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After Story
大人な時間
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「ダグ、誕生日おめでとう!」
「ありがとう、ユキ」
今日は待ちに待ったダグの誕生日です! 僕とダグは朝から温室にこもって2人で過ごすことに。本当はルリも、と思ったんだけど気を利かせたのか朝からお出かけするって言い出して、止める間もなく出て行っちゃったのです。ルリ用に用意していた果物は魔法鞄に入れておいてまた今度あげることにします。
「はい、これ僕から」
「開けてもいいか?」
「うん!」
ダグにプレゼントを渡すと、ダグは楽しそうに丁寧に包装を剥がし始めた。まずダグが開けたのはお財布。暗い色味の革でできたシックなお財布はダグに似合うように作ってもらったものです。僕達の紋章が小さく刻印されています。一点物だよ!
「財布か。そろそろ変えようと思っていたんだ。ふむ、使いやすそうだ」
「ふふ、使えば使うほど手に馴染んでくるみたいだよ」
「それは楽しみだな。色合いの変化も楽しみだ」
早速お財布の中身を移し替えてクルクルと色んな角度から見るダグに嬉しくなる。思ったより気に入ってくれたみたいです。
次にダグが開けたのはアンクレットだった。まぁ、お酒はまだ渡してないから必然的にそれになるんだけどね。しゃらりと涼やかな音を立てるそれは僕も同じものを作ったからお揃いです。
「アンクレットか? 綺麗な細工だな」
「うん。僕も同じのを作ったの。ダグが僕の誕生日にくれたアンクレットにも合うデザインにしてもらったから、2つともつけられるんだ」
ちらりとズボンの裾を捲ってアンクレットを見せるとダグは嬉しそうに目元を緩ませて。
「揃いか、嬉しいよ。ありがとうな」
ぎゅっと抱きしめながらちゅっとキスをしてくれるダグに思わずにへっと笑ってしまいます。愛しい人が喜んでくれて幸せじゃないはずがないよね! 今の僕、すっごく満たされてます。
そのあとはお昼までいちゃいちゃして、お昼を食べたらケーキに感激したダグにひたすら甘やかされてまたいちゃいちゃ……とにかく一日中いちゃいちゃし倒しました。夜ご飯は流石に部屋で食べることになっていたから、夕方には部屋に戻ってリディアが来るまでまたゲフンゲフン。
夜ご飯を持ってやってきたリディアは僕とダグを直視しないように必死にあらぬ方向に視線を向けています。報復が怖いからわざと視界に入ったりはしません。命大事に。
……というか、ルリは? 朝出かけてから、今はもう夜ご飯の時間なのにルリはまだ帰ってきていない。今までは夜ご飯までには帰ってきていたから心配です。
「ねぇリディア、ルリ知らない?」
「ルリ様は今日はここに泊まる、とおっしゃってアルバスの部屋に侵入したとアルバスから報告がございましたよ」
「……アルバスさんの?」
一体なんでアルバスさんの部屋に……?
「今日は母様と父様を2人きりにしてあげる、だそうですよ」
なんていい子なの……! でもルリ、僕とダグは一瞬たりともルリを邪魔だと思ったことなんてないんだからね……! ルリは僕達にとって大事な大事な子なんだから……!
「明日はたんと甘やかしてやらないとな」
「うん! でも、ルリが大人になるの早すぎるよね。僕はもっとワガママでもいいと思うんだけど」
気遣いのできるいい子なんだけど、我慢してるんじゃないかって思っちゃいます。もっと甘えて欲しいなぁ。
「ユキに似たんだろう。ユキだって我儘を言わないだろう?」
「そうかなぁ」
僕、みんながそう認識してないだけで結構ワガママだと思うよ? 甘やかされてる自覚は多いにあります。みんながいなかったら生きていける自信ないもん。
「ユキのは我儘というよりおねだりくらいの可愛らしいものだからな。専用の庭園が欲しいとか離れの屋敷が欲しいとかそういうのは一切言わないからな。珍しい宝石が欲しいとも強請らないし」
「庭園!? お屋敷!? 宝石!? いいいいらないよ!?」
規模が違いすぎる……! 僕的にはダグに抱っこを強請ったり一緒にお昼寝してもらったり腕枕してもらったりっていうところで我儘だと……だめだ、ダグが言ったものとの差が激しすぎて僕が思い浮かべたのがものすごく些細なことに感じる……僕的には十分我儘なのに……
「楽師や劇団を呼ぶことも望まれませんしねぇ」
本気で僕のって我儘だと認識されてなかったんだ……ダグもリディアも規模が違いすぎるよ……元庶民の僕にはその基準が理解できません!
