【完結】俺の好きな人は誰にでも優しい。

u

文字の大きさ
93 / 102

哀れなフィリオンの告白

しおりを挟む


 しばらく、それぞれの視線だけが行き場を探す、綱渡りのような沈黙が続いた。
 フィリオン様は、光を吸い込んで沈殿させた、底の見えない泥水のような目で俺を見つめる。甘く煮詰めすぎた蜜のように、重たく絡みつく瞳を真っ直ぐに受け止めた。
 沈黙という均衡を破ったのは、フィリオン様だった。

「……初めてほしいと思ったものなのに……私の唯一すら、ヒューゴに奪われるのか…」

 その声には、先ほどまでの粘ついた狂気ではなく、深い、深い悲しみが滲んでいた。ただ、大切なものを失った子どものような響き。

「初めて君を見たときから、純粋で真っ直ぐな瞳に心を掴まれたときから……ロランをそばに置きたいと思っていた」

 フィリオン様の視線が、まっすぐ俺を射抜く。濁っていたはずの瞳が、その瞬間だけ、澄んで見えた。

「会うたびに、なんの汚れもない瞳で私を見つめる君が…私の地位や権力ではない、別のものを見ているように感じた君が…どこか一歩引いて、私を見守るような君が…新鮮で、あたたかくて……心惹かれたんだ」

 胸が、きゅっと締め付けられる。どうして俺を家令に選んだのか、ずっと分からなかった。
 エヴァドネ様のためだと思い込み、お飾りの家令であることに苦しんでいた時期。
 けれど、彼女の口から本当の経緯を知らされたあとも、答えは見えなかった。

 なぜ、俺だったのか。
 今、その理由が、静かに明かされる。

「私の顔を見て黄色い悲鳴をあげることもない。私のしたことに過剰に反応することもない。勝手な理想を押し付けることも、重く自己中心的な感情をぶつけてくることもない」

 淡々と、しかし僅かに震えを含んだ声。

「君の顔を見るだけで、声を聞くだけで、言葉を交わすだけで……幸せな気持ちになれたんだ」

 その告白は、驚くほど透明だった。さきほどのどろりとした濁りが嘘のように。
 胸に、大きな空気の塊が押し込まれたような感覚。息がうまく吸えない。
 彼の言葉は、言い訳でも誤魔化しでもない。自分の欲を正当化するための装飾でもない。ただ、素直な気持ち。
 孤独な男が、初めて見つけた"安らぎ"を、必死に守ろうとしただけなのだと、分かってしまう。

 ヒューゴの腕が、わずかに強くなる。その温もりを感じながらも、俺の視線はフィリオン様から逸らせなかった。

 フィリオン様は、確かに俺を求めていた。地位でも権力でもなく。ただ、"俺"という存在を。
 その事実が、嬉しくないわけがない。嬉しくないはずが、ないのに。

「……っ」

 喉が詰まる。
 もし、あの頃に。
 もし、あの頃にこの言葉を聞けていたら。

 きっと俺は、迷わず彼の手を取っていただろう。

 けれど――時間は、戻らない。
 彼の告白は透明なのに、俺たちの間に流れた日々は、もう決して透明ではない。
 静まり返った教会で、彼の悲しみと、俺の痛みと、ヒューゴの体温が、複雑に絡み合っている。

「ただロランを、誰にも取られたくなかった。ただ、それだけだったんだ。君を傷付けるつもりも、君を怖がらせるつもりもなかった。……本当だ」

 震える声。
 さきほどまでの傲慢さも、甘ったるい支配欲も消え失せ、そこに立っているのは――途方に暮れた、ひとりの男だった。

「私は君の心を掌握するために、多くの嘘をついてきた。男爵令嬢に髪で編んだ腕輪や、爪入りのクッキーを貰ったのは事実だ。だが、それには続きがあった」

 明かされる嘘。ゆっくりと、彼は続ける。

「南部のある地域では、思い人の健康と幸福を祈って、それらを贈る風習があると手紙に書かれていた。決して食べたり身につけたりせず、保管しておいてほしいと……丁寧な文も添えられていたんだ」

 やはり、そうだったのか。胸の奥で、納得が静かに落ちる。彼女は、ただ純粋に恋をしていたのだ。

「鳥の死骸やくり貫かれた目玉、受け入れなければヒューゴを殺すと書かれた脅しの手紙が届いたのも事実だ。だが、それはまったくの別人の仕業だったことも、彼女の死後に分かっていた」

