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朝、目覚まし彼女の止め方
しおりを挟むある休日の朝。
まだ眠っていたい、この頃。
「ねぇ、湊。もう朝だよ」
休日だからこそ、この惰眠を謳歌したいのだがそうはさせてもらえないよう。
俺はまだ抜け出せない夢の中から、抵抗するように毛布により包まる。
「もー、抵抗してないでいいから起きてよー!」
朝早くから来た彼女はその毛布を引き剝がそうとするが、俺がまるで蛹のように包まっているため断念する。
「ねー、往生際が悪いよ~。今日も出かけるんでしょ。そろそろ準備しないと遅れちゃうよ?」
「……うぅん、分かってるよ……」
「『分かってるよ』と言いながら、毛布に包まるんじゃないの!ねぇ~、起きてよ~」
まだ構ってくる彼女に、少しうるさく感じてしまう。
まるで「目覚まし時計」みたいだ。
……そうか、それなら止めなくちゃな。
丁度近くに彼女の顔がある。
「ねぇ、聞いてるの?そろそろ起きないと実力行使しちゃ――」
チュッ
まだ減らない口に、俺は自分の唇でストップをする。
多分、あまりにも俺の急な行動に彼女は顔を真っ赤にさせているだろうな。
俺は見えない中でそんな想像をして、心の中で「ふふふ」と微笑む。
そしてゴロンと反対側に体を向け、また夢の世界へと飛び立つ。
多分、あと5分ぐらいは眠れそうだ。
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