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本編
149 母は強し
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「さて、では私から幸仁の家族をこや世界へ連れてきた経緯を説明しようか」
そう言って神様は父さん達にあったことを全て話してくれた。父さん達は僕を忘れたはずなのになにかの喪失感を覚えたこと。兄さん達の提案でつい1ヶ月前に家族会議を開いたこと。そこでまず蒼兄さんが思い出し、続いて翠兄さん、父さん母さんも同じように思い出したこと。
とりあえず父さん達が僕を思い出して、神様が連れてきたのはわかったけど……
「でも、どうしてピアノと楽譜は残っていたのです? 僕の私物がなくなっていたということは、ピアノはまだしも楽譜は無くなっていてもおかしくないと思うのですけど」
「それがね、ピアノと楽譜には家族全員の想いが詰まっていたようなんだ。幸仁の教科書だとか参考書だとか服だとかは幸仁の思い入れだけが詰まっているものとしてなくなってしまったけれど、楽譜とピアノは違った。君の家族は幸仁のピアノが大好きだからね。どうにもつながりが強すぎて消えなかったようだ」
なるほど……? なんとなくだけど理解した。
「確かに俺たち家族はみんな幸仁のピアノが大好きだからなぁ。そう思うと半年以上聴けていないのがなんだか悲しいな」
「そうねぇ……コンクールだって楽しみにしていたのにねぇ」
あ、そういえば僕ここに来る前にコンクールにエントリーしてたや。予選がもうすぐだったんだけどなぁ……全国決勝ももう終わっちゃったか。ちょっと残念だけど仕方ないや。
「……それは間接的に幸仁をここれ連れてきた私を責めているのかな」
「まぁまぁまぁ、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないわ」
母さん……神様に物怖じしないのはすごいな……そういえば母さんってこういう性格だったなぁ……
「すまなかったよ……けれどこうして君達は幸仁を思い出して無事再会できた、それで許しておくれ。ゲートを作っていつでも会えるようにもしたのだし」
「え、いつでも会えるのです?」
僕、今日だけだと思ってたんだけど……
「会えるようにした。だからこそ1ヶ月もかかったのさ。君は家族の幸せをの願った。しかし君の家族は君がいないと幸せになれない。ならばいつでも会えるようにしなくては幸仁の願いを聞き入れた私は嘘をついたことになってしまう。神は嘘をつけないから特別措置だよ」
……なんだか僕神様にも甘やかされてる気がする。
「幸仁は私の愛し子だからね。甘やかすさ」
わぁ、心読まれた。突然心の声に返事を返してくるの本当にびっくりする。
「ああそうだ、君達に言っておくけれど、日本のものをこちらに持ち込んではいけないよ。逆にこの世界のものを日本に持ち込んでもいけない。服は別だけどね。お互いの文明が狂ってしまうような事態は避けなければならない。ま、持ち込もうとしても物が消滅するだけだからゲートの存在自体には影響ないけれど。どうしても何かを持ち込みたいときはゲートに触れて持ち込んでもいいか心の中で私に尋ねなさい。私が許可を出せば持ち込んでも構わない」
「わかりました」
まぁ、そうだよね。ここと日本じゃだいぶ色んなところ違うし、混ざるのはちょっとね……結構な問題になりそうだし、日本の科学を持ち込んでこの国が突然発展したなんてことになれば、下手したら戦争ものだよ。そんな危険なことは絶対ダメ。
「あとはそうだな。その髪と目を周りに見せないように。なるべくこの部屋から出ないのが一番だけど、もし出るときは今日渡したローブを着ること。城の外は絶対に出ないでくれ」
「わかりました、それで幸仁に会えるのなら構いません」
「うん、私からはそれくらいかな……ああ、幸仁は向こうに行けないから、それも覚えておいて。君達も、幸仁の存在を日本で言いふらしてはダメだよ。多分変な人と思われるだけだろうけど、念のためね」
