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第27話 俺とラピュアのなが〜い1日
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ああ、緊張する。
人前で話することなんてほとんどないからなぁ……
「あー、あー」
気晴らしに声を出してみても、自分の上ずった声に余計に緊張してしまう……
誰かが、部屋のドアをノックした。
「ラジアム、準備できたってよ!」
さてと、行くか。
街の中にある、広場には椅子が並べられ装飾がされている。
マオと何度か散歩したことがある場所だけど、飾られてると、全然雰囲気が違うな。
「ラジアム、何をしとるんじゃ、こっちにこんか」
ムスッとした表情でおばばが近寄ってきた。
「あれ、公園に来ればいいんじゃ?」
「まずは私の家に集まると言ったろうが」
「あっ、そうだった……」
「こんなことで、大丈夫かのぉ」
「はは……面目無い……」
……
おばばの家からはバタバタと慌ただしい音が聞こえる、大勢人が集まってるみたいだ。
「ほれ、今日はここを待機室代わりに使って良いぞ」
無理やり押し込まれるようにおばばの家に入った。
なんだよもう、ちょっと場所を間違えたくらいで、何もそんなに怒らなくても……
あっラピュア……
白いドレスを纏って、立っていた。
街の人達に囲まれて、化粧をされたり、服を直されたりしてる。
なんだか、別人みたいだ……
「何をぼけっとしとる、声くらい掛けてやり!」
またおばばに押されて、無理やりラピュアの目の前に行かされた。
周りから歓声が上がった。
なんなんだよ……もう……
「ラピュア、今日は頑張ろうな!」
痛っ!
おばばにはたかれた。
「バカモン! こういう時は綺麗だよ、とか言うもんじゃ!」
周りからドッと笑い声が上がった……
まったく……なんだか今日は当たりが強いな……
「うん、一緒に頑張ろうね!」
ラピュアもみんなと一緒に笑ってる。
いつもより綺麗なラピュアに言われてなんだか照れてしまった。
頑張らなきゃな。
今日は俺とラピュアの結婚式だ!
……
準備が整って会場の公園前まで来た。
用意された椅子にみんな座ってる。
おばばも、あっララジアさんも来てくれてるのか。
「やっぱり緊張するね……」
「大勢の中で俺らだけ注目されるってそんなにないことだもんな」
ここの結婚式は、街の代表に向けて、結婚すると宣言して、それを参列した人達に認めてもらうもいう方式を採っている。
街の代表はタータムさんか……あの人、この街の代表だったのか……
「みんな待ってる、行こうか」
「うん」
「おっ来たぞ!」
公園の中に入って、並べられている席の後方から先頭にいるタータムさんの元へ歩いてく。
歓声が上がって公園内が一気に活気だった。
100人くらいはいそうだ、席だけじゃ実感沸かなかったけど、いざ人が集まるとすごい数で緊張する……
「おめでとぅ」
「ラピュア綺麗だよ!」
「ラジアム、ちゃんとやれよ!」
「ラピュアかわいい~」
「ラジアム、ピシッとしろ!」
なんか俺に対する歓声キツくないか……?
先頭の席でおばばが、マオを抱いて見てる。
普段と違う俺達にマオは不思議そうだ。
あっ、おばばちょっと泣いてる……
タータムさんの元までついた。
俺がいうのも何だけど、タータムさん、明らかに緊張してる……
「こ、こここ、こ、この度は!」
やばい……タータムさん、上がり倒してる……
「ラジアム、ラ、ラピュアの結婚を祝されて……えっと…式を挙げます!」
……セリフ、大幅に飛ばしたぞ……
参列者がクスクスと笑いだした……
緊張してるタータムさんを見て楽になってきた。
そんなこんなで参列者への顔見せが終わった。
「ラピュア頑張れよ」
次はラピュアがみんなに挨拶をする時だ。
「うん」
ちょっと緊張してるのか、普段よりも強張った笑顔だ。
ラピュアは一歩前に出た。
「今日は私達のために集まっていただき、ありがとうございます。私はラジアムさんと結婚します。」
会場は静まりかえった。
「私には家族がいません、ずっとひとりぼっちだった私の面倒を見てくれたのはおばば様でした、だから私にとっておばば様はただ一人の家族でした、でも今日新しい家族が増えました」
ラピュアに釣られて泣きそうだ……
おばばも我慢できずにボロボロ泣いてる、本当にラピュアのこと大切にしてたんだな……