 フィリオン様に同時期に恋をしていたのは、彼女だけではなかった。その誰かは、恋に狂っていたのかもしれない。しかし彼女は恋に狂ったのではなく、ただ純粋に、フィリオン様を思っていたのだ。

「しかし当時の私は……最後に別れを言いに来た彼女に、否定や弁明の余地すら与えなかった。"気持ち悪い。二度と顔を見せるな"と、言ってしまった」

 その言葉は、刃物のように冷たく響く。

「そのせいで……彼女は自殺したのだと思った」

 拳が、ぎり、と音を立てる。ヒューゴのものだった。

「彼女の死後に、脅しは彼女ではなかったと公表しても、私が責められるだけだと分かっていた。だから……黙った。私が黙ることで、誤解を真実にしたんだ」

 まるで、ひっくり返されたオセロ盤だ。白と黒が反転したのではない。最初から、彼の指で、そっと石がすり替えられていた。
 真実は変わっていない。ただ、意図的に、ねじ曲げられていただけだった。

「ロランに、ヒューゴの言葉ではなく、私の言葉を信じてほしかった。たとえそれが真実ではなかったとしても……君がヒューゴを信じることが、許せなかった」

 その独白は、痛々しいほど素直だった。

「だから……どんな嘘も、平気でついた。君から同情や哀れみまで引き出せて、優越感に浸っていた」

 どこまでも、彼は孤独だったのだと、今なら分かる。地位も、名声も、羨望も持ちながら。誰かの純粋な眼差しを、信じきることができなかった男。

 愛されることを望みながら、愛されるに値しないと思い込み、だからこそ、先に壊してしまった。

 ヒューゴの腕の中で、俺は静かに目を閉じた。怒りも、憎しみも、確かにある。けれどそれ以上に、胸を締め付けるのは――哀しみだった。

 もし、彼がもう少しだけ、自分を信じられていたなら。もし、ほんの少しだけ、他人を信じられていたなら。
 俺に嘘を重ねることも、ピートを利用して尊い命を奪うことも、ヒューゴを陥れるようなことも、なかったのかもしれない。

「私は最初から……ロランに、恋をしていたんだね。そんなことにもずっと気付かないなんて……我ながら、愚かすぎて笑えるよ」

 乾いた笑いが、静まり返った教会にほどけて落ちた。力のない声だった。ひどく弱々しく、今にも途切れてしまいそうな。
 それなのに、高窓から差し込む光に照らされた彼は、息を呑むほど美しかった。
 白い光が輪郭を縁取り、伏せられた睫毛に影を落とす。祈りの像のように静かで、触れれば壊れてしまいそうで――目を逸らすことができなかった。

「今からでは、遅いのかな……?もうロランは、私を好きになることはない?」

 その問いは、震えていた。強がりも、誇りも、何もかも脱ぎ捨てた声。
 やがて、ゆっくりと瞳が持ち上がる。弱々しいはずなのに、逃げ場を与えない眼差し。まっすぐに、俺を射抜く。

「だって――」

 一拍の静寂。

「ロランはヒューゴを好きでも、ヒューゴは恋をしないはずでしょう?恋をしない人生を謳歌するんだと言っていたんでしょう?」

 はっと、息が止まった。どうしてそれを知っている。誰から聞いた。
 思考が一瞬だけざわめく。だがすぐに、そんな疑問は意味を失った。
 彼なら、何を知っていてもおかしくない。そう思えてしまう自分がいる。

 問題はそこではなかった。その言葉だった。
 恋愛が組み込まれていない人生を送る。確かに、ヒューゴそう言った。あれは決意だった。誓いだった。自分を守るための、鎧のような言葉。
 なのに今、その鎧が内側から軋む音がする。胸の奥を、何か鋭いものが真っ直ぐに貫いた。

 鼓動が不規則に跳ねる。
 光に包まれた彼は、祈るような顔でこちらを見ている。救いを乞う者のようでいて、同時に裁きを待つ罪人のようでもあった。

「恋をしない人間を好きで居続けるなんて、苦しいだけだろう?」

 低く、掠れた声が胸の奥を震わせる。

「だったら……私にまた、恋をしてほしい。今度こそ、ロランに選んでもらえるよう、ふさわしい人間になるから。今度こそ、君を傷付けず、幸せにすると誓うから」

 切実な声音だった。祈りのようで、懺悔のようで、すがるようで。
 それが本心だと分かるからこそ、耳に痛い。悲壮感をまとった、まっすぐすぎる純粋さ。

「だから、また私を……愛してほしい」

 それでも――それでも、俺は。

 隣で、静かに息を吸う音がした。ヒューゴだ。言葉を選ぶように、ゆっくりと。その気配に、胸がきつく締めつけられる。
 ヒューゴが何かを口にする前に、俺はほとんど遮るようにして言葉を放った。

