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第三章(上)
パーティーに出席しよう!
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前回のあらすじ、プレゼント購入回。
あれからメイと町を散歩し、スズが管理しているという図書館に行ってみたり、城内を散歩したりした。
町を散歩してみて分かったのだが、俺に合う娯楽が無い。いや、カジノとかスポーツとか美術品とかは結構あるのだが... 前世をゲームやスマホで過ごしていた俺からすると、少し退屈に思える。
カジノに入る度胸は無いし、運動は出来ないし、絵を見てもすげえとしかならないし... ゲームしたい。
というわけで、王都に着いてからの二日間をだらだらと特に何もせずに過ごし、今に至る。
メイに手伝ってもらいながら着たスーツのまま、誰の目も無いからと、崩れないようにベッドに寝転がる。すると、自然とベッドサイドのテーブルに置いてある、洒落たラッピングへと目が映る。
「喜んでくれるかな... 」
夕暮れ時、そろそろスズの誕生日パーティーだということで、ビシッとスーツをきめたわけだが... 前世にてパーティー経験が無い上、プレゼントまで渡さないといけないわけだから、少し緊張する。
「問題無いと存じます」
「うわああああっっ!!!」
さっきまで俺一人だったのに、いつの間にか部屋にはメイが入っていた。
「い、いつからそこに?」
「まもなくパーティーが始まります。会場へどうぞ」
と、言いたい事だけ言い、部屋から出て行ってしまうメイ。
************
少し歩きづらい革靴でメイについていくと、両開きの白い大きな扉にたどり着く。そしてそばの使用人らしき人がお辞儀をして、扉を開ける。
おおお、めっちゃ豪華な所だ。体育館以上の広さで、たくさんのシャンデリアがあって、綺麗な模様があしらってある絨毯が敷き詰められている。
すでに結構な数の人が集まっていて、端っこの方のバイオリンだかチェロだかの音と同等の声量が、ごちゃまぜになって耳に届いてくる。
そんな中、カクテルパーティー効果といっただろうか、自分のことを呼ぶ声が聞こえてきたのでそちらの方を振り向くと... 普段の姿からは想像もつかない格好をした二人の姿が伺える。
「どうやらへっぽこが最後のようですね。そろそろあの馬鹿が話し始めると思いますよ」
リ、リリー...
前髪を両側にまとめ、耳とおでこを出し、いつもと全く違う上品な印象だ。肩は出し、足を隠している青いドレスを揺らしながら、こちらに歩いて来る。
そしてその少し後ろを歩いていたのは...
「サンキューなメイ!にしても似合わねえ格好だなへっぽこ、普段からそういう服を着てなかったんだろう!」
正解だタイラン。だがそれはタイランにも言え... いや、普段のタイランを知っているから少し違和感を覚えるが、普通に似合っているな...
いつものポニーテールは少し高い位置で結ばれていて、首が露出している。反対に、黄色いドレスの方は肌の露出が少なく、筋肉を隠している。
歩き方もいつものような大股ではなく、一歩一歩を大切にしているような、そんな印象を受ける。
「タイランお嬢様、少々心配しておりましたが、身のこなしがだいぶ安定なさいましたね」
「へへっ、二日もあれば充分よ」
「はい、二日もあれば充分ですね。今朝も付きっ切りで仕込みをした甲斐がございました」
メイはタイランの一歩後ろにつくと、言葉のジャブを食らわせる。
ああ、リリーやスズとは時々すれ違っていたけれど、タイランの姿が一切見えなかったのはそういう理由か。
「それで?へっぽこ。二人の見目麗しいレディを前に、何か言う事はありませんか?」
ん?
「... 勇者様、そこは気の利いたお言葉をおかけになられると良いかと存じます」
あ、ああ褒めればいいのか... て、なんか組んだ腕の間からナイフを覗かせてるし!やべえ、何か言わないと。
「え、ええと... 素直に可愛いと思うぞ。その、いつもと一風変わった新鮮な雰囲気だし、ドレスも似合ってると思う」
どうだ?とりあえず思いついた言葉を並べてみたが、それなりに褒められたんじゃないか?
