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あきづき
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しおりを挟む代々陰陽の力を受け継ぎ、俺が必要とした時にその力をもって手助けをすることが役目。それが初代、秋月朔が俺に約束したことだから。
朔は「お前は生涯の親友だ。お前から全てを奪った、罪滅ぼしにもならないかもしれないが。どんな時でも、困った時は力になろう」と、約束を重んじる鬼の俺と約束を交わした。それが子孫を苦しめることとなるとは思っていなかっただろうな。
「お前の目、秋月の視る力は健在か?少々厄介ごとに巻き込まれてな、早急に正体を突き止めねばならんものがあるんだ」
「あぁ、俺の力は歴代でもかなり強くて親父もジジイをも上回るんだぜ。まぁ、初代様には劣るだろうけどさ。で、どんな厄介ごとだよ?」
年長者を敬わぬ、なかなか生意気なクソガキだが、面倒くさいながらも小娘の話をしてやった。すぐに反応があったのは意外だな。
和比呂は小娘を知っていた。というか、同じクラスだと言う。悪い方で有名なので、彼女の周りの人が次々と亡くなっているのは知っていたと。
説明の手間が省け、俺が1週間お守りになっていることを話すと笑われた。もちろん、即引っ叩いてやったさ。
「で、長い長い時を生きたあんたにも原因がわからないから、俺に陰陽の力を使って探ってくれと?」
話が早くて助かるな。秋月家当主に代々受け継がれる陰陽の力、それはこの世の全てを見通す力。千里眼と未来予知が合わさりより強化された力、とでも例えようか。
和比呂は先週、近々自分の身によくないことが起こると予知していた。それが俺のことだと判明し「旅行にでも行けばよかった」と落ち込んだ。
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