「"好き"の形が、俺と違ってもいいんです」

 声が震えないよう、必死に押さえ込む。

「たとえ、友情の"好き"でも……ヒューゴのそばにいられるなら、それでいいんです。あなたに3年も片思いしてたんですから……きっと6年は余裕です」

 自嘲気味に笑う。軽口のつもりだった。けれど、胸の奥は焼けるように熱い。

「ヒューゴが、他の女に触れても?他の女を抱いていても、同じことが言えるのかい?」

 静かで残酷な問い。言葉が、喉に詰まった。脳裏に浮かぶのは、あの二度の光景。
 たとえフィリオン様に女を仕向けられ、はめられていたのだとしても――それでも、触れてはいるのだろう。
 その事実を想像するだけで、胃の奥がきりきりと痛む。けれど。
 それでも、この思いは少しも揺らがなかった。呆れるほどに、愚かなほどに。なら、もう降参するしかない。

「その痛みも含めて……ヒューゴのそばにいたいと思っているので」

 ゆっくりと、噛みしめるように。

「もちろん、とっても苦しいし辛いけど……彼には、自由でいてほしいから。衝動と感情で動く自由な彼を、好きになったから」

 言い切った瞬間、胸の奥が静かに裂けた気がした。それでも、不思議と後悔はなかった。

「……ッ」

 息を呑む音。

 視線を向ければ、ヒューゴの拳がわずかに震えている。何かを堪えるように、歯を食いしばって。

 そのときだった。

「ははは……そう」

 唐突に、フィリオン様の軽やかな声が落ちる。先ほどまでの重苦しい空気を裂くような、明るすぎる声音。

「なら、私がロランを思い続けるのも自由だよね」

 微笑んでいる。どこか吹っ切れたような、晴れやかな顔。けれど、その瞳の奥にあるものは、あまりにも深い。
 諦めでも、執着でもない。覚悟だ。選ばれなくても、思い続けるという覚悟。

 教会の光が3人の間に降り注ぐ。救いのようでいて、残酷なほど平等な光。

 俺を諦める気など毛頭ないとでも言わんばかりに、フィリオン様は微笑んでいた。晴れやかで、揺るがず、どこか勝者のような微笑。けれどその裏に、どれだけのものが隠れているかを、俺はもう知っている。
 今この瞬間も、ピートは、彼の名を一切出さずに自白している。震える声で、すべてを自分の罪だと。その光景が、脳裏に起こされ、離れない。

「……もし、これからも俺を好きでいたいのなら、自分の罪を認めて、償ってください」

 空気が変わった。
 教会の光さえ、ひやりと冷えた気がした。

 伯爵家の長男が、人を使ってチロを手にかけたと知られれば、大問題では済まない。
 エヴァドネ様との婚約は白紙になるだろう。次期当主の座など、限りなくゼロに近づく。積み上げてきた未来が、一瞬で崩れる。

 それでも、なかったことになど出来ない。彼のこれまでを少なからず大切に思っているからこそ、目を逸らせない。

「ピートにすべての罪を背負わせず、自分が指示したこと、自分が計画したことをすべて正直に明かして……罪を、償ってください」

 喉が焼けるように痛む。

「俺の口からではなく、あなたの口で。正直に、告白してください」

 きっと、ピートが認めないかぎり彼の罪は証明されない。証拠はない。俺やヒューゴがどれだけ言葉を尽くそうと、信じてもらえないだろう。

 だからこそ、俺は賭けるしかない。
 自分の感情に気づき、弱さをさらけ出し、恋を認めた今の彼に。あの切実な声が嘘でないなら。

「……あなたが、本気で俺を思っているのなら」

 胸が震える。

「自分の罪から、逃げないでください」

 それは糾弾ではない。懇願だった。
 かつて好きだったからこそ、堕ちてほしくない。

 フィリオン様の微笑が、わずかに揺れる。完璧だったはずの表情に、初めて迷いが入る。

 誇りと、恐れと、そして――選択。

 教会の光は、誰にも肩入れしない。ただ静かに、彼の顔を照らしている。告白すれば、すべてを失う。黙れば、すべてを守れる。
 彼は、どちらを選ぶのだろうか。俺は、祈るような気持ちで、その答えを待っていた。