「1回くらい大きな我儘を言われてみたいんだが」
「うえ!? えっと、えっと……み、みんなでバーベキューがしたい!」
「うん、ユキはそのままでいてくれよ」
僕的には頑張って振り絞ったのにものすごく生温かい目を向けられました。なぜ。
みんなって、みんなだよ!? 騎士さんもみんな! い、いっぱい材料もいるし、場所の準備もいるし、片付けだってきっと大変だし……!
「ユキ様は可愛らしいですねぇ」
……なんか悲しくなってきたからもう何も言いません。この世界ではきっと体が大きい分ワガママも規模が大きくなるんだ……きっとそうなんだ……
だってお屋敷も庭園もいらないもん……僕この部屋だけで十分だし、温室まで持ってるもん。これ以上僕のスペースなんていりません。不要なものを強請る必要もないし、そうなるとダグ達の基準でいけば僕はワガママじゃないってなるんだろうなぁ。
うーん、まぁそれでもいいのか、な? 認識の違いって仕方ないと思うし……うん、気にしないことにします。だってこの調子じゃ僕が何かを言ってもまた生温かい目を向けられるだけだと思うもん。
そんなこんなでご飯を食べたらダグとお風呂に入って、またまた2人でいちゃいちゃタイムです! リディアには僕達がお風呂に入っている間にお酒を飲む用意をしてもらっているから、お風呂から出たら2人でのんびりお酒を飲むのです!
実は今日のために作っておいたものがあるからそれも楽しみなのです!
浴槽から上がって服を着たらダグに目を瞑ってもらい、手を引いて部屋まで行けば僕の想像通りにリディアがセットしてくれてました! ちゃんと綺麗に見れるところまでダグを誘導して、っと……
「ダグ、目を開けていいよ!」
「ん……これは……星空が部屋の中に……?」
「えへへ、プラネタリウムって言うの! 綺麗でしょ? ダグは僕の誕生日にキャンドルを灯した綺麗な部屋を見せてくれたから、僕からは星空をプレゼントです!」
そうなのです、今日のためにこっそりプラネタリウムを作っていたのです。覚えている限りの星座の並びの通りに光を通さない黒い分厚い紙に穴を開けて、中に光を灯しただけの簡単手作りプラネタリウムです!
「綺麗だ……ありがとう、ユキ。こんな綺麗なものを俺のために作ってくれただなんて俺は幸せ者だな」
「ふふ、喜んでくれてよかった! 今日はこのままお酒飲も? ダグの好きなお酒用意してるんだよ」
「ああ、それはいいな。いつもより飲んでしまいそうだ」
「ほどほどにね?」
ダグと2人並んでカウチに座り、天井を見上げるダグにグラスにダグのお気に入りのウイスキーを注いで渡してあげると嬉しそうに香りを嗅いでから一口口に含み、ゆっくりと味と香りを楽しんでから飲み込むダグ。
「いつもより美味く感じるな。最高の時間だ」
「ふふ、よかった」
「ユキは何を飲むんだ? またプリムスか?」
「ううん、今日はハイボールを飲んでみようかなって。少しでもダグと同じ味を感じられるかなって思って」
流石にストレートとかロックでは飲めないって思うから、炭酸水で割って少しでも飲める状態にします。
「ユキ……よし、俺がユキのために作ってやろう」
そう言ったダグは慣れた手つきでグラスにたっぷりの氷を入れ、次にウイスキーを入れるとそっと炭酸水を注いでゆっくり一度だけかき混ぜると僕に渡してくれました。一連のダグの手の動きがかっこよくてドキドキしたのは内緒です。
受け取ったハイボールを一口飲んでみると……
「美味しい!」
「そうか、よかった。何杯でも作るが、あまり飲み過ぎないようにな」
「うん!」
ゆったりと2人でお酒を飲み、そのあとは……ね? 大人な時間を過ごしたのでした。
──────────
※幸仁はヴィルヘルムにて成人しております。当作品は未成年者の飲酒を推奨するものではございません。
「ありがとう、ユキ」
今日は待ちに待ったダグの誕生日です! 僕とダグは朝から温室にこもって2人で過ごすことに。本当はルリも、と思ったんだけど気を利かせたのか朝からお出かけするって言い出して、止める間もなく出て行っちゃったのです。ルリ用に用意していた果物は魔法鞄に入れておいてまた今度あげることにします。
「はい、これ僕から」
「開けてもいいか?」
「うん!」
ダグにプレゼントを渡すと、ダグは楽しそうに丁寧に包装を剥がし始めた。まずダグが開けたのはお財布。暗い色味の革でできたシックなお財布はダグに似合うように作ってもらったものです。僕達の紋章が小さく刻印されています。一点物だよ!
