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初めての
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しおりを挟む手巻き寿司パーティーは、あのあとすぐにお開きになった。
緋桜はちゃんと店長さんを家まで送って、ドクトルは締め出して。それで、俺はすぐにシオンを抱いた。
当然だろう?シオンにギャンギャン怒られたけど、ギャンギャンもニャアニャアに変わったし、最終的には超楽しんでいたし?
リビングで1回。風呂場で1回。ベッドで2回。寝ようとしたらシオンがじゃれついてきたので、あと1回。
やけにシオンが俺を求めてきて、積極的に動くから何かあったのかと聞いてみたら。どうやらネコ達はお互いのエッチについての話に花を咲かせていたらしい。
どんな話で盛り上がってんだよ。それで、向こうがどんな風にエッチするのかとか、香さんがどう抱かれるのかとかが気になったらしい。
正直、意味が分からん。あいつらのエッチに興味持ってどうするんだよ。エッチを見せてくださいとでも言うのか?言いそうで怖いな。
そんなことを言えばいくらシオンに甘い緋桜でも怒るぞ。海に沈められるぞ。前に、香さんに手を出しかけた奴が海の底で発見されたからな。
なんて呆れてはみても、こっちもこっちで似たような話をしていたわけで。今思えば緋桜はシオンを綺麗だと言っていた。美少年だと。
もしかして、どんな風に喘ぐのかとか気になっていた?あの緋桜が?あぁでも。性欲オバケの影響を強く受けている緋桜だし、無きにしも非ずか。
そんな話をしていたから何度も盛ってしまったってわけだな。翌日は大学だっていうのに。
朝起きて、2人ともが反省。俺は腰を押さえるシオンを労わってやりながら、シオンが作ってくれた朝食を食って大学に出勤した。
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