 重く、長い沈黙だった。
 空気が張りつめ、呼吸さえ許されないような時間。やがて、ふっと、何かがほどける気配がした。
 フィリオン様は一度、静かに目を閉じる。その横顔は、不思議なほど穏やかだった。
 そしてゆっくりと目を開く。高窓から差す光が、彼の輪郭をなぞる。迷いを焼き切るように。

「……分かった」

 低く、しかし迷いのない声。

「自分のしたことの罪の重さは分かっているから……きちんと、向き合って償うよ。またロランに好きになってもらえるようになるには、絶対に必要なことだから」

 胸の奥で張りつめていた糸が、ようやく緩む。安堵が、静かに広がった。祈り続けていた背筋から、力が抜ける。

 ――よかった。そう思った、その瞬間だった。

「だから……私がこのさき頑張れるように、これくらいは貰っていくね」

 言葉の意味を理解するより早く。
 ほんの一瞬の隙。

「っ!?」

 視界が揺れた。唇に、柔らかな熱。掠めるだけの、触れるだけの――それでも確かな感触。

「……ッ、てめ、!」

 ヒューゴの怒声と同時に、体が強く引き寄せられる。

 ――キスを、された。

 ほんの一瞬。
 けれど、確かにそれはキスだった。

「うん、これで頑張れる。ありがとう、ロラン」

 満足げに微笑むフィリオン様。次の瞬間、ヒューゴの腕が俺を力任せに胸元へと閉じ込める。囲うように、強い抱擁。静かに沈んでいた怒りが、再び燃え上がる気配。
 その空気を愉しむように、フィリオン様はにやりと笑った。その顔は――どこか、ヒューゴがよく見せる表情に似ていた。挑発的で、余裕に満ちた笑み。

「私が罪を償っているあいだ、お前にロランを預けておく」

 軽やかに告げる。

「私がロランを浚いに行くまで、誰にも取られないよう、どこにも行かないよう見張っておくんだよ。我が弟」
「ッざけやがって……誰がてめぇに…!」

 拳が振り上げられる。だがその瞬間、フィリオン様はひょいと身を引き、余裕たっぷりに距離を取る。そして踵を返す。その足は、裏口へと向かっていく。
 俺は、唇に触れた指をそっと押さえたまま、その背中を見つめた。視界が、滲む。悔しさか、安堵か、それとも――分からない。

 ふいに、彼の歩みが止まる。ゆっくりと振り返ったその顔は、どこまでも晴れやかだった。

「ロラン!」

 声が、教会に響く。

「必ず迎えに行くから、私を忘れないで。すべての罪を清算したら……君を私の家令ではなく――伴侶にする」

 まっすぐな笑顔。その言葉は、かつての俺なら、涙を流して喜んだだろう。
 家令ではなく、伴侶。身分も立場も越えて、隣に立つ未来。それは、長年、夢見てきた言葉だった。

 けれど今、俺の口元に浮かんだのは、苦笑だった。あまりにも遅く、あまりにも真っ直ぐで。

 そして、あまりにも――勝手だ。
 扉が閉まる。彼の姿は、光の向こうへ消えた。

 初恋と罪と共に、光のなかへ、消えた。


しおりを挟む
感想 12

あなたにおすすめの小説

【完結】恋人になりたかった

ivy
BL
初めてのキスは、 すべてが始まった合図だと思っていた。 優しい大地と過ごす時間は、 律にとって特別で、 手放したくないものになっていく。 けれど……

【完】君に届かない声

未希かずは(Miki)
BL
 内気で友達の少ない高校生・花森眞琴は、優しくて完璧な幼なじみの長谷川匠海に密かな恋心を抱いていた。  ある日、匠海が誰かを「そばで守りたい」と話すのを耳にした眞琴。匠海の幸せのために身を引こうと、クラスの人気者・和馬に偽の恋人役を頼むが…。 すれ違う高校生二人の不器用な恋のお話です。 執着囲い込み☓健気。ハピエンです。

