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After Story
誕生日くらい
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「幸仁、誕生日おめでとう」
「ゆきちゃんおめでとう! 漸く日本でもお酒を飲める歳ねぇ」
今日は僕の誕生日です。父さん達が朝からやってきて代わる代わる僕を抱きしめては撫でくりまわし……つまり熱烈なお祝いを受けています。
「ありがとう。でもなんだかあんまり成人って感じしないや」
「この世界だともう成人してたしな」
「そうだねぇ」
「まぁいいじゃないの。私達にとっては今日ってとっても重要よ? ゆきちゃんのために張り切ってケーキも焼いてきたんだから!」
ずいっと大きな箱を差し出した母さんについ目をキラキラさせてしまいます。だって久しぶりの母さんのケーキだよ。それもすっごく大きいやつ。テンションも上がるよ!
「ははっ、目がキラッキラになってるぞ、ゆき。成人だってのにいつまでも可愛いなぁ」
「俺たちの弟が可愛くないわけないだろ?」
「ふふ、ゆきちゃんですもの。みんなでお茶にしましょう?」
「うん! ダグ、ティーセット出して?」
リディアが本格的な産休に入っているからお茶は自分たちで用意しなきゃだめなのです。リディアの代わりの神官さんを呼んでもいいんだけど、自分達で入れられないわけじゃないから基本的に自分達で入れます。茶葉はリディアがブレンドしたものをくれてます!
「ああ。湯はどうするんだ?」
「空のケトルをくれたら僕が出すよ」
「わかった」
魔法万万歳です。その場にお湯がなくても出せちゃうもんね。水を出して沸かすくらいの魔法なら父さん達にもそんなに影響ないだろうしパパッとやっちゃおっと。
「お、魔法使うのか!?」
「見たい!」
「えー、水出して沸かすだけだよ?」
「いやそれ俺たち出来ないし」
水出して沸かすだけなんて面白くないだろうにって思ったけどそれもそっか。日本じゃそんなことできないもんね。
みたいなら、ということでダグに空のケトルをもらった僕はわざと空中に水を玉状で出してケトルに投入したら蓋を閉じてケトルを持ち上げ、もう片方の手でコンロくらいの火を出して加熱! ケトルを持ってる方の手には結界を張って熱が伝わらないようにしてます。そのままじゃ熱いもん。
……ん? 結界? あ、ケトル置けるじゃん。イメージは科学の実験で使った三脚です。脚はいらないからただの輪っかだけどね。結界の輪をケトルの底の大きさに大体合わせてそこにケトルを置いたら火をつけとくだけでOK! 楽! ケトルちょっと重かったんだよね!
「おおー! すっげぇ! ケトルが浮いてるぞ!」
「どうなってんだ!?」
「結界で輪っかを作ってその上に置いてるんだよ。今思いついたの」
「……前のあれの応用か」
「正解!」
ダグは僕が突然浮いたあの日を思い出したようです。人前じゃ禁止されたけど今日は僕たちだけだしいいよね? 騎士さんも外での警護だし。
「前のってなんだい、幸仁」
「んとね、結界の上に乗ったら浮かべるかなってなって試してみたら出来たってやつだよ。結界で足場を作ってその上に立つだけなんだけど、上から侵入可能になるのは問題ありだねって事で使わないことになった魔法なんだ」
「それめっちゃ楽しそう」
「俺も浮いてみてぇな」
「んー、楽しいと言えば楽しいんだけどね、僕は魔力多いからどうってことなかったんだけど、どうやら魔力の消費量も結構多いみたいだし維持するのにも結構細かい調節いるみたいで割と命がけだよ」
下手したらかなり上空で魔力が切れて結界を維持できなくなって落下、なんてことも起きかねないからね。多分体重にもよる気がするよ。僕はこの世界のみんなより軽いから結界に必要な強度もみんなより低いし、魔力が多いからそうそう事故が起きることはなくても、この世界の人達、特に戦闘職種の人達は筋肉がすごくて体重も重いから結界に必要な強度も変わってくるわけで。そりゃ維持するのは難しくなるよね。
「魔法って割と現実的な問題もあるんだな」
「そうだねぇ。構造を理解してないと発動できないし」
「想像したことを思い通りってわけにはいかないのか」
「うん。基本の形を知ったうえで応用させて形を変えることはできるけどそれも応用のさせ方を知らないと駄目だし、何もかも自由にとはいかないかなぁ」