「これまで沢山の人に優しくしてもらえて今までやってこれました、そのお礼をまずはラジアムさんとマオに返していきたいと思います。
おばば様、今まで育てて頂いてありがとうございました」
最後の言葉を終えてラピュアは笑ってた。
ラピュアらしい、いい挨拶だった。
次は俺の番だ……
一歩前に立つとみんな俺に注目した。
なんだか少し睨まれてるような……気のせいかな……
大きく息を吸って、そのまま吐いた……
「今日は俺達のためにありがとうございます。俺が、俺なんかが、街のアイドル、ラピュアと結婚することを認めていただきありがとうございます」
なんだか、ちょっと殺気めいたものを感じる……きっと認めてない奴がまだいるな……
「この街に来て半年くらい、それまで俺は魔獣のことを知りませんでした、人間はたぶんみんな俺と同じで魔獣を話ができて考えて、悩んで、笑って……人間と変わらないってことを知らないんです。だから狩をしたり、酷いことをしたりする。
俺はここにきて、ラピュアを好きになりました、マオまで、認めて貰って……
ラピュアだけじゃない、俺はこの街のみんなが大好きなんです、みんないい奴で、やさしくて、だから俺はみんなと仲良くしていきたい」
「いつか、人間と魔獣みんなが仲良く暮らせたらいいなって思うんです、俺はそれを目指していきたい、だから俺は人間と魔獣の架け橋になります!」
「ラピュアも俺の考えに納得してくれてます、いつか人間と魔獣の壁をなくせるように俺は頑張るつもりです。まずはラピュアと幸せになります、ラピュアをこの街で一番幸せな女性にしてみせます!それをみんなの前で宣言します!
今日は本当にありがとうありがとうございました!」
深く頭を下げた後、歓声が上がった。
みんなそれなりに賛同してくれたみたいだ。
やっとホッとできた。
その後はみんなに揉みくちゃにされて、盛り上がって式は終了になった。
長い1日が終わった。
やっと小屋でくつろげるころには深夜になっていた。
マオも今日は慣れないことばかりで疲れたろうな。
グズらずにおばばと一緒にずっといい子にしてて偉かったな。
「楽しかったね」
ラピュアは俺にもたれかかってきた。
「ほんと、疲れたけど、良い式だった」
思ってた以上に街の人達に歓迎してもらえた、宣言もしちゃったし、これからは今まで以上に頑張らなきゃな。
「あのね、ラジアムさん……」
「ん? どうした?」
「こんなこといきなり言っておどろかないでね……」
「なんだ? 怖いな……」
「できたみたいなの。赤ちゃん……」
人前で話することなんてほとんどないからなぁ……
「あー、あー」
気晴らしに声を出してみても、自分の上ずった声に余計に緊張してしまう……
誰かが、部屋のドアをノックした。
「ラジアム、準備できたってよ!」
さてと、行くか。
街の中にある、広場には椅子が並べられ装飾がされている。
マオと何度か散歩したことがある場所だけど、飾られてると、全然雰囲気が違うな。
「ラジアム、何をしとるんじゃ、こっちにこんか」
ムスッとした表情でおばばが近寄ってきた。
「あれ、公園に来ればいいんじゃ?」
「まずは私の家に集まると言ったろうが」
「あっ、そうだった……」
「こんなことで、大丈夫かのぉ」
「はは……面目無い……」
……
おばばの家からはバタバタと慌ただしい音が聞こえる、大勢人が集まってるみたいだ。
「ほれ、今日はここを待機室代わりに使って良いぞ」
無理やり押し込まれるようにおばばの家に入った。
なんだよもう、ちょっと場所を間違えたくらいで、何もそんなに怒らなくても……
あっラピュア……
白いドレスを纏って、立っていた。
街の人達に囲まれて、化粧をされたり、服を直されたりしてる。
なんだか、別人みたいだ……
「何をぼけっとしとる、声くらい掛けてやり!」
またおばばに押されて、無理やりラピュアの目の前に行かされた。
周りから歓声が上がった。
なんなんだよ……もう……
「ラピュア、今日は頑張ろうな!」
痛っ!
おばばにはたかれた。
「バカモン! こういう時は綺麗だよ、とか言うもんじゃ!」
周りからドッと笑い声が上がった……
まったく……なんだか今日は当たりが強いな……
「うん、一緒に頑張ろうね!」
ラピュアもみんなと一緒に笑ってる。
いつもより綺麗なラピュアに言われてなんだか照れてしまった。
頑張らなきゃな。
今日は俺とラピュアの結婚式だ!