【本編完結】才色兼備の幼馴染♂に振り回されるくらいなら、いっそ赤い糸で縛って欲しい。

ホマレ
BL
才色兼備で『氷の王子』と呼ばれる幼なじみ、藍と俺は気づけばいつも一緒にいた。 その関係が当たり前すぎて、壊れるなんて思ってなかった——藍が「彼女作ってもいい?」なんて言い出すまでは。 胸の奥がざわつき、藍が他の誰かに取られる想像だけで苦しくなる。 それでも「友達」のままでいられるならと思っていたのに、藍の言葉に行動に振り回されていく。 運命の赤い糸が見えていれば、この関係を紐解けるのに。

君に捧げる紅の衣

高穂もか
BL
ずっと好きだった人に嫁ぐことが決まった、オメガの羅華。 でも、その婚姻はまやかしだった。 辰は家に仕える武人。家への恩義と、主である兄の命令で仕方なく自分に求婚したのだ。 ひとはりひとはり、婚儀の為に刺繡を施した紅の絹を抱き、羅華は泣く。 「辰を解放してあげなければ……」 しかし、婚姻を破棄しようとした羅華に辰は……?

先輩のことが好きなのに、

未希かずは(Miki)
BL
生徒会長・鷹取要(たかとりかなめ)に憧れる上川陽汰(かみかわはるた)。密かに募る想いが通じて無事、恋人に。二人だけの秘密の恋は甘くて幸せ。だけど、少しずつ要との距離が開いていく。 何で? 先輩は僕のこと嫌いになったの?   切なさと純粋さが交錯する、青春の恋物語。 《美形✕平凡》のすれ違いの恋になります。 要(高3)生徒会長。スパダリだけど……。 陽汰(高2)書記。泣き虫だけど一生懸命。 夏目秋良(高2)副会長。陽汰の幼馴染。 5/30日に少しだけ順番を変えたりしました。内容は変わっていませんが、読み途中の方にはご迷惑をおかけしました。

【完結】妖精姫と忘れられた恋~好きな人が結婚するみたいなので解放してあげようと思います~

塩羽間つづり
恋愛
お気に入り登録やエールいつもありがとうございます! 2.23完結しました! ファルメリア王国の姫、メルティア・P・ファルメリアは、幼いころから恋をしていた。 相手は幼馴染ジーク・フォン・ランスト。 ローズの称号を賜る名門一族の次男だった。 幼いころの約束を信じ、いつかジークと結ばれると思っていたメルティアだが、ジークが結婚すると知り、メルティアの生活は一変する。 好きになってもらえるように慣れないお化粧をしたり、着飾ったりしてみたけれど反応はいまいち。 そしてだんだんと、メルティアは恋の邪魔をしているのは自分なのではないかと思いあたる。 それに気づいてから、メルティアはジークの幸せのためにジーク離れをはじめるのだが、思っていたようにはいかなくて……? 妖精が見えるお姫様と近衛騎士のすれ違う恋のお話 切なめ恋愛ファンタジー

【完結】恋人から試し行動され続けるけど僕の愛は揺らがない。

u
BL
元タイトル『恋人から試し行動され続けるのがそろそろ辛い。』から結末が予定と大きく変わりましたのでタイトルを変更させて頂きます。 ビリンガム王国騎士団に所属しているロナ・バイアットとウォーレン・コークは、騎士学校時代に寮の同室をきっかけに恋人同士となり2年半が経つ。 ロナは騎士団にはあまり向かない小柄な体型だったがウォーレンと同じ職場にいたくてひたすら努力していた。 大好きなウォーレンと恋人同士になれて幸せな日々かと思いきや、ロナはウォーレンからたびたび試し行動のようなものをされていた。 飲み会に行ったりロナの前でご令嬢と親しげに話していたり…そのたびに指摘すると「嫌なら別れる?」と聞かれる。毎回「愛してるから別れないよ」と答えていたロナ。しかし試し行動をされるたびに何かが確実にすり減っていく。 そこへ留学していたという幼少時代の学友でありビリンガム王国第三王子のカーティス・ビリンガムが帰国し、ロナの現状を知ると……。 完結しました!ありがとうございました!

美澄の顔には抗えない。

米奏よぞら
BL
スパダリ美形攻め×流され面食い受け 高校時代に一目惚れした相手と勢いで付き合ったはいいものの、徐々に相手の熱が冷めていっていることに限界を感じた主人公のお話です。 ※なろう、カクヨムでも掲載中です。

処理中です...