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続・進捗状況、良好です!
③彼との日常2
しおりを挟むベッドにそっと下ろされ、肩や内腿を優しい手つきで撫で回される。漏れた吐息を閉じ込めるように深い口づけが与えられた。
私だけがショーツ一枚になっているのが恥ずかしくて「和馬も脱いでよ」と言うと、彼も着ていたスエットのズボンを適当に脱いで床に放り投げ、ボクサーパンツだけになる。
ショーツのクロッチ部分に、硬くなった自分のものをぐりぐりと押し付けながら、彼は笑う。
「…もうぬるついてるけど」
「んっ…だってきもち、いいから…っ」
「…へぇ、そんなに?」
「んんっ…和馬にさわられてるんだから、きもちい、にきまって…る…っ」
首に腕を回してしがみつこうとしたのに、それを阻止されたかと思ったらさっさとショーツを取り去られる。膝に手をかけられ、急に脚を思い切り開かされて慌てていると、すぐにそこに顔が埋められた。
「ひゃぁ…っ!」
充血して膨らんだ下の突起をしゃぶるように舌先で刺激される。腰が浮きそうになるのを押さえつけられ、快感が逃がせなくて足をばたつかせると、顔を上げた彼は中に指を突き立てる。
ぐちゅぐちゅとかき混ぜるように動く指がお腹の奥の気持ちいいところを簡単に見つけて、容赦なく擦るように触れてくる。
「や、だめぇ…っ!」
「ダメじゃねえだろ、こんな濡らしといて」
「だっ…て、イっちゃうってば…ふぁぁ…!」
「イかせようとしてんだろ。ほら、もう2本入ってる」
彼は時折、私の太腿やお臍の周りにキスをしながら、体の中心を暴くように指の抽送を速める。胸の先端を甘噛みされて、背筋がのけ反った。
ぐちゅぐちゅと自分の耳でも認識できるほどの水音が恥ずかしくて仕方ない。
それでも、はしたない声を上げる私を見る からかうような視線の中に、愛おしさが混ざっているように見えて、どうしたってこの快感を素直に認めたくなってしまうのだ。
彼は私の体の中心に入れた指を動かしながら、空いている方の手で、下の突起をぐりぐりと刺激する。
「んやぁぁっ!それ、だめ…っ!」
「だめじゃなくて、気持ちいい、だろ?」
こくこくと頷きながら彼の頬に触れる。
「でも…っ、私だけイくのやだぁ…」
「あ?」
「指じゃなくて、和馬のがいい…っ…」
それを聞いて彼は一瞬固まった後、私の腰を掴んで深く溜め息をつくから、何かあったかと息も絶え絶えにその表情を伺うと、「お前は俺をどうしたいんだよ」と噛み付くように唇を重ねられた。
「挿れるからな…」
「ん…はぁっ…」
いつの間にか避妊具をつけられたそれが、蜜口にぴたりと当てられ、ゆっくりと内壁を擦りながら埋められる。圧迫感に目がチカチカとしながらも、待ち望んだ刺激に、体中が歓喜に震えているのがわかる。
緩やかな抽送に翻弄されながら、満ち足りた気持ちでその逞しい背中に手を回す。
「やっ、き、もち、いい…っ!」
「勝手に腰動いてんぞ…ったく、エロ過ぎだろ…」
彼は私の顔の横に肘をつき、閉じ込めるようにのし掛かってくる。ぎりぎりまで引き抜かれて、最奥まで貫かれた。
腰の動きだけで追い詰めるように、奥を何度も突かれて、内腿が痙攣してくるようだ。甘い痺れが全身を包む。
「あっ、ん…もぅ、あぁぁん…!」
「…イきそう?」
「ん…やだぁ…っ!」
「やだ?」
「きもち、いから…っ、まだ、イきたくない…っ!」
「くそっ…」
悪態をつきながら体を起こし、私の腰を掴み直した彼は、抽送のスピードを速める。
同時に胸の先端をしゃぶられ、耳朶を食まれて出た喘ぎ声は、我ながらあまりに甘ったるくて、自分ではないみたいで。
「あぁっ、もう無理…っ…イっちゃう…!」
「イけよほら。またいくらでもしてやるから」
「んぁっ、あ、ああぁっ!!」
「紗月、こっち見ろ」
顎を掴まれて、窒息してしまいそうな口づけを与えられる。
耳の奥に流し込まれた「愛してる」と共に、結局あっけなく果ててしまった私を、彼はぎゅっと抱き締めた。
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