するとリリーは... 目をまんまるに、口を半開きにしたかと思うと...
「りょ、料理を取ってきます!」
「がっはっは!へっぽこのくせに随分と口が上手いじゃねえか!」
や、やばい失敗したか?これからスズにも会うっていうのに、リリーの機嫌を損ねちゃまずい、追いかけなくては。
「ちょ、ちょっと待てよリリー!悪かったよ、謝るから!」
「ええいへっぽこ!脳筋と馬鹿話でもしていてください!」
腕を掴もうとしたが振り払われ... 距離を離されていく。
すると途端に周りの声がピタリと止んだのが気になり、見回してみると... 辺りの人達がとある一方向を見ているのに気が付く。壇上だ。
『ええ、本日は忙しい中、我が娘スズの誕生会に、大勢の人々が集まってくれたことを大変嬉しく思う。今日は取り分け特別に、喜ばしいニュースもある。それは、この国の敵である魔王の部下、四天王の二人目を、娘が組する勇者パーティーが倒したことだ』
やべえ、王様のスピーチ始まっちゃった...
横に立っているスズは、やはり今日の主役といった感じで、特別上品に装っている。少しウェーブのかかった髪を後ろでおかしな形に結び、小さなティアラを頭にかぶっている。白いドレスは片方の肩を露出させてはいるが、それでもとても落ち着いた印象を受ける。
『この国の平和を脅かす存在に立ち向かう、そんな娘と勇者パーティーはこの国の誇りだと、わしは思っている。そしてもう一つ、喜ばしいニュースがある』
あ、リリーが王様の話を聞かないで黙々と皿に料理を取り分けている... 王様には悪いけれど、追いかけて謝りに行くか。
『知っての通り今日で成人となった娘だが、そんな娘の... 』
「おいリリー悪かったって、今日はスズの誕生日なんだから、機嫌直してくれよ」
こちらをジッと睨むと、再び料理を取り分けるリリーだったが... 王様の声がワントーン上がったと同時に、素早く壇上を振り返る。
『婚約者を紹介したい』
こ、こここ、こここここ婚約者!?
俺もつられて壇上を見るが、スズはいつも通りの涼しい表情を浮かべている。まだ婚約者は壇上に上がっていないようだった。
そしてカランと、何か金属製の物が落ちた音のした方を見ると... 取り皿を持ったまま、トングを落とし、口を半開きにして立っているリリーの姿が映る。
************
婚約者というのは北の町を超えた先にある、一国の王子だそうで。栗色の髪を持つ、柔らかい雰囲気の青年だった。年齢は俺の一つか二つ上だっただろうか。壇上では透き通った声で喋り、とても爽やかで、優しい印象を受けた。
とかなんとか全て過去系で話しているが、俺たちはいまだパーティーの真っ最中。壇上でのあれやこれやが終わると、周りの人達が一斉にスズへと挨拶をしに向かっていった。対する俺はというと...
「リ、リリー?気を確かに持て?な?... なんでさっきから動かないんだ?」
壇上の一点を見つめたまま動かない、リリーの相手をしていた。
なんだろう、一人目の四天王の、自制心を奪う術にかけられた時の雰囲気に似ているような... でも、その時の雰囲気に負けそうなほどの険しそうな表情で、リリーは固まっているな。
「リリー、とりあえずタイラン達と合流して... 」
「スズの婚約者だと紹介された男... 名をなんと言いましたか?」
しゃ、喋った... ずっと誰もいない壇上を見つめていたのに、首を少し傾けてスズの方を向いたぞ。
「え、えっと確かクルミと言っていたような... 」
「... では、今まさに有象無象と会話をしているスズの横にいるあの男、名をなんと言いましたか?」
「は?いやだからあれがクルミさんだって... 」
ドンッ!
び、びっくりした... 急に皿を置くなよ...
「あんな男... ろくでもない男に決まっています。来なさいへっぽこっ!!」
ひっ... う、腕を引っ張らないでください...
