を上回るほどのものだとか。異世界人は魔力を持たないと言われていましたが、奇跡のような出来事を我々は目の当たりにしたわけです。これも女神レティシア様のご加護があってのことでしょう」
「あー、はい。そうかもしれないですね」

    俺たちの努力の成果を神のご加護とか、奇跡だとかの一言でまとめられるのはあまりいい気はしないが、大神官を目の前に神様の悪口はさすがに言えない。俺は曖昧な笑みを返して誤魔化し、助け船を求めるようにアルウィンを見上げた。

「そういえばルーサー大神官がこのようなパーティーに参加されるのは珍しいですね」
「ええ、アルウィン様の言う通り、私はあまりこのような場は苦手なのですが…異世界召喚に携わった人間の1人として、ミト様の偉業をお祝いしたく転移魔法で駆けつけたのでございます」
「ふん、どいつもこいつも異世界人異世界人って…僕の功績も讃えられるべきなのにな!」
「もちろんライナス殿下の協力あってこその成果だとみな分かっておりますよ。神殿でもライナス殿下はミト様が召喚されてから変わられたと話題になるほどでしたから」
「そ、そうか?ふん、別にこいつのためではないがな!」

    惜しみ無くツンデレのツンを発揮しているライナス王子を、姉であるエレノア様も大神官も生温い眼差しで見つめていた。
    そうしてしばらく談笑をしていると、国王が壇上に上がり大きな会場の中にある視線が一点に集中する。俺は国王の護衛にこっそりと呼ばれ、アルウィンとライナス王子と共に壇上の側まで近寄った。

「此度は急遽のパーティーだったが多くの者に集まって頂いた!数週間前に起こった聖魔法の結界が破壊されるという騒動があったものの、異世界人ミトにより結界の心配はなくなったのである!国を救ってくれた異世界人ミトに今一度大きな拍手を!」

    国王のその言葉と共に会場中に割れるような拍手がわき起こり、俺は背中を押されて壇上へと押し上げられた。
    ペコペコと小刻みに頭を下げながらあたふたとした足取りで国王の隣に立つ。何も聞かされていなかったから驚いたが、国王に小声で挨拶を、と言われ頭が真っ白になりながらも何とか口を動かした。

「え、えっと…異世界人のミトです。その、何とかこの国のためになれることが出来て、良かったです。皆さんも安心して過ごして下さい」

    小学生の作文のような拙い言葉で声は少しひっくり返ってしまったが、拍手はさらに大きくなり、称賛の嵐が巻き起こる。俺はぎこちない笑みを浮かべながら何度も四方八方に頭を下げた。

「見ての通り異世界人ミトは偉業を成し遂げた英雄であると共に謙虚な心を持ち、素晴らしい精神の持ち主である!彼の栄光を称え、我らはさらにこの国を良くしていこうではないか!」

    国王が張りのある声で叫ぶと、雄叫びのような歓声が会場を包んだ、瞬間。

    ―――ゴォォォッ。
    突如、地響きのような音と共に地面が揺れ、あっという間に歓声は悲鳴へと変わる。俺はアルウィンに抱き抱えられ、何事かと辺りを見渡した。

    揺れは次第におさまったが、会場の灯りはついているのに暗く感じる。ピカッと窓から白い光が差し込み、ゴロロォと地鳴りのような音が聞こえてきたことで、みんな窓の外に注目する。すると真っ暗な空に雷雨という、あの日と同じ状況になっていることが分かった。
    雨は、まるで誰かが手で水をすくっては窓にぶちまけているかのように、周期的に激しくガラスに打ちつけている。風が不機嫌そうな怒った唸り声を上げている。雷が、何度も人々の顔を白く染めている。

「な、何事だ!?なぜまた天気が!さっきの揺れは何だったのだ!?」
「父上!妖怪の襲撃の可能性があります!至急安全な場所に避難を!」

    妖怪の襲撃、というライナス王子の言葉に会場にいた人々から不安と恐怖の声が噴出する。俺はあれから姿を見せないおじいちゃん先生の陰魔法によって抑えられていた妖怪が、動き出したのかと思った。しかし。

