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本編
144 波乱、再び
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「お義父さん、お義母さん!」
「やぁユキちゃん。昨日ぶりだね」
「昨日はゆっくり休めたかな?」
アルバスさんの次に来たのはお義父さん達だった。来てくれたのは嬉しいんだけど、こう……ちょうどいい感じに間に挟まって欲しかったなぁ、と……まぁいいや、嬉しいのはたしかだし。
「はい、ゆっくり休めました!」
「それは良かった。挨拶の嵐が鬱陶しいだろうけど頑張ってね」
「あはは……はい、頑張ります」
すでに飽きてるけど!!
「ユキちゃん、俺もいるんだけどな」
「……お義兄さんなんて知りません」
お義兄さんからのあれは封印してる。服としても下着としても機能しないような布なんて着れません。
「うちの息子は何をしたんだい?」
「下着といったら下着に失礼なようないかがわしい下着を結婚祝いにくれたのです。僕はあんなの着れません」
「マリオン、少し私と話そうか」
「いや、父上……っ!」
いってらっしゃーい。お義父さんにお義兄さんが引っ張られていったのをニコニコと見送る。ちょっと恨みは晴れました!
「……すまないね、ユキちゃん。マリオンからのは処分してくれて構わないからね」
お義母さんも2人を追いかけて行ってしまった。お義兄さんからのは処分していいと言われたけどどうしようかなぁ。あんなのでも人から貰ったものだし……とりあえず保留、かな?
「……処分するのか?」
「えっ、と……一応貰ったものだから保留かな」
「そうか」
んん? ダグラスさんなんでホッとした顔をしていらっしゃるのですか?? 僕着ないよ? 着ないからね?!
……兄弟ってやっぱり似るんだなぁ、と思いました。
今回はラギアスを貶める人もおらず、何も起こることなく起こることなく終わりそうだとホッとしていた僕は一気に絶望へ叩き落されることになった。
1人の温厚そうな伯爵は、押しが強かった。持ってきたワインを自慢し、そして僕たちへ勧めた。
「これは私の領のワインでして……ささ、いっぱいどうですかな」
「僕はお酒は少し……」
飲んだことないし、何より知らない人から出されたものなんて飲めない。リディアに出されたら飲めるけど……
だから僕は断ったけれど、伯爵はならばとダグへと矛先を変えた。
「ではダグラス様はいかがでしょう。今年のワインはなかなかいい味ですよ」
伯爵はダグにその場で注いだワインをダグに押し付けた。ワインのことはわからないけど、ほのかに香ってくる香りはいい匂いだと思った。
「……では、一口だけ」
ダグがグラスに口を付け、一口だけワインを飲んだ。上下する喉仏を見た瞬間、ザワリと嫌なものが背筋を駆け上った。
「っ駄目!!!!! 飲まないで!!!!!!」
「どう、し……っ」
ガシャン、とグラスが砕け散る音が響いた。
ダグの身体が傾き、僕に強くのしかかってくる。息が上がり、顔色も随分と悪い。それに滅多にかかない汗まで……
「い、いやぁああああ!! ダグ! ダグ!!!」
「っ会場を封鎖!! 誰も逃すな!!! 治癒師を呼べ!!」
瞬間、アルバスさんの声が響いた。一気に会場は騒がしくなり、周りを騎士が取り囲んだ気配を感じた。だけど僕は苦しそうなダグから目が離せない。
「やだ、やだ……っ! ダグ、目を開けて……! お願い……っっ!」
必死に呼びかけるけどダグはぐったりとするだけで目を開けてくれない。やだやだやだ、お願いだから目を開けてよ……っ!!
「ユキ様、ダグラスを」
「ひっ、ひっ、く……ダグが、ダグが……!」
どうしよう、どうしよう!! 僕がもっと早く気付いていたら……! 僕はダグを守れなかった……!!
「大丈夫、大丈夫ですユキ様。ダグラスはユキ様を置いて死ぬようなことはしません」
「で、でも、っく、こんなに、苦しんで……っ!」
こんなダグを見たのは第3王子の事件以来だ。
「落ち着いてください、ユキ様。解毒魔法をかけるのです。頑張って習得なさったでしょう。私は横から治癒魔法をかけますので」
「う、うん……!」
リディアの言葉にハッとなり、急いで解毒魔法を構築する。
なんで忘れてたんだ、こんな時のために治癒師さんに教えてもらって練習しておいたのに焦りすぎて失念していたみたいだ。落ち着け、落ち着かないと……!
急げ、速く、もっと綿密に……!!
必死に細かく構築し、完成したところで全力でダグにかける。注ぐ魔力は全力に、それでいて丁寧に。ぶれないよう一定の力を保ってひたすら構築した魔法へ魔力を注いでいく。
膨大な魔力の消費に酷い倦怠感が襲い、汗も噴き出してくるが関係ない。
僕が、ダグを、助ける……!!