ーーーーーーーーー
応援やフォローなどしていただけると、作者が着飾ります。
あれからメイと町を散歩し、スズが管理しているという図書館に行ってみたり、城内を散歩したりした。
町を散歩してみて分かったのだが、俺に合う娯楽が無い。いや、カジノとかスポーツとか美術品とかは結構あるのだが... 前世をゲームやスマホで過ごしていた俺からすると、少し退屈に思える。
カジノに入る度胸は無いし、運動は出来ないし、絵を見てもすげえとしかならないし... ゲームしたい。
というわけで、王都に着いてからの二日間をだらだらと特に何もせずに過ごし、今に至る。
メイに手伝ってもらいながら着たスーツのまま、誰の目も無いからと、崩れないようにベッドに寝転がる。すると、自然とベッドサイドのテーブルに置いてある、洒落たラッピングへと目が映る。
「喜んでくれるかな... 」
夕暮れ時、そろそろスズの誕生日パーティーだということで、ビシッとスーツをきめたわけだが... 前世にてパーティー経験が無い上、プレゼントまで渡さないといけないわけだから、少し緊張する。
「問題無いと存じます」
「うわああああっっ!!!」
さっきまで俺一人だったのに、いつの間にか部屋にはメイが入っていた。
「い、いつからそこに?」
「まもなくパーティーが始まります。会場へどうぞ」
と、言いたい事だけ言い、部屋から出て行ってしまうメイ。
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少し歩きづらい革靴でメイについていくと、両開きの白い大きな扉にたどり着く。そしてそばの使用人らしき人がお辞儀をして、扉を開ける。
おおお、めっちゃ豪華な所だ。体育館以上の広さで、たくさんのシャンデリアがあって、綺麗な模様があしらってある絨毯が敷き詰められている。
すでに結構な数の人が集まっていて、端っこの方のバイオリンだかチェロだかの音と同等の声量が、ごちゃまぜになって耳に届いてくる。
そんな中、カクテルパーティー効果といっただろうか、自分のことを呼ぶ声が聞こえてきたのでそちらの方を振り向くと... 普段の姿からは想像もつかない格好をした二人の姿が伺える。
「どうやらへっぽこが最後のようですね。そろそろあの馬鹿が話し始めると思いますよ」
リ、リリー...
前髪を両側にまとめ、耳とおでこを出し、いつもと全く違う上品な印象だ。肩は出し、足を隠している青いドレスを揺らしながら、こちらに歩いて来る。
そしてその少し後ろを歩いていたのは...
「サンキューなメイ!にしても似合わねえ格好だなへっぽこ、普段からそういう服を着てなかったんだろう!」
正解だタイラン。だがそれはタイランにも言え... いや、普段のタイランを知っているから少し違和感を覚えるが、普通に似合っているな...
いつものポニーテールは少し高い位置で結ばれていて、首が露出している。反対に、黄色いドレスの方は肌の露出が少なく、筋肉を隠している。
歩き方もいつものような大股ではなく、一歩一歩を大切にしているような、そんな印象を受ける。
「タイランお嬢様、少々心配しておりましたが、身のこなしがだいぶ安定なさいましたね」
「へへっ、二日もあれば充分よ」
「はい、二日もあれば充分ですね。今朝も付きっ切りで仕込みをした甲斐がございました」
メイはタイランの一歩後ろにつくと、言葉のジャブを食らわせる。
ああ、リリーやスズとは時々すれ違っていたけれど、タイランの姿が一切見えなかったのはそういう理由か。
「それで?へっぽこ。二人の見目麗しいレディを前に、何か言う事はありませんか?」
ん?
「... 勇者様、そこは気の利いたお言葉をおかけになられると良いかと存じます」
あ、ああ褒めればいいのか... て、なんか組んだ腕の間からナイフを覗かせてるし!やべえ、何か言わないと。
「え、ええと... 素直に可愛いと思うぞ。その、いつもと一風変わった新鮮な雰囲気だし、ドレスも似合ってると思う」
どうだ?とりあえず思いついた言葉を並べてみたが、それなりに褒められたんじゃないか?