結界もそんな感じで形を変えてます。板状かドーム状かでも構造は変わるから、上手く結界を使えるかどうかは応用力にかかっているのです。どんな魔法でも同じだよ。
「色々と難しいのねぇ。あ、ゆきちゃん、お湯が沸いたらお茶はお母さんがいれるわ」
「ほんと? じゃあカップとポットを温めてっと……ダグ、布巾みたいなの頂戴」
カップとポットを温めるのは魔法を使いました。お湯で温めるのちょっと面倒なんだもん。
「これでいいか?」
「うん、ありがとう。母さん、火傷しないようにね」
「ええ」
布巾でケトルの持ち手を包んでから母さんに渡してあとは任せます。母さんが入れてくれるお茶久しぶりだから楽しみだなぁ。
「どこでもお湯を沸かせるのって便利ねぇ」
「この世界でも普通に料理するときはガスコンロ代わりの魔法具使うよ? 消費魔力は極力少なくっていうのが当たり前な考え方だから」
「そうなの?」
「うん。魔力って身体の中にあるものだから、無闇に使いすぎちゃうと体調にも関わってくるからね。僕は多すぎてこれくらいじゃ減った気もしないから問題ないんだけど」
神級魔法の1発や2発使ってもたいして減った気がしないし、今使った魔力なんて減ったと感じられないくらいの微々たるものです。まぁそれでも無駄遣いはしないようにしてるけどね。
「なら日常生活を送るだけなら地球とあんまり変わらないかもしれないわねぇ。電気が魔力になっただけみたいだわ」
「そんな感じが近いかも? 発電機は自分だけどね」
そんな話をしているうちにお茶の蒸らしが終わって、母さんが人数分のカップに注いでいくとふわりといい香りが漂った。
「美味しそう!」
「ふふ、リディアちゃんのお茶には負けてしまうけれど許して頂戴ね」
「母さんの入れてくれたお茶久しぶりだから嬉しいよ」
「ふふ、ありがとう」
お茶を用意し終えると既にダグがケーキを切り分けてみんなに配ってくれてました。……物凄くありがたいんだけど、これどの刃物で切ったのか気になる……流石にいつもの剣じゃない、よね……? と、ちらりとダグを見てみると視線に気付いたダグが魔法収納から飾り切りする時とかに使っているナイフを取り出して指差しました。よかった、ちゃんと食べ物用の刃物で。流石に戦いで使った刃物で切られたケーキは食べたくないもん……
「さて食べましょ! ほらゆきちゃん、イチゴあげるわ!」
「母さん、僕もう20歳だよ?」
流石にケーキの苺を分けてもらう歳ではないと思うなぁ……
「いいじゃないの。ゆきちゃんイチゴ好きでしょう?」
「ほら、父さんのも食べなさい」
「俺たちのもな」
「俺のもやろう。ユキは果物も好きだからな」
「もう、僕のお皿イチゴだらけ!」
みんながヒョイっとイチゴを僕のお皿に移すものだからもともと自分のケーキに乗っていたものと合わせて6個のイチゴが……嬉しいけども! 嬉しいけどもお腹いっぱいになっちゃう!
「いいだろう、今日くらい。食べないなら食べさせてやろう」
「んむ」
むむむ、と唸っているとダグがイチゴを僕の口元まで運んできたのでそのままパクリ。うん、小さいことは気にしないで食べようって気になりました。だって美味しいんだもん。ちょっと生クリームがついたイチゴは絶妙な甘酸っぱさで最高です。
「ふふ、ゆきちゃんはやっぱりイチゴが好きねぇ。ケーキもまだ残っているしどんどん食べていいからね」
「うん!」
スポンジはしっとりふわふわだし生クリームもたっぷりですっごく美味しいからいくらでも食べられそうです。生クリームも甘さ控えめだから本当にいくらでもスルスル入っちゃうよ。
「……もう一切れいい?」
「もちろんよ! ゆきちゃんのケーキだもの。好きなだけ食べて?」
母さんはケーキをそっと僕のお皿に乗せてくれて、僕はすかさずフォークを刺してパクリ。本当にいくらでも食べられる……既に二切れ目だしまだお皿に残ってるのにチラチラと残っている最後の一切れを見ちゃうくらいに美味しいです。
「はは、誰も取らないからゆっくり食べなさい。最後の一切れも幸仁が食べていいから」
「い、いいの? 本当に? 食べちゃうよ?」
「食べろ食べろ。俺たちももういいから」
「やったあ! ありがと!」
最後の一切れも予約できたしゆっくり味わおっと。サダン君に見られたら食い意地張ってるって言われそうだけど気にしません! だって誕生日だもん、今日くらいいいよね?