ダグの身体から毒素が消えることをイメージしながら必死に解毒魔法をかけ続ける。毒が思った以上にまわっているようでダグの顔色はまだ良くない。
いったいどれほどの時間かけ続けたのだろう。物凄く長かった気もするし、短かった気もする。集中しきっていた僕は周りの声など聞こえていなかった。
「──キ様、ユキ様!! もう大丈夫です!! 毒の反応は消えました!!」
「っは、はぁ、はぁ……ほん、と……?」
無理やりに引き離され、構築した魔法も途切れると一気に身体から力が抜け落ちた。荒く息を吐きながら最後の力を振り絞ってダグの顔を見ると、さっきとは打って変わって随分と顔色が良かった。相変わらず目は開いていないが、毒は全て消えたのだろう。
よかっ、た……
「良く頑張りましたね、ユキ様。ユキ様がダグラスを助けたのですよ」
「う、ん……うん……!」
よかった、本当によかった……!
「あとはこちらに任せてください。解毒はほとんど神子様が行なってくださいましたので、治癒や体力回復等は我々治癒師に任せてください」
「さぁ、ユキ様。お顔色も悪いですしお休みください」
「……いや。ダグから、離れたくない……」
確かに身体は辛いけど、今は離れる方が辛い。ダグの側にいたい。側で、ダグが起きるのを待ちたい。
「ユキ様……わかりました。ではこちらだけ飲んでください。あとはこちらを。お身体が冷えています」
「ん……」
ふわふわのブランケットを肩にかけられ、渡されたミルクティーを少しずつ飲みながら、治癒や体力回復魔法をかけられるダグを見守る。
あんなに苦しそうだった表情も、今は穏やかだ。
「ぐあ……っっ!!」
「がっ……!!」
突然、誰かの叫びが聞こえた。驚いてそっちを見ると、僕たちを囲んでいた騎士の数人が倒れ、その隙間から誰かがこっちへ魔法を────
まずい、火属性の攻撃魔法だ……!
けれど、もう体力もなければ魔力もない。避ける力も、ましてや防御結界を張る魔力も残っていない。
「ユキ様!!」
「リディア……!」
目の前にリディアが立ちふさがった。防御結界を張る様子はない。リディアも、治癒魔法で魔力に余裕がないんだ……!
やだ、やめて、リディアを傷つけないで……!!
攻撃魔法はリディアを傷つけると思ったが、次の瞬間、飛ばされた魔法はあまりにもあっさりと消された。そして、突然現れた──────
「幸仁! 大丈夫か!!」
「ゆきちゃん!」
「幸仁! 無事か?!」
「ゆき! 怪我してないよな?!」
──────4人の人物。
なんで、どうして。4人とも大きなフードをかぶっていて顔は全く見えないけれど、僕が見間違えるはずがない。
この、4人は──────
「やぁユキちゃん。昨日ぶりだね」
「昨日はゆっくり休めたかな?」
アルバスさんの次に来たのはお義父さん達だった。来てくれたのは嬉しいんだけど、こう……ちょうどいい感じに間に挟まって欲しかったなぁ、と……まぁいいや、嬉しいのはたしかだし。
「はい、ゆっくり休めました!」
「それは良かった。挨拶の嵐が鬱陶しいだろうけど頑張ってね」
「あはは……はい、頑張ります」
すでに飽きてるけど!!
「ユキちゃん、俺もいるんだけどな」
「……お義兄さんなんて知りません」
お義兄さんからのあれは封印してる。服としても下着としても機能しないような布なんて着れません。
「うちの息子は何をしたんだい?」
「下着といったら下着に失礼なようないかがわしい下着を結婚祝いにくれたのです。僕はあんなの着れません」
「マリオン、少し私と話そうか」
「いや、父上……っ!」
いってらっしゃーい。お義父さんにお義兄さんが引っ張られていったのをニコニコと見送る。ちょっと恨みは晴れました!
「……すまないね、ユキちゃん。マリオンからのは処分してくれて構わないからね」
お義母さんも2人を追いかけて行ってしまった。お義兄さんからのは処分していいと言われたけどどうしようかなぁ。あんなのでも人から貰ったものだし……とりあえず保留、かな?
「……処分するのか?」
「えっ、と……一応貰ったものだから保留かな」
「そうか」
んん? ダグラスさんなんでホッとした顔をしていらっしゃるのですか?? 僕着ないよ? 着ないからね?!