変な人……いや、まぁいない人をいるだなんて言ったら怪しい人と思われかねないけども。しかも一家全員となったら……うわぁ、一家まるごと危ない人レッテル貼られるね。
「じゃあゆきちゃんがうちのピアノを弾くことはもうないのねぇ……」
「あ……」
ローン組んで買ってもらったのに弾かないのは申し訳ないなぁ……
「ならばピアノはこっちへ持ってこようか? この部屋を少し広くして……ピアノピアノ……これで良し、と」
え、今一瞬で部屋がちょっと広くなってピアノが現れたのですが。
「今のどうやったんです……?!」
「神だから」
微妙に答えになってないけど、ああ、うん……そうだね、部屋まるまる作れるもんねー。ちょっと広くしてピアノを置くくらい簡単だよねー。
「まぁ! ならここに来たらゆきちゃんのピアノが聴けるのね! 嬉しいわぁ」
「今すぐ聴きたいけどもう夜だしなぁ……明日また来てもいいか? 何か予定あるか?」
「予定……リディア、何か予定ある?」
「いいえ、来週いっぱいまでお休みですよ」
「そんなに?! どうして?」
「新婚だということをお忘れなのですか? 新婚夫婦は結婚式前後1ヶ月お休みですよ。ダグラスもそうですし」
あ……そうだった。今日だって僕たちの結婚披露だったし。
「今日はゴタゴタしてたから忘れちゃってた……そっか、でもとりあえず明日は何もないんだね。父さん、明日はいつ来る?」
「そうだなぁ……昼頃か? お昼を食べてから来るよ」
「母さんのご飯……」
ちょっと食べたいかも……でも日本の物って持ってこれないし……
「ふむ、なら食べ物はいいことにしようか。この部屋で消費し切り、もし無理だったら持ち帰るならね。まぁ、食べ物といっても作ったものに限るけれどね」
「あら! なら久し振りにお母さん頑張って作るわ! ゆきちゃんの好きなものたっくさん作って来るわね!」
やったぁ!! 母さんのご飯が久しぶりに食べれる!
「ゆきちゃんの旦那様はどうかしら? 一緒に食べる?」
「しかし、私の分までの用意は少々難しいかと……」
「母さん、この世界の人の食べる量すっごく多いんだ。ダグは僕の4倍は軽く食べるよ。僕もこっちに来てから少し食べる量が増えたから……全員分はきびしいと思う」
「まぁまぁまぁ、だからこの世界の人たちってみんな身体が大きいのねぇ……でもそうね、それなら全部作るっていうのはちょっと難しいかもしれないわ」
だよね。もし作るとしたら……10人前くらいは用意しないと足りない。僕がいた頃の倍なんて作れないだろう。
「ならば残りはこちらでご用意いたします。色々なものを少しずつ食べられるようにいたしましょう」
「いい考えだわ! ならみんなで食べられるものを持ってきてお昼はちょっとしたパーティーね!」
なるほど、それならいいかも。僕も母さんのご飯食べたいし、そうしてもらおう。明日のお昼がすっごく楽しみになった。
「時間は12時くらいでいいかしら?」
「ええ、そのくらいで」
「わかったわ! じゃあ明日の予定も決まったことだし、そろそろお暇しましょうか。ゆきちゃんももうそろそろ寝なくっちゃね」
「もう帰るの?」
「あらあら、明日も来るわよ?」
「うん……」
わかってはいるけども……久しぶりに会えてちょっと離れがたいというかなんというか……
「あー、俺等の幸仁はほんっとに可愛いな」
「明日絶対来るからな」
ぎゅーっと抱きしめてくれる兄さん達を僕も抱きしめ返す。
「うん、絶対来てね」
「勿論だ!」
「ゆきちゃん、お母さんももう一度ゆきちゃんを抱きしめたいわぁ」
「父さんもな」
兄さん達から離れて腕を広げて待っている母さんと父さんの腕の中へ飛び込む。あったかくて優しい、懐かしい香りにまた涙腺が少し緩んだのは内緒。
「……明日、待ってるね」
「ええ! 明日はゆきちゃんとゆきちゃんの旦那様の馴れ初めも聞かせてね?」
「う……うん、わかった。父さん、母さん、兄さん、お休みなさい」
父さん達が新しく僕の部屋の中に出来た扉を潜り行ってしまったのを見送ると、なんだかやっぱり寂しい気持ちになった。そんな僕をダグはそっと抱きしめてくれて、寂しい気持ちは和らいだ。