……
準備が整って会場の公園前まで来た。
用意された椅子にみんな座ってる。
おばばも、あっララジアさんも来てくれてるのか。
「やっぱり緊張するね……」
「大勢の中で俺らだけ注目されるってそんなにないことだもんな」
ここの結婚式は、街の代表に向けて、結婚すると宣言して、それを参列した人達に認めてもらうもいう方式を採っている。
街の代表はタータムさんか……あの人、この街の代表だったのか……
「みんな待ってる、行こうか」
「うん」
「おっ来たぞ!」
公園の中に入って、並べられている席の後方から先頭にいるタータムさんの元へ歩いてく。
歓声が上がって公園内が一気に活気だった。
100人くらいはいそうだ、席だけじゃ実感沸かなかったけど、いざ人が集まるとすごい数で緊張する……
「おめでとぅ」
「ラピュア綺麗だよ!」
「ラジアム、ちゃんとやれよ!」
「ラピュアかわいい~」
「ラジアム、ピシッとしろ!」
なんか俺に対する歓声キツくないか……?
先頭の席でおばばが、マオを抱いて見てる。
普段と違う俺達にマオは不思議そうだ。
あっ、おばばちょっと泣いてる……
タータムさんの元までついた。
俺がいうのも何だけど、タータムさん、明らかに緊張してる……
「こ、こここ、こ、この度は!」
やばい……タータムさん、上がり倒してる……
「ラジアム、ラ、ラピュアの結婚を祝されて……えっと…式を挙げます!」
……セリフ、大幅に飛ばしたぞ……
参列者がクスクスと笑いだした……
緊張してるタータムさんを見て楽になってきた。
そんなこんなで参列者への顔見せが終わった。
「ラピュア頑張れよ」
次はラピュアがみんなに挨拶をする時だ。
「うん」
ちょっと緊張してるのか、普段よりも強張った笑顔だ。
ラピュアは一歩前に出た。
「今日は私達のために集まっていただき、ありがとうございます。私はラジアムさんと結婚します。」
会場は静まりかえった。
「私には家族がいません、ずっとひとりぼっちだった私の面倒を見てくれたのはおばば様でした、だから私にとっておばば様はただ一人の家族でした、でも今日新しい家族が増えました」
ラピュアに釣られて泣きそうだ……
おばばも我慢できずにボロボロ泣いてる、本当にラピュアのこと大切にしてたんだな……
「これまで沢山の人に優しくしてもらえて今までやってこれました、そのお礼をまずはラジアムさんとマオに返していきたいと思います。
おばば様、今まで育てて頂いてありがとうございました」
最後の言葉を終えてラピュアは笑ってた。
ラピュアらしい、いい挨拶だった。
次は俺の番だ……
一歩前に立つとみんな俺に注目した。
なんだか少し睨まれてるような……気のせいかな……
大きく息を吸って、そのまま吐いた……
「今日は俺達のためにありがとうございます。俺が、俺なんかが、街のアイドル、ラピュアと結婚することを認めていただきありがとうございます」
なんだか、ちょっと殺気めいたものを感じる……きっと認めてない奴がまだいるな……
「この街に来て半年くらい、それまで俺は魔獣のことを知りませんでした、人間はたぶんみんな俺と同じで魔獣を話ができて考えて、悩んで、笑って……人間と変わらないってことを知らないんです。だから狩をしたり、酷いことをしたりする。
俺はここにきて、ラピュアを好きになりました、マオまで、認めて貰って……
ラピュアだけじゃない、俺はこの街のみんなが大好きなんです、みんないい奴で、やさしくて、だから俺はみんなと仲良くしていきたい」
「いつか、人間と魔獣みんなが仲良く暮らせたらいいなって思うんです、俺はそれを目指していきたい、だから俺は人間と魔獣の架け橋になります!」
「ラピュアも俺の考えに納得してくれてます、いつか人間と魔獣の壁をなくせるように俺は頑張るつもりです。まずはラピュアと幸せになります、ラピュアをこの街で一番幸せな女性にしてみせます!それをみんなの前で宣言します!
今日は本当にありがとうありがとうございました!」
深く頭を下げた後、歓声が上がった。
みんなそれなりに賛同してくれたみたいだ。
やっとホッとできた。
その後はみんなに揉みくちゃにされて、盛り上がって式は終了になった。
長い1日が終わった。
やっと小屋でくつろげるころには深夜になっていた。
マオも今日は慣れないことばかりで疲れたろうな。
グズらずにおばばと一緒にずっといい子にしてて偉かったな。
「楽しかったね」
ラピュアは俺にもたれかかってきた。
「ほんと、疲れたけど、良い式だった」
思ってた以上に街の人達に歓迎してもらえた、宣言もしちゃったし、これからは今まで以上に頑張らなきゃな。
「あのね、ラジアムさん……」
「ん? どうした?」
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