「陛下!大変です!外に出て、結界を見てください!」

    警備にあたっていたであろう1人の騎士がずぶ濡れの状態で会場に飛び込んできたと思ったら、顔面蒼白になりながら金切り声で叫ぶ。その声を皮切りに人々が我先にと会場の出口を目指し、雨に打たれるのも気にせず外に出始めた。
    俺もアルウィンに抱き抱えられながら会場の外に出て、空を見上げる。するとそこには、まだ昼間の時間だというのに真っ暗な空とおどろおどろしい雲、そしてぽっかりと穴があいた、俺の結界が見えた。

「お、おい…あれって結界だよな!?」
「異世界人ミトが新たに作ったはずなのに穴が空いてるぞ!」
「張られたばかりの結界が壊されるなど前代未聞だ!」
「本当に結界だったの!?私たちを騙したんじゃないのかしら!?」

    ざわめきにのって、俺への疑心暗鬼の声が聞こえてくる。俺は震える身体をアルウィンに押し付け、耳を塞ぎたくなった。

「あ、アルウィン…!何で俺の結界が壊れてるの!?」
「ミト、何も聞くな。しかしどうしてこんな…何が起こっているんだ…」
「―――ミト」
「ドロモア!?なんでここに…」
「ミト、守りに来た」

    いつの間にか俺たちの横にフードを被ったドロモアが立っていて、見下ろされる。黄金に輝く瞳の中の瞳孔はいつもより大きく見開かれていて、彼の牙が唇から見えていた。しっぽがゆらりとローブの隙間から見え、毛が逆立っている。ドロモアが興奮状態にあることが見てとれた。

    雨風に打たれながら呆然と空を見上げている人々は獣人であるドロモアに気付かない。そんな中から、誰かが指を指して叫んだ。

「おい!何か黒いものが入り込んでくる!」

    ぽっかりと空いた穴から黒い煙のようなものがするりと入り込み、その煙はゆらゆらと下りてきたと思えば、俺たちの頭上までやってきた。そして。

    黒い煙は、たちまち人の形をつくり、現れたのは。

「な、何者だ!?」

    青白い陶器のような肌。高貴な雰囲気を醸し出す鼻梁。宝石のような赤と青のオッドアイ。翼のようにはためく黒くて長い髪。

    ―――夢の中で見た、謎の人物だった。

    どくん、どくん、どくん。
    けたたましく心臓が暴れている。声が喉に張り付いたように何も出せない。

    騒然とする中、避難をせず誰よりも前に立った国王の叫びを無慈悲な眼差しで見下ろしたオッドアイの男は、ゆっくりと口を開いた。

「底辺界の諸君」

    ―――ドックン…!!!

「我が名はディラード」

    ―――あぁ、やめてくれ。

    1つ目の鍵が、開かれる。

「魔界をおさめる王である」

    ―――だめだ、やめてくれ、あぁ…。

    2つ目の鍵が、開かれる。

「なっ!?魔界の王…魔王だと!?」
「父上…!危険です!近寄らないで下さい!」
「わ、わしはこの国の国王、アンガスである!そ、そなたが魔王である証明は!?」

    国王が空中に浮かぶオッドアイの彼に向かって叫ぶ。浮かんでいる彼の足元は透明で周りに黒い靄のようなものが揺蕩っている。得たいの知れない化け物だと恐怖に顔をひきつらせる人々と、その浮世離れした美しさに見惚れる人々が混同する。
    
「証明などする必要はない。我の要求はただ一つ」

    ―――あぁ、ああ、あぁ…そんな、やめてくれ。

    3つ目の鍵が、開かれる。

「そこの黒髪を、こちらに渡せ」

    彼の指が、ゆっくりと俺を指す。全員の視線が、俺に集中する。俺を抱くアルウィンの腕に、力がこもる。

    ―――どうして、どうして。

    4つ目の鍵が、開かれる。

「い、異世界人のミトをどうするつもりだ!?」
「ハッハッハッ!異世界人、だと?」

    5つ目の鍵が、開かれる。

    国王の動揺した声を一蹴するように、魔王は高らかに笑い声をあげる。その姿は人知を越えた雰囲気と、この世のものとは思えない美しさを放っていた。

「この世界のどこに、異世界人がいるというのだ!」

    ―――あぁ、なんてことだ。

    6つ目の鍵が、開かれる。

「そこにいるのは異世界人などではない」

    ―――そうして、最後の鍵が、開かれた。



「彼は魔界の女王クイーンに君臨している我の妻……ヌエである!」



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