「そういえば、なんで父さん達も言葉がわかったんです?」
「幸仁と同じ言語に関する加護をかけておいたからね」
なるほど、そういうことか。
そう言って神様は父さん達にあったことを全て話してくれた。父さん達は僕を忘れたはずなのになにかの喪失感を覚えたこと。兄さん達の提案でつい1ヶ月前に家族会議を開いたこと。そこでまず蒼兄さんが思い出し、続いて翠兄さん、父さん母さんも同じように思い出したこと。
とりあえず父さん達が僕を思い出して、神様が連れてきたのはわかったけど……
「でも、どうしてピアノと楽譜は残っていたのです? 僕の私物がなくなっていたということは、ピアノはまだしも楽譜は無くなっていてもおかしくないと思うのですけど」
「それがね、ピアノと楽譜には家族全員の想いが詰まっていたようなんだ。幸仁の教科書だとか参考書だとか服だとかは幸仁の思い入れだけが詰まっているものとしてなくなってしまったけれど、楽譜とピアノは違った。君の家族は幸仁のピアノが大好きだからね。どうにもつながりが強すぎて消えなかったようだ」
なるほど……? なんとなくだけど理解した。
「確かに俺たち家族はみんな幸仁のピアノが大好きだからなぁ。そう思うと半年以上聴けていないのがなんだか悲しいな」
「そうねぇ……コンクールだって楽しみにしていたのにねぇ」
あ、そういえば僕ここに来る前にコンクールにエントリーしてたや。予選がもうすぐだったんだけどなぁ……全国決勝ももう終わっちゃったか。ちょっと残念だけど仕方ないや。
「……それは間接的に幸仁をここれ連れてきた私を責めているのかな」
「まぁまぁまぁ、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないわ」
母さん……神様に物怖じしないのはすごいな……そういえば母さんってこういう性格だったなぁ……
「すまなかったよ……けれどこうして君達は幸仁を思い出して無事再会できた、それで許しておくれ。ゲートを作っていつでも会えるようにもしたのだし」
「え、いつでも会えるのです?」
僕、今日だけだと思ってたんだけど……
「会えるようにした。だからこそ1ヶ月もかかったのさ。君は家族の幸せをの願った。しかし君の家族は君がいないと幸せになれない。ならばいつでも会えるようにしなくては幸仁の願いを聞き入れた私は嘘をついたことになってしまう。神は嘘をつけないから特別措置だよ」
……なんだか僕神様にも甘やかされてる気がする。
「幸仁は私の愛し子だからね。甘やかすさ」
わぁ、心読まれた。突然心の声に返事を返してくるの本当にびっくりする。
「ああそうだ、君達に言っておくけれど、日本のものをこちらに持ち込んではいけないよ。逆にこの世界のものを日本に持ち込んでもいけない。服は別だけどね。お互いの文明が狂ってしまうような事態は避けなければならない。ま、持ち込もうとしても物が消滅するだけだからゲートの存在自体には影響ないけれど。どうしても何かを持ち込みたいときはゲートに触れて持ち込んでもいいか心の中で私に尋ねなさい。私が許可を出せば持ち込んでも構わない」
「わかりました」
まぁ、そうだよね。ここと日本じゃだいぶ色んなところ違うし、混ざるのはちょっとね……結構な問題になりそうだし、日本の科学を持ち込んでこの国が突然発展したなんてことになれば、下手したら戦争ものだよ。そんな危険なことは絶対ダメ。
「あとはそうだな。その髪と目を周りに見せないように。なるべくこの部屋から出ないのが一番だけど、もし出るときは今日渡したローブを着ること。城の外は絶対に出ないでくれ」
「わかりました、それで幸仁に会えるのなら構いません」
「うん、私からはそれくらいかな……ああ、幸仁は向こうに行けないから、それも覚えておいて。君達も、幸仁の存在を日本で言いふらしてはダメだよ。多分変な人と思われるだけだろうけど、念のためね」
変な人……いや、まぁいない人をいるだなんて言ったら怪しい人と思われかねないけども。しかも一家全員となったら……うわぁ、一家まるごと危ない人レッテル貼られるね。