「ゆきちゃんおめでとう! 漸く日本でもお酒を飲める歳ねぇ」
今日は僕の誕生日です。父さん達が朝からやってきて代わる代わる僕を抱きしめては撫でくりまわし……つまり熱烈なお祝いを受けています。
「ありがとう。でもなんだかあんまり成人って感じしないや」
「この世界だともう成人してたしな」
「そうだねぇ」
「まぁいいじゃないの。私達にとっては今日ってとっても重要よ? ゆきちゃんのために張り切ってケーキも焼いてきたんだから!」
ずいっと大きな箱を差し出した母さんについ目をキラキラさせてしまいます。だって久しぶりの母さんのケーキだよ。それもすっごく大きいやつ。テンションも上がるよ!
「ははっ、目がキラッキラになってるぞ、ゆき。成人だってのにいつまでも可愛いなぁ」
「俺たちの弟が可愛くないわけないだろ?」
「ふふ、ゆきちゃんですもの。みんなでお茶にしましょう?」
「うん! ダグ、ティーセット出して?」
リディアが本格的な産休に入っているからお茶は自分たちで用意しなきゃだめなのです。リディアの代わりの神官さんを呼んでもいいんだけど、自分達で入れられないわけじゃないから基本的に自分達で入れます。茶葉はリディアがブレンドしたものをくれてます!
「ああ。湯はどうするんだ?」
「空のケトルをくれたら僕が出すよ」
「わかった」
魔法万万歳です。その場にお湯がなくても出せちゃうもんね。水を出して沸かすくらいの魔法なら父さん達にもそんなに影響ないだろうしパパッとやっちゃおっと。
「お、魔法使うのか!?」
「見たい!」
「えー、水出して沸かすだけだよ?」
「いやそれ俺たち出来ないし」
水出して沸かすだけなんて面白くないだろうにって思ったけどそれもそっか。日本じゃそんなことできないもんね。
みたいなら、ということでダグに空のケトルをもらった僕はわざと空中に水を玉状で出してケトルに投入したら蓋を閉じてケトルを持ち上げ、もう片方の手でコンロくらいの火を出して加熱! ケトルを持ってる方の手には結界を張って熱が伝わらないようにしてます。そのままじゃ熱いもん。
……ん? 結界? あ、ケトル置けるじゃん。イメージは科学の実験で使った三脚です。脚はいらないからただの輪っかだけどね。結界の輪をケトルの底の大きさに大体合わせてそこにケトルを置いたら火をつけとくだけでOK! 楽! ケトルちょっと重かったんだよね!
「おおー! すっげぇ! ケトルが浮いてるぞ!」
「どうなってんだ!?」
「結界で輪っかを作ってその上に置いてるんだよ。今思いついたの」
「……前のあれの応用か」
「正解!」
ダグは僕が突然浮いたあの日を思い出したようです。人前じゃ禁止されたけど今日は僕たちだけだしいいよね? 騎士さんも外での警護だし。
「前のってなんだい、幸仁」
「んとね、結界の上に乗ったら浮かべるかなってなって試してみたら出来たってやつだよ。結界で足場を作ってその上に立つだけなんだけど、上から侵入可能になるのは問題ありだねって事で使わないことになった魔法なんだ」
「それめっちゃ楽しそう」
「俺も浮いてみてぇな」
「んー、楽しいと言えば楽しいんだけどね、僕は魔力多いからどうってことなかったんだけど、どうやら魔力の消費量も結構多いみたいだし維持するのにも結構細かい調節いるみたいで割と命がけだよ」
下手したらかなり上空で魔力が切れて結界を維持できなくなって落下、なんてことも起きかねないからね。多分体重にもよる気がするよ。僕はこの世界のみんなより軽いから結界に必要な強度もみんなより低いし、魔力が多いからそうそう事故が起きることはなくても、この世界の人達、特に戦闘職種の人達は筋肉がすごくて体重も重いから結界に必要な強度も変わってくるわけで。そりゃ維持するのは難しくなるよね。
「魔法って割と現実的な問題もあるんだな」
「そうだねぇ。構造を理解してないと発動できないし」
「想像したことを思い通りってわけにはいかないのか」
「うん。基本の形を知ったうえで応用させて形を変えることはできるけどそれも応用のさせ方を知らないと駄目だし、何もかも自由にとはいかないかなぁ」
結界もそんな感じで形を変えてます。板状かドーム状かでも構造は変わるから、上手く結界を使えるかどうかは応用力にかかっているのです。どんな魔法でも同じだよ。