するとリリーは... 目をまんまるに、口を半開きにしたかと思うと...
「りょ、料理を取ってきます!」
「がっはっは!へっぽこのくせに随分と口が上手いじゃねえか!」
や、やばい失敗したか?これからスズにも会うっていうのに、リリーの機嫌を損ねちゃまずい、追いかけなくては。
「ちょ、ちょっと待てよリリー!悪かったよ、謝るから!」
「ええいへっぽこ!脳筋と馬鹿話でもしていてください!」
腕を掴もうとしたが振り払われ... 距離を離されていく。
すると途端に周りの声がピタリと止んだのが気になり、見回してみると... 辺りの人達がとある一方向を見ているのに気が付く。壇上だ。
『ええ、本日は忙しい中、我が娘スズの誕生会に、大勢の人々が集まってくれたことを大変嬉しく思う。今日は取り分け特別に、喜ばしいニュースもある。それは、この国の敵である魔王の部下、四天王の二人目を、娘が組する勇者パーティーが倒したことだ』
やべえ、王様のスピーチ始まっちゃった...
横に立っているスズは、やはり今日の主役といった感じで、特別上品に装っている。少しウェーブのかかった髪を後ろでおかしな形に結び、小さなティアラを頭にかぶっている。白いドレスは片方の肩を露出させてはいるが、それでもとても落ち着いた印象を受ける。
『この国の平和を脅かす存在に立ち向かう、そんな娘と勇者パーティーはこの国の誇りだと、わしは思っている。そしてもう一つ、喜ばしいニュースがある』
あ、リリーが王様の話を聞かないで黙々と皿に料理を取り分けている... 王様には悪いけれど、追いかけて謝りに行くか。
『知っての通り今日で成人となった娘だが、そんな娘の... 』
「おいリリー悪かったって、今日はスズの誕生日なんだから、機嫌直してくれよ」
こちらをジッと睨むと、再び料理を取り分けるリリーだったが... 王様の声がワントーン上がったと同時に、素早く壇上を振り返る。
『婚約者を紹介したい』
こ、こここ、こここここ婚約者!?
俺もつられて壇上を見るが、スズはいつも通りの涼しい表情を浮かべている。まだ婚約者は壇上に上がっていないようだった。
そしてカランと、何か金属製の物が落ちた音のした方を見ると... 取り皿を持ったまま、トングを落とし、口を半開きにして立っているリリーの姿が映る。
************
婚約者というのは北の町を超えた先にある、一国の王子だそうで。栗色の髪を持つ、柔らかい雰囲気の青年だった。年齢は俺の一つか二つ上だっただろうか。壇上では透き通った声で喋り、とても爽やかで、優しい印象を受けた。
とかなんとか全て過去系で話しているが、俺たちはいまだパーティーの真っ最中。壇上でのあれやこれやが終わると、周りの人達が一斉にスズへと挨拶をしに向かっていった。対する俺はというと...
「リ、リリー?気を確かに持て?な?... なんでさっきから動かないんだ?」
壇上の一点を見つめたまま動かない、リリーの相手をしていた。
なんだろう、一人目の四天王の、自制心を奪う術にかけられた時の雰囲気に似ているような... でも、その時の雰囲気に負けそうなほどの険しそうな表情で、リリーは固まっているな。
「リリー、とりあえずタイラン達と合流して... 」
「スズの婚約者だと紹介された男... 名をなんと言いましたか?」
しゃ、喋った... ずっと誰もいない壇上を見つめていたのに、首を少し傾けてスズの方を向いたぞ。
「え、えっと確かクルミと言っていたような... 」
「... では、今まさに有象無象と会話をしているスズの横にいるあの男、名をなんと言いましたか?」
「は?いやだからあれがクルミさんだって... 」
ドンッ!
び、びっくりした... 急に皿を置くなよ...
「あんな男... ろくでもない男に決まっています。来なさいへっぽこっ!!」
ひっ... う、腕を引っ張らないでください...
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