「じゃあゆきちゃんがうちのピアノを弾くことはもうないのねぇ……」
「あ……」
ローン組んで買ってもらったのに弾かないのは申し訳ないなぁ……
「ならばピアノはこっちへ持ってこようか? この部屋を少し広くして……ピアノピアノ……これで良し、と」
え、今一瞬で部屋がちょっと広くなってピアノが現れたのですが。
「今のどうやったんです……?!」
「神だから」
微妙に答えになってないけど、ああ、うん……そうだね、部屋まるまる作れるもんねー。ちょっと広くしてピアノを置くくらい簡単だよねー。
「まぁ! ならここに来たらゆきちゃんのピアノが聴けるのね! 嬉しいわぁ」
「今すぐ聴きたいけどもう夜だしなぁ……明日また来てもいいか? 何か予定あるか?」
「予定……リディア、何か予定ある?」
「いいえ、来週いっぱいまでお休みですよ」
「そんなに?! どうして?」
「新婚だということをお忘れなのですか? 新婚夫婦は結婚式前後1ヶ月お休みですよ。ダグラスもそうですし」
あ……そうだった。今日だって僕たちの結婚披露だったし。
「今日はゴタゴタしてたから忘れちゃってた……そっか、でもとりあえず明日は何もないんだね。父さん、明日はいつ来る?」
「そうだなぁ……昼頃か? お昼を食べてから来るよ」
「母さんのご飯……」
ちょっと食べたいかも……でも日本の物って持ってこれないし……
「ふむ、なら食べ物はいいことにしようか。この部屋で消費し切り、もし無理だったら持ち帰るならね。まぁ、食べ物といっても作ったものに限るけれどね」
「あら! なら久し振りにお母さん頑張って作るわ! ゆきちゃんの好きなものたっくさん作って来るわね!」
やったぁ!! 母さんのご飯が久しぶりに食べれる!
「ゆきちゃんの旦那様はどうかしら? 一緒に食べる?」
「しかし、私の分までの用意は少々難しいかと……」
「母さん、この世界の人の食べる量すっごく多いんだ。ダグは僕の4倍は軽く食べるよ。僕もこっちに来てから少し食べる量が増えたから……全員分はきびしいと思う」
「まぁまぁまぁ、だからこの世界の人たちってみんな身体が大きいのねぇ……でもそうね、それなら全部作るっていうのはちょっと難しいかもしれないわ」
だよね。もし作るとしたら……10人前くらいは用意しないと足りない。僕がいた頃の倍なんて作れないだろう。
「ならば残りはこちらでご用意いたします。色々なものを少しずつ食べられるようにいたしましょう」
「いい考えだわ! ならみんなで食べられるものを持ってきてお昼はちょっとしたパーティーね!」
なるほど、それならいいかも。僕も母さんのご飯食べたいし、そうしてもらおう。明日のお昼がすっごく楽しみになった。
「時間は12時くらいでいいかしら?」
「ええ、そのくらいで」
「わかったわ! じゃあ明日の予定も決まったことだし、そろそろお暇しましょうか。ゆきちゃんももうそろそろ寝なくっちゃね」
「もう帰るの?」
「あらあら、明日も来るわよ?」
「うん……」
わかってはいるけども……久しぶりに会えてちょっと離れがたいというかなんというか……
「あー、俺等の幸仁はほんっとに可愛いな」
「明日絶対来るからな」
ぎゅーっと抱きしめてくれる兄さん達を僕も抱きしめ返す。
「うん、絶対来てね」
「勿論だ!」
「ゆきちゃん、お母さんももう一度ゆきちゃんを抱きしめたいわぁ」
「父さんもな」
兄さん達から離れて腕を広げて待っている母さんと父さんの腕の中へ飛び込む。あったかくて優しい、懐かしい香りにまた涙腺が少し緩んだのは内緒。
「……明日、待ってるね」
「ええ! 明日はゆきちゃんとゆきちゃんの旦那様の馴れ初めも聞かせてね?」
「う……うん、わかった。父さん、母さん、兄さん、お休みなさい」
父さん達が新しく僕の部屋の中に出来た扉を潜り行ってしまったのを見送ると、なんだかやっぱり寂しい気持ちになった。そんな僕をダグはそっと抱きしめてくれて、寂しい気持ちは和らいだ。
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