「財布か。そろそろ変えようと思っていたんだ。ふむ、使いやすそうだ」
「ふふ、使えば使うほど手に馴染んでくるみたいだよ」
「それは楽しみだな。色合いの変化も楽しみだ」
早速お財布の中身を移し替えてクルクルと色んな角度から見るダグに嬉しくなる。思ったより気に入ってくれたみたいです。
次にダグが開けたのはアンクレットだった。まぁ、お酒はまだ渡してないから必然的にそれになるんだけどね。しゃらりと涼やかな音を立てるそれは僕も同じものを作ったからお揃いです。
「アンクレットか? 綺麗な細工だな」
「うん。僕も同じのを作ったの。ダグが僕の誕生日にくれたアンクレットにも合うデザインにしてもらったから、2つともつけられるんだ」
ちらりとズボンの裾を捲ってアンクレットを見せるとダグは嬉しそうに目元を緩ませて。
「揃いか、嬉しいよ。ありがとうな」
ぎゅっと抱きしめながらちゅっとキスをしてくれるダグに思わずにへっと笑ってしまいます。愛しい人が喜んでくれて幸せじゃないはずがないよね! 今の僕、すっごく満たされてます。
そのあとはお昼までいちゃいちゃして、お昼を食べたらケーキに感激したダグにひたすら甘やかされてまたいちゃいちゃ……とにかく一日中いちゃいちゃし倒しました。夜ご飯は流石に部屋で食べることになっていたから、夕方には部屋に戻ってリディアが来るまでまたゲフンゲフン。
夜ご飯を持ってやってきたリディアは僕とダグを直視しないように必死にあらぬ方向に視線を向けています。報復が怖いからわざと視界に入ったりはしません。命大事に。
……というか、ルリは? 朝出かけてから、今はもう夜ご飯の時間なのにルリはまだ帰ってきていない。今までは夜ご飯までには帰ってきていたから心配です。
「ねぇリディア、ルリ知らない?」
「ルリ様は今日はここに泊まる、とおっしゃってアルバスの部屋に侵入したとアルバスから報告がございましたよ」
「……アルバスさんの?」
一体なんでアルバスさんの部屋に……?
「今日は母様と父様を2人きりにしてあげる、だそうですよ」
なんていい子なの……! でもルリ、僕とダグは一瞬たりともルリを邪魔だと思ったことなんてないんだからね……! ルリは僕達にとって大事な大事な子なんだから……!
「明日はたんと甘やかしてやらないとな」
「うん! でも、ルリが大人になるの早すぎるよね。僕はもっとワガママでもいいと思うんだけど」
気遣いのできるいい子なんだけど、我慢してるんじゃないかって思っちゃいます。もっと甘えて欲しいなぁ。
「ユキに似たんだろう。ユキだって我儘を言わないだろう?」
「そうかなぁ」
僕、みんながそう認識してないだけで結構ワガママだと思うよ? 甘やかされてる自覚は多いにあります。みんながいなかったら生きていける自信ないもん。
「ユキのは我儘というよりおねだりくらいの可愛らしいものだからな。専用の庭園が欲しいとか離れの屋敷が欲しいとかそういうのは一切言わないからな。珍しい宝石が欲しいとも強請らないし」
「庭園!? お屋敷!? 宝石!? いいいいらないよ!?」
規模が違いすぎる……! 僕的にはダグに抱っこを強請ったり一緒にお昼寝してもらったり腕枕してもらったりっていうところで我儘だと……だめだ、ダグが言ったものとの差が激しすぎて僕が思い浮かべたのがものすごく些細なことに感じる……僕的には十分我儘なのに……
「楽師や劇団を呼ぶことも望まれませんしねぇ」
本気で僕のって我儘だと認識されてなかったんだ……ダグもリディアも規模が違いすぎるよ……元庶民の僕にはその基準が理解できません!