「色々と難しいのねぇ。あ、ゆきちゃん、お湯が沸いたらお茶はお母さんがいれるわ」
「ほんと? じゃあカップとポットを温めてっと……ダグ、布巾みたいなの頂戴」
カップとポットを温めるのは魔法を使いました。お湯で温めるのちょっと面倒なんだもん。
「これでいいか?」
「うん、ありがとう。母さん、火傷しないようにね」
「ええ」
布巾でケトルの持ち手を包んでから母さんに渡してあとは任せます。母さんが入れてくれるお茶久しぶりだから楽しみだなぁ。
「どこでもお湯を沸かせるのって便利ねぇ」
「この世界でも普通に料理するときはガスコンロ代わりの魔法具使うよ? 消費魔力は極力少なくっていうのが当たり前な考え方だから」
「そうなの?」
「うん。魔力って身体の中にあるものだから、無闇に使いすぎちゃうと体調にも関わってくるからね。僕は多すぎてこれくらいじゃ減った気もしないから問題ないんだけど」
神級魔法の1発や2発使ってもたいして減った気がしないし、今使った魔力なんて減ったと感じられないくらいの微々たるものです。まぁそれでも無駄遣いはしないようにしてるけどね。
「なら日常生活を送るだけなら地球とあんまり変わらないかもしれないわねぇ。電気が魔力になっただけみたいだわ」
「そんな感じが近いかも? 発電機は自分だけどね」
そんな話をしているうちにお茶の蒸らしが終わって、母さんが人数分のカップに注いでいくとふわりといい香りが漂った。
「美味しそう!」
「ふふ、リディアちゃんのお茶には負けてしまうけれど許して頂戴ね」
「母さんの入れてくれたお茶久しぶりだから嬉しいよ」
「ふふ、ありがとう」
お茶を用意し終えると既にダグがケーキを切り分けてみんなに配ってくれてました。……物凄くありがたいんだけど、これどの刃物で切ったのか気になる……流石にいつもの剣じゃない、よね……? と、ちらりとダグを見てみると視線に気付いたダグが魔法収納から飾り切りする時とかに使っているナイフを取り出して指差しました。よかった、ちゃんと食べ物用の刃物で。流石に戦いで使った刃物で切られたケーキは食べたくないもん……
「さて食べましょ! ほらゆきちゃん、イチゴあげるわ!」
「母さん、僕もう20歳だよ?」
流石にケーキの苺を分けてもらう歳ではないと思うなぁ……
「いいじゃないの。ゆきちゃんイチゴ好きでしょう?」
「ほら、父さんのも食べなさい」
「俺たちのもな」
「俺のもやろう。ユキは果物も好きだからな」
「もう、僕のお皿イチゴだらけ!」
みんながヒョイっとイチゴを僕のお皿に移すものだからもともと自分のケーキに乗っていたものと合わせて6個のイチゴが……嬉しいけども! 嬉しいけどもお腹いっぱいになっちゃう!
「いいだろう、今日くらい。食べないなら食べさせてやろう」
「んむ」
むむむ、と唸っているとダグがイチゴを僕の口元まで運んできたのでそのままパクリ。うん、小さいことは気にしないで食べようって気になりました。だって美味しいんだもん。ちょっと生クリームがついたイチゴは絶妙な甘酸っぱさで最高です。
「ふふ、ゆきちゃんはやっぱりイチゴが好きねぇ。ケーキもまだ残っているしどんどん食べていいからね」
「うん!」
スポンジはしっとりふわふわだし生クリームもたっぷりですっごく美味しいからいくらでも食べられそうです。生クリームも甘さ控えめだから本当にいくらでもスルスル入っちゃうよ。
「……もう一切れいい?」
「もちろんよ! ゆきちゃんのケーキだもの。好きなだけ食べて?」
母さんはケーキをそっと僕のお皿に乗せてくれて、僕はすかさずフォークを刺してパクリ。本当にいくらでも食べられる……既に二切れ目だしまだお皿に残ってるのにチラチラと残っている最後の一切れを見ちゃうくらいに美味しいです。
「はは、誰も取らないからゆっくり食べなさい。最後の一切れも幸仁が食べていいから」
「い、いいの? 本当に? 食べちゃうよ?」
「食べろ食べろ。俺たちももういいから」
「やったあ! ありがと!」
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