……兄弟ってやっぱり似るんだなぁ、と思いました。
今回はラギアスを貶める人もおらず、何も起こることなく起こることなく終わりそうだとホッとしていた僕は一気に絶望へ叩き落されることになった。
1人の温厚そうな伯爵は、押しが強かった。持ってきたワインを自慢し、そして僕たちへ勧めた。
「これは私の領のワインでして……ささ、いっぱいどうですかな」
「僕はお酒は少し……」
飲んだことないし、何より知らない人から出されたものなんて飲めない。リディアに出されたら飲めるけど……
だから僕は断ったけれど、伯爵はならばとダグへと矛先を変えた。
「ではダグラス様はいかがでしょう。今年のワインはなかなかいい味ですよ」
伯爵はダグにその場で注いだワインをダグに押し付けた。ワインのことはわからないけど、ほのかに香ってくる香りはいい匂いだと思った。
「……では、一口だけ」
ダグがグラスに口を付け、一口だけワインを飲んだ。上下する喉仏を見た瞬間、ザワリと嫌なものが背筋を駆け上った。
「っ駄目!!!!! 飲まないで!!!!!!」
「どう、し……っ」
ガシャン、とグラスが砕け散る音が響いた。
ダグの身体が傾き、僕に強くのしかかってくる。息が上がり、顔色も随分と悪い。それに滅多にかかない汗まで……
「い、いやぁああああ!! ダグ! ダグ!!!」
「っ会場を封鎖!! 誰も逃すな!!! 治癒師を呼べ!!」
瞬間、アルバスさんの声が響いた。一気に会場は騒がしくなり、周りを騎士が取り囲んだ気配を感じた。だけど僕は苦しそうなダグから目が離せない。
「やだ、やだ……っ! ダグ、目を開けて……! お願い……っっ!」
必死に呼びかけるけどダグはぐったりとするだけで目を開けてくれない。やだやだやだ、お願いだから目を開けてよ……っ!!
「ユキ様、ダグラスを」
「ひっ、ひっ、く……ダグが、ダグが……!」
どうしよう、どうしよう!! 僕がもっと早く気付いていたら……! 僕はダグを守れなかった……!!
「大丈夫、大丈夫ですユキ様。ダグラスはユキ様を置いて死ぬようなことはしません」
「で、でも、っく、こんなに、苦しんで……っ!」
こんなダグを見たのは第3王子の事件以来だ。
「落ち着いてください、ユキ様。解毒魔法をかけるのです。頑張って習得なさったでしょう。私は横から治癒魔法をかけますので」
「う、うん……!」
リディアの言葉にハッとなり、急いで解毒魔法を構築する。
なんで忘れてたんだ、こんな時のために治癒師さんに教えてもらって練習しておいたのに焦りすぎて失念していたみたいだ。落ち着け、落ち着かないと……!
急げ、速く、もっと綿密に……!!
必死に細かく構築し、完成したところで全力でダグにかける。注ぐ魔力は全力に、それでいて丁寧に。ぶれないよう一定の力を保ってひたすら構築した魔法へ魔力を注いでいく。
膨大な魔力の消費に酷い倦怠感が襲い、汗も噴き出してくるが関係ない。
僕が、ダグを、助ける……!!
ダグの身体から毒素が消えることをイメージしながら必死に解毒魔法をかけ続ける。毒が思った以上にまわっているようでダグの顔色はまだ良くない。
いったいどれほどの時間かけ続けたのだろう。物凄く長かった気もするし、短かった気もする。集中しきっていた僕は周りの声など聞こえていなかった。
「──キ様、ユキ様!! もう大丈夫です!! 毒の反応は消えました!!」
「っは、はぁ、はぁ……ほん、と……?」
無理やりに引き離され、構築した魔法も途切れると一気に身体から力が抜け落ちた。荒く息を吐きながら最後の力を振り絞ってダグの顔を見ると、さっきとは打って変わって随分と顔色が良かった。相変わらず目は開いていないが、毒は全て消えたのだろう。
よかっ、た……
「良く頑張りましたね、ユキ様。ユキ様がダグラスを助けたのですよ」
「う、ん……うん……!」
よかった、本当によかった……!
「あとはこちらに任せてください。解毒はほとんど神子様が行なってくださいましたので、治癒や体力回復等は我々治癒師に任せてください」
「さぁ、ユキ様。お顔色も悪いですしお休みください」
「……いや。ダグから、離れたくない……」
確かに身体は辛いけど、今は離れる方が辛い。ダグの側にいたい。側で、ダグが起きるのを待ちたい。
「ユキ様……わかりました。ではこちらだけ飲んでください。あとはこちらを。お身体が冷えています」
「ん……」
ふわふわのブランケットを肩にかけられ、渡されたミルクティーを少しずつ飲みながら、治癒や体力回復魔法をかけられるダグを見守る。
あんなに苦しそうだった表情も、今は穏やかだ。
「ぐあ……っっ!!」
「がっ……!!」
突然、誰かの叫びが聞こえた。驚いてそっちを見ると、僕たちを囲んでいた騎士の数人が倒れ、その隙間から誰かがこっちへ魔法を────
まずい、火属性の攻撃魔法だ……!
けれど、もう体力もなければ魔力もない。避ける力も、ましてや防御結界を張る魔力も残っていない。
「ユキ様!!」
「リディア……!」
目の前にリディアが立ちふさがった。防御結界を張る様子はない。リディアも、治癒魔法で魔力に余裕がないんだ……!
やだ、やめて、リディアを傷つけないで……!!
攻撃魔法はリディアを傷つけると思ったが、次の瞬間、飛ばされた魔法はあまりにもあっさりと消された。そして、突然現れた──────
「幸仁! 大丈夫か!!」
「ゆきちゃん!」
「幸仁! 無事か?!」
「ゆき! 怪我してないよな?!」
──────4人の人物。
なんで、どうして。4人とも大きなフードをかぶっていて顔は全く見えないけれど、僕が見間違えるはずがない。
この、4人は──────
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