「1回くらい大きな我儘を言われてみたいんだが」
「うえ!? えっと、えっと……み、みんなでバーベキューがしたい!」
「うん、ユキはそのままでいてくれよ」
僕的には頑張って振り絞ったのにものすごく生温かい目を向けられました。なぜ。
みんなって、みんなだよ!? 騎士さんもみんな! い、いっぱい材料もいるし、場所の準備もいるし、片付けだってきっと大変だし……!
「ユキ様は可愛らしいですねぇ」
……なんか悲しくなってきたからもう何も言いません。この世界ではきっと体が大きい分ワガママも規模が大きくなるんだ……きっとそうなんだ……
だってお屋敷も庭園もいらないもん……僕この部屋だけで十分だし、温室まで持ってるもん。これ以上僕のスペースなんていりません。不要なものを強請る必要もないし、そうなるとダグ達の基準でいけば僕はワガママじゃないってなるんだろうなぁ。
うーん、まぁそれでもいいのか、な? 認識の違いって仕方ないと思うし……うん、気にしないことにします。だってこの調子じゃ僕が何かを言ってもまた生温かい目を向けられるだけだと思うもん。
そんなこんなでご飯を食べたらダグとお風呂に入って、またまた2人でいちゃいちゃタイムです! リディアには僕達がお風呂に入っている間にお酒を飲む用意をしてもらっているから、お風呂から出たら2人でのんびりお酒を飲むのです!
実は今日のために作っておいたものがあるからそれも楽しみなのです!
浴槽から上がって服を着たらダグに目を瞑ってもらい、手を引いて部屋まで行けば僕の想像通りにリディアがセットしてくれてました! ちゃんと綺麗に見れるところまでダグを誘導して、っと……
「ダグ、目を開けていいよ!」
「ん……これは……星空が部屋の中に……?」
「えへへ、プラネタリウムって言うの! 綺麗でしょ? ダグは僕の誕生日にキャンドルを灯した綺麗な部屋を見せてくれたから、僕からは星空をプレゼントです!」
そうなのです、今日のためにこっそりプラネタリウムを作っていたのです。覚えている限りの星座の並びの通りに光を通さない黒い分厚い紙に穴を開けて、中に光を灯しただけの簡単手作りプラネタリウムです!
「綺麗だ……ありがとう、ユキ。こんな綺麗なものを俺のために作ってくれただなんて俺は幸せ者だな」
「ふふ、喜んでくれてよかった! 今日はこのままお酒飲も? ダグの好きなお酒用意してるんだよ」
「ああ、それはいいな。いつもより飲んでしまいそうだ」
「ほどほどにね?」
ダグと2人並んでカウチに座り、天井を見上げるダグにグラスにダグのお気に入りのウイスキーを注いで渡してあげると嬉しそうに香りを嗅いでから一口口に含み、ゆっくりと味と香りを楽しんでから飲み込むダグ。
「いつもより美味く感じるな。最高の時間だ」
「ふふ、よかった」
「ユキは何を飲むんだ? またプリムスか?」
「ううん、今日はハイボールを飲んでみようかなって。少しでもダグと同じ味を感じられるかなって思って」
流石にストレートとかロックでは飲めないって思うから、炭酸水で割って少しでも飲める状態にします。
「ユキ……よし、俺がユキのために作ってやろう」
そう言ったダグは慣れた手つきでグラスにたっぷりの氷を入れ、次にウイスキーを入れるとそっと炭酸水を注いでゆっくり一度だけかき混ぜると僕に渡してくれました。一連のダグの手の動きがかっこよくてドキドキしたのは内緒です。
受け取ったハイボールを一口飲んでみると……
「美味しい!」
「そうか、よかった。何杯でも作るが、あまり飲み過ぎないようにな」
「うん!」
ゆったりと2人でお酒を飲み、そのあとは……ね? 大人な時間を過ごしたのでした。
──────────
※幸仁はヴィルヘルムにて成人しております。当作品は未成年者の飲酒を推奨するものではございません。
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